期間限定カードがもらえる 海保、明治期灯台巡るカードラリー実施

2018年11月30日(金) 配信

灯台カードDigitalには、さまざまな灯台データが書かれている

海上保安庁は来年2月28日(木)まで、「灯台150周年記念明治期灯台巡り」キャンペーンを行っている。明治期灯台(明治時代に建設され今もなお現存する灯台)を3基巡り「灯台カードDigital」をダウンロードすると、期間限定灯台カードがもらえる。

 同キャンペーンは、「灯台カードDigital」の認知度を高めるために行われる。期間中、「犬吠埼灯台(千葉県銚子市)など31基の灯台のうち3基の明治期灯台を巡ると、期間限定灯台カード(初代・観音埼灯台版)がもらえる。カードは印刷済みで、灯台カードDigitalでは非公表。さらに10基の灯台を巡ると、お気に入りの灯台で撮影した写真で作成する「あなたの写真で作るオリジナルカード」ももらえる。同カードは、希望すれば1年間お気に入り灯台に掲示された二次元コードを通じ、公式カードと一緒に配布できるようになる。

明治期灯台リスト

「灯台カードDigital」とは

 「灯台カードDigital」は、日本初の洋式灯台「観音埼灯台」の起工から150年目の節目を迎えた今年から配布が始まった、歴史的に価値が高く安全に訪問できる全国150基の灯台をカード化。灯台に関する情報と画像が載っており、灯台の門扉などに掲示されている二次元コードを読み取り、データをダウンロードすることで入手できる。配布開始から1カ月で、約1万4千件のアクセスがある。

【特集No.510】対談 佐藤幸子氏×小田真弓氏 旅館女将が「現代の名工」に

2018年11月30日(金) 配信

 厚生労働省は11月12日、2018年度の卓越した技能者(現代の名工)150人を表彰した。今回は、日本の宿古窯(山形県・かみのやま温泉)の佐藤幸子氏と、加賀屋(石川県・和倉温泉)の小田真弓氏2人が旅館女将として初めて選出された。日本を代表する旅館の女将である両氏は、長年接客の現場に立ち続け、目に見えない“心のおもてなし”の技能を極めてきた。対談では、お客と同じように社員を大切に想う気持ちや、次世代の人材育成など、話題は多岐にわたった。

【増田 剛】

 佐藤 私自身、「旅館女将」と、「現代の名工」とはすぐにイメージが結びつかないのですが、「お客様に喜んでいただきたい」との一念で、「お客様の身になって」接してきました。この心のあり方は、各分野で卓越した技能の匠である「現代の名工」に共通する神髄ではないかと思います。

 旅館女将は一人ひとり異なるお客様に対応していかなければならず、接客にはマニュアルはありません。〝心のおもてなし〟という技能を言葉で表わすことは大変難しいですね。でも、目に見えない道を極めることで、旅館の女将が認められたことは、これからの若い世代にも道を開くことができ、大変良かったと感じております。

 小田    私も最初はとても驚きましたが、旅館の女将が「現代の名工」に選ばれたということは、とても名誉なことだと受け止めています。

 佐藤    情緒や地元を大切にする旅館の女将は、ホテルの支配人とも違いますし、コンシェルジュでもありません。世界のどこにもない、日本独特の文化だと思います。

 今回表彰されたのも、「日本の独特の旅館文化を担っている」という意味も含まれているのかなとも考えています。

 小田    私は東京で生まれ育ち、旅館業はまったくの素人でしたが、先代(小田孝女将)に多くのことを教えられました。

 嫁いで初めて里帰りした1963(昭和38)年のことを鮮明に覚えています。能登半島は「三八豪雪」と呼ばれる大雪のなか、東京の上野駅から能登半島の和倉の地に戻りました。トラックにも長時間揺られ、ようやく辿り着いたときに、真っ白な大雪の中で毛布を被ってずっと待っていてくれていたのが、先代の女将でした。嫁と姑の関係ですが、義母の姿を見て「ここで旅館業のイロハから教わろう」と心に固く決めた瞬間でした。

 「一生懸命におもてなしをする心」や、「働いてくれている社員を大切にする姿勢」も、すべて義母から教わりました。私は旅館女将として55年になりますが、義母から教わったお客様への心や姿勢は、時代が変わっても守っていきたいと思っています。……

【全文は、本紙1736号または12月6日以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

昭和世代と平成世代 それぞれの20代の旅行実態を調査 違いが顕著に

2018年11月30日(金) 配信 

20代の頃の「友達との旅行先」といえば?

エクスペディア・ジャパンはこのほど、平成最後の師走を前に「昭和対平成の海外旅行調査」を行った。20代を昭和で過ごした「昭和世代」 の50代と、平成に生まれ育った「平成世代」の20代を対象にした。それぞれ20代のころの旅行を比べることで世代別の違いも明らかになった。

 「20代の時の友達との旅行先」について聞いたところ、平成世代の44%が「台湾やソウルなどのアジア」と答えたが、昭和世代は2割を切った。今では日本の人気海外旅行先ランキングの常連となった台湾や韓国だが、平成になって躍進した旅行先だったことが分かった。

 若者の旅行離れが指摘されていたが、初の海外旅行時の年齢をみると、平成世代は10代が半数以上となった。昭和世代は20代が約5割。さらに「初めて自ら企画して海外旅行をした年齢」では、平成世代は20代前半までが8割を占めるなど、積極的に海外に目を向けていることが分かった。

はじめての海外旅行は何歳でしたか?
はじめて自ら企画して海外旅行をした年齢は?

 旅行形態の変化も顕著となった。「20代のときに海外旅行に求めていたものは?」との問いに、昭和世代は「グループ旅」が82%で、平成世代は「1人旅」が35%と答えた。団体旅行の波から個人旅行へ、若者の趣向は移り変わっているようだ。

海外旅行の必需品といえば?
海外旅行に行く際の「予約方法」はどの方法が定番でしたか?

 一方で、「海外旅行の必需品」や「海外旅行をする際の予約方法」についても大きな差が出た。旅行するときに手にするものは、ガイドブックからスマートフォンに、予約は店頭からオンラインにとなった。アナログからデジタルという昭和から平成への時代の変化を如実に表している結果となった。

アンケート概要

サンプル数:計400人

調査対象:20代~50代の海外旅行に行ったことのある男女

調査期間:2018年10月26~29日

調査方法:インターネットリサーチ

※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がある

沖縄美ら海水族館 世界最大エイ「ジャイアントマンタ」公開

2018年11月30日(金) 配信 

ジャイアントマンタ

沖縄美ら海水族館(沖縄県・本部町)はこのほど、世界で初めて「ジャイアントマンタ(和名:オニイトマキエイ)」の飼育と展示に成功したと発表した。

 通称“マンタ”はエイの一種で、「ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)」と「ナンヨウマンタ」の2種が存在し、同館は開館以来、「ナンヨウマンタ」の飼育展示を行ってきた。「ジャイアントマンタ」は水族館での飼育事例が無く、飼育が困難なエイだが、同館の調査研究や飼育実績を基に飼育方法を検討し、今回初めて飼育に成功した。

 同個体は、展示中の「ナンヨウマンタ」よりおよそ1㍍も大きな個体。今後の長期飼育により、成長や繁殖生態、行動学的解析など、幅広い分野での研究を行っていく予定だ。

 今回の公開にあわせて、水族館内ショップ「ブルーマンタ」で水族館オリジナル・ジャイアントマンタのグッズ販売を開始している。

≪オニイトマキエイ≫(ジャイアントマンタ)

学名:Mobula birostris

英名:Giant manta

 成長すると体の幅が約6㍍以上になる世界最大のエイ。ナンヨウマンタ(最大4㍍)と非常に似ているが、2009年に別種と確認された。口周辺の色、背の模様、鱗や歯の並び方などに違いが見られる。外洋性で、沖縄沿岸で発見された例も少なく、生態や繁殖に関する知見もほとんどない。

展示場所:沖縄美ら海水族館「黒潮の海」大水槽

展示開始日:2018年11月15日(木)

展示個体:オス1尾、体盤幅(体の幅)460㌢㍍、体重約700㌔㌘

※生物の状況により展示を終了することがある。

沖縄美ら海水族館

所在地:〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町字石川424番地

営業時間:

 10月~2月 午前8:30~午後6:30(入館締切 午後5:30)

 3月~9月 午前8:30~午後8:00(入館締切 午後7:00)

休館日:12月の第1水曜日とその翌日

入館料:大人1,850円、高校生1,230円、小・中学生610円、6歳未満は無料

URL以下のページリンクから

KNT-CTウエブトラベル、「2018年歳末大感謝祭」を実施

2018年11月30日(金) 配信

サイトイメージ

KNT―CTホールディングスグループのKNT-CTウエブトラベルは11月30日(金)から、「2018年歳末大感謝祭」セールをスタートした。同グループが年末にセールを行うのは初めて。来年1月4日からは、「2019年新春初売り」セールも行う。

 11月30日から始まる「歳末大感謝祭」では、今からでも申込みが可能な冬休みの旅行や、来年の春からゴールデンウイークの予定も立てられるプランなどを取りそろえた。また、「2019年新春初売り」では、「近ツーお年玉プレゼントキャンペーン」も同時開催する。「KNTメンバーズクラブ」入会とメルマガ購読登録の2つの条件を満たすと抽選で、30万円分のオンライン旅行券などが当たる。

近ツーお年玉プレゼントキャンペーン 概要

プレゼント内容:

1・オンライン旅行券(30万円×3人)

※近畿日本ツーリストホームページ上での申込み時に限り利用できる旅行券

2・全国各地のホテル、旅館のペア宿泊券(15施設×各1ペア)

※ヒルトン東京ベイ(千葉・舞浜)、奈良屋(群馬 草津温泉)、日本の宿 古窯(山形 上山温泉)、ホテル日航アリビラ(沖縄) など

3・スーツケースの伝道師・佐藤さん(東急ハンズ)おすすめのスーツケース (2人)

応募期間:2019年1月4日(金)午前10:00~1月21日(月)午前10:00まで

応募条件:当社会員制度「KNTメンバーズクラブ」入会とメルマガ購読登録

※KNTメンバーズクラブの入会とメルマガのご購読は無料。すでに会員の人も対象。

 応募方法:キャンペーンページの応募フォームから応募

※応募に際して、旅行購買の有無は問わない

当選発表:商品の発送をもってかえる

西日本豪雨からの復興PR 「顔出しんさい!広島県」パネル設置

2018年11月30日(金) 配信

西日本豪雨からの復興PRに力を入れている広島県は11月30日(金)から、県内の観光スポットなどに、思わず記念写真を撮ってしまいたくなるようなオリジナル顔出しパネルを設置する「顔出しんさい!広島県 – あなたが顔を出すと、広島が元気になる -」を開始した。

 今年7月の西日本豪雨で、直接的な被害のなかった観光地も含め、風評被害により観光客が大きく減少。その後も観光需要が回復していないことから、取り組みを企画した。広島県だけのオリジナル顔出しパネルを設置して、元気な広島の「今」を写真におさめ、共有してもらうプロジェクトで、「訪問する」という意味での「顔出し」と、旅先でついつい写真を撮ってしまう「顔出しパネル」の「顔出し」をかけたネーミングだ。「#顔出しんさい広島」をキーワードにSNSを通じた拡散も行う。

 制作が完了した作品を11月30日(金)から随時設置。作品は、市町の特産品などをモチーフにしたものや地元の方と連携して制作するもの、広島ゆかりの漫画家などに協力をしてもらった作品など、計20点以上を設置する。

設置作品(平成30年11月30日(金)設置分)

「ハツカイチのばら」

 県内有数の切りバラの生産量を誇る廿日市市の作品として、漫画「ベルサイユのばら」とコラボ(漫画作者の池田理代子氏の協力により実施)
 ※パネルサイズ:縦約190cm×横約110cm

設置場所:道の駅 スパ羅漢(廿日市市飯山21-5)
 ※2018年11月30日(金)午後3時頃 設置作業を開始(予定)

今後の設置予定(12月上旬から)

【三次市】
妖怪をモチーフにした作品。(2019年春には,湯本豪一記念 日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)が開館予定)

【広島市佐伯区湯来町】
「かかしの里山」として有名な湯来町の方と連携した「かかし」を活用した作品

【漫画家コラボ作品】
漫画家・田中宏(たなか ひろし)氏と連携した作品
プロフィール:
 広島県安芸郡府中町出身の漫画家。1987(昭和62)年、高校在学中に「FOOL」でヤングキングにてデビュー。1988(昭和63)年-1996(平成8)年に連載した、代表作「BAD BOYS」は、累計発行部数5500万部の大ヒットに。(アニメ化・実写映画化)その他にも、「BAD BOYS グレアー」「莫逆家族 バクギャクファミーリア」「女神の鬼」と著作多数。

設置状況は下の特設Webサイトで確認できる。

ツインリンクもてぎ 12月22日~1月6日に星空ナイトツアー

2018年11月29日(木) 配信 

天体望遠鏡を使った星空観測

ツインリンクもてぎ(山下晋社長、栃木県茂木町)は2018年12月22日(土)~2019年1月6日(日)、冬の森ならではの体験を家族で楽しめるイベント「森と星空のドキドキウインター」を開く。

 森に囲まれたサーキットのロケーションを活かした星空ナイトツアーで、普段は入れない夜の国際レーシングコースや、ツインリンクもてぎの星空観測スポットを案内。“星のソムリエ(R)”と一緒に天体望遠鏡を使い、肉眼では見えにくいスバルや冬を代表する星座を見られる。日中では冬の森ならではの落ち葉を使った森遊びなど、都会では味わえない非日常体験を家族みんなで楽しめる。

夜のサーキットで星空観測を体験「星空ナイトツアー」

夜のサーキットを走行するバスツアー

ホテルディナー・のぞみの湯入浴・サーキットバスツアー付きの星空観測

 星空ナイトツアーは、星のソムリエ(R)が案内する星空観測だけでなく、森のレストランMARCHERANTのディナーと、のぞみの湯入浴がセットになったナイトツアー。森に囲まれたサーキットならではの冬の絶景を楽しめる。

開催日:

 2018年12月22日(土)~24日(月・振休)、27日(木)~31日(月)、

 2019年1月3日(木)~5日(土)

※12月31日(月)は宿泊者のみ利用できる。

※天候不良の場合は中止となるため、あらかじめご了承ください。

予約:予約センター 0285-64-0489(午前10:00~午後5:30)

料金:

宿泊されない方向けディナープラン:

 大人(中学生以上)4,400円/子供(小学生)3,100円/幼児(3歳~未就学児)1,550円

宿泊者向け星空ナイトツアーオプション料金:

 大人(中学生以上)500円/子供(小学生)300円/幼児(3歳~未就学児)無料

※ディナープランには、バスツアー代・夕食代・入浴料を含む。

※宿泊料金は、森と星空のキャンプヴィレッジとホテルツインリンクの宿泊者対象。

星空ナイトツアースケジュール:

午後5:30 ホテルで受付後、森のレストランMARCHERANTでディナー

午後7:30 ホテルツインリンク出発

 →バスで国際レーシングコースを走行

 →サーキットの撮影スポットで記念撮影

 →場内の星空絶景スポットにて星のソムリエ(R)と一緒に星空観測

 (※星座早見表をプレゼント)

午後9:00 ホテルツインリンク到着(※のぞみの湯が利用できる)

「星のソムリエ(R)とは」

 星座探しや望遠鏡を使った星や天体の観察など、幅広い知識で星空の楽しみ方を教えてくれる有資格の案内人

URL:以下のページリンクから

豊かな自然の中で身体を使った冬の森あそび

完全制覇にチャレンジ!場内を巡る「どんぐりスタンプラリー」

 「どんぐり」をキーワードに広大なツインリンクもてぎの7カ所のスポットをめぐりながら、家族で協力し完全制覇に挑戦。スタンプ5個以上でどんぐりステッカーをプレゼント。さらに、クイズに答えて完全制覇すると景品が当たる抽選に参加できる。

開催日:期間中毎日

場所:ツインリンクもてぎ場内

料金:300円(※モビパークパスポート購入者は無料)

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都会では体験できない「ぽかぽか落ち葉遊び」

 落ち葉そりや落ち葉プールなど、冬の森だからこそ体験できる身体をつかった森遊びが思いっきり楽しめる。

開催日:期間中毎日

場所:ハローウッズ

料金:100円(※パスポート利用可)

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「森と星空のドキドキウインター」料金のご案内

当日入場料金:

 大人(高校生以上)1千円/子供(小中学生)500円/幼児(3歳~未就学児)300円

当日駐車料金:4輪1千円/2輪500円

モビパークパスポート:

 小学生以上3,300円/幼児(3歳~未就学児)1,700円

URL:以下のページリンクから

「森と星空のドキドキウインター」期間のイベント情報

国際レーシングコースを舞台にした劇場型花火

家族で楽しむ正月の新定番「花火と音の祭典~音とキレイがいっぱい~」

 国際レーシングコースを舞台に、花火と音楽でストーリーを構成する、世界に一つだけの壮大なショーをお正月に家族で楽しめる。

開催日:2019年1月2日(水) 午後5:00開演

場所:国際レーシングコース

チケット:前売りチケット販売中

打上数:約4千発

花火師:菊屋小幡花火店

URL:以下のページリンクから

ヨーロッパの“悪魔“パレード!同時にオーストリア物産展も開催

2018年11月29日(木) 配信

クランプス

ヨーロッパの伝統的な悪魔“クランプス”のイベント「第4回クランプスパレード」が12月2日(日)、志村銀座商店街(しむらん通り、東京都板橋区・志村坂上駅)で開かれる。主催はクランプスジャパンプロジェクト事務局(有限会社宏友舎)。オーストリア大使館も後援するイベントで、当日はオーストリア小物販売やクランプスジャパンオフィシャルグッズ、オーストリア・ドイツビール、グリューワイン、フランクフルト、レバーケーゼ・ゼンメルを数量限定で販売する予定。

 クランプスとは中央ヨーロッパの伝説の生物。不気味で見るからに恐ろしい風格だが、実は心優しい聖ニコラウスの付添人で、悪い子を正す役割を担っている。異教の悪魔を信じていたヨーロッパの人々は、冬になると自ら悪魔の姿となり鈴や鐘を鳴らしながら悪魔を追い払おうとしたことから、亡霊の群れを表すクランプスの伝統が生まれたという。

 オーストリア・ドイツ・スイス・ハンガリーなどの中欧で1600年前から伝わるクリスマス仮面芸能で人々が1年間に犯した罪を改め、純粋な心を取り戻しそして新年の豊かな実りや幸を前もってお祝いする。近年ではアメリカにも伝わり映画化もされた。今秋は携帯アプリで全米に「Krampus Calling」日本では「クランプスから電話」が配信され話題になっている。

 日本初のイベントは4年前から始まり、来場者も年々増え、2017年は約3500人が訪れた。きっかけは「日本を元気にしたい!」と強く願う板橋区の中小企業社長が、あるテレビ番組でクランプスを観た瞬間に「これだ!」と閃いたこと。単身オーストリアに渡り、現地の民族学者からクランプスの歴史やクランプス団体から直接レクチャーを受け、日本に持ち帰った。その社長の想いに賛同する人たちが集まり、商店街でイベントを開催することになったという。

 今回は約40人のボランティアがイベントを盛り上げる。オーストリア物産展も同時開催する予定。パレードではクランプスが来場者にお仕置きをしながら練り歩き、聖ニコラウスとエンジェルはお菓子を配りながらパレードする。

第4回クランプスパレード概要

名称    :第4回クランプスパレード&オーストリア物産展2018

日時    :2018年12月2日(日)午後0:30~5:00

会場    :志村銀座商店街(通称:しむらん通り)

アクセス  :都営三田線「志村坂上」駅A4出口

イベント内容:クランプスパレード、小物販売、オーストリア・ドイツビール、

       グリューワイン販売

主催    :クランプスジャパンプロジェクト事務局(有限会社宏友舎)

協賛    :有限会社大栄製版、志村銀座商店街

協力    :志村銀座商店街、ジャパン・チロル・コーディネーション、

       オーストリアのクランプス団体、オーストリア通商、

       メディアアクティブ株式会社、有限会社イエナ(jena)、

       湯ーとぴあ くま乃ゆ、株式会社ミューフォネット、

       「世界のメルヘン」タケヤマ・ノリヤ

後援    :オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム、

       オーストリア大使館商務部

入場料   :無料

エクスペディアG、沖縄県と観光協定を結ぶ ロングホール市場の旅行者増へ 

2018年11月29日(木) 配信 

(左から)エクスペディアホールディングスのマイケル・ダイクス代表ロッジング パートナー サービス日本・ミクロネシア地区シニア ディレクター、玉城デニー沖縄県知事

旅行プラットフォームを展開するエクスペディアグループは11月29日(木)、沖縄県と観光客誘致を目的に「沖縄県の観光振興に関する連携協定」を結んだ。エクスペディアグループが都道府県レベルで協力体制を構築するのは、今年4月の兵庫県に続き2度目となる。

 今回の協定により、県はロングホール(長距離圏)市場である米国・欧州からの旅行者増加を目指す。一方のエクスペディアグループは、これまでの世界市場での経験やビッグデータに基づく知見を提供する。

 玉城デニー沖縄県知事は「今回の連携協定は、県内の観光業の発展に大きく貢献してもらえると考えている。海外からの旅行者へ沖縄県の魅力をアピールし、地元社会を活気づけるための我われの取り組みの一助となるものと期待している」とコメントした。

 今後は協定により、エクスペディアグループ傘下の旅行サイトで、県に特化したマーケティングを進めていく。さらに県内宿泊施設の経営者を対象に同社のインバウンド需要動向に関するセミナーを開くほか、人材育成や自然災害時の情報共有、復興プロモーションなども支援していく。

 沖縄県は長年、ビーチリゾートとして、国内とアジアからの旅行者が集まるビーチリゾートとして人気を集めてきた。一方、近年はハワイやグアムに加え、ダナン(ベトナム)、バリ(インドネシア)、プーケット(タイ)といったビーチリゾートの台頭してきた。

 沖縄県の旅行人気を保つためには、年々厳しい競争にさらされている。とくにアジアからの旅行者に依存している現状がある。この依存体質による潜在的なリスクを緩和するため、今回協定を結び、ロングホール市場を開拓したい考えだ。

東商、創立140周年を記念しフリーペーパー「るるぶ特別編集TOKYO23」発行

2018年11月29日(木) 配信

日本語版 表紙

東京商工会議所とJTBパブリッシングは12月3日(月)、東京23区の多彩な魅力、楽しみ方を紹介したフリーペーパー「るるぶ特別編集TOKYO23」を発行する。冊子は、日本語版、英語版の2種類を用意し、東京を訪れる国内外の観光客に東京23区の魅力・文化・歴史を発信する。

 東京商工会議所は、各支部が地域の魅力を発掘し、「東京の日常」に根ざした人・モノ・コト・街の魅力を「地域の宝」として紹介するWebサイト「東商 地域の宝ネット」を運営している。創立140周年を記念して発行される紙面では、同サイトの掲載情報や、区をまたぐ「まち歩き」のモデルコースを5地域10ルートなどを掲載し、東京に住む人にも、新鮮な東京23区の魅力・文化・歴史を紹介する。紙面の製作は、旅行情報誌「るるぶ」を発行するJTBパブリッシングが行った。

るるぶ特別編集TOKYO23 概要

価格:無料 

発行部数:日本語版、3万部。英語版、1万部

配布箇所:
東京観光情報センター5カ所(東京都庁・バスタ新宿・羽田空港・京成上野・多摩)、東京シティアイ観光案内所、東京商工会議所(本部と23支部)

主なコンテンツ:
1・テーマで楽しむ!まち歩きモデルコース
2・東京商工会議所初代会頭 渋沢栄一ゆかりの地を訪ねる
3・東京の経済人・著名人が選ぶ「東京のここが好き!」
4・東京23区の産業集積