双子のレッサーパンダ一般公開 名前の募集も 日本平動物園

2018年10月22日(月) 配信 

双子のレッサーパンダ

静岡市立日本平動物園で、今年7月に産まれたレッサーパンダの双子の赤ちゃんの一般公開が始まった。赤ちゃんはオスとメスの1頭ずつ。約3カ月の飼育期間を経て、オスが38・5㌢、メスは45㌢にまで成長している。約18カ月で成獣になるため、愛らしい姿をみることができるのは今だけ。一方、11月4日まで、双子の名前を募集中だ。

 名前の募集については、レッサーパンダ飼育棟前に応募用紙と応募箱を設置している。「響き」「静岡らしさ」「双子のレッサーパンダのイメージにあっているか」といったポイントで協議して決定する。12月ごろに命名者を招待して命名式を行い、名前を公表する見通し。このほか、一般公開にともなって、新たなオリジナルグッズも販売している。売り上げの一部は、レッサーパンダの保全活動を行う団体に寄付する。

 日本平動物園では6年連続でレッサーパンダの繁殖に成功。繁殖管理のために世界的にも重要な役割を果たしている。

「北海道ふっこう割」補助金活用した旅行商品 受け付けスタート(JTB)

2018年10月22日(月) 配信

JTBは10月22日(月)から、平成30年北海道胆振東部地震の影響による旅行需要の回復を目的に、宿泊料金などを割引した旅行商品の申し込み受け付けを始めた。

 国内だけでなく、国外からの旅行者も対象となる。国が交付する「平成30年北海道胆振東部地震観光支援事業費補助金」の、北海道への旅行がお得になる観光支援事業「北海道ふっこう割」を活用する。

 受け付けは全国のJTBグループ各店舗とコールセンターで行う。10月22日(月)から2019年2月27日(水)までの宿泊を伴う、エースJTB・ダイナミックJTBなど募集型企画旅行、手配旅行が対象商品。助成金額は下記参照。

【JTB北海道ふっこう割ホームページ】

光で包まれる「第15回草津街あかり」 11月2・3日開催

2018年10月22日(月) 配信 

あかり銀河

草津街あかり華あかり夢あかり実行委員会事務局(滋賀県・草津商工会議所内)は11月2・3日に、光のイベント「第15回草津街あかり~草津街あかり華あかり夢あかり~」を開く。光のイベント「みんなdeつなご 第5回草津まちイルミ」も同時開催。イベント初日の11月2日(金)は、合同で点灯式も実施する。点灯式には草津市公認マスコットキャラクター「たび丸」も登場し、華を添える。

「第15回草津街あかり~草津街あかり華あかり夢あかり~」URL:

「みんなdeつなご 第5回草津まちイルミ」URL:

「第15回草津街あかり~草津街あかり華あかり夢あかり~」開催概要

日程:2018年11月2日(金)、3日(土・祝) 雨天中止

会場:JR草津駅東側商店街通り一帯、立木神社~伊砂砂神社、

 草津川跡地公園de愛ひろば

時間:午後6:00~9:00

問い合わせ先:

 草津街あかり華あかり夢あかり実行委員会事務局(草津商工会議所内)

  TEL:077-564-5201

 草津市商工観光労政課

  TEL:077-561-2351(平日午前8:30~午後17:15)

「草津街あかり」「草津まちイルミ」合同点灯式 開催概要

みんなのカウントダウンで一斉にイルミネーションが灯る。雨天中止

日程:2018年11月2日(金)

時間:午後5:45~

場所:草津駅東口デッキ

「第15回草津街あかり~草津街あかり華あかり夢あかり~」イベント内容

 彩り豊かなオリジナルあかりが草津駅周辺の旧街道や寺社、公園などを美しく照らす。「草津川跡地公園de愛ひろば」では、2017年から復活した「あかり銀河」も登場。4千灯のキャンドルの炎がきらめく。幻想的な世界をバックにコンサートやワークショップ、食事と五感で楽しめるイベントだ。

<トワイライトコンサート>

あかりで彩られた会場(8カ所)で、2日間だけの特別なコンサートを開催する。

花谷商店

2日…午後6:00~随時 杵屋勝興乃社中(長唄、三味線)

3日…午後6:00~随時 和楽+(筝、尺八)

太田道灌蔵

2日…午後6:00~8:30 哲泉流 草津支部(詩吟、詩舞)

3日…午後6:30~8:30 蓄音機コンサート(昭和30年代の流行歌、軽音楽)

浄教寺

2、3日…午後7:00~7:30 チーム浄教寺ーズ(大正琴)

小汐井神社

3日…午後7:00~ 乙女文楽(お題は当日のお楽しみ)

草津駅東口デッキ

2日…午後6:00~7:00 GINLALA(シンガー)

 午後7:15~7:45 石崎旭(シンガー)

 午後8:00~8:45 立命館大学ΣSpirits Jazz Society 2018(ジャズ)

3日…午後6:00~6:45 シカノダンス+ナオミ+フレンズ(ポップス)

 午後7:00~7:30 アンティーズ(ゴスペル)

 午後8:00~午後8:30 アンティーズ(ゴスペル)

ザ・草津タワー

2、3日…午後7:00~午後7:30 琴城流大正琴アンサンブルユニット琴楽里(大正琴)

佛乗寺

2日…午後7:00~ 

 琴:株本勝恵、田村恵美、加納佳津子

 尺八:小寺正宣、三上幸男、喜多喜久雄

3日…午後7:00~7:30 松田信子(声楽)、中西ひとみ(伴奏)

伊砂砂寺神社

2日…午後6:00~6:30 じゅまみん(ボーカル、ピアノ、クロマチックハーモニカ)

 午後7:15~8:15 今井祐岐(ピアノ&ヴォーカル)、田井泰弘(ギター)

3日…午後6:00~7:00 GINLALA(シンガー)

 午後7:15~8:15 今井祐岐(ピアノ&ヴォーカル)、田井泰弘(ギター)

<街道あかり・市民作品展示>

 竹竿提灯や竹灯り、木製行灯、花踊り提灯などさまざまなデザインの灯りを散策しながら楽しめる。さらに市内の幼稚園・保育所・小学校・地域の活動団体が製灯した作品が、会場中に愛らしく並ぶ。

<あかり銀河>

 2017年にオープンした「草津川跡地公園de愛ひろば」であかり銀河が灯される。この2日間だけ出現する約4千灯の光の川は圧巻。

会場:草津川跡地公園de愛ひろば

<あかりART展>

 各出展者が街の魅力と灯りのコラボレーションアートを展開。会場には出展者も控えているので、アート巡りをしながら「灯りのトーク」も楽しめる。(出展者詳細はHPを参照)

会場:立木神社、小汐井神社、光明寺

<陰影礼賛(史跡「草津宿本陣」のライトアップ)>

 江戸時代には篤姫や和宮、新撰組、大名などが宿泊・休憩された「草津宿本陣」。この夜だけ幻想的にライトアップされる。現存する中で最大級の規模を誇り、江戸時代の原型を留めているといわれるその空間が光と影で魅力的に演出される。

会場:史跡草津宿本陣

開催時間:午後6:00~8:30(午後9時閉館)

入館料:無料(2日間限定)

所在地:草津市草津1-2-8

<「常善寺」特別拝観>

 草津の宿場で最も古い歴史をもつお寺といわれる「常善寺」。一般公開の機会は年に2回だけ。しかも夜の拝観は「街あかり」でしか行われない。本堂までの参道はもちろん灯りで彩られ、幻想的な雰囲気に包まれる。また「常善寺」の歴史について、ガイドが丁寧に説明する。

会場:常善寺

開催時間:午後6:00~8:30(午後9時閉館)

拝観料:無料(2日間限定)

所在地:草津市草津3-9-7

<まちあかりっつ企画>

 まちあかりっつによる体験型イベント。LEDで灯されたランタンを製作してもらい、参加者に打ち上げていただく。ランタンには商店街についての感じたことなどの気持ちを書いてもらい、草津川跡地公園de愛ひろばの大空を彩る。またクイズラリーも開催。会場内の4つのチェックポイントでクイズに正解するとキャンドルをプレゼントする。

※まちあかりっつ=立命館大学のシチズンシップ・スタディーズ受講生

会場:草津川跡地公園de愛ひろば

<草津ものづくり横丁>

 ものづくり工房によるアートワークショップ。夢本陣イベント広場でアート作品の実演や展示もある。

会場:草津市まちなか交流施設 くさつ夢本陣 イベント広場

●万華鏡づくり体験(吹きガラス工房わかくさ)

●銀細工ストラップ製作体験(銀峰工房)

●和紙のクリスマスツリー製作体験(和紙工房わかたけ)

●木工体験(風樹工舎)

●鍛造(たんぞう)実演(ナルディック鉄工房)

●陶芸体験(淡海陶芸研究所)

同時開催!「みんなdeつなご 第5回草津まちイルミ」開催概要

日程:2018年11月2日(金)~12月25日(火)

会場:JR草津駅周辺

問い合わせ先:

 草津市中心市街地活性化協議会事務局(草津まちづくり株式会社内)

  TEL:077-564-5888(平日午前8:30~午後5:00)

 草津市都市再生課

  TEL:077-561-2399(平日午前8:30~午後5:15)

「みんなdeつなご 第5回草津まちイルミ」イベント内容

 「つながり」をテーマに、草津駅周辺をイルミネーションで彩るこのイベント。草津街あかりと同時にスタートし、クリスマスまで実施される。

 毎年好評の豪華景品が当たるスタンプラリーの開催と合わせ、今年初の取り組みとして、フォトスポットが登場。6カ所のスタンプ&応募箱の設置場所にフォトパネルを設置する。また大迫力の巨大クリスマスブーツの前にはフォトステージを用意し、SNSにアップしたくなるようなスポットを作った。計7カ所のフォトスポットで、インスタ映えする写真を撮ることができる。

<「草津まちイルミ」イルミネーション開催場所>

●草津駅東口デッキ …光の門、ペットボトルツリー

●草津川跡地公園de愛ひろば大階段 …光の階段

●草津駅西口ロータリー …光の庭園

●クサツエストピアホテル前広場 …大迫力のクリスマスブーツ(フォトステージもあり)

<「草津まちイルミ」スタンプラリー&フォトパネル設置場所>

実施期間:2018年11月2日(金)~12月24日(月・祝)

設置場所・時間:

●エイスクエア(午後5:00~9:00)

●クサツエストピアホテル(午後5:00~9:00)

●ホテルボストンプラザ草津(午後5:00~10:00)

●近鉄百貨店草津店(午後5:00~7:30)

●エルティ932(午後5:00~8:00)

●くさつ平和堂(午後5:00~9:00)

ウィラー、東京とナガシマリゾートを結ぶ初の直行便開始へ

2018年10月22日(月) 配信 

首都圏から安価で便利なアクセスを

高速バス「WILLER EXPRESS」を運行するWILLER EXPRESSは12月1日(土)から、東京とナガシマリゾートを結ぶ初めての直通バスの運行を始める。

 三重県にあるナガシマリゾートは、日本最大級の遊園地や天然温泉露天風呂、店舗数300を超えるアウトレットなどがある。子供から大人まで楽しめる総合レジャー施設で、年間1530万人が訪れている。首都圏からは初めてとなる直通運行を始めることで、これまで目を向けてこなかった顧客層の取り込みをはかる。運賃は片道4500円から。

 一方、10月20日からはナガシマリゾート内「なばなの里」でイルミネーションが開かれており、来年5月6日までの期間中、「なばなの里」からも乗車できるようにした。

<運行ダイヤ>

 ・[東京・横浜発(L952便)]…横浜スカイビル(YCAT)前(23:10発)→池袋サンシャインバスターミナル(24:40発)→→→東岡崎駅(5:55着)→名古屋駅(則武一丁目)(7:35着)→ナガシマリゾート(凱旋門前)(8:30着)→近鉄四日市駅(9:10着)

 ・[三重・名古屋発(L1051便)]…近鉄四日市駅(20:20発)→ナガシマリゾート(凱旋門前)(21:00発)→なばなの里(21:20発)→名古屋駅(ビックカメラ前)(22:00発)→東岡崎駅(23:30発)→→→池袋サンシャインバスターミナル(5:00着)→YCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)(6:10着)

 ※なばなの里には、イルミネーション実施期間中(2018年10月20日~ 2019年5月6日)のみの停車

ピーチ、国内全路線対象に「平日割」を実施

2018年10月22日(月) 配信

北海道から沖縄まで、ピーチ全路線が対象(写真はイメージ)

ピーチ・アビエーションは12月13日(木)まで、国内線全路線の運賃が最大20%割り引かれる「平日割キャンペーン」を行っている。

 キャンペーンは、旅行がしやすくなるこれからの季節に1人旅や、家族、友人と気軽に電車感覚で国内旅行を楽しんでもらうことを目的に実施。大阪(関西)-釧路線を2人で利用した場合、1人当たりの運賃が片道4230円になる。「ぜひこのお得な機会を活用し、紅葉狩り、さらにはウインタースポーツまで、日本ならではの四季の移り変わりを、気軽にお楽しみください」と同社はPRした。

平日割キャンペーン 概要

対象路線:国内線全16 路線

販売期間:12 月13 日(木)午後11:59 まで

搭乗期間:2018 年10 月30 日(火)~2019 年1 月31 日(木)までの平日

※搭乗期間は路線によって異なる。キャンペーン運賃の適用には諸条件がある。

対象国内路線一覧:

10月から日本人観光客ビザ免除 JTB、ミャンマー商品を拡充し売り出す

2018年10月22日(月) 配信

JTBはこのほど、10月1日(月)から日本人観光客に対するミャンマー観光ビザの取得免除が開始されたことを受け、ミャンマー旅行の商品を拡充した。

 日本からミャンマーの大都市ヤンゴンへは全日本空輸(ANA)の成田発着直行便が毎日運航しており、アクセスが良い。また、10月下旬~2月ごろまでは乾季に入るため、旅行に適した時期となっている。

 世界三大仏教遺跡の1つといわれるバガンや、黄金のパゴダ(仏塔)が町の中心にそびえるヤンゴン、ゴールデンロック、ミャンマー王朝最後の都が置かれた古都マンダレーなど、仏教寺院や美しい景観、穏やかで優しい国民性などが旅先に人気のミャンマー。同社は今回のビザ免除で、旅行者の増加を見込み、商品ラインナップを拡充した。なお、商品は10月19日(金)からすでに販売を開始している。

ゴールデンロック

 コースのデジタルパンフレットは、下記URLから。

2018_asi_8496315
https://dp.jtb.co.jp/lookjtb/dp/pamphlet/2018_asi_8496315/
「2018_asi_8496315」

JALで北海道へ行こう!北海道ふっこう割商品と義援金ツアー企画

2018年10月22日(月) 配信

日本航空(JAL)は10月22日(月)から、復興に向けた「北海道支援パッケージ」の第2弾として、国が交付する補助金と北海道が交付する負担金を活用して実施される「北海道ふっこう割事業」を利用した旅行商品を売り出す。被災地の復興支援のため、収益の一部を義援金とする「北海道義援金ツアー」は11月9日(金)から販売する。

 また、“北海道の観光需要の活性化につながり、1日も早い北海道の復興に貢献できるように”との想いを込め、「さあ、でかけよう!北海道」特別塗装機をJAL国内線に就航する。

 さらに、9月28日開設の「さあ、でかけよう!北海道」特設ホームページでは、北海道の復興を応援するコンテンツを発信し、観光活性化の一助を担っている。

旅行商品の概要

◆JALダイナミックパッケージ「JALで行こう 北海道ふっこう割」
「北海道ふっこう割」の割引クーポン(電子)を利用して、航空券と宿泊を自由に組み合わせることができる旅行商品のJALダイナミックパッケージを割引価格で提供。
内容 : 専用ページからの申込みで、1人5千円~2万円の旅行代金割引を実施。
販売期間 : 2018年10月22日(月)午後2時 ~2019年2月26日(火) ※予定数量に達し次第、販売終了。
宿泊期間 : 2018年10月23日(火) ~2019年 2月27日(水)宿泊
出発地 : 全国
条件 :  道内7空港(札幌(新千歳・丘珠)・女満別・旭川・釧路・とかち帯広・函館)利用で、道内に1泊以上宿泊の人。
詳細は以下ホームページ参照 URL:

◆パンフレット商品「北海道ふっこう割 JALで行こう!北海道応援スペシャル」
内容 :  好みに合わせて利用便・ホテルが選べる、JALで行くお得な北海道商品。
販売期間 : 2018年10月29日(月)~2019年2月19日(火)※予定人数に達し次第、販売終了。
出発期間 : 2018年11月5日(月)~2019年2月26日(火)
出発地 :  東京・大阪・名古屋・福岡 他 全国 25空港

◆パンフレット商品「北海道ふっこう割 JALで行く たびたび北海道」
内容 :  流氷やしかりべつ湖コタンなど、冬の北海道の絶景を巡る周遊商品。
販売期間 : 2018年10月29日(月)~2019年2月19日(火)※予定人数に達し次第、販売終了。
出発期間 : 2018年11月10日(土)~2019年2月26日(火)※コースにより異なる。
出発地 : 東京・大阪・福岡

◆WEB限定商品「北海道ふっこう割 スキー」
内容 :  往復航空券・ホテル・スキーバス(またはJR)が付いた、お得な北海道スキー商品。
販売期間 : 2018年10月29日(月)~2019年2月17日(日)※予定人数に達し次第、販売終了。
出発期間 : 2018年12月1日(土)~2019年2月24日(日)
出発地 : 東京・大阪・名古屋・福岡
詳細については以下ホームページ参照。※発売日から公開予定
URL:http://www.jal.co.jp/domtour/hok/hokkaido_fukkou/

◆JALダイナミックパッケージ商品「北海道義援金ツアー」
義援金の寄付を通じて、旅で北海道の復興を応援する。
内容 :  専用ページから対象プランを購入すると、収益の一部から1人につき500円を、社会福祉法人中央共同募金会を通じて被災者へお見舞金として寄付する。
販売期間 : 2018年11月9日(金)~2019年3月30日(土)
対象期間 : 2018年11月10日(土)~2019年3月31日(日)出発
ウェブサイトURL: http://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/hok_ouen/  ※11月9日(金)より公開予定

「さあ、でかけよう!北海道」特別塗装機

ボーイング767-300型機

対象機材:ボーイング767-300型機  1機 (機番:JA657J、座席数:261席)
エンブラエル170型機 1機 (機番:JA228J、座席数:76席)
サーブ340B型機   1機 (機番:JA03HC、座席数:36席)

就航期間:ボーイング767-300型機: 2018年10月18日(木)~2019年3月末(予定)エンブラエル170型機: 2018年10月23日(火)~2019年3月末(予定)
サーブ340B型機:  2018年10月19日(金)~2019年3月末(予定) 

 

観光遺産ファンド設立へ、訪日客の消費促進を REVIC

2018年10月22日(月) 配信

渡邊准専務

地域経済活性化支援機構(REVIC)はこのほど、「観光遺産産業化ファンド(仮称)」の設立に向け、検討を始めた。文化遺産や自然遺産を活用し、とくに訪日外国人旅行者の消費を促す環境を整備。観光による地域経済活性化のモデル創出を目指す。今年度内にはファンドの大枠を固めたい考え。

 重要文化財の古民家など文化遺産や国立公園などの自然遺産は、訪日外国人旅行者にとって「日本ならでは」の魅力があり、多方面から活用の重要性が求められている。観光消費額の目標を達成するためにも、遺産を活用した単価の高い良質な体験アクティビティーの充実が有効だ。しかし、資産の管轄省庁はそれぞれ異なるほか、地域の慣習、過去の経緯などさまざまなルールが立ちはだかっており、活用への難易度は高いのが現状。

 こうした背景から、REVICは2015年5月28日に観光庁、17年2月14日に環境省、18年10月10日には文化庁と連携協定を締結。体制を整えたうえで、具体的な設立に向け動き出した。

 10月11日に東京都内で開いた会見で、渡邊准専務は「我われの目的はモデルを作り、民業の参入を促すこと。文化遺産や自然遺産は保護との兼ね合いが難しいが、活用の1つの判断基準ができることで、民間がスムーズに官庁と話すことができる。“風穴を開ける”というのが重要な役割だ」と話した。

 現在のスキームではファンドの規模は30億~50億円。地銀などの地域金融機関や大手観光企業、異業種などから出資を募る。ファンドを運営する会社をREVICからの人材20~30人で新設し、各省庁が連携して支援する。また、REVICは26年3月までと期限付きの組織のため、ファンドのノウハウの移転を地域金融機関などへ強力に進めていく。

大阪でタクシー配車サービス SBと中国配車大手が合弁会社

2018年10月22日(月) 配信

(右から)宮内謙社長、田中亮一郎社長、菅野圭吾常務

 ソフトバンクは中国でライドシェア事業を手掛ける「滴滴出行(ディディチューシン)」と合弁会社「DiDiモビリティジャパン」を設立し、9月27日から大阪エリアでスマートフォンアプリ「DiDi」を使ったタクシー配車サービスを開始した。

 「DiDi」は、中国を中心に全世界で5・5億人が利用する世界最大の交通プラットフォーム。北京など世界400都市以上で提供されており、国内では大阪が初導入となる。開始時には、第一交通産業など12社のタクシー事業者(延べ1千台以上)と提携し、関西国際空港のある泉州エリアや大阪市域内でサービスを提供する。

 同日、大阪市内のホテルで開かれた説明会で、ソフトバンクの宮内謙社長は「最先端のAI(人工知能)技術を活用した配車サービスとなる。交通をデジタル化することで、あらゆるムダが省け、配車の最適化を実現できる。結果としてタクシー業界の利益増にも貢献できる。今後、全国に広げていきたい」と意気込みを述べた。

 DiDiモビリティジャパン社の取締役を務めるソフトバンクの菅野圭吾常務は、今回の配車サービスについて「オープンプラットフォームが基本方針であり、さまざまなタクシー会社に利用してもらいたい」と呼び掛けた。

 第一交通産業の田中亮一郎社長は「このシステムを使ってタクシーの実車率を上げていきたい。まずは大阪からはじめ、サービスレベルを上げ、いずれは全国展開できれば」と期待を寄せた。

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(10月号)」

2018年10月21日(日) 配信

http://zoomjapon.info
クロード編集長

〈巻頭言〉

 10月といえば、やはり芸術が主役。各地で美術展や舞台が目白押しです。今年は「ジャポニスム 2018」の関連イベントも連日華やかにパリを彩っています。そんな「芸術の秋」に並んで、数年前からこの時期は「日本酒の季節」として定着してきました。パリで毎年10月に開催される日本酒イベント「サロン・デュ・サケ」は、日本の生産者たちの参加も増え続け、今年は500種類以上の銘柄が会場に並びます。日本で若者の日本酒離れが進むなか、政府も推進する海外への輸出は業界の追い風となるのでしょうか。弊誌10月号では、伝統に培われてきた日本酒造りと、日本酒が迎えた新しい局面に焦点をおき、1冊全体を通して日本酒特集を組みました。そのほか、マンガにみる日本酒や、酒粕のさまざまな食し方、そして「酒の国」新潟県なども紹介しています。

(編集長 クロード・ルブラン)

特集 日本酒特集

剣菱では伝統的な手法を大切にしているという

 日本酒の伝統と革新を主題に、その前者を象徴する蔵、1505年創業の「剣菱」を取材した。柿渋の匂いが漂う蔵で、剣菱の社長白樫政孝氏に話を聞いた。海外や若者を意識した新しいタイプの酒が流行るなかで、剣菱はずっと同じ味を守り続けるという。流行は必ず一巡して戻ってくるからだ。そのために技術の継承、道具を作る職人の育成、そして原料米の保存にも力を注ぐ。それは酒造りの未来を見据えた最先端の取り組みでもある。■現在、国内では数十人の女性が杜氏として活躍している。広島県で酒造を営む今田美穂さんを訪ねた。1990年代半ばに家業を継いだ際、周囲に女性ながらに杜氏として受け入れられたのは、酒造りに適さない広島の土地から「吟醸」を生み出した「広島杜氏」たちの新しさを受け入れる気質のおかげだという。彼女は伝説の米の復活や新技術の開発に挑み、彼女にしかできないその土地らしい日本酒作りに取り組んでいる。■酒の味は器で変わる。酒と料理の組み合わせのほかに、酒器選びを大切にする東京神楽坂「ふしきの」に、そのこだわりを聞いた。■温故知新。酒を極める人々が模索する未来への鍵は、いつも自らが紡いできた歴史の中に隠れているようだ。

〈ZOOM・JAPON 編集部発 最新レポート〉日本酒の季節

山形県の月山酒造とペアを組んだMEDIACAFEの創作料理

 10月6日から8日に開催の「サロン・ドュ・サケ」に先立ち、今年は「ジャポニスム2018」を運営する国際交流基金が中心となり、「酒巡り in パリ」というイベントが行われました。これまでパリでも多く見受けられた日本酒の無料試飲会とは一線を画し、参加酒蔵が期間限定でパリ市内のレストランとペアを組み、シェフが酒に合う料理を創作したうえで、実際にお店のメニューに載せ、お客さんがお金を払って日本酒を飲むという、お酒の輸出後のシミュレーションのような事業です。このイベントの企画者・関口涼子さんは、多国籍で庶民的なレストランの参加を見込んでいたものの、今年春に参加レストランを募ったところ、蓋を開けてみれば星付きフレンチ「ルドワイヤン」や「ルカ・カルトン」も参加。まさに、関口さんはもちろん、これまでフランスで日本酒の普及に尽力してきた方々の努力の結果です。とはいえ、日本酒の値段はまだ高く、同じお金を出すなら高級ワインを買いたいというフランス人が大半を占めるのも事実。今後のさらなる日本酒の普及には、低コスト化も焦点に入れながらの5年後、10年後を見据えた輸出推進事業が求められます。

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉