佐賀県「嬉野茶」とフィンランド「サウナ」のコラボイベント「サガサウナ」開催

2020年2月7日(金) 配信

「サガサウナ」イメージ

 佐賀県は3月6日(金)~8日(日)の3日間、よみうりランド(東京都稲城市)で佐賀県が誇る「嬉野茶」とフィンランド発祥の「サウナ」をかけ合わせたイベント「サガサウナ」(通称「茶(チャ)ウナ」)を開く。

 同県は、2020年東京オリンピック・パラリンピックでフィンランドのホストタウンとなっている。情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、全国6,800件以上の施設情報を掲載している日本初&最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」とコラボレーションし同イベントの開催が実現した。

五感で「嬉野茶」を味わえる「サガサウナ」

「サガサウナ」ロゴ

 サウナイベント「サガサウナ」は、日本におけるお茶栽培の発祥地とも言われる佐賀県名産「嬉野茶」を五感で味わえる。まず嬉野茶そのものの魅力である鮮やかな「色合い」と「味」、「香り」をテイスティングできる。その後、テントサウナで熱した有田焼サウナストーンにお茶を掛けて蒸気を起こす「茶ロウリュ」で、嬉野茶の「香り」や「蒸気の音」、「肌触り」を楽しめる。

 また、各回若干名限定のスペシャルコンテンツとして「茶葉ヴィヒタによるウィスキング」を用意する。当選者は、茶葉が風に揺られるように奏でる「音」と体に触れる「感覚」を体験できる。

 このほか、茶熱波師がタオルで扇いで熱波を送るアウフグースやプールを活用した巨大水風呂など、サウナ初心者からサウナーまで満足できるコンテンツを用意する。

イベント概要

名称:サガサウナ(通称「茶(チャ)ウナ」)

期間:2020年3月6日(金)~3月8日(日)

営業時間:

2020年3月6日(金)午前10:00~午後5:00
2020年3月7日(土)午前10:00~午後7:00
2020年3月8日(日)午前9:00~午後7:00

※各回2時間の入れ替え制

※各回入場時間内であれば途中参加できる

会場:よみうりランド プールWAI(東京都稲城市矢野口4015-1 よみうりランド内)

※入場は臨時入場口「オーロラゲート」からとなる

料金:前売りチケット2,500円(税込)、当日チケット3千円(税込)

※チケットには嬉野茶試飲を含むサウナ体験、よみうりランド入園料、オリジナル手ぬぐいが含まれる

※2020年2月下旬にフードメニューを公開し、お得なフードチケットを販売予定

※ウィスキング、アウフグース体験は各回抽選制となる

トリップアドバイザー 口コミを管理する新サービスをレストランに導入

2020年2月7日(金)配信

イメージ

 トリップアドバイザーはこのほど、レストランの業務やオンライン上での評価の管理を、より簡単にできる新サービス「口コミセンター(英:Review Hub)」を発表した。レストランのオーナーがトリップアドバイザーやGoogle、Facebook、Yelpなど主要な口コミサイトで表示されている口コミを一元管理し、1つの便利なダッシュボードから、全てにじん速に応答できるようにするもの。

口コミセンターについて

 複数のプラットフォームからの評価と口コミのスナップショットを表示する。レストランオーナーは集まった口コミを確認しながら、自施設の口コミトレンドをより深く調べることができ、何が喜ばれているか、どこでカスタマーエクスペリエンスをさらに改善できるかを確認することができる。

 さらにフィードバックをくれた利用者の口コミに対しじん速に応答できる。 オーナーからの返信は、レストラン利用者が口コミを投稿したサイトまたはアプリに自動的に投稿されるため、オンライン上の口コミ管理が簡単になり、時間もかからない。

 口コミセンターは、すべてのレストランオーナー、オペレーター、デジタルマーケティングチームが利用できる定額制のサービスで、月単位または年単位で購入し、利用できる。申し込み、詳細は下のリンクから。

トリップアドバイザーについて

 世界最大の旅行プラットフォーム・トリップアドバイザーは、毎月4億 6千万人に利用され、最高の旅の実現をサポートしている。国内外の旅行者はトリップアドバイザーのサイトやアプリにアクセスすることで、860万件の宿泊施設、レストラン、ツアーやチケット、航空会社、クルーズについて投稿された8億3千万件を超える口コミ情報や評価を参照できる。旅マエでも旅ナカでも、宿泊プランや航空券のお得な料金を比較したり、人気のツアーやチケット、そしてレストランの予約をしたりできる。世界49の国と地域、28言語でサービスを展開している。

宝川温泉汪泉閣 客室をリニューアル 東館も改装中、全館禁煙へ

2020年2月7日(金) 配信

宝川温泉汪泉閣の外観

 群馬県・みなかみ町の「宝川温泉汪泉閣」は、利根川の最上流に位置し、宝川の渓流沿いの大自然の中に立つ一軒宿。

 “天下一の大露天風呂”とうたっている同館は、群馬県の秘湯としてテレビや新聞・雑誌などで紹介され、近年はSNS(交流サイト)などを通して世界中から集まる外国人訪日客に絶大な人気を誇っている。

 客室の全面リニューアルを進めてきた同館では、昨年秋に本館・第一別館のリニューアルが完成。館内の清掃を徹底して、どこか懐かしい雰囲気の漂う趣のある客室のイメージを保ちつつ、客室の畳や備品を新しくすることで快適に過ごせる空間へとリフレッシュした。

リニューアル後の本館客室

 東館についても現在リニューアル中で、一部の客室を除いて館内は全室禁煙となる。喫煙スペースは館内に2カ所、館外に1カ所設置した。

 また、昨年4月1日から混浴露天風呂の入浴方法が変更となり、男性・女性とも湯浴み着を着用しての入浴が義務付けられた。この変更は日帰り施設「宝川山荘」にも適用され、宝川温泉専用湯浴み着付きで、入浴料は新料金の大人2千円、子供1500円(※宿泊者は無料、持参した湯浴み着は利用不可)となった。

 このほか、4つの大露天風呂へとつながるスロープも改良し、新年度には東屋の休憩処も新設する予定だという。

 問い合わせ=☎0278(75)2611。

石井知事自ら「うまさの一番富山のさかなフェア」(2月29日まで)をアピール 東京都内で

2020年2月6日(木) 配信

富山県の魚などをアピールした

 富山県は2月5日(水)、東京都内で旅行会社やメディアなどを対象に、「富山のさかな おもてなしフェア」を開いた。石井隆一知事も出席し、2月29日(土)まで展開している「うまさの一番富山のさかなフェア」をアピールした。

 同フェアは「高志の紅ガニ」を新幹線で東京まで輸送し、JR東京駅構内にある27のレストランで提供している。石井知事は 「日本海では約800種類の魚が獲れるが、富山県では500種類が獲れる」と紹介。ブリやゲンゲ、ホタルイカなど富山の食の豊かさを強調し、観光魅力についてもPRした。

石井隆一知事

 農林水産部水産漁港課の長田知課長は「春はホタルイカ、夏は白エビ、冬のウニに加えて、秋は高志の紅ガニがおいしい。四季を通じて楽しめる富山県のブランド力を向上させていく」と意気込んだ。

長田知課長

 富山県内の観光地としては、立山黒部アルペンルートを挙げた。とくに黒部ダムと室堂、称名滝を勧めた。

 さらに、宇奈月温泉から黒部ダムをつなぐルートの一般開放についても紹介した。同ルート内の見どころは、トロッコ列車が走る「上部専用軌道」や「高熱隧道」、「黒部川第4発電所」だと話した。

実食を通じたPRも行う

 実食懇談会では、高志の紅ガニをはじめ、魚料理や日本酒など提供した。日本酒のブースでは、宇奈月温泉にある旅館・ホテルの女将らが23種類の地酒をPRした。

タレントのアンジェラ芽衣さんが富山を宣伝

アンジェラ芽衣さん(右)。富山の魅力を語った

 同フェアではスペシャルトークも実施。タレントのアンジェラ芽衣さんが駆け付け、富山県の魅力を語った。アンジェラ芽衣さんは「19年はのべ14日、富山県を訪れた」とし、「行ったときは必ず寿司を食べる。刺身は弾力があり甘みもあっておいしい」とアピールした。

鉄旅オブザイヤー2019 グランプリは深夜のトンネル探検ツアーが受賞 準グランプリに鮮魚列車ツアーも

2020年2月6日(木) 配信

喜びの表情で撮影に応じる受賞者ら

 国内の優れた鉄道旅行を表彰する「鉄旅オブザイヤー2019」の授賞式が2月5日(水)、鉄道博物館(埼玉県さいたま市)で行われた。グランプリには、第三セクター鉄道の北越急行(小池裕明社長、新潟県南魚沼市)が企画した、深夜の鉄道トンネルを特製ヘルメットを着用して歩くツアー「超低速スノータートル 『ナイトタートル ~夜のトンネル探検~」が選ばれた。

 授賞式で営業企画部の大島一晃営業主任は、深夜の時間帯に行われるツアーについて「営業運転が終了した夜間なら列車ダイヤの制約がなく、行程が自由に組めるのでは」という発想から生まれたと明かした。

 ツアーは、最終電車の運行が終了した午後11時40分に出発。帰着は始発電車が動き出す前の午前4時40分と夜通しの行程。午前0時ごろから赤倉トンネル内約2.2㌔を約70分かけて徒歩で移動する。鉄道乗車区間は、車窓から暗闇だけが望める真夜中の「ほくほく線」を5~20㌔の超低速で走行する。

 料金は1人9000円で、トンネル探検時に使用する特製ヘルメットのほか、夜食として地元魚沼産コシヒカリの新米を使用したおにぎりとお茶が付く。

 募集人員40人に対し約5倍以上の申し込みがあり、抽選での催行となるほど反響が大きかった。県外からの参加者が8割で、遠くは九州や大阪からの参加者も含まれていたという。

グランプリを受賞した北越急行の大島一晃さん(左)と桑原信之さん。特製ヘルメットを着用。

 桑原信之営業企画課長兼監査室長は、「当社は旅行業を始めて、まだ4年足らず。沿線に観光地が少なくアイデアが限られる。赤字経営で、宣伝費などのお金もかけられない」と苦しい現状を語った。

 そのうえで、「今回のツアーに参加することで沿線地域を知ってもらい、次回は新潟の温泉に宿泊するなどのきっかけになれば」と地域活性化に期待を寄せた。

 北越急行は、六日町(新潟県南魚沼市)と犀潟駅(新潟県上越市)間の59.5㌔を結ぶ「ほくほく線」を運営している。日本一表定速度が速い(時速88㌔)とされる「超快速スノーラビット」を運行しているほか、19年には台風被災による北陸新幹線の一部不通に伴い、う回ルートとして臨時延長運転を実施した。

準グランプリを受賞したクラブツーリズムの田中研吾さん(左)と大塚雅士さん

 準グランプリは、クラブツーリズムの「日本で唯一の行商専用列車 近鉄「鮮魚列車」が受賞。普段、三重県の漁港で水揚げされた鮮魚を大阪に運ぶ行商のための列車を、ツアーで貸切運行した。

 企画した第3国内旅行センターの大塚雅士氏は、自身の幼少期に関東でも走っていた行商列車に乗れなかった経験を基に造成したという。

 大塚氏は17年度の「鉄旅オブザイヤー」でグランプリを、18年度は審査員特別賞を受賞。ヒット企画を多数生み出している。「今回、どのツアーを応募作品にするかが一番悩んだ」と大塚氏ならではの悩みを明かした。

 鉄旅オブザイヤーは、旅のプロが企画する鉄道旅行の素晴らしさと、鉄道の旅を楽しんでもらいたいという願いを込め、2011年度に始まった。9回目を迎えた今年、旅行会社部門の応募総数は85作品、応募社数は16社にのぼった。

 受賞作品は次の通り。

「鉄旅オブザイヤー2019」受賞作品

旅行会社部門

 
【グランプリ】
 
超低速スノータートル 「ナイトタートル ~夜のトンネル探検~」
 
北越急行:営業企画課長 桑原信之さん、営業主任 大島一晃さん
 
【準グランプリ】
 
日本で唯一の行商専用列車 近鉄「鮮魚列車」
 
クラブツーリズム:第3国内旅行センター 大塚雅士さん、JR販売センター 田中研吾さん 
 
【審査員特別賞】
 
願いが叶う福袋列車!? 只見線&陸羽西線 東北2大ローカル線「災害復旧祈念応援福袋列車」
 
読売旅行:山形営業所次長 小田竜太さん、日本観光鉄道:代表 野村浩志さん
 
【ルーキー賞】
 
№8265 貸切車両で行く「三陸鉄道全線乗車」と貨物専用鉄道「岩手開発鉄道」に迫る旅
 
朝日旅行:営業部営業担当部長国内商品担当 高坂健彦さん
 
【DC賞】
 
「サロンカーなにわ」で復活 「サロンカー明星」で行く熊本
 
日本旅行:おとなび・ジパング商品部 金船裕さん
 

一般部門

【ベストアマチュア賞】
 
《群馬県》上毛かるたから学ぶ「まだ知らない群馬の歴史」と鉄分満喫ツアー
 
前芝雄太さん

旅行アプリ「atta」のWeb版公開 比較検索がWeb上でも

2020年2月6日(木)配信

Web版イメージ(デスクトップ表示)

 atta (春山佳久社長、東京都荒川区)は2月6日(木)、ビッグデータとAI(人工知能)を使った旅行アプリ「atta(あった)」のWeb版をリリースした。これにより、Web上でも複数の旅行サイトを、横断的に一括で比較検索できるようになった。なお、アプリ版で利用できる「航空券の検索機能」のWeb版公開は、3月上旬を予定する。

 現在では、世界218カ国・地域の230万軒を超えるホテルや旅館、民泊や別荘などの宿泊施設を検索できる。

アプリ版「atta」には、スマートフォン対応の機能搭載

 旅行アプリ「atta」は、AIを駆使した宿泊施設検索サービスとして、2019年7月にiOSアプリでリリース。アプリ版の機能として、宿泊施設の価格が下がった際にスマートフォンにお知らせメッセージを送付する「プライスアラート機能」、「航空券検索」、渡航可能の旅先を予算で選べる「航空券どこでも検索機能」を次々と公開してきた。

 この結果、19年7月から2020年2月までの約7カ月の期間で、「atta」アプリを介してプライスアラート機能を使ったユーザーに対して、合計2.1億円分の予約費用削減に成功している。

「atta」に関する各種URL

Web版:

iOSアプリ:https://itunes.apple.com/jp/app/atta/id1406244428

Androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=app.atta

※各アプリストアで「atta」と検索

ヒルトンの「LXRホテルズ&リゾーツ」、アジア初進出 京都に来年秋開業

2020年2月6日(木) 配信

完成予想イメージ

 東急不動産(大隈郁仁社長、東京都渋谷区)とヒルトン(クリストファ J. ナセッタ社長兼CEO、アメリカ・バージニア州)は2021年秋、「(仮称)京都鏡石ホテルプロジェクト」において、ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXR(エルエックスアール)ホテルズ&リゾーツ」を開業する。

 同ホテルは、同ブランドにおいてはアジア太平洋地域初、ヒルトンにとっては京都初進出となる。東急不動産とヒルトンがホテル事業で協業するのは、18年4月に開業した「KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton(旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン)」以来2度目となる。

ホテル計画地

 同ホテルを建設中の「しょうざんリゾート京都」(京都府京都市)は、鷹峯(たかがみね)の麓に位置し、紙屋川(天神川)や御土居(おどい)に囲まれた自然環境豊かな立地だ。約3万5000坪の広大な敷地には結婚式場や庭園のほか、料亭・レストラン、東急不動産が開発した会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」を擁している。

 近隣には金閣寺や光悦寺・源光庵といった寺社仏閣が徒歩圏にあり、ミシュラン星付レストランやラグジュアリーホテルが昨年開業するなど、京都を代表する高級リゾートエリアとして注目を集めている。

ホテル概要

所在地:京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1外

構造規模:鉄筋コンクリート造・鉄骨造・一部木造 地下1階地上4階

延床面積:12,327平方㍍

客室数:114室

着工:2019年12月

開業:2021年秋

建築設計:東急設計コンサルタント

施工:竹中工務店

群馬県富岡市、都内で情報交換会 富岡製糸場やDC企画をPR

2020年2月6日(木)配信

観光情報交換会のようす
榎本義法市長

 群馬県富岡市(榎本義法市長)は2月6日(水)、東京・銀座で旅行会社やメディアを集めた観光情報交換会を開いた。冒頭、榎本市長をはじめ、ぐんま総合情報センターの町田裕之所長があいさつに立ち、富岡市の観光の魅力を力強く語った。

 市のプレゼンでは、10月にグランドオープンを控えた国宝・富岡製糸場西置繭所や、4月からの群馬デスティネーションキャンペーン(DC)の特別企画をPRした。

新ガイドツアー、「富岡日記」を通して見る富岡製糸場

 富岡製糸場では4月1日から、新たなテーマガイドツアー「『富岡日記』を通して見る富岡製糸場」を実施する。同製糸場で技術を学んだ伝習工女の回想録に基づき、明治初期当時の仕事や生活のようすの解説付きで巡る。料金は解説員1人につき3500円(1―45人まで対応可)。所要時間は約50分。インターネットからの予約制(予約開始は3月予定)。

「富岡製糸場西置繭所」予約限定で特別先行公開

 6月8日(月)~30日(火)までは、 富岡製糸場西置繭所のグランドオープンに先駆けて、期間限定の特別先行公開を行う。音声ガイドを聞きながら、1階のガラス製ギャラリーや操業当時の繭倉庫のようすが残る2階を見学できる。音声ガイドは5言語対応(日・英・中・韓・仏)で、2階は2通り(うち1つは日本語と英語のみ)が聞ける。最大受入人数は20人、1日5回実施する。所要時間は約1時間30分。料金は無料(別途入場料が必要)。団体予約ホームページから通常予約後、電話などから予約できる(予約開始は3月予定)。

新名所のほか、群馬DCでのさまざまな特別企画を紹介

 このほか、3月27日(火)開業の「群馬県立世界遺産センター」をはじめ、富岡の観光めぐりをより楽しめる展開をアピールした。まち歩きを楽しみながら、自分好みの詰め合わせがつくれる「富岡お菓子の玉手箱」(500円)。群馬DC富岡製糸場と県立自然史博物館、群馬サファリパーク、市立美術博物館のうち、2施設目から入場料を割引する周遊チケットなどを紹介した。

富岡産食材を使用した“おっきりこみ”

 プレゼン後は懇親会を開催。富岡産食材を使用した“おっきりこみ”のほか、地元グルメやスイーツが振る舞われ、宿泊券などが当たる抽選会も実施された。

日本秘湯を守る会 「自立」と「共生」推進へ 朝日旅行からJTBガイアレックに事業継承

2020年2月6日(木) 配信

冒頭、あいさつに立った佐藤好億名誉会長

 日本秘湯を守る会(星雅彦会長、169会員)は昨年12月18日(水)、静岡県・熱海温泉の熱海大観荘で第45回定時社員総会を開いた。事務局を委託していた朝日旅行(石森隆社長)は、JTBグループの事業再編により、今年3月に営業を終了する。新たに事業を継承するJTBガイアレックと展開していく2020年度の事業計画の方向性などを審議した。「自立」と「共生」の推進を目指していく。

次の世代へバトンタッチ         

 冒頭、佐藤好億名誉会長は「我われ日本秘湯を守る会は45年間、朝日旅行とともに事業を展開してきたが、20年3月31日をもって朝日旅行が解散することになった」と報告。「大手旅行会社が扱いきれなかった小さな山の宿を拾ってくれたのが朝日旅行」と謝意を述べた。「最大のパートナーである朝日旅行を失うことになったが、次の世代にバトンタッチできるシステムをつくり、一歩ずつ前に進んでいきたい」と語った。

星雅彦会長

 星会長は「山の宿は、数字だけではやっていけない。スタンプ帳の事業は、仲間の宿を紹介し合う『共生』の考え方。365日招待も定着してきた」と高く評価した。「169軒だけが持っている秘湯の提灯ブランドを守り、50周年、もっと未来につなげていきたい」と述べた。さらに、公式Webでの予約強化にも取り組む姿勢を示し、会が「自立」する重要性を訴えた。「我われは‟独立独歩”の覚悟はできている」と強調した。

石森隆社長

 朝日旅行の石森社長は「会社解散の理由は長期にわたる経営不振」と述べた。主要株主であるJTBと朝日新聞社には事業の継続を申し出たが協議の結果、今年度末での解散が決まった。「商品力はあるが新聞購読者の減少に対し、新たな顧客をつくるデジタル戦略が遅れた」と説明した。

山口健一部長

 JTBweb販売部国内旅行統括部の山口健一部長は、「秘湯の会公式Webは現在、外国人には販売しないことになっている。今後東京五輪も控え、『HITOU』が日本文化のユニークな部分として注目されるのではないか。クレジット決済も含め、会員の皆様にはリスクのない提案をしていきたい」と語った。

石和温泉華やぎの章慶山 露天風呂付客室が完成 2人専用ツインベッドタイプ

2020年2月6日(木) 配信

洋室ツインの露天風呂付客室(602号室)

 山梨県・石和温泉「華やぎの章慶山」(千須和昌和社長)は、昨年11月にツインベッドタイプの露天風呂付客室をリニューアルオープンした。

 同館は石和温泉駅から徒歩で行ける好立地にあり、県下最大級の石和温泉郷の中にあって規模も施設も充実の館内。自家源泉掛け流しの広々とした大浴場、岩・桧の大露天風呂で温泉三昧が楽しめる。

 なかでも露天風呂付客室「昌客殿」の人気が高い。これまでの全8室(和洋室6室2タイプ、和室2室2タイプ)に、今回2人専用のツインベッドタイプの洋室(602号室)が新たに加わった。和室10畳の部屋をリニューアルし、室内を畳なしの全フローリングに改装した。これまでの露天風呂付客室よりもコンパクトな広さのため、室内に空気洗浄機を備えた専用の「喫煙室」は設置されない。

山並みの眺望が楽しめる客室露天風呂

 洋室ツインタイプの602号室は、スロープで段差対応した準バリアフリールーム。自家源泉100%掛け流し(加水・加温なし)の客室露天風呂からは、山並みの眺望も楽しめる。宿泊料金は2人利用1室で1人1万9千円(税別)から。

 予約・問い合わせ=☎055(262)2161。