10月29日―11月1日開催 新しいMICEを提案しツーリズム復活目指す ツーリズムEXPOジャパン 旅の祭典in沖縄

2020年9月18日(金) 配信

9月17日に会見を開いた(JATA理事・事務局長の池畑孝治氏)

 日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は10月29日(木)~11月1日(日)の4日間、ツーリズムEXPOジャパン旅の祭典in沖縄を開く。「新しいMICEのカタチを提案し、今後のツーリズム産業の復活に寄与していきたい」(推進室)考え。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響が残るなかでの開催にあたり、①ニューノーマル時代のMICEの新しいカタチ②安心安全なイベントモデルを示す③国内旅行で地域経済を復活させる④国際交流復活の契機に⑤新しいツーリズムのカタチを沖縄から世界に発信――と5つの主旨を掲げた。

 商談会では通常のリアル商談に加えて、セラーがテレビ通話などで参加するオンライン商談会を初めて実施する。

 開会式では、渡航制限で来日ができない海外の観光大臣によるビデオメッセージを流す。在日大使はリアル登壇し、パネルディスカッションを行う。国際会議のようすは動画で配信を予定している。

 展示会は入場無料にし、初めて事前登録制を取り入れる。事前にQRコードを発行して、リアルタイムで入退場者を管理し、混雑状況を把握する。入場者数が上限(5千人または収容人数の50%以下)を超えないように調整する。

 会場外のフードコートでは、接触を極力避けるためにキャッシュレス決済を導入する。

 そのほか、新型コロナ感染症対策として、マスクやフェイスガードの着用を義務付ける。「新型コロナ接触確認アプリ COCOA」の取得を依頼する。すべての入り口で検温を実施する。

 JATAの池畑孝治理事・事務局長は、コロナ禍の影響で商談会や展示会が延期・中止になっていることを振り返り、「ツーリズムEXPOの責任として、感染拡大を防止しながら旅の力を皆様に感じてもらいたい」と力を込めた。

 国内の感染者が減少している現状にも触れ、「ニューノーマルな旅行は、感染拡大防止と旅による経済活動を両立できる。これからはオンラインも最大限に活用して、新しいカタチで旅行業界を盛り上げていく」(同氏)と語った。

【特集No.564】一棟貸し古民家の宿「まるがやつ」 “地域の財産”となる施設に

2020年9月18日(金) 配信

 高品質のおもてなしサービスを提供することで、お客の強い支持を得て集客している宿の経営者と、工学博士で、サービス産業革新推進機構代表理事の内藤耕氏が、その人気の秘訣を探っていく対談シリーズ「いい旅館にしよう! Ⅲ」の6回目は、千葉県・大多喜町で一棟貸し古民家の宿「まるがやつ」を改修し、運営する「人と古民家」代表・牧野嶋彩子氏が登場。「地域の財産となる施設に」との願いから、地元の“おばあちゃん”たちと触れ合う体験メニューを多数そろえ、コロナ禍を支えるリピーター化にもつなげている。

【増田 剛】

 ――古民家の再生を手掛ける「人と古民家」が運営する一棟貸し古民家の宿「まるがやつ」とはどのような施設ですか。

 牧野嶋:千葉・房総半島の中央部に位置する城下町・大多喜町で、築200年の古民家を買い取り改修しました。大多喜町は千葉県でも最初に過疎化指定された町で、「地方から日本を元気に」との想いから、2016年4月28日に古民家の再生を手掛ける「㈱人と古民家」を設立しました。同年秋に古民家を購入してから約半年で改修し、古民家の宿「まるがやつ」を17年4月にオープンしました。
 「まるがやつ」は古民家の屋号で、滞在中に里山での生活を体験できる、さまざまなメニューをそろえているのが特徴です。
 敷地には母屋の「萱―KAYA」(定員6―15人)と、離れの「蔵―KURA」(定員2―4人)、それにキャンプサイト「宙―SORA―」もあり、それぞれ1日1組限定です。「実家のように過ごしてほしい」との願いを込め、地元のおばあちゃんたちと一緒にかまど体験なども楽しむことができます。

 内藤:「まるがやつ」の運営を始める前は何をされていたのですか。

 牧野嶋:建築士を目指していたので、大学では建築工学を専攻し、設計事務所に就職しました。その会社は都市計画も手掛けていましたので、20代のころは地域おこしや、まちづくりの仕事にも関わっていました。 「建物単体が地域全体にどのような影響を与えるか」なども、テーマの1つとして仕事に携わっていました。
 30歳を機に独立し、東京で設計事務所を立ち上げました。その後、11年の東日本大震災のあと、東京都内から地元の千葉市に戻って設計事務所を開きました。
 それまで経営をしっかりと学ぶ機会が少なかったので、経営塾にも入りました。地元の経営者とのつながりができ、実践的なことも学びました。
 時を同じくして、大多喜町の古民家のリフォームの仕事が入り、新たなビジネスモデルを考えるきっかけになりました。
 私は個人的に、築100―150年前の「戦前」に建てられた民家を「古民家」と定義していますが、国の定義は築50年以上。千葉県内には国が定める定義では、約4万軒の古民家が現存しています。全国的にみても多く残っている方ですが、現状を見ると、どんどん壊されていっていますし、跡取りがいなくて空き家になっている物件も増えています。

 内藤:古民家のビジネスは、建築士としてもやりがいがある仕事だと感じたのですね。

 牧野嶋:古民家は建て方などが特殊です。実際に設計監理をしてみると、とても面白く、同時に「これは残すべきものだ」と強く感じ、古民家ビジネスを1つの柱として展開していこうと考えました。

 内藤:具体的に、どういうところが面白く感じたのですか。

 牧野嶋:まず、現代の住宅と建て方がまったく違います。
 基礎の作り方を見ても、ベタ基礎を作って、その上に金物と構造用の壁で固めて強度を上げていくというのが今の工法の主流です。
 一方、古民家は釘を使わずに、木と木を彫り込んだものをつなぎ合わせる「仕口(しぐち)」と呼ばれる技法や、基礎も束石の上に柱が載っているだけといった、揺らぎながら力を吸収するという考え方も見られます。「しなやかさのある建物」だと感じられる工夫が随所に見つかり、1つひとつに新たな発見があります。
 学生の時に読んだ谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」に感銘を受けましたが、古民家には「明るい部分」と「暗い部分」の対比が色濃く残っています。
 また、屋根は建て替えしやすい造りのため、釘を1本も使っていないなど、「昔の人は再利用の技術がとても発達していた」と思います。建物を移築したり、古くなったものを一部補修しながら建て直したり、再利用の精神が宿っていることを感じます。
 現代は50年経てば壊してしまう、スクラップ&ビルドの考え方が基本です。その真逆な考え方が建物に表れているところも魅力的です。

 内藤:改修を手掛ける前に、古民家に関心を持っていたのですか。

 牧野嶋:私が独立して最初の仕事として、実家のリフォームを手掛けました。茶道をやり、和の物が好きだった母と一緒に古材を新木場に買い付けに行きました。ハウスメーカーが建てた家でしたが、内装を古民家風に改築しました。
 そのように振り返ると、私は昔から古いものが好きでした。でも、建築として手掛けるにはハードルが少し高かった。大学でも古民家の設計は学ばなかったし、古民家を手掛けている設計事務所でなければ実際に携わる機会はありません。
 「まるがやつ」を手掛けるにあたっては、古民家の改修経験がある建築士の方々に話を聞きに行きました。
 すると、皆それぞれ独自のやり方で、先輩から「自分でやりながら覚えていくしかない」とアドバイスも受けました。

 ――「復元」を重視する建築士もいます。

 牧野嶋:古民家の改修は、「古いままであるべきだ」という考え方もあると思います。
 一方で、私が目指しているところは、昔の良さとミックスして、構造や断熱、水廻りも「現代の暮らしに合うようにリフォームにしたい」と考えています。水廻りや床下を現代の考え方にするのは、自分が「女性だから」というのもあるかもしれません。
 一棟貸しの宿を運営しようと思ったときに、女性の目線でさまざまな動線を考え、「最新の設備を整え、でも全体的な雰囲気は古民家だったら魅力的に感じるのではないか」と考えながら改修しました。
 「まるがやつ」は新しい設備と、古民家の風情を残した「宿兼ショールーム」にしようというのが第一の目的でした。

 内藤:経営を勉強され、当初はショールームにしようと考えた。しかし、ショールームはやらなかったのですね。

 牧野嶋:古民家の改修などを考えている方は、まずは「まるがやつ」に泊まりに来るケースが多い。古民家の「寒い」「暗い」「汚い」といったイメージが気になっているので、実際に使って泊まってみると、「とても清潔で、真冬でも断熱性能を高めれば快適に過ごせる」ことを確かめることができます。
 水廻りも現代の新築家屋と同じように利用できることが分かります。そのうえで、「古民家改修の依頼をする」という流れが自然だと思っています。その意味では、ショールームという働きも果たしていると思っています。
 「人と古民家」のビジネスモデルは、設計事務所と宿の運営の2本柱です。この2つが相互補完し合う状態を保ちながら、ビジネスを広げていけたらいいなと思っています。今は古民家だけではなく、新築物件も手掛けています。

 内藤:これまでにどのような課題がありましたか。

 牧野嶋:ショールームだけだと収益が上がっていかないので、「収益を上げるためにどういうやり方があるか」と思案したときに、最初は「企業研修の受入施設」としての活用を考えました。会員企業を集めて使ってもらう。現在は千葉県を代表する企業5社が出資金を拠出し、会員企業になっていただいています。
 銀行に提出した事業計画では、企業会員が7割、一般のお客様が3割と想定していました。しかし、蓋を開けてみると、約9割が一般の個人利用という状態です。
 距離的なこともあるのか、想定よりも企業の研修利用が少なく、平日の稼働を高めていくには企業の利用を増やすことも必要です。
 当初は3割稼働を目標にしていましたので、「月に10組は来てほしい」と思っていました。そうすると、企業会員だけで10組は難しいので、一般の方も旅行で使っていただけるように営業計画を練っていきました。
 「まるがやつ」では、体験を売りにしていますが、かまど体験や、天体観測など体験メニューで収益を上げていこうと考えました。

 内藤:体験に関心を持ったのはどうしてですか。

 牧野嶋:古民家の運営を考えたときに、「昔の日本人の暮らし」が体験できる施設だったら面白いだろうなと単純に思いました。
 現代社会は、火に接する機会が減っています。とくに都市部のマンションでは、灯油ストーブの使用が禁止されているところもあります。IH化がどんどん進んでいくと、ガスコンロの火さえ見ない暮らしになっています。
 「火のある暮らしは日本人らしい」との思いもあり、「まるがやつ」をリフォームするときに、かまどを造りました。火を起こしてご飯を炊いて、囲炉裏で魚などを焼きながらご飯を食べる。火をぼんやりと見ながら過ごす生活を私自身もあまり経験してきていないので、憧れがあったのかもしれないですね。敷地内での焚き火は、焚き火台の無料貸し出しも行っています。
 自分が家族で旅行したときは、その土地で何を覚えているかと振り返ると、陶芸体験や、そこで接した人たちのことが深く印象に残っています。宿泊客には「地元の人たちとの交流をしてほしい」という気持ちが強くあります。

 内藤:おっしゃるように、交流を大切にされていますね。

 牧野嶋:「まるがやつ」で働いてくれるおばあちゃんたちは、チェックイン、チェックアウトの対応のみだと、どこか物足りなさを感じてしまう。それならお客様がかまどでご飯を炊くときに、おばあちゃんたちが手伝ってあげると、交流が生まれると考えました。
 短い時間ですが、火を起こすのを手伝ったり、バーベキューをするときに薪を持って来たり、そこで会話が生まれます。

 内藤:働く方々は地元の方を雇用したいと決めていたのですか。

 牧野嶋:自分が20代のころ、都市計画をやっていたときに、「地域に対してこの施設がどうあるべきか」という部分は考えていました。「大多喜町の財産となるような施設になれば」という想いはありました。 
 ですから、東京などからスタッフを連れて来て運営をさせようなどとは考えませんでした。食事も最初は出すつもりはなかったのですが、地元の採れ立ての野菜などを、料理上手な地元のおばあちゃんたちが出してくれたら、大多喜ならではの体験になるのではないかと思い、「おばあちゃんの台所」というサービスも始めました。

 内藤:おばあちゃんたちは、どのように探したのですか。

 牧野嶋:「まるがやつ」をオープンしたときに、春になると近くでレンゲ祭りが開かれていました。そこで大多喜町の伝統工芸、紙の甲冑を展示しました。お祭りに来ていた地域の方々にも「まるがやつ」を知っていただく機会になりました。
 また、地元の銀行と大多喜町が主催して「古民家を生かした観光活性化」に関するシンポジウムを開催したときにも、「まるがやつ」という古民家の宿ができたことを地域の人たちにも知っていただく機会となりました。そのときに来てくれたおばあちゃんたちが働いてくれています。その後もおばあちゃん同士が紹介したり、大多喜町の広報誌などに募集記事を出したりしています。

 内藤:現在はどのくらいの方が働いていますか。

 牧野嶋:お料理を作ってくれる人や、庭の草刈り、お掃除など10人ほどがパートさんとして働いています。さまざまな体験の準備や、接客などもおばあちゃんたちが担っています。

 内藤:離れの「蔵―KURA―」も改修し、活用されています。

 牧野嶋:「蔵」はカップル2人での利用が多いので、カギは暗証番号を事前に知らせています。基本はお客様自身がカギを開けて、中に入ってもらっています。チェックアウトは立ち会ってお見送りをしています。

 内藤:支払いはどのようにされていますか。

 牧野嶋:現地で現金やクレジットで対応しています。現金精算もおばあちゃんたちにやってもらっています。このため、千葉県稲毛市にある当社の本部は、予約の管理業務のみです。「まるがやつ」の施設運営はおばあちゃんたちにすべて任せています。もちろん、業務をやりやすいように、当社がマニュアルを作成し、ムダな作業をなくして生産性を高めたり、備品の発注などもやっています。
 予約はすべて本部で受けます。お客様とのメールでのやりとりはしっかりとしています。何十回もメールを交わすこともあります。
 体験メニューの予約が入れば、そのシフトを作り、おばあちゃんたちに「このようなことを希望されているお客様です」と遠隔操作で細かく伝えます。
 定期的に本部から現地に来て、現金のチェックや備品の在庫確認などを行います。ミーティングをして問題があれば、改善もしています。
 本部から出向して責任者を置いて管理するよりも、おばあちゃんたちを信頼して運営をする方が上手くいっています。おばあちゃんたちも「地域のために働いている」という意識を持っていただいています。

 内藤:会員制については。

 牧野嶋:今は個人にも「まるがやつ」の会員になるシステムを作っています。「ふるさとをつくっていこう」という想いに賛同してくださる方や、古民家を後世に残していくことに価値を見出す方も会員になってくれています。
 コロナ禍でも訪れてくれるのは、リピーターの方が多いです。支えてくださっており、ありがたいと思っています。

 ――個人会員は会費がかかるのですか。

 牧野嶋:入会金も会費もありません。会員カードを送って、来られたときに割引などの特典もあります。
 かまどや囲炉裏体験のプレゼントなども好評です。会員さんが増えるのはすごく心強いですね。
 企業は幾つかのランクを設定して入会金をいただいています。

 内藤:オープン以来、色々な試行錯誤をされています。

 牧野嶋:母屋の「萱」をオープンしたあと、半年後に、離れの「蔵」をオープンしました。その次に裏庭でキャンプ場をやりたかったのですが、水が多いので散策路にしました。
 その後、納屋でのカフェを始めました。
 一棟貸しでのお食事サービスを「おばあちゃんの台所」として始めましたが、3割くらいのお客様からリクエストがあり、ちゃんとした台所が必要になりました。納屋を改装して営業許可を取得し、普通のレストランのように食事ができるようにしました。でもやっていくと、パートのおばあちゃんたちも高齢でシフトも難しくなり、「おばあちゃんの台所」をひとまずやめて、納屋をカフェとしてやっていこうと思いました。業務委託でやりましたが、難しかったですね。今は空いており、出張シェフが利用したりしています。

 内藤:「蔵」は別の建築家が手掛けたのですか。

 牧野嶋:中村好文先生という大学時代の恩師にお願いました。
 自分たちで手掛けてもよかったのですが、どうしても自分が造りやすいように設計したり、コストを優先したり、妥協が生まれてしまいがちです。しっかりとお金を掛けて、「作品性を高くしたい」と思ったのです。
 関東では中村先生が手掛けた宿はここだけなので、先生のファンが訪れてくれるようになりました。

 内藤:19年7月には貸し切りのキャンプ場をオープンしましたね。

 牧野嶋:この場所が「ビレッジのようになるといいな」と思いました。里山があって、大人数が泊まれる「萱」があり、少人数が泊まれる「蔵」がある。これらに加えて外で楽しめるキャンプ場という形態の異なる3つの貸し切りの施設が存在します。それらをつなぐのが、納屋と裏の里山というような構想を思い描いていました。
 キャンプ場は、週末の予約は早いですね。土曜日などは3カ月先まで埋まっています。平日は苦戦しています。「萱」と「蔵」はそれぞれ稼働率が6割程度、キャンプ場はまだそこまでいっていません。
 コロナ禍ではアウトドアのキャンプ場や、2人利用が多い「蔵」は比較的キャンセルが少ない傾向にあります。

 ――「萱」、「蔵」、「キャンプ場」はそれぞれ1日1組ですが、同じ日に3組が同時に宿泊されることもありますか。

 牧野嶋:週末にはあります。その場合は「同じ敷地内にあるので、他の家族の方もいらっしゃいます」と事前にお知らせします。それに対するクレームはほとんどないですね。
 「敷地すべてを貸し切りにしたい」という方もいらっしゃいます。

 内藤:今後の計画は。

 牧野嶋:大きな投資はオープン時で終わっていますので、接客と清掃の質を高め、ブラッシュアップしたいと思っています。リピーターのお客様に対するサービスを高めることや、体験メニューの充実も考えています。 裏庭の森の中に子供たちが木の上で遊べるツリーハウスを作りたいという想いもあります。

 内藤:リピーターには具体的に何が必要だと考えていますか。

 牧野嶋:やはり「特別感」を感じ取っていただければと思っています。
 おばあちゃんたちが出迎えるときも、前回利用されたときのことなどをしっかりと伝えることで、「お迎えを丁寧にしましょう」と話しています。「大多喜ならでは」のおもてなしをどこかに盛り込んでいくことも話し合っています。
 お礼状も以前は本部で作っていましたが、実際にお客様と接したおばあちゃんたちに書いてもらい、本部から発送しています。
 一棟貸しスタイルで「どこまで旅館並みにサービスを充実していけるか」と、悩んでいるところでもあります。リピーターを増やしていくには人との接触や体験などが必要だと感じています。

 ――ホームページにたくさん体験メニューを載せていますが、体験が目当てのお客も多いですか。

 牧野嶋:とても多いですね。体験メニューも少しずつ増えてきました。当初は1割程度でしたが、昨年は4割近くの宿泊者が何かしらの体験をされています。人気のメニューは囲炉裏と、かまど体験です。家族連れなどは「子供たちに土に触れさせたい」と苗植えや、サツマイモの収穫など農業体験も人気です。
 ここはWi―Fiはつなげていますが、テレビを置いていないので、雨の日も子供たちが水溜まりで遊んだりしています。そのような過ごし方をしてほしいと思っています。裏庭の池ではザリガニも釣れます。

 内藤:旅館はこの10―20年で料理を前面に出してきました。しかし、旅行者はホームページで宿を閲覧するときには、まず客室や風呂をチェックします。その意味では「空間」を作っていくというのがすごく大切なのだと思います。

 牧野嶋:「まるがやつ」は料理を付けないところからスタートしています。だから体験がメインになったのかもしれないですね。

 内藤:それは牧野嶋さんが外側の世界にいたからこそ、先入観なく自分の経験や基準からさまざまな判断ができたのだと思います。
 一般的には「お客様は一体何を求めているのだろうか」というコンセプトを決めて、そこから建物を建てますが、「まるがやつ」は逆です。ショールームのつもりが、宿になった。やりながら考えていく。そのなかでコンセプトができ上がっていく。

 牧野嶋:固定概念はなかったですね。宿に関しては素人の自分が料理人や、食材の在庫を抱えながらお料理を出すことは、とても無理だと思いました。「一棟貸しにこだわり、古民家を快適な空間にする」を第一に考えました。
 私も旅館に行くと、部屋からはきれいな海が見えて、豪華な美味しい料理が出てきます。大浴場や温泉も楽しめる旅館には、素人の私は到底敵わないと思っていました。だから、「いかに旅館と違うことをやるか」というイメージは持っていました。

 内藤:「まるがやつ」は人を常駐させないというところからスタートしているのが面白い。固定費が大きければ、現在のコロナ禍のような状況でお客が来ないと、経営を継続できないために値下げをしなければなりません。
 もう一つ、「リピーターは会社ではなく、人に付く」ということです。
 ホテルなどのネームプレートは、金色の小さなプレートに黒色でスタッフの名前が書かれているので、ほとんど見えません。それだったら、少々野暮ったくても大きく分かりやすい名札を付けた方がいい。お客とスタッフがお互いに名前を認識し合える関係になると、クレームが減ります。

 牧野嶋:お客様のアンケートでもパートさんの個人名で「滞在中に良くしてくれた」という意見も多くいただきます。
 「実家を作ろう」がコンセプトの「まるがやつ」ですので、お客様とスタッフとの距離もしっかりと考えていきたいと思っています。

 内藤:期待しています。

 ――ありがとうございました。

【全文は、本紙1806号または9月28日(月)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

奄美の「伝泊」が受賞へ 「集落の日常を観光化する」高い社会性を評価 第6回ジャパン・ツーリズム・アワード

2020年9月17日(木) 配信

9月17日に会見を開いた(ツーリズムEXPOジャパン推進室長・早坂学氏)

  日本観光振興協会と日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は9月17日(木)、第6回「ジャパン・ツーリズム・アワード」の各賞を発表した。最優秀賞の国土交通大臣賞は「奄美イノベーション」の「集落文化×『伝泊+まーぐん広場』が創る『日常の観光化』を国内外へ展開」が受賞した。奄美イノベーションは、空き家などを活用した「集落文化の日常を観光化」する新しい旅のカタチを提案。観光客の誘致だけではなく、地域住民の雇用促進や、観光客と地域住民が集う場を設けるなど、社会性の高さが評価された。

 今回の募集は、応募件数178件(国内・訪日領域147件、海外領域31件)寄せられた。インバウンド関連の取り組みのほか、エコツーリズム、ユニバーサルツーリズムなど、社会性の高い取り組みも多く見られた。また、事務局のツーリズムEXPOジャパン推進室・早坂学室長によると、「新型コロナウイルス感染症対応の取り組みも目立った」という。

 観光庁長官賞に選出された3団体のうち、ミキ・ツーリストは、海外現地発着の周遊バスツアーを企画した。FIT時代に即して、1人でも催行する顧客利便性の高さや、現地ガイドが多言語チャットを活用するなど日本人が安心して利用できる点が受賞につながった。

 エクセレントパートナー賞に選ばれたカタルーニャ観光局は、カタルーニャの文化、歴史、自然などを体験できるVRゲームを無料配信した。斬新な発想に加え、コロナ禍で国際的な往来が制限されるなか、カタルーニャの魅力を疑似体験で訴求する手法が評価された。

 表彰式は、2021年1月7(木)~9日(土)「ツーリズムEXPOジャパン東京商談会」に合わせて開催する。

 各賞の受賞者は次の通り。

【国土交通大臣賞】

団体名:奄美イノベーション(国内・訪日領域)〈UNWTO倫理賞と同時受賞〉
取組名:集落文化×『伝泊+まーぐん広場』が創る『日常の観光化』を国内外へ展開

【観光庁長官賞】

団体名:大雪カムイミンタラDMO(国内・訪日領域)
取組名:『MountainCityResort』ブランドの形成と地域づくり~誰もが上質で豊かな『滞在時間』を満喫できるエリアを目指して~

団体名:JTB九州&離島アイランドホッピングプロジェクト(同)
取組名:JTB九州&離島アイランドホッピングプロジェクト

団体名:ミキ・ツーリスト(海外領域)
取組名:現地発着・次世代型周遊バスツアー『JOIBUS(ジョイバス)』 世界の旅行者と一緒にヨーロッパ周遊!

【エクセレントパートナー賞】

団体名:カタルーニャ観光局(海外領域)〈デジタル活用賞と同時受賞〉
取組名:VRゲーム『レジェンド・オブ・カタルーニャ バルセロナの地』

【学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード】

団体名:おてつたび(国内・訪日領域)〈スタートアップ賞同時受賞〉
取組名:おてつたび ~地域の困りごとを通じて、ファン創りを行うマッチングプラットフォーム~

【DMO推進賞】

団体名:秋田犬ツーリズム(国内・訪日領域)
取組名:DMOによる地域経済活性化

【メディア・プロモーション賞】

団体名:佐賀県フィルムコミッション(国内・訪日領域)
取組名:フィリピン現地イベント開催による佐賀県の認知度向上と来訪促進施策について ~Tayo Na Saga Japan Festival 2020~

【UNWTO倫理賞】

団体名:SEKAI HOTEL(国内・訪日領域)
取組名:SEKAI HOTEL

【リスクマネジメント賞】

団体名:ぐるなび(国内・訪日領域)
取組名:訪日外国人向け観光情報Webサービス『LIVE JAPAN PERFECT GUIDE』 ~平常時・発災時における多言語での情報発信

団体名:沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー(同)
取組名:観光客と県民の安全・安心を守る アクションプランの策定と水際対策の強化について

【デジタル活用賞】

団体名:ルーツ・スポーツ・ジャパン(国内・訪日領域)
取組名:次世代観光サイクリングMAPアプリ『ツール・ド』を活用した地方誘客

【エンターテインメント活用賞】

団体名:筑豊アクションプロジェクト(国内・訪日領域)
取組名:筑豊アクションプロジェクト

団体名:アニメツーリズム協会(同)
取組名:日本のアニメ聖地88の選定とアニメツーリズムの推進

東京発、リムジンで宿まで送迎するツアー発売 旅工房

2020年9月17日(木) 配信

イメージ

 旅工房(高山泰仁社長、東京都豊島区)は10月1日(木)から、東京都内の自宅から国内の宿泊施設までを、専用リムジンで送迎するツアーを発売する。10月から、Go Toトラベルキャンペーンに東京発着が適用されるため、今回の商品を造成した。

 同ツアーでは、東京都内の自宅にリムジン(アルファード)が迎えに行き、旅先まで送る。最大4人乗りで、送迎先は2軒まで対応する。

 公共交通機関を利用しないので3密を避けられる、長距離を自分で運転せずに済む、交通機関の乗り換えが必要ないなど、移動に関してさまざまな利点があるのが特徴。

 箱根・小涌谷ユネッサンの温泉宿に宿泊するプランでは、Go Toトラベルを利用すると、通常価格から1万4千円引きとなる。また、1人6千円の地域共通クーポンが付与される。

 同社は、「コロナ禍でも安全に楽しめるような、新しい旅のスタイルを提案したい」とした。

ワーケーションや研修にも対応「ISHINOYA熱海」開業 TKP

2020年9月17日(木) 配信

多目的な宿泊タイルを提供する

 ティーケーピー(河野貴輝社長、東京都新宿区)は9月16日(木)、静岡県熱海市の大型リゾートマンションのゲストハウス・宿泊棟をリノベーションし、ワーケーションや宿泊研修もできる富裕層向けホテル「ISHINOYA熱海」を開業した。

 露天風呂付スイートルームや研修設備などを備えた多目的な宿泊スタイルを提供し、地域に根差したホテルを目指す。

 「ISHINOYA熱海」は、熱海エリアの相模湾を一望できる自然豊かな高台に位置し、多くの客室から相模湾のオーシャンビューが楽しめるよう設計。露天温泉付きスイートやデラックス和洋室、テラス付き客室など合計34室を用意。市街地の喧騒を離れ非日常のひとときを過ごすことができる。

 ビジネスシーンにも対応できるよう会議室3室を設け、快適な通信環境やデスクを用意するなど、法人の宿泊研修にも適した機能性とリラクゼーションを兼ね備えている。

 また、施設内には、アクティブラウンジ、タタミラウンジ、テラスラウンジ、ライブラリーラウンジの4種類のくつろげるスペースを設け、露天温泉大浴場、貸切温泉風呂、レストラン、バー、フィットネスルーム、カラオケルームも完備している。 

高速バス57社で創設 高速バス安心推進コンソーシアム

2020年9月17日(木)配信

「高速バス安心推進コンソーシアム」イメージ

 高速バスを運行する57社は9月16日(水)、コロナ禍での高速バスに対する安心の醸成を目的に、共同事業体「高速バス安心推進コンソーシアム」を創設した。事務局はWILLER、楽天が務める。

 同共同事業体では、高速バス利用者の安心・不安事項などを把握するための「お客様の声」や、行政や有識者のさまざまな知見やアドバイスなどを共有する。これにより、各社のサービスに役立てるとともに、乗車時に共通理解を持ったうえで安心して乗車してもらうための“みんなのお約束ごと”を啓発していく。

 具体的には、アンケートで「お客様の声」を収集し、コンソーシアムメンバーに共有して対策の意見交換を行う。この結果を、行政や有識者に共有してアドバイスをもらい、再びコンソーシアムメンバーへ共有することで、各社の取り組みに役立てる。

 取り組みを通じて、高速バスに安心して利用できる環境を、事業者と利用者の双方向で作っていくことで、感染リスクを下げ、高速バスの安心感を高めることを目指す。

【参画事業者】

 秋田中央交通▽旭川電気軌道▽AT LINER▽アルピコ交通▽伊豆箱根バス▽伊那バス▽WILLER EXPRESS▽越後交通▽大分バス▽大阪バス▽小田急シティバス、加越能バス▽亀の井バス▽岸和田観光バス▽岐阜乗合自動車▽九州急行バス▽九州産交バス▽近鉄バス▽京王バス▽京成バス▽京阪バス▽高知西南交通▽弘南バス▽国際興業▽琴平バス▽西肥自動車▽さくら観光バス▽桜交通▽四国高速▽ジャムジャムエクスプレス▽信南交通▽杉崎観光バス▽西武バス・西武観光バス▽高松エクスプレス▽中国バス▽天領バス▽東海バス▽東急バス・東急トランセ▽東京富士交通▽トラビスジャパン▽長電バス▽奈良交通▽西東京バス▽西日本鉄道▽根室交通▽濃飛乗合自動車▽日田バス▽平成エンタープライズ▽平成コミュニティーバス▽北都交通▽三重交通▽宮城交通▽宮崎交通▽名鉄バス▽山交バス▽ユタカコーポレーション▽両備ホールディングス

 

「家族でナイトミュージアム2020秋」開催 あいち航空ミュージアムが夜間特別営業

2020年9月17日(木)配信

夜の空港解説のようす

 県営名古屋空港内にある「あいち航空ミュージアム」(愛知県西春日井郡豊山町)は、2020年10月10日(土)と同17日(土)に、普段とは異なる館内演出や空港の夜景が楽しめる「家族でナイトミュージアム2020秋」を開く。

 通常は午後5時までの営業だが、両日は事前申込者(各日200人程度)を対象に、午後6時30分~午後9時(最終入館午後8時30分)の特別営業を行う。入館料は通常料金と同額。特典としてオリジナルグッズをプレゼントする。

 この日だけの企画として滑走路側の大扉を一部開放。臨場感ある空港の夜景を間近で楽しめる。また、普段は中に入ることができない「YS-11」の機内も公開する。内覧は1組当たり5分程度の予定。このほか、ドローンの操縦体験や夜の空港解説などで来館者を迎える。

  申込みは9月17日(木)午前10時から。あいち航空ミュージアムのWebサイトで受け付ける。申込期限は、10月10日(土)開催分は10月8日(木)午後5時、10月17日(土)開催分は10月15日(木)午後5時。

ハウステンボス、ワーケーションプラン発売 テレワークをテーマパークで

2020年9月17日(木) 配信

ハウステンボスで行うワーケーションのイメージ

 ハウステンボス(坂口克彦社長、長崎県佐世保市)は2020年3月31日(木)まで、コテージタイプのホテル「フォレストヴィラ」に30日間宿泊するリゾートワーケーションプランを売り出している。

 多くの企業が在宅勤務を推奨し、1日中自宅にいることによる運動不足や仕事とプライベートのメリハリがつかないストレスに悩む人が増えるなか、家族との距離が近すぎて自宅では集中できないという声も多く聞かれるという。

 これを受けて同社は、ワーケーションが仕事のパフォーマンス向上やストレスの低減に良い影響を与えるほか、通常のテレワーク時よりも運動量が2倍に増え、健康に寄与するというNTTデータ研究所の実験結果から、同プランの発売を決めた。

 テーマパークでの新しい過ごし方として、豊かな自然や色とりどりの花、イルミネーションで非日常感を味わえるリゾートワーケーションプランを用意。家族で滞在する利用客には、「パパ・ママは仕事、子供は遊び」という旅行先での新しい過ごし方を提案する。

 ホテルは、1棟をすべて使えるコテージタイプの「フォレストヴィラ」となる。1階にはリビング、2階にはベッドルームを2室を備える。同社は「(宿泊するホテルは)ハウステンボスの敷地内で最も静かな湖水エリアに位置。仕事の合間にいつでも自然を感じてリフレッシュできる」とコメントした。

 料金は1室5人利用で1人あたり17万4000円から。朝食は付かない。プラン特典は、365日使える年間パスポートと場内レストラン約40店舗で常時使える10%割引券、場内ショッピング全店舗常時5%割引券、滞在期間中楽々移動ができる1人乗り自転車が付く。

 7日間のショートステイプランも発売する。商品名は「コテージでリゾートステイプラン」。料金は1室5人利用で1人あたり6万3000円。朝食はない。 

 このほか、同社は両プランの共通特典として、使い放題のポケットWi-Fi、プレミアムラウンジの利用やアトラクションを優先的に利用できるプレミアムチケット、温泉利用券、4回まで使える18金の黄金の湯(貸切風呂)の利用券を用意した。

グランドプリンスホテル京都、「ザ・プリンス 京都 宝ヶ池 」へ マリオットの「オートグラフ コレクション」に加盟

2020年9月17日(木) 配信

ホテル外観

 グランドプリンスホテル京都 (京都府京都市)は10月9日(金)、 プリンスホテルのフラッグシップブランド「ザ・プリンス」にリブランドし、 「ザ・プリンス 京都 宝ヶ池 」となる。

 これに合わせ、マリオット・インターナショナルの「オートグラフ コレクション」に加盟。隣接する国立京都国際会館との連携によるグローバルMICE戦略を強化し、同会館や「ザ・プリンス 京都 宝ヶ池」で開催されるMICEのVIP層の受け皿となるホテルに生まれ変わる。

 「オートグラフ コレクション」 は、独自のデザインやおもてなしにより、たった一つしかない特別な滞在「 Exactly likenothing else (唯一無二)」を体験できるホテルとして、マリオット・インターナショナルが厳選する富裕層向けホテルのコレクション。プリンスホテルでは、「ザ・プリンス さくらタワー東京」が日本で初めて加盟し、同ホテルが日本で3番目 、西日本エリアでは唯一の加盟となる。同時に、プリンスホテルが国内で展開する「ザ・プリンス」 ブランドとしても、西日本初のホテルとなる。

 同ホテルは、コレクションのコンセプトに合わせ、地域との連携を強化し、京都の魅力を伝える体験型サービスを拡充。リブランドを機に新設するコンシェルジュを中心に、宿泊客個々の要望に沿った提案を行っていく。加えて、滞在を通じて宿泊客と地域を結び、京都の伝統文化を発信する拠点として特別な京都の魅力を国内外に発信する。

 食の体験では、京都上賀茂で100年以上の歴史を刻む老舗農園の森田農園で利用者自身が収穫した京野菜などを使用したフランス料理を提供する。

 ホテルでは、敷地内日本庭園に佇む数寄屋造りの「茶寮」でのお座敷体験や、クラブラウンジ利用者へウエルカムドリンクとして茶道裏千家の作法による抹茶のサービスなどを実施。京都でしか手に入らない野菜や漬物などの名産品を取り入れたホテルの食事を通して商品を提案するなど、旅の提案も行う。

 

カトープレジャーG、「ふふ日光」を10月2日に開業 熱海などに続き4施設目 

2020年9月17日(木) 配信

気品あるエントランス(CG)

 カトープレジャーグループ(加藤友康代表取締役兼CEO、東京都千代田区)は10月2日(金)、栃木県日光市の田母沢御用邸付属邸跡地に、高級温泉旅館「ふふ日光」を開業する。

 日本様式を取り入れた客室すべてに自家源泉の温泉をしつらえ、気品と趣ある空間に仕上げた。ふふブランドでは、熱海、河口湖、奈良に続いて4施設目。

客室は8タイプ

 全24室6タイプの客室は、すべて55平方㍍以上のスイートルーム仕様となっている。食事は地元・栃木の食材に加え、和洋折衷の食材を織り交ぜた料理を提供する。プランによって、懐石料理と鉄板料理から選ぶこともできる。

 歴史ある地に建てられた同施設は、世界遺産「日本の社寺」にも徒歩十数分で行ける距離にある。日光連山など美しい山々に囲まれ、近くには田母沢川が流れるなど、四季折々の景色が堪能できる自然豊かな場所に位置している。