外国人向けに通訳サービスを導入 越後湯沢温泉観光協会

2018年12月6日(木) 配信 

湯沢町の雪景色(全景)

インデンコンサルティング(黒松高弘社長、京都市中京区)はこのほど、スキーをテーマに各種刊行物やPR誌などの企画制作を行うキャスト(大和田浩社長、東京都文京区)と共同して、同社が提供するテレビ電話を使ったリアルタイム通訳サービス「スマイルコール」を、新潟県の越後湯沢温泉観光協会で導入すると発表した。

 「スマイルコール」は、ビデオ通話を利用して顔と顔を合わせながら、英語・中国語・韓国語・スぺイン語・ポルトガル語の5言語を24時間365日通訳できるサービス。2012年にサービスが開始し、現在では日本全国で1万4千施設を超える導入実績がある。

サービス導入の背景

 近年、全国的にスキーや雪遊びを目的とした外国人観光客が訪日するケースが増加。越後湯沢エリアは、都心から近く利便性が良いことも後押しされ、台湾・香港・韓国をはじめ、各国からたくさんの訪日客が来ている。

 「スマイルコール」導入前は、簡単な英語であればスタッフも対応できると考えていたが、体調を壊されたときや観光穴場の説明・行き方などの案内など、外国人観光客が増えるにつれて応対の内容も複雑化していった。ピーク時は外国人観光客が9割以上になることもあり、既存スタッフだけでの応対が困難な状況となっていた。そこで、リアルタイムに現場の言語不備を解決できるスマイルコールを導入することを決断した。

SMILE CALL(スマイルコール)について

越後湯沢温泉観光協会について

 「TOKYOから70分で行ける雪国」をキャッチフレーズに、メジャー観光地では味わえない体験ができる「着地型観光」として取り組んでいる。世界で最も雪が降る地域として知られるエリア(湯沢町・南魚沼市・魚沼市・十日町市・津南町の新潟5市町村、群馬県みなかみ町、長野県栄村)をsnow countryとして各地連携し、この地域の独自性を生み出している。

 外国人観光客にも、雪遊びと共に同エリアの豊かな大地で育った農産物や、雪国ならではの醸造文化や伝統工芸品、雪国の暮らしを案内している。

公式サイト:以下のページリンクから

ANCHOR HOTEL FUKUYAMA 12月15日(土)広島県福山市にオープン!

2018年12月6日(木) 配信

中古マンションをコンバージョンしたホテル

広島県福山市に12月15日(土)、中古マンションをコンバージョンし、「国内外のお客様と広島・福山のカルチャーをアンカリングする(つながっていく)場所」をコンセプトとしたホテル&バー「ANCHOR HOTEL FUKUYAMA(アンカーホテル福山)」がオープンする。

  設計に福山市の建築家・西村崇氏を起用し、アートディレクターの飯島広昭氏がプロデュースした。ホテルは客室35室とアンカーブランドを象徴するBARで構成。広島・福山を代表する伝統産業の新しいデザイン&カルチャーの発信の場と捉え、ファブリックから家具に至るまで、地元の伝統産業とのコラボレーションにより誕生したオリジナルプロダクトを使用。福山の今と伝統文化に見て、触れてもらいながら、快適に滞在してもらえる空間を提供する。

 1階のバーの運営や観光アクティビティ、地元大学とのコラボイベントを通じて、宿泊客と地元の人との自然なコミュニケーションの場を創出していく。

ANCHOR HOTEL FUKUYAMAのコンセプト

 「ANCHOR」とは、停泊する、つなぎとめる、望みを掛けるという意味を持つ言葉。「人と街とをアンカリングする(つないでいく)」をコンセプトに、食や新しい観光体験を通じて、国内外のお客様を心からもてなし、広島・福山の新しい日常風景やライフスタイルを提案する。

ANCHOR HOTEL FUKUYAMAの特徴

地域の伝統産業とのコラボレーションで誕生した家具やファブリックを使用した

・中古マンションの用途変更(コンバージョン)
・地元コラボに特化した内装、植栽、家具およびファブリック
・地元大学生との共同コラボイベント
・地域を代表するBARやベーカリー、地元農家との連携でオリジナルフード開発
・デザイナー 飯島広昭氏によるアートディレクション

ANCHOR BAR with あき乃 

 1階のホテル正面入り口に位置し、ANCHORブランドのコンセプトを体験できるBAR。福山市の人気ベーカリー「The Standard Bakery」と老舗精肉店「池口精肉店」がタッグを組んだオリジナルホットドックや、広島県の中国醸造産のクラフトジンや、瀬戸内産の柑橘を使ったオリジナルカクテルなど、地域の魅力が感じられるメニューでゲストをもてなす。客室同様に「デニム」や「鉄」、「船具」といった地域コンテンツを取り入れた空間で、広島・福山の新しいデザインと文化に触れていただける街の“サロン”を目指し、地元客と観光客の新しいコミュニケーションの場を提供する。

<ホテル概要>

開業日:2018年12月15日(土)
名称:ANCHOR HOTEL FUKUYAMA(アンカーホテル福山)
所在地:広島県福山市城見町1丁目1-10
アクセス:JR福山駅北口徒歩3分
TEL:084-927-0995
FAX:084-927-0991
客室数:35室(クイーンベッドルーム18平方㍍×34室, ペントハウス36平方㍍×1室)
付帯施設:LOBBY & BAR(店名:ANCHOR BAR with あき乃)

写真家のための撮影ツアー「絶景フォトツーリズム」開始

2018年12月6日(木) 配信

第1弾はウユニ塩湖

世界の絶景ツアーを企画するブループラネットツアー(今長谷啓享社長、福岡県福岡市博多区)は12月10日(月)から、写真家向けに、絶景写真を撮影するためのツアー「絶景フォトツーリズム」の提供を始める。同社のツアー同行経験がある多くのカメラマンからの要望を受け、企画した。第1弾のツアーは南米ボリビアのウユニ塩湖へ2019年3月2~10日に実施する。

 従来のツアーの多くは観光が目的で、じっくりと時間をかけて撮影する写真家向きではない。しかし、個人で撮影のための海外旅行を行う場合、チケットの手続きや現地での手配などが複雑でコーディネーターなしでは、撮影に専念するのが困難になる。こうしたことから、蓄積したノウハウをもとに海外の絶景スポットでの撮影を望む写真家をサポートする専用のツアーを始めた。

ツアーコンセプト

【世界には想像もつかない場所があることを知ってもらいたい】

 「当社のツアーコンセプトは『世界を見よう。やったことないことをやろう。地球をもっと歩こう。』日常生活で見えているものだけがすべてではない。性別も年齢も関係なく、旅は新しい発見と共に人を成長させると考えています。そんな旅の魅力を広く伝えてくれるのが写真家です。写真家の切り抜いた1枚は、多くの人生に影響を与える力があります。その写真家を支援することで、多くの方にその体験のきっかけを提供できると思い今回の企画へとなりました」(ブループラネットツアー)。

 同社は世界の絶景を紹介するコラム「世界探訪」を配信している。

「3010運動」推進で食品ロス減らす JR東日本ホテルズ、宴会場のある全11ホテルが参加

2018年12月6日(木) 配信

JR東日本ホテルズはこのほど、宴会時の食べ残しを減らす「3010(さんまるいちまる)運動」にJR東日本ホテルズで宴会場を持つ全11ホテルが参加すると発表した。食品ロス削減を積極的に推進する。
 
   日本では、食べ残しや期限切れ食品など本来食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が多く発生しており、ホテルの宴席における食べ残しもその要因の一つになっている。JR東日本ホテルズではこれまで、こまめな食材の発注や仕込みで発生する食材の切れ端の有効活用、適正な量の料理提供など、食材の発注から調理工程、サービスの過程において、食品ロスの削減に努めてきた。また、メトロポリタンホテルズの盛岡、秋田、山形は、すでに「3010運動」に参加している。

参加ホテル

 国連食糧農業機関(FAO)、日本担当親善大使の中村勝宏氏(幹事会社日本ホテルズ統括名誉総料理長)は、「日本では年間約646万㌧、国民1人が毎日茶碗1杯分の食料・食材を捨てていると言われている。食を扱う同社グループとしても食品ロス削減に積極的に取り組み、知恵と工夫により持続可能で具体的な取り組みにつなげる」と語った。

「3010(さんまるいちまる)運動」とは

  宴会時に「食べきりタイム」を設け、食品ロスを減らす取り組み。 長野県松本市で1999(平成11)年5月から始まり、福井県、福岡県、静岡県、福岡市、佐賀市など多数の自治体に広がっている。

 たとえば長野県松本市や佐賀県佐賀市では、「乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう」、「お開き10分前になったら席に戻って料理を楽しみましょう」と呼び掛けている。(農林水産省ホームページから)

単価アップやキャンセル率の改善など研究成果を発表 宿研キズナサミット2018開く

2018年12月6日(木) 配信 

末吉秀典社長

宿泊予約経営研究所(末吉秀典社長、神奈川県横浜市)は11月28日(水)、横浜市内のホテルで「宿研キズナサミット2018」を開いた。単価アップや、キャンセル率の改善など、宿泊施設にとって関心の高いテーマに焦点を当て、宿研スタッフが宿の現場で得た研究成果を発表した。

  7回目を迎えた同サミットには、全国から38施設46人が参加した。

  末吉社長は「集客やAI(人工知能)など、宿屋が必ず良い方向に向かうような、さまざまな研究を進めている」とあいさつした。今年4月から長野県・天竜峡で8室の宿「静かな渓谷の隠れ宿 峡泉」の運営にも取り組んでいることを報告。「実際に経営に携わり、得られた集客のノウハウも発表したい。(キズナサミットが)新しい出会いと気づきを生む場になればうれしい」と述べた。

 基調講演では、チャックスファミリー代表の安孫子薫氏が「ディズニーランドの『おもてなし』の仕組み」について講演した。

宿研スタッフが研究成果を発表

 続いて宿研スタッフによる研究成果発表が行われた。「売上アップを目指せる宿になるために」では、本社地域営業室の延谷文乃氏が登壇。「料金設定などを細分化し、客室ごとにライバル宿と差別化することで勝機が見込める」などと分析した。

 「単価アップの実現」では、関西支社地域営業室の三好理裕氏は「お客様の関心事を作り、競合にはない希少価値を見出し、(お客様に)決め手を与える」ことの重要性を語った。 

 「キャンセル率の改善」では、九州支社地域営業室の大村健太郎氏が「病気や天候不良など宿がお客様のキャンセルに関与できない項目と、改善が可能な項目に分ける」ことを提案。そのうえで、「複数の仮予約から1つに絞る際に、宿のウリを詳しく紹介することで自施設を魅力的に感じてもらえる」具体例や、予約後の不安を取り除く手法などをアドバイスした。

「ブランディングによる売上を上げる取り組み」では、戦略運用室の小向涼子氏と荒巻賢治氏が登壇。ホームページ上でここでしか体験できない“コト”を強くアピールすることで、実際に売上が大幅にアップした宿の事例を紹介した。

  経営企画室事業創造チームの岡田冶樹氏は「AIは宿泊業界を壊すのか」をテーマに、近未来のAIと宿の関係性について展望した。

  さらに、「静かな渓谷の隠れ宿 峡泉」支配人の小林義道氏は、「信州最南端の宿がいかにして選ばれるようになったか」をテーマに、料理やバックヤードのオペレーションの改善、今後の課題などを説明した。

【特集】(一社)日本健康素食アカデミー協会 ベジタリアンシンポジウム

2018年12月6日(木)配信

(一社)日本健康素食アカデミー協会ロゴ

 2018年10月20日にベジタリアンの世界大会「ベジタリアンシンポジウム(第3回WVO世界素食大会)」が日本(東京)で初めて開かれた。世界各国(アメリカ・中国・台湾・香港・インド・東南アジアなど計21カ国)からベジタリアン・ヴィーガンの著名人47人が来日し、日本のベジタリアン文化を牽引する人も全国から100人以上が上京した。主催は(一社)日本健康素食アカデミー協会。

ベジタリアンシンポジウム会場風景(大江戸温泉物語「浦安万華郷」)

 シンポジウムは、千葉県浦安市の大江戸温泉物語「浦安万華郷」の特設会場で開催された。日本健康素食アカデミー協会の塚田眞弘理事長による開会のあいさつに続き、各国代表による講演が行われた。インドネシアから参加した※世界ヴィーガン協会(WVO)のスシアント理事長は「健康のためのヴィーガンダイエット効果」について発表するなど、世界の※素食・ヴィーガン・ベジタリアンの考え方や国事情、実践方法などが学べ、世界各国の菜食生活に影響力のあるさまざまな分野の人が講義を行い、最新情報が得られる貴重な場となった。

 この「ベジタリアン・ヴィーガン世界大会」は、日本で初めて開催されたことから話題性も高く、テレビ・新聞・雑誌などの取材も多数あった。会場内にはさまざまな言語が飛び交い、楽しくかつ有意義な大会になった。

 また会場での夕食・懇親会では、日本の素食体験として「ベジタリアン和食」の気鋭、料理人の依知川高明氏による「豪華ヴィーガン弁当」の試食会も行われ、参加者から高評価を得ていた。

依知川高明氏による「豪華ヴィーガン弁当」

 日本健康素食アカデミー協会は「今後も世界と連携し、日本に『ベジタリアン・ヴィーガン・素食』の文化を広め、多くの人々が健康な生活を送れるよう努力を重ねていく」とコメント。「私たちは、20年の東京五輪をチャンスとして、日本にベジタリアン食材の店舗やレストランを広め、ベジタリアンの皆様が苦労しない環境を作りたい」と考えを述べた。

 同協会はとくに海外とのつながりが深く、諸外国のベジタリアン協会やベジタリアン食材の会社・レストランなどと密接な交流がある。「ベジタリアン・ヴィーガンについて、国内・海外とビジネスをお考えの方、またベジタリアン食材の輸入・輸出などを検討している方など『ベジタリアン・ヴィーガン・素食』についてご相談があればぜひお問い合わせを」と呼び掛けている。

 なお、WVO世界大会の開催国は、第1回がインドネシア、第2回が台湾、第3回が日本(今回)。次回の第4回はインドで来年7月に開催する予定となっている。

浅草寺での記念撮影

世界ヴィーガン協会ロゴ

 世界ヴィーガン協会(WVO)とは=世界ヴィーガン協会は、世界のベジタリアン・ヴィーガン業界をリードする15カ国以上の団体が集結した世界的組織。その日本代表が(一社)日本健康素食アカデミー協会である。「菜食中心の生活を実践することで、人々の健康と平和を持続可能にする」ことを目標としている。

 素食とは=日本人にとって「素食」と聞くと「粗食」と混同して「粗末な食事」をイメージしがちだが、「素食」は「豪勢な料理」に対する表現の「粗食」とは一線を画す料理文化体系であり、似て非なる概念。大きな意味で「素食」は「中華料理の中で発展してきた菜食料理」と捉えることができる。

 今から800年ほど前の「元」の時代にはすでに「菜食料理専門店=素食店」が営業していたことが文献に記されている。中華料理の技術によって800年以上にわたって研究されてきた「菜食料理=素食」は、「粗食」ではなく、健康的で美しい料理を意味している。

問い合わせ
(一社)日本健康素食アカデミー協会
【世界ヴィーガン協会(WVO)日本代表】
電話:03(3865)4198

エアビー、宿泊施設にアートを 京都造形芸術大学と包括連携結ぶ 

2018年12月5日(水) 配信 

エアビーが包括連携を結ぶ

Airbnb(エアビーアンドビー)と瓜生山学園 京都造形芸術大学は12月4日(火)に、包括的な連携に関する協定書を結んだと発表した。

 同大学の学生による芸術作品をエアビーの宿泊施設で鑑賞できるようにする。このほか、両者は寄附講座も合わせて開講。「次世代のホームシェアリング」をテーマに、学生らとエアビー担当者が協働して構築することを目指す。

 エアビーは、旅行者が地域の文化や芸術に触れることで、より一層独特で豊かな体験をできるようにする。一方、文化的活動家や芸術家には、エアビーのプラットフォームを通じ、その活動や作品を知ってもらう機会を提供。クリエィティブなコミュニティを支援するという。

「ゆこゆこネット」内に温泉地口コミページ開設 温泉街の雰囲気などわかりやすく表示

2018年12月5日(水) 配信

サイト画面

宿泊予約サービスを提供するゆこゆこホールディングスはこのほど、温泉旅館・ホテル予約サイト「ゆこゆこネット」内に温泉地口コミページを設けた。

 温泉口コミページでは現在、「ゆこゆこネット」で掲載している約740の温泉地を訪れたユーザーの感想や評価などを掲載する。併せて、「温泉街の雰囲気」や「お湯の特徴」、「アクセス利便性」など9項目のユーザー評価をグラフで表示することで、温泉地の特徴を一目でわかるようにした。サイトは、同行者別・訪問回数別などでクチコミを絞り検索することもでき、シーンに合った温泉地選び・旅行計画も可能だ。

地域を味わう旅列車の予約開始、西日本鉄道がPR

2018年12月5日(水) 配信

(左から)平井係長、氷室さん

西日本鉄道はこのほど、2019年3月23日(土)から運行を開始する観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の予約を開始した。同観光列車は地域の食材を使った料理が味わえる列車で、車内に“窯”を設置して焼き立てのピザなどを提供するのが売り。12月5日(水)に同社総務広報部広報課の平井祥寛係長と氷室安由実さんが本紙を訪れ、列車をPRした。

「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」のイメージ。40~50代の女性をターゲットに可愛らしい車体デザインにする

 列車は金・土・日曜日、祝日の運行。コースは西鉄福岡(天神)駅から大宰府駅までの「ブランチの旅」(2019年6月1日から運行予定)と西鉄福岡駅から大牟田駅に向かう「ランチの旅」、反対に大牟田駅から西鉄福岡駅間の「ディナーの旅」の3つを用意する。ブランチは3240円(税込)、ランチとディナーは8640円(同)ですべて運賃とサービス料、食事代を含む。

 平井係長は観光列車を運行することで、首都圏含め全国から注目を集めたいという。「観光列車に乗ってもらうこと自体が目的というよりも、観光列車が福岡に来ていただくきっかけになれば嬉しい。沿線には我われも知らなかった隠れた観光スポットがある。九州の玄関口ではあるが、滞在していただくことが少ないので多くの方に福岡に足を運んでもらい、さまざまな魅力に触れていただきたい」とアピールした。

 同社では、列車の予約開始に合わせウェブサイトをリニューアルした。「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」のサイトに加え、沿線地域の魅力を発信するサイト「Hellocal」(ハローカル)を開設。これまであまり知られていない地域のヒト・モノ・コトについて取材し、地域の魅力を発信している。

全国初「WeChat Pay」の交通機関決済システム提供 北海道・登別・洞爺湖エリアで実証実験

2018年12月5日(水) 配信

サツドラホールディングスのグループ企業リージョナルマーケティング(札幌市)は、モバイル決済サービスWeChat Pay(微信支付)における交通機関向け「チケット購入システム」の提供を始めた。2018年11月19日から道南バス(北海道室蘭市)、北海道運輸局と協力し、北海道を代表する温泉地「登別温泉エリア」「洞爺湖温泉エリア」で運行する約120台の路線バスで実証実験をスタートさせた。

バス停の分かりやすい場所に乗車用QRコードが設置されている。
バス車内でのQRスキャンにも対応
降車時に運転手さんにアプリを見せるだけ。

 バス停か車内でQRをアプリでスキャンするだけで利用できる。路線バスにおけるWeChat Pay「チケット購入システム」の導入は全国で初めて。今後は、道南バスとの実証実験を進めると同時に、訪日客の利便性向上や、導入事業者様の課題解決を目的とし、電車や船舶、タクシーなどバス以外の交通機関へのWeChat Pay「チケット購入システム」提供を視野に情報収集や調査・システムの改善を行う。