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【第50回旅館100選】群馬県・水上温泉郷谷川温泉　「旅館たにがわ」

2025年9月23日（火）配信

四季の自然に包まれた浪漫のゆかり、やすらげるひとり旅歓迎の宿

　1936（昭和11）年、前身の宿において文豪「太宰治」が川端康成の勧めで薬物中毒の転地療養をしたと知られる「旅館たにがわ」。効能顕著、湯量豊富な温泉と谷川岳の景観は、今なお訪れる人にやすらぎを与える。

　自然林の雄大さを望む客室は落ち着いたしつらえで、眺望も重視した配置。四季折々の眺めにいつ訪れても満足させられ、天気が良ければ谷川岳の景色も楽しめる。

　食膳は、旬を最大限に生かした調理で用意。夕食はギンヒカリ（ニジマス）の刺身や上州牛、朝食は焼き立てのお魚にお手製豆腐など約4品の提供に加え、小鉢約12種類をバイキング形式で自由に選べる。

　約20種類の効能をもつ温泉は、源泉掛け流しの木の香り優しい檜風呂と銘石の三波石を贅沢に配した露天風呂。このほか、2つの貸切露天風呂も好評だ。

□「太宰治ミニギャラリー」

　太宰治ゆかりの温泉地として、館内には「太宰治ミニギャラリー」があり、本類や石碑、写真集などを自由に見ることができる。そのほか、リラックスルームなども備わり、客室以外の空間でもゆっくりと過ごすことができる。

交通：《車》関越自動車道水上ICから国道291号を経由し水上方面へ7km、P50台（無料）
　　　《電車》JR上越線水上駅からタクシーで7分※送迎有（要予約）
チェックin14:00 out10:00
食事：《夕食》料理茶屋
　　　《朝食》カフェラウンジ
部屋：全28室（露天風呂付客室3室、和モダンベッドルーム9室、和室16室）
風呂：男女別大浴場各1、露天風呂各1、貸切露天風呂（家族風呂）1（有料）
泉質：単純温泉
料金：2万2,150円〜3万9,750円

〒379-1619　群馬県利根郡みなかみ町谷川524-1
☎0278（72）2468　FAX0278（72）2470
https://www.ryokan-tanigawa.com/
Wi-Fi：使用可　外国語対応：英

　※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版　プロが選んだ日本のホテル・旅館100選＆日本の小宿（BEST100 HOTELS＆RYOKANS IN JAPAN）」（自由国民社）に収録されている内容を紹介しています。

全国各地のイベント開催や施設のオープン・リニューアル情報など観光の話題を毎日配信しています。専門紙ならではの本紙掲載1面特集やコラムも試し読みできます。

日本バス協会、全国の時刻表を集約　新ポータルサイトを公開

2025年9月22日（月）配信

日本バス協会トップページの「全国バス時刻表」バナー（左）、スマホ上の「全国バス時刻表」

　日本バス協会（会長＝清水一郎・伊予鉄グループ社長、東京都千代田区）は9月19日（金）、バス利用者向けの新たなWebサイト「全国バス時刻表」を公開した。全国の路線バスや高速バスの時刻表ページを都道府県ごとに集約したポータルサイトで、各バス会社が提供する公式時刻表ページにアクセスできる。

　同サイトは都道府県ごとに事業者名や時刻表ページのURL、QRコードを一覧表示したシンプルな設計。公開時点で路線バスが約400件、高速バスが約250件の事業者・路線情報をカバーしている。日常の通勤や通学から観光やビジネス利用まで、幅広いバス利用者の利便性を高め、バス利用の促進を目指す。

　日本バス協会は「バスファンや時刻表愛好家にも気軽に活用してもらえるものと期待している。バス業界全体の活性化と持続可能な公共交通社会の実現に貢献したい」とした。

【第50回旅館100選】栃木県・鬼怒川温泉　「鬼怒川グランドホテル夢の季」

2025年9月22日（月）配信

四季のうつろいを五感で楽しむ、喧騒を離れる湯宿

　美しい日本庭園を囲むように設計された湯宿「鬼怒川グランドホテル夢の季」。ロビーから外に目を転じると、季節により趣を変える鬼怒川随一の日本庭園が広がる。夜には月明かりのようにライティングされ、情緒あふれる景観だ。

　鬼怒川の名湯を存分に楽しめる大浴場の庭園露天風呂では、旅情を満喫することができる。貸切露天風呂「かく恋慕」は木造りや石造り、陶器の風呂など5種類の露天風呂に畳の部屋が備わり、湯上り後もゆっくりとくつろげる。

　夕食は、料亭「山やましな科」や和ダイニング「和伽那」、洋彩和膳「L`Amusant（ラミュゾン）」、レストラン「ファンタジー」で、四季のうつろいを楽しみながら旬の地元食材を生かした料理をいただける。会席料理「旬彩篭盛会席」や、旬の料理が彩る味覚プランも好評だ。

□自社製オリジナルブランド商品「夢ゆめときひゃっか季百花」

　料理長が丹精こめて作った「ふきのとう味噌」、「日光湯波の山椒煮」、「柚子胡椒」は、会席料理でも提供される人気の逸品。オリジナルのブルーベリーアイスやコンフィチュールなどもあり、地産地消の商品を作っている。売店やECサイトで販売しており、気軽に旅館の味を堪能できる。

交通：《車》東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路今市IC、国道121号を経由し約20分
　　　《電車》東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から徒歩8分
チェックin15:00 out10:00
食事：《夕・朝食（個人）》料亭、レストラン
部屋：全100室（一般客室38室、本館28室、別館30室、その他4室）
風呂：男女別露天風呂各2、男女別大浴場各1※時間により男女入替制、貸切風呂、サウナ
泉質：アルカリ性単純泉
料金：2万5,000円～20万円

〒321-2522　栃木県日光市鬼怒川温泉大原1021
☎0288（77）1313　FAX0288（77）3344
https://www.kgh.co.jp/
Wi-Fi：使用可　外国語対応：英

□自社製オリジナルブランド商品「夢ゆめときひゃっか季百花」

【第50回旅館100選】栃木県・鬼怒川温泉　「あさや」

2025年9月21日（日）配信

日本旅館130年のおもてなしで、絆を深めるお手伝い

　明治21年創業。130年もの歴史を誇り、名湯鬼怒川温泉を代表する日本旅館「あさや」。12階までの壮大な吹き抜けが印象的な「秀峰館」と、古き良き日本の宿を再現した「八番館」の2館から成る。

　秀峰館の空中庭園露天風呂は、鬼怒川温泉で最も高い場所にあり、夜には満天の星が、昼間は眼下に広がる鬼怒川渓谷の絶景が一望できる。効能豊かな自家源泉「子宝の湯」は、大浴場だけでなくすべての客室で堪能でき、心も身体も癒される。貸切風呂「吉祥打ち出の小槌の湯」では黒御影石の浴槽の「宝珠」、岩の浴槽の「宝鍵」、檜の浴槽の「丁子」、赤御影石の浴槽の「隠笠」から選んで楽しめる。

　夕食はブッフェレストランや半個室のレストラン、個室料亭など、好みや人数に合わせて選べるところがうれしい。

□おすすめのお土産「あさや特製和牛カレー」

　あさや総料理長のオリジナルレシピに基づいて作られたビーフカレー。厳選された黒毛和牛と30種類ものスパイスを使用。館内のレストランで提供していたカレーを「自宅でも楽しみたい」という要望から誕生した「あさや特製和牛カレー」。本格的なホテルの味を自宅でも満喫できる。

交通：《車》東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮有料道路今市IC、国道121号を経由し15km、P400台（無料）
　　　《電車》東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から日光交通ダイヤルバスで8分
チェックin15:00 out10:00
食事：《夕食》ブッフェレストラン、レストラン「Wisteria」、個室料亭
　　　《朝食》ブッフェレストラン
部屋：全192室
風呂：紅葉の湯、麻の湯、滝の湯（男性・女性）
泉質：アルカリ性単純泉
料金：1万7,000円〜8万1,000円

〒321-2598　栃木県日光市鬼怒川温泉滝813
☎0288（77）1111　FAX0288（77）0643
https://www.asaya-hotel.co.jp/
Wi-Fi：使用可　外国語対応：英・韓・中・台・他

【第50回旅館100選】栃木県・川治温泉　「祝い宿寿庵」

2025年9月20日（土）配信

歓びに満ちたひとときを紡ぎだす、心を込めたおもてなし

　鬼怒川と男鹿川が合流する峡谷に静かにたたずむ川治温泉の隠れ宿「祝い宿寿庵」は、心のこもったおもてなしに定評のある宿だ。電車で訪れた際は、鬼怒川や日光への送迎サービスがあるのもうれしい。客室は、和風旅館の趣とモダンが融合した落ち着きあるたたずまいで、広縁からは庭園や日光の美しい山々が望める。

　竹林に囲まれた露天風呂は、日本温泉協会から泉質、湯量とも5つ星に認定された自慢の湯。日没後は竹林がライトアップされ、幻想的な美しさが楽しめる。2023年4月には、「湯上りラウンジ」がオープンし、ドリンクやお菓子などが用意されゆっくりとくつろげる。

　食事は、土鍋で炊いた栃木県産コシヒカリや栃木ならではの地元の食材、四季折々の旬の素材をふんだんに使った料理人こだわりの会席料理。大切な人と特別な日を満喫したい。

□「湯上りラウンジ」オープン

　2023年4月1日にオープンした「湯上りラウンジ」。ドリンク類は、生スパークリングワインや地酒、特製柚子ジュースやコーヒーなど豊富に揃う。そのほか、手作りと体験型のお茶菓子なども用意され、湯上り後の時間をゆっくりと楽しむことができる。

交通：《車》東京方面より東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮有料道路へ、今市ICより国道121号を経由し30分、Ｐ20台（無料）
　　　《電車》東京方面：東武鉄道浅草駅より川治湯元駅または鬼怒川温泉駅から野岩鉄道川治温泉駅より徒歩10分※送迎有（要予約）
チェックin15:00 out11:00
食事：《夕・朝食》ダイニング部屋
部屋：全18室
風呂：男女別露天風呂各2、内風呂各1
泉質：弱アルカリ性単純泉
料金：1万8,000円～4万円

〒321-2611　栃木県日光市川治温泉川治52
☎0288（78）1101　FAX0288（78）1104
https://nikko-jyuan.com/
Wi-Fi：使用可　外国語対応：英・台

沖縄工芸フェア9月21日まで開催　15産地の伝統工芸品集まる

2025年9月19日（金）配信

　沖縄県内15産地の伝統工芸品が一堂に集結する「沖縄工芸フェア2025」が9月19日（金）から、東京・銀座の「時事通信ホール」で始まった。21日（日）までの3日間開催している。

　展示販売や手仕事の技が目の前で体感できる製作実演や体験コーナー、特別講演会に三線ライブなど、沖縄の工芸が五感で楽しめるプログラムが多数用意されている。工芸従事者と直接話せる商談会も同時開催する。

　時間は午前10時～午後6時まで。最終日のみ午後5時まで。

【黒部峡谷鉄道】10月12日（日）「鉄道の日イベント」開く

2025年9月19日（金）配信

　黒部峡谷鉄道（鈴木俊茂社長、富山県黒部市）は10月12日（日）、「鉄道の日イベント」を開く。

　鉄道の日は、1872（明治5）年10月14日に新橋～横浜間で日本最初の鉄道が開通したことを受け、鉄道が国民に広く愛され、その役割についての理解と関心がより深まることを目的として、1994年に定められた。

　黒部峡谷鉄道も「鉄道の日」の主旨を踏まえ、「鉄道の日イベント」を実施する。

　当日は、トロッコ電車車庫の見学をはじめ、鉄道模型走行展示、犬釘打ち体験会、制服着用体験コーナー、プラレール広場の設置、トロッコ電車クイズラリーなど、大人から子供まで楽しめる企画を多数予定している。

　詳しくは同社ホームページまで。

地元＆全国ご当地グルメ集結　「OBAMA食のまつり」　小浜市

2025年9月19日（金）配信

　福井県小浜市の若狭おばま観光協会の原田優輝専務理事兼事務局長と池田歩主任がこのほど来阪し、10月18、19日の2日間実施する秋の一大イベント「第22回OBAMA食のまつり」をPRした。地元グルメと全国のご当地グルメが一堂に会する食の祭典。毎年、心待ちにしている人は多く、昨年は2日間で延べ約2万人もの来場者が訪れ、旬の味覚や名物グルメを楽しんだ。

　当日は、「御食国若狭おばま食文化館」前に特設会場を設置。このイベントでしか食べることができない幻の逸品「小浜ラーメン」や若狭の最高級和牛「若狭牛」を使った「若狭牛ステーキ丼」といった地元グルメのほか、大分の「中津唐揚げ」、香川の「丸亀骨付鳥」、岡山の「津山ホルモンうどん」など、全国の人気ご当地グルメが勢ぞろい。

今年は、小浜生まれ小浜育ちの地元産ブランド牡蠣「若狭うららかき」や、地元特産の「とらふぐ」を使ったメニューも新登場するなど、40店舗以上が出店する。

　会場には、このほかにも、新鮮な海鮮や一夜干しを七輪で楽しむ「地魚七輪焼き」や、鯖街道起点の地・小浜ならではの「鯖寿司食べ比べ」、地酒コーナーや各地の特産品を集めた物産展、「若狭塗箸研ぎ体験」など、さまざまな催しを用意。石川県能登地域の地酒や海産物をそろえた能登復興応援コーナーも設ける。開催時間は、両日とも午前10時から午後3時まで。荒天の場合は中止となる。

　原田さんは「『若狭うららかき』は今年春に誕生したブランド牡蠣で、プリっとした食感と爽やかな風味が特徴です。ぜひ、ご賞味ください」とアピールした。

妻夫木聡さん、2年連続で台湾観光アドバイザーに就任　「台湾への偏愛」テーマに南台湾の魅力発信

2025年9月19日（金）配信

　台湾観光庁（陳秀玉長官）は2025〜26年の台湾観光アンバサダーに、日本の俳優・妻夫木聡さんを継続して起用することを決定した。日本市場に向けて、多彩な台湾の魅力を幅広く発信していく予定だ。

　台湾で開いたプレス発表会で、妻夫木さんはCM撮影の体験について「台湾は初めて訪れても、何度訪れても新しい発見がある」と語り、とくにお気に入りとして台湾スイーツの「かき氷」を紹介した。

　24年に初めてアンバサダーを務めた際には「若年層のみならず40代以上の好感度も高まり、日本からの訪台旅行者数は前年比42％増の131・9万人を記録するなど、大きな成果を挙げた」（台湾観光庁）とし、同庁は今年も妻夫木さんの続投を決めた。

　今回の訪台では、「台湾への偏愛」をテーマに、台南や高雄を訪れ、芸術文化や地域信仰、伝統市場など南台湾ならではの魅力を体験。

　新しいプロモーション映像は10月中旬に公開予定で、オンラインとオフラインを組み合わせた多角的な展開を進めていく。

　妻夫木さんは9月25～28日に愛知県国際展示場（Aichi Sky Expo）で開催される「ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸」に出展する台湾パビリオンで同プロモーションの発表会を行う予定だ。

10月1日「あみ観光物産館 ami colle！」オープン　あみアウトレット内に

2025年9月19日（金）配信

　あみプレミアム・アウトレット（茨城県・阿見町）内に10月1日（水）、阿見町の観光物産館「あみ観光物産館 ami colle！」がオープンする。観光案内と物産販売を行う新たな拠点が誕生する。運営はあみ観光協会。開業を記念し、10月5日（日）には、あみ観光大使を務める、二所ノ関親方（元横綱稀勢の里）らを招き、オープニングイベントを行う。

　これまで阿見町の観光情報を提供していた、フードギャラリー内の「あみコミュニケーションセンター」に代わる施設として、面積を約2.5倍に拡張。特産品や加工品、土産物などの物販エリアを併設し、観光客と地域をつなぐ交流の場を提供として阿見町の魅力を発信していく。

　オープニングイベントでは、阿見町の千葉繁町長や二所ノ関親方がテープカットセレモニーに参加する。あみ大使のジャズピアニスト、根木マリサ氏による生演奏や阿見町の公式キャラクター「あみっぺ」も登場し、会を盛り上げる。

　このほか、ちゃんこ鍋の無料振る舞いや、学生らによるスポーツイベントなど多彩な企画が用意されている。