訪日旅行の促進へ、中国旅行社と合弁会社(HIS)

平林社長(左)と呉社長
平林社長(左)と呉社長

 エイチ・アイ・エス(HIS、平林朗社長)と同程国際旅行社(LY.com、呉志祥社長、中国江蘇省)は11月4日、訪日旅行のさらなる促進に向けて、新たに合弁会社を設立することで基本合意書を締結した。両社は日本に新会社を設立することで日本の豊富な観光素材の仕入れを強化。24時間運営のコールセンターも設置し、中国の顧客のニーズに対応したスピーディなサービスの提供、今後の訪日中国人旅行者のシェア拡大を目指す。

 LY.comは中国のレジャー旅行のオンラインサービスをリードする旅行会社で、「レジャー旅行ナンバーワン」を戦略目標に近年急成長を遂げている。同社の携帯アプリ「同程旅游」のインストール件数は8億件を突破しており、今後さらなる成長が期待されている。同社の呉社長は、今回の締結について「HISは日本のみならず世界中の旅行商品やサービスを提供している。私たちはHISの胸を借りながら、国際的なサービスの質を高めていきたい」と語った。さらに、HISの平林社長はLY.comの近年の成長率を称え「今回提携を組むことで、中国人のお客様を満足させられるようなサービスを一刻も早く作っていきたい」と意気込んだ。

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 新会社設立に当たりHISは62カ国に展開する海外現地法人のインバウンド観光商材を新会社に提供し、LY.comのサイトを通じ中国発の海外旅行として販売。そのほか、同社グループの1つで、中国からの訪日客実績トップクラスのジャパンホリデートラベルが、日本の観光素材を提供し、ホテル事業、テーマパーク事業など、同社グループが持つ観光素材を新会社とLY.comを通じて中国市場に向けて販売する。また、日本人の中国行き旅行においては、LY.comが独自に仕入れる観光素材、中国高速鉄道、ホテルなどをHISの販売網を通じ日本の旅行者に向けて提供。相互の強みを存分に活用するとともに、顧客満足を追求しウイン―ウインの関係を築いていく。

 新会社の営業開始日は11月中を予定している。

グローバル化推進や販路拡大へ、三重県とANAが包括連携協定

 来年5月に三重県で伊勢志摩サミットが開催されるにあたり、三重県とANAホールディングスは11月16日、三重県の津都ホテルで包括連携協定の調印式を行った。グローバル化の推進や観光振興などに取り組む。

 連携内容は、「世界の人が集うグローバル化の推進」として、MICE誘致や開催への協力、ファムトリップなどへの協力。「観光の振興」は、機内誌などで県を紹介し、旅行商品を造成する。「食の販路拡大」は、機内食やラウンジなどでの県食材の提供、貨物ネットワークを活用したASEANへの販路拡大。「人づくり」は、航空宇宙分野に係る人材育成支援。

界ブランド初の新築、「界 鬼怒川」がオープン(星野リゾート)

新築の建物は四季の風景と調和する
新築の建物は四季の風景と調和する
星野佳路代表
星野佳路代表

 星野リゾート(星野佳路代表)は11月10日、栃木県日光市の鬼怒川温泉に「星野リゾート界 鬼怒川」を開業した。昨年誕生した「界 川治」「界 日光」に続き、同社が運営する温泉旅館ブランド「界」の県内3軒目の施設で、「界」としては13軒目で初の新築。

 開業日には、内覧会とオープニングセレモニーが行われ、星野代表は「『界』は全国30軒を目標に、各温泉地の個性を発揮できるような温泉旅館づくりを目指している」とし、「今回は初の新築プロジェクトで、栃木・鬼怒川の魅力を多様に盛り込んでいる。ぜひ皆様に楽しんでいただき、地域に貢献していきたい」とあいさつ。来賓の斎藤文夫日光市長も「本市に3施設あることは大変心強い。今回のオープンで、さらに地域の魅力度が増すのでは」と期待を寄せた。

 鬼怒川温泉駅から車で約5分。「界 鬼怒川」は鬼怒川渓流沿いの小高い丘の上に建ち、スロープカーで建物エントランスまで誘導する。森に囲まれた敷地は、東京電力保養施設の跡地(約3万6千平方メートル)で、中庭の紅葉や花見露天風呂が楽しめる桜並木など、もとある木々を生かした四季の風景も見どころだ。

 48室ある客室(うち露天風呂付き20室)はすべて栃木の素朴な民藝をモダンにアレンジした「ご当地部屋」で、益子焼や黒羽藍染など地元作家とコラボレーションした調度品がちりばめられる。ほかにも、熱い石を鍋に入れ龍神伝説をイメージした「龍神鍋会席」や、毎夜ロビーで開かれる益子焼楽器の演奏会「益子陶琴のうた」など、滞在中、地域の魅力を体感できる仕掛けが随所に施されている。1人1泊2食付きで2万7千円から。

 来月、星野リゾートは石川県山代温泉に、改装新築の「界 加賀」の開業を予定する。星野代表は「『界』は今後も質の高いサービスが提供できる1軒50室を基本に、全国に30カ所、計1500室のスケールメリットが効いた、温泉旅館のビジネスモデルを展開していきたい」と話す。

旅行新聞新社・石井社長、秋の園遊会に招待、日本専門新聞協会を代表

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 11月12日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた、秋の園遊会に日本専門新聞協会を代表して、旅行新聞新社の石井貞徳社長が招かれた。秋空のもと、2千人の招待客は天皇、皇后両陛下、皇族方と和やかに懇談。皇太子妃雅子妃殿下も12年ぶりに出席された。

 両陛下がお着きになるまで、皇室の楽団による生演奏を聴きながら、用意された茶菓などをいただき、園内を散策した。君が代の国家が園内に響きわたるなか、両陛下並びに皇族方が入園。石井社長は、秋篠宮殿下と言葉を交わし「観光業界のために努力してほしい」とお言葉をいただいた。

 今回の園遊会は、野球漫画「ドカベン」作家の水島新司氏やiPSを利用し世界初の移植手術をした理化学研究所の高橋政代さんら各業界で、活躍した人が招かれた。

乳がん術後も温泉へ、 伊豆の旅館で勉強会開く(リボン宿ネット)

旅館に求めるサービスなどを講演した
旅館に求めるサービスなどを講演した

 乳がん経験者に優しい宿づくりを進める「ピンクリボンのお宿ネットワーク」(事務局・旅行新聞新社)は10月26日、宿泊施設スタッフを対象にした勉強会を、静岡県の伊豆地域で初めて開催した。会場の熱川プリンスホテル(東伊豆町)には5施設から15人が集まり、講師のNPO法人キャンサーネットジャパン認定乳がん体験者コーディネーターの松井亜矢子さんの話に熱心に耳を傾けた。

 松井さんは「乳がん患者は12人に1人と増えている。罹患のピークも40代から50代と若く、治療に5年、検査に10年と長く病と向き合うケースが多い」とし、「乳がん患者が抱える、術後だけでなく、数年間『温泉に行けない悩み』は、経済・精神面の悩みと合わせて、3大苦悩のひとつというデータもある」と説明した。

 そのうえで、「入浴時の壁となる『裸を見られたくない』『個室露天風呂付き客室は高価で泊まれない』『まわりが気を使うのでは』など、具体的な悩みに応える心配りが各宿にあるとうれしい」と呼び掛けた。

 例として、「入浴や着脱時に使うタオルは、透けないよう少し厚手で大判のものが複数あるとうれしい。また、貸し切り風呂は短時間の設定でもよいので利用料を安くし、敷居を低くしていただければ」と提案した。また後遺症や薬などの副作用にも触れ、「脱毛や薄毛に悩む人にはシャワーキャップは透明ではなく有色だと心強い」「治療によっては大量の汗をかくホットフラッシュも起こりやすく、浴衣の備え付けが夜・朝用の2枚あり、客室の毛布も気軽に調整できるとありがたい」と付け加えた。

 食事については、「カロリーや添加物・化学肥料にも敏感になっているが、それを気にして残してしまうのはもったいなく、心苦しい。事前リクエストができ、ハーフコースの設定や、有機野菜や玄米を使ったヘルシー料理などが選択できればうれしい」と話し、「健康志向が高まるなか、これらのサービスは乳がん患者に限らず、時代のニーズにも合っているのではないか」と言及した。

 またコースの場合、手元に献立表があると「料理の内容(素材)がわかるだけでなく、体調に合わせて食べ進めるなどのペース配分がしやすい」ことも強調した。

 自身だけでなく、家族がんの経験者でもある松井さん。「旅先で温泉に浸かり、病の悩みを一瞬でも忘れ、家族や友人と語らった記憶は数年経っても思い出に残るもの」と振り返る。「ひとりでも多くの乳がんサバイバーがもう一度、気兼ねなく温泉に入り、素敵な思い出を作れるよう、そっとサポートしていただけたらありがたい」と思いを伝えた。

 同ネットワークは今後も各地で勉強会を開き、次回は12月10日に石川県・和倉温泉の「加賀屋」にて開催を予定する。

 問い合わせ=ピンクリボンのお宿ネットワーク事務局 電話:03(3834)2718。

【11月18日-24日】“佐賀県×スプラトゥーン”東京タワーに期間限定ショップ(佐賀県)

呼子名物「いかぐるぐる」をモチーフにしたコラボツリ―は12月25日まで展示
呼子名物「いかぐるぐる」をモチーフにしたコラボツリ―は
12月25日まで展示する

 佐賀県は、任天堂が発売するイカが主人公のWiiU用人気ゲーム「スプラトゥーン」とのコラボレーション企画「Sagakeen(サガケーン)」を始動した。11月18日には、同県の特産品・民芸品などを販売するコラボショップ「Sagakeenイカすロビー」がゲーム内に登場する“イカスツリー”のモチーフにもなった東京タワー(東京都港区・フットタウン2階イベントスペース)にオープン。11月24日までの期間限定の営業で、コラボ商品としてオリジナルパッケージの「スプラトゥーンいかさし塩辛」や「スプラトゥーンいかまんじゅう詰め合わせ」、職人が手作りする「唐津焼箸置き」、「SagakeenコラボTシャツ」などを個数限定で販売する。営業時間は午前11時(11月18日のみ12時)から午後8時まで。

コラボグッズや県産品を販売する
ショップ内では
コラボグッズや県産品を販売

 今回のコラボは、「呼子のイカ」で有名な唐津市呼子町がある佐賀県が、今年5月に発売され、全世界で240万本以上の売り上げを誇る「スプラトゥーン」に注目し、任天堂に働きかけ実現した。県が取り組む情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の事業の一環として県の魅力を紹介するほか、気温が下がり観光客が落ち込む冬季を前に、呼子町を中心とした同県への観光誘致PRにも力を入れる。

 ショップではグッズ販売と合わせ、呼子名物・イカの回転乾燥機「いかぐるぐる」をモチーフにしたクリスマスツリーを展示(12月25日まで・11月25日以降の会場は変更の場合あり)するほか、11月21・22日にはゲーム内でコラボフェスイベントを、また12月1日から来年1月31日には現地の呼子エリアを会場に観光イベントを実施し、“東京と佐賀”“ゲームとリアル”を織り交ぜて企画が展開される。
 
 呼子エリアでは、神秘の洞窟・七ツ釜探検を楽しめる観光遊覧船「イカ丸」がスプラトゥーン仕様の「スプラ丸」になるほか、スタンプラリーや公式ショップでのコラボ商品の限定販売などを予定する。さらに呼子の冬の風物詩となった、ツリーに吊るしたイカの干物を来場者にプレゼントする「イカすクリスマスツリー」が今年は「Sagakeen」バージョンで登場。担当者は「ゲームをきっかけに、ぜひ“イカの聖地”呼子、そして佐賀県を訪れていただければ」とアピールする。

No.417 47都道府県観光アンケート、観光予算8割増の1060億円に

47都道府県観光アンケート
観光予算8割増の1060億円に

 旅行新聞新社は昨年に続き47都道府県へ(1)15年度観光関連予算(2)15年度一般会計予算総額における観光関連予算の比率(3)15年度の重点施策――に関するアンケートを実施した。2015年度は国から地方創生のための交付金(計4200億円)が交付され、前年度と比べ2倍近く増額となった県もある。補正予算や人件費の扱いなど各都道府県により条件が異なるため一概には比較できないが、1つのデータとして紹介する。
【松本 彩】
 
 2015年度の47都道府県の観光関連予算の合計は1060億1249万円となった。15年度は国から地域活性化・地域住民生活等緊急支援の交付金(計4200億円)が出たため、前年度の586億2931万円から約8割増に。47都道府県の観光予算の平均は22億5558万円。一般会計予算における観光関連予算の比率の平均は0・21563%となった。

 観光関連の予算を前年度と比較すると31の自治体で前年より増加。東京オリンピック開催を控える東京都は、「東京都おもてなし・観光基金」により255億円近く増加したが、東京都以外でも最大で20億円近く増加した自治体もあり、地方創生関連の交付金による影響が大きく見られる。一方、減少した自治体では5億円以上の減額となった。一般会計予算総額における観光関連予算の割合を前年度と比較すると、17の自治体が前年度より割合を伸ばした。…

 

※ 詳細は本紙1608号または11月17日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

長年続く店 ― 案外「フツー」の味を求める客が多い

 先日、東京都内で取材の合間にラーメン屋に入った。なぜその店に入ったかと言えば、お昼なのに空いていたからだ。

 あまりお腹が減っていなかったが、何となくチャーシューが食べたくなって、入り口の自動販売機でチャーシュー麺のボタンを押した。私はラーメン屋に入ると条件反射で餃子を求めるので、そのときも餃子を注文した。程なく出てきたチャーシュー麺に驚いた。大きくて分厚いチャーシューがラーメンの広い器を一面覆い尽くしていた。

 私の勝手な思い込みとして、1―2枚美味しいチャーシューを食べたかったのだが、食べても、食べてもチャーシューが底から現れてくるため、半分以上残してしまった。私は未だに、この手の失敗をしてしまう。スープはまあまあ美味しかったので「初めて訪れる店では『ノーマル』なラーメンを注文すればよかったな」と後悔した。

 しかし、いくらチャーシューが好きだとしても、「一度にこんなに大量のチャーシューを食べたいと思う人がそんなにたくさんいるのかなぁ。ちょっと極端過ぎないか?」と思った。

 それから間もなく運ばれて来た餃子は、無個性な「フツー」の餃子だった。餃子に関しても、私の店選びが悪いせいか、ラーメン屋で美味しい餃子に当たったことがあまりない。一時期、美味しい餃子を食べさせるラーメン屋を探し歩いていたくらいなのに、満足できる餃子に出会えない。美味しい餃子を出すラーメン屋をご存じの方は、ぜひ教えていただきたい。

 さて、ラーメン屋の話ばかりになったが、親子丼などの丼は、店の実力に大きな開きがある。街角の定食屋や、蕎麦屋で食べる親子丼は、味も、見た目もいわゆる「フツー」が多いが、老舗の焼鳥屋などが提供する親子丼は、やはりひと味違う。また、カレー屋で食べるカツカレーのカツは「フツー」だが、トンカツ屋で食べるカツカレーのカツは気合が入っている。

 私が普段行くのは、大衆店ばかり。すると大半の店は「格別に美味しくもないが、不満を言うまで不味くもない」というレベルの味に落ち着いている。

 もちろん、高級料理店に行けば感動的な美味に出会えることもわかっている。しかし、それにはそれ相応の対価を支払う必要があるし、当然客も他店では味わえない美味を求める。このため美味でなかったときのショックを考えると、つい安くて美味しい「幻」を探してしまう。

 けれど、不思議なのは、いわゆる「フツー」の味を提供する大衆店が潰れることなく長年続いているということだ。出前を取っても「フツー」の親子丼しか持ってこない蕎麦屋がしっかりと営業できている。「何十年も変わらぬ無個性な味」の親子丼に出会うたびに、逆に感心したりもする。一方、クセになりそうな麻婆豆腐を出す中華料理店がいつの間にか潰れていたり、美味しい枝豆を出す居酒屋が閉店したりする。凝りに凝ったコーヒー豆を提供する喫茶店が街から消える一方、「味も香りもしない」無味乾燥なコーヒーを出す店が満席になっていることも多い。志が高ければ、日々美味への追求を怠らず、個性的な味を出そうと「クセ」を付けたりもする。だが、必ずしもそれが上手くいくとは限らない。奇抜さや、行列のできる人気店ではなく、「フツー」の味を求める客が案外多いことに気づく。

(編集長・増田 剛)

「入れ墨お断り」55・9%、施設、外国人双方に「背景の理解を」(観光庁調べ)

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 入れ墨(タトゥー)のある外国人旅行者の入浴が問題になった件について、観光庁がこのほど入浴施設を対象に入れ墨対応調査を行った結果、入れ墨のある人の入浴を断っている入浴施設は55・9%にのぼった。同庁は今後、入れ墨に関する適切な情報発信で、入浴施設側と訪日外国人旅行者の双方に文化背景の理解を求める。

 回答があった581件の施設のうち、入れ墨入浴の可否状況は、「お断りしていない」が30・6%、シールなどで隠す「条件付きで許可」が12・9%、「お断りしている」が55・9%、「無回答」が0・5%だった。

 入れ墨「お断り」施設の拒否理由としては「風紀・衛生面で自主的に」が58・6%、「業界・地元事業者で申し合わせ」が13・0%、「警察・自治体などより要請または指導」が9・3%、「その他」が9・8%、「無回答」が9・3%。なお、警察庁と厚生労働省に入れ墨入浴拒否の方針はなく、自治体ごとに対応が異なるとみられる。

 入浴拒否の周知方法については「ポスター、看板など設置」が70・2%、「受付時に直接お断り」が14・5%、「その他」が10・1%、「無回答」が5・2%。

 10月21日の観光庁長官会見で田村明比古長官は「詳細についてはこれからだが、当面は日本の文化を訪日外国人に理解を求め、入浴施設にもタトゥーの理解を進めてもらい、摩擦を減らしていく」と情報発信の強化を進める方針を述べた。

15年度秋の叙勲・褒章、川﨑氏らが旭日双光章

 政府は11月3日付で2015年度秋の叙勲および褒章受章者を発表した。本紙関連では元全国旅行業協会副会長の川﨑糺氏(かつらぎ観光社)や元日本旅館協会副会長の有本啓治氏(宮島グランドホテル有もと)らが受章した。

 本紙関連の勲章、褒章受章者は次の各氏。

 【勲章】旭日双光章

有本啓治
(宮島グランドホテル有もと代表取締役社長)=元日本旅館協会副会長 観光事業振興功労

太田信幸
(はつしろ代表取締役会長)=元福岡県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長、元全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会常務理事 生活衛生功労

川﨑糺
(かつらぎ観光社代表取締役社長)=元全国旅行業協会副会長 観光事業振興功労

木村進
(木村エンタープライズ代表取締役社長)=元下妻市議会議員