じゃらん、お取り寄せスイーツ人気ジャンル発表 編集長セレクトのご当地スイーツも

2020年6月16日(火) 配信

京都フィナンシェのビイェ・ド・フィナンシェ

 リクルートライフスタイル(淺野健社長)が企画・編集する旅行情報誌「じゃらん」は6月10日(水)、「お取り寄せ」したいスイーツのジャンルや、金額に関するアンケート結果を発表した。

 ランキング1位には、バリエーションの豊富さや日持ち具合いなどを考慮したジャンルのスイーツが選ばれたほか、じゃらん編集長がセレクトしたご当地スイーツも併せて紹介された。

  アンケートは5月25日(月)~26日(火)の2日間、47都道府県在住の20~40代を対象にインターネットで実施。1588人が回答した。

 「お取り寄せしたいと思うスイーツのジャンルは」(複数回答)の問いに、約半数の47.4%が「焼き菓子」と回答した。この結果に、じゃらんでは「パウンドケーキやクッキー、フィナンシェなど種類が多いことや、ある程度日持ちすることなどが選ばれた要因では」と分析する。

 2位は「ケーキ」(42.3%)、3位は「アイス・ジェラート」(30.6%)、4位は「チョコレート」(29.8%)、5位は「バウムクーヘン」(29.3%)と続いた。

 「1回のお取り寄せで使用できる金額は」(単一回答)の質問では、同じく約半数の48.0%が「1000~3000円未満」を選択した。次いで、「3000~5000円未満」(32.6%)、「1000円未満」(10.5%)と続き、手ごろな値段が大半を占めた。

ゼリーのイエ_西編集長

 また、じゃらん編集長が旅先で見つけた各地の「ご当地お取り寄せスイーツ」も紹介。「関東・東北じゃらん」の西尚子編集長は、福島県のカラフルなスイーツ「ゼリーのイエ」を選び、「SNS(交流サイト)でも話題で、宝石のよう。100%ゼラチンの手作りにこだわっている。断面の美しさにも注目してほしい」とコメントした。

アップル&ローゼスタルトS_今西編集長

 「じゃらんムックシリーズ」の今西裕子編集長は、バラのような長野県のタルト「アップル&ローゼスタルトS」を取り上げた。「花びらはすべてリンゴのスライスで表現。まさにバラの花咲くタルトです」と説明。季節によって使う品種も変わるという。

 「関西・中国・四国じゃらん」「九州じゃらん」の長田佳子編集長は、京都のフィナンシェ専門店の「ビイェ・ド・フィナンシェ」を紹介。「小麦粉を使わず、アーモンドの粉末だけを使用。サブレのような食感で、バターの味わいとハチミツのほのかな香りが広がります」とおすすめした。

国内旅行消費額、1―3月期は20・5%減の3兆3473億円に

2020年6月16日(火)配信

日本人国内旅行消費額の推移

 観光庁がこのほど発表した2020年「旅行・観光消費動向調査」の1~3月期(速報)によると、日本人国内旅行消費額は前年比20・5%減の3兆3473億円となった。このうち、宿泊旅行は同19・3%減の2兆6201億円、日帰り旅行が同24・5%増の7272億円だった。新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛の影響が大きく、緊急事態宣言が発出した4~6月期は大幅減が予想される。

 日本人国内延べ旅行者数は、同22・3%減の9381万人となった。このうち、宿泊旅行は同17・5%減の5282万人、日帰り旅行が同27・7%減の4098万人。

 日本人国内旅行の1人1回当たりの旅行単価は、同2・3%増の3万5683円となった。宿泊旅行は同2・2%減の4万9600人、日帰り旅行が同4・5%増の1万7745円だった。

伊豆周辺エリアの広域観光交流拠点 6月30日 東急三島駅前ビル開業

2020年6月16日 (火)配信

「富士山三島東急ホテル」展望温浴施設イメージパース

 東急は6月30日(火)、三島駅南口(静岡県三島市)に「東急三島駅前ビル」をオープンする。同社が運営する商業施設「ミトワみしま」と、東急ホテルズが運営する「富士山三島東急ホテル」とからなる施設。伊豆周辺エリアにおける広域観光交流拠点として地域を活性化させる。
 
 ビル1~2階 「ミトワみしま」は、「三島周辺のいいもの・美味しいものでおもてなしする」をコンセプトとする商業施設。地域特産品を提供する物販店や、沼津港直送の新鮮な海鮮を味わえる飲食店など5店舗が入居する。

  富士の眺望を最大限に活かした195室を有する「富士山三島東急ホテル」は、「富士を感じるベースホテル」がコンセプト。

 宿泊者のみ利用可能な最上階14階の展望温浴施設「富士の湯」には、露天風呂を備え地上60㍍から富士山や箱根山麓、駿河湾を望むことができる。

 13階のレストラン「炉L′EAU(ロー)」では、高層からの眺望とともに、箱根西麓三島野菜や駿河湾の海鮮などの地の食材を、「炉端焼き」のライブ感を楽しみながら、和洋にアレンジした料理を満喫できる。

 また、東急は、施設の開業に合わせて、伊豆箱根鉄道三島駅とビル直結の連絡通路を同日開通する。三島駅から同施設を通じ地域商店街までのアクセスを整備することで、地域にさらなる賑わいを創出することが狙いだ。

NAA、新型コロナ対策を発表 「利用者に安心感を」

2020年6月16日(火) 配信

NAAは新型コロナウイルス対策を6つのテーマでまとめた

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は6月12日(金)、利用者に安心して同空港を利用してもらおうと、空港内における新型コロナウイルス感染症感染拡大の防止の取り組みを発表した。 

 同社では新型コロナウイルスへの対策を「お客様・従業員への感染予防対策」と「検温の実施」、「消毒・清掃の実施」、「空港内の換気の強化」、「ソーシャルディスタンスの確保」、「お客様・空港内事業者向けの情報発信」の6つのテーマにまとめた。

 お客様・従業員への感染予防対策では、利用者へのマスク着用要請と従業員のマスクや手袋の着用のほか、 カウンターなどでの飛沫感染対策(フィルムなどの設置)などを行う。

 検温の実施として、国内線保安検査場前で出発する搭乗客を対象にサーモグラフィーによる体温測定を実施する。

 消毒・清掃の実施では利用客が触れるエスカレーターの手すりや手荷物カートのハンドル等の清掃・消毒を強化。このほか、利用客の主要動線上である館内入口・保安検査場・入出国審査場前後などに手指消毒液を設置する。 

 空港内の換気の強化では、空調機の運用で外気の取入量の増加と空調運転時間を延長する。

 ソーシャルディスタンスの確保では、並ぶ列や座席などで利用者間の距離を空ける運用を行う。

 お客様・空港内事業者向けの情報発信として、 館内放送やデジタルサイネージ、 SNS(交流サイト)などやアクセス事業者との連携により感染症対策の案内・協力依頼を行う。 「成田空港の感染症対策の取り組みとお客様へのお願い」と題した2分ほどの動画を作成し、ホームページやSNSで公開する。

 空港内事業者には6月19日までに、「成田空港新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」を作成し、 配布する。 

 今後は利用者とスタッフとの接触機会を減らすため 自動チェックイン機や自動手荷物預け機などセルフサービス型の搭乗手続きを拡充する。 このほか、 搭乗券やパスポートなどについては、都度提示が不要となる顔認証を活用した非接触型の搭乗手続きを導入する。

YOKOHAMA Sports Town Acceleratorプログラムの参加者募集を開始 関内周辺エリアのにぎわいを創出

2020年6月16日 (火)配信

関内の街並み

 ディー・エヌ・エー(DeNA、守安功社長兼CEO、東京都渋谷区 )ら4社はこのほど、DeNAを事業主体として実施する「YOKOHAMA Sports Town Accelerator」プログラムの参加者募集を始めた。

 ベンチャー企業との共創を通じ、横浜スポーツタウン構想を推進し、関内周辺エリアの抱える様々な地域課題を解決することで、新たな魅力や賑わいの創出を目指す。

 募集するのは①楽しさや熱狂②居心地の良さ③関わり合える機会④想いを実現できる場⑤その他の新たな魅力やにぎわい――を創出するアイデア。審査書類提出期限は7月31日まで。9月以降順次実験、協業を行う予定だ。

提供するリソース

 同プログラムを実施するDeNAと、東急(髙橋和夫社長、東京都渋谷区)、京浜急行電鉄(原田一之社長、横浜市西区)4社は、「KANNAI 8」のメンバーでもある。

 「KANNAI 8」は、横浜市役所の現庁舎の跡地を活用し関内・関外地区の賑わい創出をはかる企業コンソーシアム。昨年12月、横浜市と市庁舎跡地活用事業の基本協定書を締結し、計画の具体化を進めている。

 横浜スポーツタウン構想とは、スポーツを核とするまちづくりと産業の創出をはかることを目的に横浜DeNAベイスターズが2017年から推進する計画。横浜スタジアム(ハマスタ)を中心に、球場がある関内エリアのにぎわいを生み、地域活性化につなげるのが狙いだ。

小田急グループが北海道でホテル初出店 「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」8月1日開業

2020年6月16日(火)配信

客室(一例)

 小田急グループのUDS(黒田哲二社長、東京都渋谷区)は2020年8月1日(土)、北海道・札幌に「ONSEN RYOKAN 由縁(ゆえん) 札幌」を開業する。同グループが北海道に出店するのは初めて。公式サイトで宿泊予約の受付も始めた。

 UDSは19年5月、東京・新宿に「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」を開業し、高い評価を得ている。札幌に開業する施設は、2軒目の「ONSEN RYOKAN 由縁」ブランドとして、日本特有の宿泊施設「旅館」の魅力を見つめ直し、現在のニーズに合わせて編集・提供することで、宿泊の新しい選択肢を提案していく。

 立地はJR札幌駅や大通公園にも近い札幌中心部だが、手稲山なども見渡せ、近隣には植物園の豊かな緑が広がっている。館内は日本特有の丁寧な様式・しつらえを継承・編集しながら、ナラやニレなどの北海道由縁の木材や、札幌軟石をデザインに落とし込んだ。

 客室は約20から40平方㍍の182室で、最大4人まで宿泊可能なロフトタイプや、露天風呂付きなど、10タイプある。2階には内湯、外湯、照明を抑えたこもり湯、打たせ湯、サウナを備えた大浴場もある。露天風呂では、昔から湯治場として人気が高い北海道・登別市カルルス温泉の源泉から運ぶ温泉を楽しむことができる。

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~山形県~

2020年6月16(火)配信

 山形県は、奥羽山脈、朝日連峰をはじめとする森林が県土の72%を占める、文字通りの山の国です。蔵王、月山、鳥海、吾妻、飯豊、朝日と日本百名山に6座も名を連ね、ブナ天然林の広さは15万㌶にもおよびます。

 この深い山々と豊かに湛える水は、渓谷と数多くの滝を生み、春夏秋冬の鮮やかな四季の移り変わりが、その姿をいっそう美しく見せてくれます。全国には約2500の滝(落差5m以上)があると言われていますが、山形県はその1割に近い230もの滝を有する、滝の数日本一の滝王国なのです。

 迫力、美しさ、周囲の自然との調和など、「日本一の滝王国 山形」のなかでもとっておきの名瀑、世界百名瀑のひとつ「梅花皮滝(かいらぎのたき/飯豊山中)」は、7段、総長270㍍におよぶ、空からしか観ることのできない“幻の滝”。その全貌を迫力の映像でお楽しみください。

 山形県内には見ごたえのある滝が数多くあります。詳しい情報は動画下のリンクからどうぞ。

日本一の滝王国 山形

函館・湯の川温泉 ホテル万惣、6月19日営業を再開

2020年6月15日(月)  配信

大浴場「湯蔵」(外湯)

 函館・湯の川温泉 ホテル万惣(北海道函館市)が6月19日(金)、営業を再開する。

 再開にあたり、オリックス・ホテルマネジメントが定める「『With COVID‐19』下における運営・サービス指針」とガイドラインを適用する。

 同ガイドラインは、厚生労働省が公表した「新しい生活様式」、「宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン」などの関連する業界団体のガイドラインに基づいてまとめられた。

 函館ダイニング「蔵祭」は、宿泊客のみの利用とし、利用時間は完全予約制とする。

 大浴場は、日帰りでの利用は不可で、露天風呂も含め混雑状況によって人数制限を行う場合がある。また、サウナ(アロマミストサウナ、ドライサウナ、アロマスチームルーム)も当面の間利用できない。

はとバス、6月13日運行再開 「リアルトミカ号」で行く東京タワーコースを復活

2020年6月15日(月) 配信

トミカラッピングのはとバス

 はとバス(中村靖社長、東京都大田区)は6月13日(土)から、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い休止していた一部コースの運行を再開した。

 再開したのは、2階建てオープンバス「’O Sola mio」で案内する「TOKYO パノラマドライブ」コース。国会議事堂や東京タワー、豊洲市場など、東京の観光名所を約1時間で巡る。

 6月20日からは、トミカ 50 周年ラッピングはとバスが東京の街を走る「はとバス『リアルトミカ号』で行く東京タワー」コースの運行を開始する。

 同コースはトミカ50周年記念し、はとバスとタカラトミーが特別コラボレーションした企画。新型コロナウィルス感染症の流行に伴い運休となったゴールデンウイークまでの期間限定のコースを多くの人からの再開を望む声に応え復活させた。参加者には、非売品のラッピングはとバスのトミカをプレゼントする。

 また同日から東京タワーとコラボレーションした「【2階建てオープンバス】外階段で昇る東京タワー」コースもスタートする。

 運行再開にあわせ、コース運行時の感染予防対策を公表した。当面の間販売座席数を通常の半分にするほか、車内の消毒を徹底する。

はとバス「リアルトミカ号」で行く東京タワー

運行日:6月20日~8月31日まで毎日

※7月14日、8月18日を除く

出発:午前9:50、午後2:00 の1日2便

料金:大人 3330円。子供2010円

発着地:東京駅丸の内南口はとバス乗り場

コース:東京駅=東京タワー・メインデッキ(展望)とギャラリー見学=レインボーブリッジ通行=お台場(車窓)=豊洲市場(車窓)=歌舞伎座(車窓)=銀座(車窓)=東京駅

「学生1000人応援プロジェクト」 平成エンタープライズ、就職、受験活動を支援

2020年6月15日(月) 配信

バスと宿泊を無料で提供

 平成エンタープライズ(田倉貴弥社長、埼玉県志木市)はこのほど、「学生1000人応援プロジェクト」の募集を始めた。

 新型コロナウィルス感染症の流行に伴い経済的に困窮している学生が対象。運営する高速バス「VIPライナー」2回分(往復相当)とホステル「わさび」1泊分を1セットとし無料で提供することで、就職、受験活動を支援する。

 「現在の状況」と「就活、受験にかける思い」を専用フォームに記載して応募する。募集期間は、8月15日まで。高校生、短大生、大学生、専門学校生、高専生、大学院生、予備校生が対象。選ばれた学生には8月末ごろまでに連絡が行われ、9月以降から翌年の2月までの期間内(利用可能日)にサービスが受けられる。

 平成エンタープライズは、単独での支援が難しいことと、支援の輪を広げることを目的に、クラウドファンディングを利用し同プロジェクトを行うことを併せて報告した。