フライベント「バーチャル&ライブイベント2021」への参加者募集中、ジャルパック

2021年6月7日(月) 配信

今年はオンライン開催

 ジャルパック(江利川宗光社長)はこのほど、2021年10月16日(土)・17日(日)に開くフラダンスイベント、フラ・ホオラウナ・アロハの「バーチャル&ライブイベント2021」の申し込みを開始した。

 新型コロナウイルス感染拡大で、ハワイで開催ができなくなった「フラ・ホオラウナ・アロハ」への参加を目指して練習を重ねている人々に向け、今年はオンラインでの実施を決めた。

 同社は「フラはもちろんハワイの景色映像やハワイのミュージシャンの演奏も用意しています。オンライン開催となりますが、ハワイでフラ・ホオラウナ・アロハに参加していただいている気分で楽しめるイベントになるよう準備しております。新しい試みで行われるフラ・ホオラウナ・アロハ、皆様のエントリーをお待ちしております」とコメントしている。

 開催日時は2021年10月16日(土)、17日(日)の午前10時~午後6時(最大午後8時まで)。

 参加申し込みは2021年7月31日(土)までだが、先着順のため出場枠が埋まり次第、終了する。エキシビジョン(事前録画)への日本国内からのエントリーは人数に関わらず、1曲(5分以内)につき2万円が必要。

 イベントでは、ハワイの著名ハラウとクムフラによるエキジビションやワークショップ(レイメイキングなどのクラフトや、ハワイの歴史やフラに関わる場所を巡るツアーなど)、ハワイの景色映像ハワイのミュージシャンの演奏で踊る、自宅メレフラ・パーティーなどを予定する。なお、視聴のみの場合はエントリー不要で無料となる。詳細は決まり次第、イベントのホームページで発表するという。

農林水産省「うちの郷土料理」、17県492品目が仲間入り

2021年6月7日(月)配信

「うちの郷土料理」トップページ

 農林水産省は、地域固有の多様な食文化の保護と継承のため、各地の郷土料理を「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」としてデータベース化し、情報を発信している。このほど同データベースに17県492品目の情報を追加した。

 2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたが、食の多様化や家庭環境の変化などを背景に、地域固有の多様な食文化を受け継ぎ伝えることが課題となっている。そこで同省は、全国各地の郷土料理を次世代に継承していくことを目的として、19年度から「うちの郷土料理」を公開している。

 「うちの郷土料理」では、郷土料理の伝承地域や使用食材、歴史・由来・関連行事などを掲載。郷土料理のレシピも載っており、このうち一部(101品目)は、調理動画も公開している。さらに、郷土料理の画像のダウンロードも可能だ。

 今回の追加により、公開済みの情報と合わせて掲載情報は27道府県786品目となった。郷土料理の情報に加え、「エリアストーリーズ」として、地域の風土や食文化に関する情報を動画も交えて掲載している。なお、21年度末までに47都道府県の情報掲載を完了する予定だ。

コロナ後の旅行予約、日本はストレス感じる割合が世界で上位に(エクスペディア調べ)

2021年6月7日(月)配信

日本は49%とアメリカに次ぐ2番目と判明した(エクスペディア調べ)

 エクスペディアは6月3日(木)、世界12地域1万5000人を対象に実施した「旅のパートナー」に関する調査結果を発表した。調査は4月1~16日までインターネット上で実施した。調査結果から、日本人は再び旅行できるようになることを楽しみにしている一方で、コロナ後の旅行予約に以前よりストレスを感じていることが明らかになった。

日本の「コロナ禍で最も恋しいと感じること」(エクスペディア調べ)

 コロナ禍で最も恋しいと感じることについて、57%の日本人が「制限なく旅行すること」という回答を挙げた。新型コロナウイルス感染者数の増加やそれに伴う政府の方針などで、旅行のキャンセルを検討せざるを得ない状況が繰り返し発生し、気軽に旅行ができない状態が続いていることが要因だ。2位は「マスクをせずに出かけること」(55%)、「家族や友人とのハグ」(15%)が続いた。

日本の「次の旅行で最も楽しみにしていること」(エクスペディア調べ)

 次の旅行で最も楽しみにしていることについては、日本人の最も多い回答は「日常の生活では体験できないアクティビティを予約すること」(45%)だった。その次に、「料理をせずに食事が提供されること」(44%)、「食後の片づけの必要が無いこと」(31%)が続いた。

 これらの結果から、日本人にとって家で過ごす時間が長くなっている今は、とくに日常のルーティンや家事などから抜け出せという点が、旅行をするモチベーションになっているとうかがえる。

 一方、多くの日本人は再び旅行できることを楽しみにしながらも、旅行の計画や予約に、よりストレスを感じ始めていることが明らかになった。約半数となる49%が「旅行予約をする際、コロナ前よりコロナ後の方がストレスを感じるようになった」と回答。これはアメリカに続き、2番目に高い割合となった。

 さらに、日本人の多くが旅行中に「手助け」を必要としていることが分かった。「前回の旅行で、手助けを得られたことに感謝している」と回答した日本人は、63%と半数以上に上った。手助けをしてくれる人やツールで役立ったものについて、49%が「スマートフォンや旅行アプリ」と回答し、最も多い結果となった。

日本の「今後12カ月の旅行予約で重要なこと」(エクスペディア調べ)

 また、今後12カ月の旅行予約で重要だと考えていることは、「予約内容を簡単に変更できること」(37%)が1位になった。新型コロナウイルス感染症の状況は常に変化し、旅行計画をする際も見通しを立てることが難しくなっている。そのため多くの日本人は、柔軟な予約のサポートを望んでいるとわかった。

ANA X、大規模接種センターで接種する人向けの宿泊プラン販売 接種予定者と同行者対象

2021年6月7日(月) 配信

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 ANA X(井上慎一社長)は6月3日(木)から、自衛隊が東京と大阪で運営する新大規模接種センターにて、ワクチン接種予定のお客と同行者を対象とした宿泊プランを、「ANAトラベラーズホテル」で売り出した。遠方からの参加者や接種前後の時間をゆっくり過ごしたい人などに、接種会場近くのホテルを提供する。

 プランの対象は、大規模接種センターでのワクチン接種を予約した人で、ワクチン接種の当日、または前後泊に利用できる。チェックイン時には、ワクチン接種予約券またはワクチン接種を確認できる書類などの提示が必要となる。

 東京は、赤坂エクセルホテル東急やホテル日本橋サイボー、三井ガーデンホテル大手町などを選定。大阪は、リーガロイヤルホテル大阪のほか、ホテルモントレ大阪、ANAクラウンプラザホテル大阪などを用意した。

 すべてのホテルで、アーリーチェックインとレイトチェックアウトが付いている。東京、大阪ともに設定期間は8月23日(月)まで、発売は8月20日(金)午後5時まで行う。

東伊豆 北川温泉・つるや吉祥亭 夏休み先取り 今夏は子供が主役!早期割引宿泊プラン発売

2021年6月7日(月)配信

子供にはつるや特製「びっくり宝箱膳」を

 東伊豆北川(ほっかわ)温泉の「つるや吉祥亭」は、2021年6月30日(水)までの早期予約で宿泊料金の割引やポイントが5倍になる、おトクな夏休み先取り宿泊プランを発売した。海を見渡すテラスでは夕方にイカやトウモロコシの炭火焼や飲み物の無料もてなしを実施するほか、夕食後は、波音をBGMに手持ち花火とかき氷で夏の夜を楽しめる企画だ。

 大人の夕食は伊勢海老や金目鯛などの和会席。揚げたて天婦羅は好きなだけ味わうことができる。小学校低学年の子供には、ハンバーグやエビフライなどが入った、一の重から三の重までの、蓋をあけてワクワクする特製「びっくり宝箱膳」を用意。アイスクリームやおもちゃが当たる夕食時のガラポンチャレンジ(小学生以下対象)も楽しみだ。

 早期予約プランは大人料金が通常から2千円引きで、グループホテルの宿泊料金やレストランで使えるポイントも5倍つく。設定期間は21年7月22日(祝・木)~8月29日(日)。(予約期間は6月30日(水)まで)4人1室1万2500円(割引後料金)から。夕食後に手持ち花火とかき氷を、さらに子供にはシャボン玉や光るうちわ、トランプなどが入ったお楽しみバッグを、それぞれプレゼントする。

操縦体験も!新しいカタチのNZオンラインツアー販売 ツアープラス・ワン

2021年6月7日(月) 配信

フライトシミュレーションで操縦体験
 
 ツアープラス・ワン(倉西芳次社長、東京都大田区)はこのほど、フライトシミュレーションを使用した、ニュージーランドのオンラインツアー「ニュージーランド体験バーチャルツアー」を売り出した。東京・羽田空港第2ターミナルにフライトシミュレーターを設置した部屋を持つ羽田エクセルホテル東急と、羽田空港第1ターミナル内にフライトシミュレーター体験施設を持つLUXURY FLIGHTのそれぞれの施設を使用した旅客機の操縦体験と、オンラインで結んだニュージーランドを楽しむ新しいカタチの体感型バーチャルツアー。
 
 フライトシミュレーターで自らの操縦でのフライトや、現地からの中継、骨付き仔羊のローストなど現地の食材を生かしたフルコース料理、空港の空気感を堪能できる羽田エクセルホテル東急での宿泊などを盛り込み、自宅では味わえないオンラインツアーに仕上げた。
 
 中継ではニュージーランド南島の主要都市クライストチャーチから、現地のガイドが案内する。また絶景ロードのバーチャルドライブを楽しむなど、約60分間のツアーを予定する。
 
 また、同ツアーの最大の特徴であるフライトシミュレーターの操縦体験は、ボーイング737やエアバスA320などなじみの機材とそっくりの操縦席に座り、ニュージーランドをはじめ、日本や世界各地をフライトする。インストラクターが副操縦士席で丁寧にアシストするため、初心者でも安心して楽しめるという。
 

「街のデッサン(242)」旅の絵葉書 隠された価値の発見

2021年6月6日(日) 配信

清水市の総天然色の景観が懐かしい

 かつては旅に出ると「絵葉書」というのは必須の手に入れたい物だった。とくに海外の長旅だったら、旅先の情報を知らせる、あるいは今こんなところに来ているよという半分自慢のメッセージにも使った。

 近年でも、観光地の名所にある土産屋の店頭に絵葉書用円塔が立っていて、記念的に数枚購入することもあるが、以前に比べるとめっきり少なくなった気がする。誰もがスマホを持ち、自撮り棒を掲げてプロの写真家顔負けの写真を撮るのが容易になったから、絵葉書の必要性はなくなってきている。それに、昔は旅行記念の分厚い写真帳があって、帰国後に写真や絵葉書を編集し、ときには思い出を反芻するのが楽しみの旅行好きも多かったはずだ。

 他方で、年に何回も海外や国内を旅する人は、記録帳が物理的に膨大な量になるはずである。今はもう、パソコンに写真を始めとしたデータを取り込み、編集も自動でやってくれるソフトがあるから、思い出はすっかりパソコンに格納されてしまうようになった。

 しかし、やはり絵葉書には絵葉書の良さがあって、スマホのデータには無い役割があるのではないか。

 鎌倉隣りの鵠沼にいる友人のガラス工芸作家・芥川三千代さんに、この地域のアートフェスティバルに呼ばれ、コロナ厄害の始まる以前にお邪魔した。彼女のアトリエで美しい作品を堪能したが、部屋の隅に作品以外のガラクタ(?)が箱に放り込まれていた。興味本位で見ていると、彼女が「旅行好きだった父親の旅のお土産類で、碌なものはないけど何かあったらどうぞお持ちください」と言ってくれた。

 箱の底を見ると、絵葉書類が束ねて入っている。バラして見ていると、なんと私の故郷の静岡県清水市のものが見つかった。故郷の絵葉書など見たことがなかったので、見開いて眺めると、日本平からの駿河湾を一望し、堂々と美しい富士山の雄姿が写っている。この日本平には、小学校、中学校、高校と遠足で必ず登った。そのパノラマには市内にある私の家もむろん判別はできないが、撮れているはずだ。熱い思い出が一挙に胸に込み上げてきたが、デジタル映像では古色蒼然には敵わない。

 パリでの絵葉書の思い出――。リヨン駅に続く高架鉄道の跡地が今では観光名所で、「芸術の高架橋」と呼ばれて人気だ。その高架鉄道に機関車が走っている絵葉書を知り合いが見せてくれた。貴重な記録物として絵葉書の価値は侮れない。パリでは「絵葉書市場」が開かれ取引されているが、私も実は隠れたマニアになっている。

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。

 

津田令子の「味のある街」「くず餅」――船橋屋 亀戸天神前本店(東京都江東区)

2021年6月5日(土) 配信

船橋屋 亀戸天神前本店「くず餅 1皿」550円▽東京都江東区亀戸3-2-14▽☎03(3681)2784。

 
 毎年、蒸し暑いこの時期になると食べたくなるものがある。創業1805(文化2)年の船橋屋の「くず餅」だ。亀戸天神社の参道近くのレトロな店構えが印象的。現在の建物は東京大空襲で焼けてしまったあとの1953年に建てられたものだという。明治初期に出た「大江戸風流くらべ」というかわら版で、甘いもの屋番付の横綱にランクインしたというのだから庶民の味としても、お墨付きだ。

 
 大通りに面しているのに店の中は静かにゆったりと時間が流れている。せわしい都会に暮らしていると、こういう場所が恋しくなる。店に入ると正面の大きな古時計が時を告げていた。天井が高く、明るすぎない店内、心地のよい空調など、居るだけで癒される。

 

 4人掛けのテーブルが幾つかと、10人掛けのが1つ置かれている。皆それぞれ好物の甘味を美味しそうに食べている。「9切れも入ってる。食べられるかしら」と言いながら、ぺろりとくず餅を平らげている女性2人組は、マスクをテーブルに置いては付け、付けては外して静かにおしゃべりをしている。幅広い年齢層の人たちが甘いものに夢中になっている光景は、コロナ禍でも「平和な空間だ」と実感できる。

 
 店のなかほどに「船橋屋」と書かれた大きな木の看板が掲げられている。この看板は作家の吉川英治氏が書いたものだ。吉川英治さんが、船橋屋のくず餅についてくる黒みつを大変気に入り、余った黒みつをパンに付けて食べていたことを6代目のご主人が聞きつけ、それならば「ぜひお礼を言いたい」という願いから出版社に口を聞いてもらい、会いに行ったのがきっかけで書いていただいたという。

 
 くず餅は小麦でんぷんを15カ月ものあいだ熟成発酵させたものが原料だ。それを水で攪拌し、溶かして型に入れて蒸しあげたもの。

 
 「作るのに15カ月もかかるのに日持ちはわずか2日なんです。丁寧にこしらえて一番コンディションの良い状態のものを召し上がってもらえればと思っております」と店の方は言う。冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、常温での保存が好ましい。

 

(トラベルキャスター)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

空港送迎サービスで連携 楽天トラベルから二アミ―が検索可能に

2021年6月4日(金) 配信

楽天トラベル ニアミー・エアポート掲載ページ

 旅行予約サイト「楽天トラベル」と、ニアミー(髙原幸一郎社長、東京都中央区)は6月3日(金)、空港送迎サービスで連携を始めた。楽天トラベルのWebサイトで空港送迎サービスの検索ページを掲載し、販路の拡大とサービスの認知拡大をはかる。また、ニアミーのサービスを通じて利用者の移動手段の選択肢を広げるのが目的だ。

 空港送迎サービスのページでは、空港定額シャトル「ニアミー・エアポート」を掲載。

 空港―自宅・ホテル間をドアツードアで安心快適に移動できる「スマートシャトル」は、羽田空港まで片道2980円(税込み)から。3人以上でグループ割が適用され、1500円引きになる。

 ニアミーの髙原社長は、「前職では楽天に勤めていたので今回の連携は喜ばしい。電車・バスを補完する快適な『新たな移動サービス』で、地域や観光をエンパワーメントすることに貢献したい」とコメントした。

HIS、コンサル業に進出 補助金の手続きサポートで経営回復つなげる

2021年6月4日(金) 配信

同社は第1弾として6月21日(月)には説明・ワークショップを開く

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)の法人営業本部はこのほど、法人向けに日本国内の各公共機関で取り扱う補助金や助成金制度への申請を認定経営革新支援機関と金融機関と協力してサポートする、コンサルティングサービスを始めた。

 長引くコロナ禍で、事業の方向性を見直し、経営革新や再構築する必要がある企業が増えるなか、政府のさまざまな補助金制度の交付を受けるためには、多くの書類の提出などの煩雑な手続きが必要となるという。これを踏まえ、同本部は本来得られる補助金・助成金を活用してもらい、事業拡大や経営回復などにつなげてほしい考え。

 HISは6月21日に、同サービスの第1弾として、中小企業などの新分野展開や事業転換、業種転換、業態転換、事業再編などの大規模な事業再構築への支援となる「事業再構築補助金」の説明・ワークショップを開く。同補助金の申請に必要な認定経営革新等支援機関との事業計画を策定する資格を持つ講師を招き、補助金申請に必要なフォーマットの提供や申請に必要なポイントへ焦点を当てたワークショップとする。定員は100人で、料金は4万9800円(税込)。申し込みの期限は6月17日(木)。