3月2日に乗り物体験型施設「モンキーパーク駅」開業 日本モンキーパーク

2024年2月16日(金) 配信

名鉄グループならではの乗り物体験を

 愛知県犬山市にある遊園地・日本モンキーパーク(小島智弘所長)は3月2日(土)、名鉄グループならではの体験型アトラクション施設、名鉄のりもの館「モンキーパーク駅」を開業する。電車の運転シュミレータなどのコンテンツが楽しめる。入館の予約はすでに開始している。

 コンセプトは「“のりもの”がある毎日をドキドキ・ワクワクの体験に」。グループ各社の「のりもの体験コンテンツ」を通して、子供たちにもっと乗り物を好きになってほしいとの思いを込めた。施設名は子供たちの「やってみたい!」を叶える出発駅になりたいという意味で名付けた。

 モンキーパーク駅では、シュミレータのほかバスドライバー体験やなりきりフォトスポット、車掌アナウンス体験などができる。入館料は500円で利用時間は30分、事前に時間指定の予約が必要。また、運転シュミレーターは1回800円で事前予約制。なお、モンキーパークへの入園料は別途必要となる。

 同園では3月9日(土)から乗り物関連のイベント「トミカ・プラレールフェスティバル」を実施。乗り物好きは一層楽しめるとアピールしている。イベントは6月30日(日)までの予定。

来館者急増の原爆資料館で電子チケット試験導入 行列解消・混雑緩和などに期待

2024年2月16日(金) 配信

チケット購入イメージ

 広島平和記念資料館(原爆資料館、広島県広島市)は2月16日(金)、アソビュー(山野智久CEO、東京都品川区)が提供する電子チケットサービス「ウラカタチケット」と予約管理システム「ウラカタ予約」の試験導入を行う。来館者急増に伴う行列の解消や混雑緩和を目指す。

 同施設は、2023年5月に開かれた「G7広島サミット2023」をきっかけに、国内外からの来館者数が急増した。最大2時間の入館待ちなど、行列や混雑が生じていたことから、広島市は、現地販売のみとしていた入館チケットを、オンラインで事前購入できるシステムの導入を検討し、このほど「ウラカタチケット」の試験導入を決めた。

 同システムによって、オンライン上でのチケット事前購入や予約、修学旅行などの団体利用時の事前入館手続きが簡略化される。

 電子チケットは、2月16日(金)から発売。入館受付期間は3月1日(金)~25年3月31日(月)とし、来館予定日の90日前から購入できる。

 料金は大人200円、高校生100円。

JATA、能登半島地震への義援金520万円を寄付

2024年2月16日(金) 配信

JATAはこのほど、石川県へ総額520万円の義援金を寄付した

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は2月16日(金)、令和6年能登半島地震の被災地復旧と復興支援のため、会員企業84社などから義援金を募り、同協会としての義援金を加えた総額520万円を、石川県の災害義援金口座へ寄付した。

 JATAは、「被災地の一日も早い復旧・復興に向け、今後も会員会社とともに可能な支援を検討していく」とした。

全旅連・井上会長、和倉温泉旅館協同組合を訪れ義援金贈呈 現地視察と意見交換も 

2024年2月16日(金) 配信

(左から)多田氏、谷﨑氏、井上氏、鈴木氏

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(井上善博会長)は、JR七尾線が和倉温泉駅まで運行再開した2月15日(木)、和倉温泉旅館協同組合(谷﨑裕理事長)に義援金100万円を贈呈した。

 井上会長と、鈴木治彦常任理事は運転再開後最初の特急「能登かがり火1号」に乗車して和倉温泉を訪れた。

 現地を視察しながら、谷﨑理事長(日本の宿のと楽)と、全旅連の多田計介常任顧問(ゆけむりの宿美湾荘)から和倉温泉の被災状況や、断水の状況での復旧隊員の受け入れ対応などをヒアリングした。また、金融の柔軟な対応や、雇用調整助成金、断水の復旧などの課題についても意見交換した。

多様なニーズへ対応 ホテルJALシティ長野が4月に客室リニューアル

2024年2月16日(金) 配信

デラックスツインイメージ

 ホテルJALシティ長野(関根宏総支配人、長野県長野市)は4月18日(木)、9~11階の客室をリニューアルオープンする。新たに「ニュースタンダードフロア」客室を4タイプ用意し、多様なニーズや幅広い年齢層のスタイルに対応する。

 「善光寺へと続く街並みや山並み」をデザインのモチーフに、モダンでシンプル、機能的な客室を目指した。

 客室タイプはデラックスツインからニュースタンダードシングルまで4種類で、客室数は計42室。予約は3月18日(月)から受け付ける。

3月4日(月)、ストックホルム事務所を開設 26カ所目のJNTO海外拠点

2024年2月15日(木) 配信

ストックホルム事務所・若林香名所長

 日本政府観光局(JNTO)は3月4日(月)、26カ所目の海外拠点として、スウェーデンにストックホルム事務所を開く。北欧地域(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド)からのインバウンド促進を目指し、現地の旅行業界関係者などとのネットワーク構築や、マーケティング活動を拡充する。

 ストックホルム事務所では、2023年度から重点市場となった北欧地域を管轄し、現地消費者の志向やトレンドなどの新情報を把握し、現地の旅行業界関係者や一般消費者に対して、効果的なプロモーションを展開する。また、日本の自治体・DMO・観光関連事業者へ、有益なマーケット情報を提供する。

 所長には、若林香名氏が就任する。若林所長は、17年にシドニー事務所長を務めた経歴を持つ。

 JNTOは、「海外旅行が旺盛な北欧地域は、市場開拓の余地が大きい。24年に新たな直行便の就航の予定もあるこの好機を捉え、日本の観光関連事業者の皆様とともに、誘客に取り組んでいく」とコメントした。

 開所日には、現地の政府・旅行業界関係者などを招待して開所式を行う。

海外ツアーの検索サイトをリリース ジャルパック

2024年2月15日(木) 配信

検索サイトのトップページ

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は2月14日(水)、目的に合わせた海外旅行ツアーが検索できる新サイト「JALパックおまかせ海外ツアー」を開設した。

 同社がおすすめする多彩な商品のうち、出発地や目的地から、またホテルグレードや添乗員付きなど条件を選んで旅の目的から検索することも可能。「航空券+宿泊」に観光や食事、送迎などをセットした海外ダイナミックパッケージの新プランも用意した。

 同検索サイトでは世界52都市、全446コースをそろえており、今後も順次拡大していく予定だ。

「クラフトホテル瀬戸内」 香川県東かがわ市に3月1日開業(ダイブ)

2024年2月15日(木) 配信

中庭のチャペルサウナ(右奥)と水盤

 人材サービスやグランピング施設運営などを行うダイブ(庄子潔社長、東京都新宿区)は3月1日(金)、香川県東かがわ市に同社初のホテル業態となる「クラフトホテル瀬戸内」を開業する。

 閉業した旧「三本松ロイヤルホテル」を全面改装し、リニューアルオープンする。

 コンセプトは、「瀬戸内のローカル感とつながる滞在型アウトドアホテル」。元々、中庭にあった三角屋根のチャペルを、約36平方㍍の広さのフィンランドサウナに改装。チャペル前の芝生スペースには、水盤を設置するなどして、中庭全体で非日常のリゾート感を創出する。

 中庭を望むテラス席ではご当地グルメを使ったアウトドアディナーが楽しめる。瀬戸内エリアのクラフトビールなどを提供する「CAFE&BAR」も備える。

 客室は全35室。宿泊料金は素泊まりで1人あたり1泊1万450円から(季節変動あり)。比較的リーズナブルな価格設定で、若い世代の旅行需要を取り込む。

JR東日本、北陸応援フリーきっぷ発売 新幹線・特急普通車自由席が4日間乗り放題

2024年2月15日(木) 配信

「北陸応援フリーきっぷ」の北陸フリーエリア

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は2月15日(木)から、令和6年能登半島地震の被災地支援の一環として「北陸応援フリーきっぷ」を発売し、北陸3県と新潟エリアを目的地とする旅行商品代金の一部を寄付することを決めた。

 特別企画乗車券「北陸応援フリーきっぷ」の発売期間は、2月15日(木)~3月11日(月)。利用期間は2月16日(金)~3月15日(金)。

 料金は2万円で、有効期間は連続する4日間とした。

 往路については、東京都区内から北陸フリーエリアまでは、北陸新幹線(かがやき・はくたか)の普通車指定席が1回限り利用可能。復路は、北陸フリーエリアから東京都区内までは、北陸新幹線(はくたか)の普通車自由席が1回に限り利用可能となる。

 また、フリーエリア内では、新幹線を含む特急列車、快速含む普通列車の普通車自由席が、連続する4日間乗り降り自由となる。

 北陸応援フリーきっぷは、首都圏にあるJR東日本のおもな駅の指定席券売機で発売中。

 同社は、対象旅行商品の利用客1人につき500円を、能登半島地震における被災者支援として、日本赤十字社を通じて義援金へ寄付する。

 対象商品は、石川、富山、福井、新潟県を目的地とする宿泊付きJR東日本びゅうダイナミックレールパックの、2月14日(水)~3月31日(日)を出発日とする商品。

クラブツーリズム、「65歳以上限定海外の旅」カタログを発行

2024年2月15日(木) 配信

ユングフラウ地方を空中散歩するロープウェー ⒸJungfrau.ch

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)は2月1日(木)、海外ツアーカタログ「65歳以上限定 海外の旅」を発行した。同世代が同じペースで気兼ねなく旅を楽しんでもらうのが狙い。

 同カタログには、列車や遊覧船、ロープウェイなど乗り物を使って移動の負担を少なく巡る旅をはじめ、海外旅行を安心して楽しめるような特徴を備えたツアーを多数掲載。このほかにも、体調にあわせて観光に行かずに船内で休むなどの調整ができ、荷造りの負担が少ないクルーズ船の旅のほか、往復直行便利用の旅、日程が少し長めの8~16日間のゆとり旅などを取りそろえた。

 団体パッケージツアーによる初めての土地でも安心して旅を楽しめる利点を生かしつつ、団体行動がゆえに「同じグループの人に迷惑をかけないか心配」というお客の声に基に、要望に応えるカタチで商品化された。

 掲載ツアーの一例として、「歩くことが苦手な方におすすめ 多彩な乗り物で絶景を大満喫 楽するスイス9日間」は、設定期間が6~8月、旅行代金が62万9000~85万9000円。「らくらく巡る オランダ・ベルギー 春の花旅 10日間」は、設定期間が4~5月、旅行代金が51万9000~67万9000円で売り出している。