秋田でご当地レンタカー、体験ツアーも視野に

2018年1月24日(水) 配信

インテリアには、「川連漆器」や「秋田八丈」を取り入れた

秋田県で、レンタカーを観光促進に活用する取り組みが始まった。地元で自動車販売やレンタカー事業に携わるドラグーン(鎌田学代表)が手がけるもので、第1弾として、車内インテリアに秋田の伝統工芸「川連漆器」の技術を取り入れる。

 「走る伝統工芸で、寄り道の旅。」をコンセプトに、ハンドルとコンソールパネルを漆で仕上げた。活用したのは、「川連漆器」で培った漆塗りの技術。艷やかで手触りの良さが特徴だ。天井とシートには「秋田八丈」を用い、職人が仕立てるなど、見えない部分にもこだわる。秋田の伝統工芸を、より手軽に、深くしってほしいという。

 同社は、関連企業とも連携する予定で、車内インテリアに利用した工芸品を購入できる仕組みもつくる。

 なお今後は、第2弾企画としてレンタカーを使ったご当地体験ツアーの開催を予定しており、旅行業への本格な参入に向け準備を進めている。

美術館で動物を愛でる 加島美術が展覧会

2018年1月23日(火) 配信

美術館で動物にを愛でる(画像は、伊藤若冲『箒雙鶏図』)

 美術品の販売などを行う加島美術(東京都中央区)は、2018年2月3日(土)から2月25日(日)まで、「アニマルワールド~日本画の動物ってこんなにかわいい!~」を開く。

円山應挙や伊藤若冲、曾我蕭白、葛飾北斎、上村松園らが描いた50点を超える選りすぐりの動物画をギャラリーに展示。日本美術は難しい、わからないから興味が持てなかったという人にも、日本美術の魅力や観る楽しさを再発見できる機会を提供する。ガラスケースを用いないで展示し、描かれた動物の毛並みやその艶感など、ガラス越しではなかなか感じることのできない独特の味わいと迫力を存分に堪能できるのが魅力。

アニマルワールド~日本画の動物ってこんなにかわいい!~」 開催概要

日時:2月3日(土)~2月25日(日) 、午前10:00~午後6:00 まで。会期中無休。

会場:加島美術 (東京都中央区京橋3-3-2)

アクセス:

東京メトロ銀座線「京橋駅」出口3 徒歩1分。東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩2分。JR「東京駅」八重洲南口 徒歩6分。都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分

【トークイベント】

日時:2月10日(土)、午後3:00~

会場:加島美術1階

定員:40人(申し込み多数の場合は抽選)

料金:無料

ゲスト:杏子さん(歌手)、野地耕一郎氏(泉屋博古館分館 分館長)

申込方法:加島美術HP、メール、電話、FAXまたは店頭にて

【親子でも、1人でも、楽しめるワークショップ。「日本画の画材を使って、簡単に描ける動物画に挑戦してみよう」】

日時:

1回目 2月11日(日)、午後1:00~と午後3:00~の2回

2回目 2月12日(月・祝)、午後1:00~午後3:00~の2回

会場:加島美術

所要時間:約1時間

参加費(材料費):500円

一足早い春を、新潟県が表参道でチューリップイベント

2018年1月23日(火) 配信

春の本格的なシーズンに先駆け、新潟県は「県の花」のチューリップが楽しめるイベントを1~2月に東京・表参道の新潟館ネスパスで開く。

 切り花出荷量全国1位(年間約9億円)を誇る同県。約200㍍に約4千本のチューリップを並べた「チューリップロード」や、馴染の品種から珍しい品種まで50種類以上のチューリップが一度に楽しめる「にいがたチューリップマルシェ2018」、新潟県オリジナル品種などを展示・販売する「新潟発チューリップイノベーション」など一足早い春を届ける。

にいがたチューリップマルシェ2018

日時:1月26日(金)~28日(日)午前10時30分~午後6時

※初日は午後1時から、最終日は午後4時まで

場所:表参道・新潟館ネスパス

内容:日ごろ見かけることのない珍しいチューリップや部屋でも育てられる花芽付き球根(ポット苗)など、50種類以上のチューリップの展示・販売

主催:にいがた園芸農産物宣伝会

※1月22日(月)正午~29日(月)まで、ネスパス正面の表参道約200㍍に、「チューリップロード」として約4千本のチューリップを設置する。

新潟発チューリップイノベーション

日時:2月17日(土)~18日(日)午前10時30分~午後6時※最終日は午後4時まで

場所:表参道・新潟館ネスパス

内容:進化する新潟のチューリップ切り花をさまざまなカタチで提案

○フラワーデザイナーによるアレンジの作成展示、ミニワークショップ

○新潟県オリジナル品種や、香りチューリップなどの展示・販売

○特製グッズ(チューリップ・スタイルブック、カード)プレゼントなど

主催:新潟県花き振興協議会、新潟県新潟地域振興局

〈観光最前線〉小豆島でシェアサイクル

2018年1月23日(火) 配信

自転車シェアリングサービスの実証実験

 香川県・小豆島で「IoT(モノのインターネット)」を活用した自転車シェアリングサービスの実証実験が行われている。

 電動アシスト自転車を約70台導入し、自転車を借用・返却できる「ステーション」を港や観光施設、ホテルなど約30カ所に設置。自転車にIoT技術を搭載していることで、利用予約や決済がウェブ上で簡単にでき、利用時は自転車に取り付けられたパネルを操作して解錠・施錠を行う。ソフトバンクのグループ企業が提供するシステム「HELLO CYCLING」を活用した。

 瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、その美しい風景が映画やCMで取り上げられるなど見どころも多いが、2次交通に課題も。自転車をうまく活用することで旅の幅が広がりそうだ。

【土橋 孝秀】

もてなし研修を手軽に仮想空間で パソナら開発

2018年1月22日(月)配信

仮想空間を利用することで、いつでも、どこでも受講可能

仮想空間内で「おもてなし」研修が可能に。パソナとキャプラン、VR(仮想現実)コンテンツの開発などを行うSynamonはこのほど、 「VR おもてなし研修」を共同開発。宿泊施設や観光協会などのサービス業社に、2月から提供を開始する。

 研修は、 訪日観光客への接遇機会が多い「インフォメーションセンター」と「店内」、「ホテル」「レストラン」の4つの場面を設定。同じ仮想空間内に入った講師がアバターで登場し、基礎的なやり取りから応用まで、受講者のレベルと習熟度合いに応じて最適な学習プログラムを提供する。最大4人まで同時接続が可能。ヘッドマウントディスプレイと通信環境があれば、手軽に受講でき、研修会場の準備などの必要がない。VRを活用することで、遠隔地にいながら研修を受けられるだけではなく、休憩時間など空いた時間も受講可能にした。また、仮想空間内では、カギや資料などの受け渡しも可能で、リアルな場面研修を実施できることも強みになる。

 質の高いもてなし研修プログラムを提供できるのも、サービスの魅力。パソナと共に研修プログラムを開発したグループ会社のキャプランは、これまでも接客応対や異文化コミュニケーションの研修をサービス業関係者に実施。観光列車のトレインクルーなど最上級のサービスが求められる人材研修でも実績を上げている。

サービス概要

サービス開始時期:2018 年 2 月(予定)

料金:初期費用30 万円、月利用料30万円~(税別)

※料金は企業規模・対象者数・利用回数により異なる。

問合せ: パソナ PASONA CAREER COLLEGE 事務局

Tel:03-6734-1060

E-mail:k.kensyuh@pasona.co.jp

UNWTO 雪と文化の世界観光会議に向け、子供達が「歓迎ボード」制作

2018年1月22日(月) 配信 

子供らが歓迎ボードを(画像はイメージ)

山形県は2018年2月1日(木)~2月3日(土)に「UNWTO 雪と文化の世界観光会議」を開催するにあたり、子供達による「歓迎ボード」を制作する。世界各国から来県する参加者への歓迎とおもてなしの気持ちを表すシンボルとする。東北で初の「国連世界観光会議」。「世界に自慢したい山形」をテーマに、「食べ物」や「お祭り」、「観光地」などの絵を描き、歓迎ボードに貼り付けていく。東北芸術工科大学こども芸術大学認定こども園の園児達が行う。

歓迎ボード制作概要

日時:2018年1月24日(水)午前10時30分~午前11時30分

場所:東北芸術工科大学こども芸術大学認定こども園 1階こども劇場(山形市上桜田3―4―5)(℡023‐627‐2280)

参加者:東北芸術工科大学こども芸術大学 年長組園児

内容:「世界に自慢したい山形」をテーマに、子ども達が「食べ物」、「お祭り」、「観光地」などの絵を描き、「歓迎ボード」に貼付

設置場所:1月25日(木)から31日(水)まで、やまがた観光情報センター(霞城セントラル1階)、2月2日(金)「UNWTO 雪と文化の世界観光会議」会場 受付(山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」内)に設置

「UNWTO 雪と文化の世界観光会議」

目的:世界各国の観光関係者が集まる国連世界観光会議の開催を通じて、世界に向けて山形県及び東北地域における雪国文化の多様性や冬の食文化、更には雪を観光資源として活用する「スノーカルチャーツーリズム」を発信し、雪国文化の魅力をPRしインバウンドのさらなる拡大に結び付ける。

日時:2018年2月1日(木)~3日(土) ※ 一部は4日(日)まで

主催:山形県、国連世界観光機関(UNWTO)、観光庁、国連世界観光機関駐日事務所

プログラム

・2月1日(木)午後5:30~午後7:30:県主催歓迎レセプション(山形県郷土館「文翔館」議場ホール)

・2月2日(金)午前9:00~午後6:15: UNWTO 雪と文化の世界観光会議(山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」大会議室)

・開会式(午前9:00~午前9:15:吉村美栄子 山形県知事、ス・ジンUNWTO アジア太平洋部部長、田村明比古観光庁長官

・基調講演(午前9:15~午前9:45):タレブ・リファイ 前UNWTO 事務局長

・セッション1(午前9:45~午後12:00): スノーカルチャーツーリズム~その現状と可能性~

瓦林康人 観光庁審議官、Tobias Luthe 応用化学HTW クール大学(スイス)教授、せいのまゆみ月山和紙あかりアーティスト、庵匡(一社)国際雪合戦連合専務理事

・ランチ(午後12:00~午後1:15):〈東北地域におけるガストロノミーツーリズムの紹介〉※ランチ前に奥田政行氏(イタリアンレストラン「アルケッチァーノ」オーナーシェフ)の講演

・セッション2(午後1:15~午後2:10):アジア・日本におけるスノーデスティネーションの展開

佐藤信幸 日本の宿 古窯 会長、ロス・フィンドレー ㈱NAC(ニセコ・アドベンチャーセンター)代表取締役、張貴海 中国黒龍江省氷雪産業研究院 院長

・セッション3(午後2:10~午後4:35):新たな可能性の発見

パート1:スノーデスティネーションの新たな可能性

Pascal Roux MDP コンサルティング(仏)代表取締役社長/CEO、伊達美和子 森トラスト㈱/森トラスト・ホテルズ&リゾーツ㈱代表取締役社長

パート2:スノーツーリズムを通した持続可能な地域の発展

越川和彦 JICA 副理事長、井口智裕 (一社)雪国観光圏代表理事、Karmen Mentil アルパイン・パールズ理事

・まとめ・閉会式(午後4:35~午後5:25):〈東日本大震災後の東北地域の復興に向けたスノーツーリズムの発展〉

吉村美栄子 山形県知事、タレブ・リファイ 前UNWTO 事務局長、松山良一 日本政府観光局(JNTO)理事長、久保成人 (公社)日本観光振興協会理事長、田川博己(一社)日本旅行業協会会長、清野智 (一社)東北観光推進機構会長、瓦林康人 観光庁審議官《司会》本保芳明 国連世界観光機関駐日事務所代表

・記者会見(午後5:30~午後6:15

・観光庁主催フェアウェルレセプション(山形美術館)(午後7:00~)

2月3日(土) ~2月4日(日)

・観光商談会(2月3日午前9:00~午後12:00):山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」交流サロン

・「テクニカルビジット1」(2月3日午前9:00~午後5:30):やまがた雪フェスティバル、蔵王樹氷、お花見とひな祭り

・「テクニカルビジット2」 (2月3日午後1:00(商談会終了後)~4日午後3:00:)やまがた雪フェスティバル、蔵王樹氷ライトアップ、酒蔵、日本の伝統文化体験

七戸十和田駅から十和田湖にシャトルバス

2018年1月22日(月)配信

十和田湖・乙女の像

東北新幹線・七戸十和田駅から十和田湖畔休屋を結ぶシャトルバスが2月下旬まで運行される。

 運賃は大人片道1千円(子ども半額)。途中、十和田市現代美術館、十和田湖温泉郷などを経由する。所要時間は約2時間。2月2日(金)-同25日(日)までは恒例の催し「十和田湖冬物語2018」も開かれる。

シャトルバス運行概要

名称:十和田湖ウインターシャトルバス

運行日時

  1)十和田湖休屋行き

    運行日:1月27日(土)、2月2日(金)-25日(日)

    ダイヤ:七戸十和田駅 午後3:05発-十和田湖畔休屋 午後5:05着

    途中、十和田市現代美術館、十和田湖温泉郷、焼山に停車(乗車のみ扱い)

  2)七戸十和田駅行き

    運行日:1月28日(日)、2月3日(土)-26日(月)

    ダイヤ:十和田湖畔休屋 午前10:00発-七戸十和田駅 正午着

    途中、焼山、十和田湖温泉郷、十和田市現代美術館に停車(下車のみ扱い)

運賃:七戸十和田駅-十和田湖畔休屋 1千円

   十和田市現代美術館-十和田湖畔休屋 800円

   十和田湖温泉郷-十和田湖畔休屋 500円

   焼山-十和田湖畔休屋 500円

   ※子ども、障がい者などは半額

その他:シャトルバス内ではWi-Fiの利用可

十和田湖冬物語2018を開催

 2月2日(金)-同25日(日)まで、一面銀世界になった十和田湖を舞台に開かれる。期間中の毎夜、冬花火を打ち上げる。

 目玉の花火は毎夜8時(予定)から。花火と映像、音楽が一体となった幻想的なプログラムだ。湖畔のシンボル・乙女の像もライトアップする。津軽三味線やねぶたハネト体験ができるステージや、氷のグラスでカクテルを楽しむ「かまくらBAR」なども登場する。

愛犬と泊まれるホテル続々と

2018年1月22日(月) 配信 

愛犬とリゾート地で宿泊(画像はイメージ)

愛犬と宿泊できるリゾート型ホテルが続々と登場している――。「わんわんパラダイス」などを運営するエラヴィリゾート泉郷は、2001年から全国7カ所で展開。今年4月からは山梨県山中湖村で「Wan’s Resort(ワンズリゾート)」を新ブランドとして開業した。「愛犬との旅行に最適な場所があれば、積極的に展開したい」(同社担当者)と今後も力をいれていく考えだ。一方、犬の飼育件数は減少傾向にある。愛犬家のニーズへの対応が課題となりそうだ。

 2001年に山梨県八ヶ岳で始めた「わんわんパラダイス」は、現在7地区(八ヶ岳、安曇野、蓼科、伊豆高原、高山、鳥羽、松坂)に拡大。昨年は累計宿泊者数が100万人を超えた。主要5店舗では昨年1年で稼働率も上昇している。

 新ブランドのワンズリゾートは、培ってきたノウハウや実績を元に、これまでのカジュアルブランドから、リゾートブランドへと一線を画す。ワンクラス上の感動を提供し、宿泊客は年間1万2千人を見通す。

 ワンズリゾートはロケーションにこだわった。富士山の麓に位置し、晴れた日には富士山を間近に一望できる。屋上デッキからは、富士山と山中湖を合わせて見渡せる。担当者は「お客様からの要望も多い地域の1つ」と話す。約800平方㍍のドッグランも用意。愛犬の足にも優しい芝生でアジリティも配した。

 レストランも愛犬と利用可能。地元の食材、旬の味覚を生かした料理を提供する。山梨県ならではのワインも多数取りそろえる。ゆったりとした空間とするため、バギーの貸し出しや、リードフック、シートを用意。ゆとりあるスペースも確保している。

 室数は全部で24室。富士山が目の前に広がる特別室や、プライベートドッグスペース付きの客室など、特徴ある客室をそろえた。全室愛犬との宿泊が可能だ。1泊2食付で2万円から6万円ほど、受付は3月下旬を予定する。

 ビジネスホテル「ドミーイン」などを展開する共立メンテナンスは昨年、長野県・軽井沢で愛犬と宿泊できるホテルを開業。米国のカジュアルブランド「DOGDEPT」も昨年に愛犬と泊まれるホテルを軽井沢にオープンした。ともに愛犬とレストランを同伴で利用でき、屋外ドッグランを設けるなど、愛犬家には嬉しい施設となっている。

 とくに軽井沢エリアでは、地域の新たな受け皿として力を入れている。「軽井沢ドッグツーリズム推進プロジェクト」を推進。各施設が独自に表示していた同伴ルール変更し、参加店舗が同じデザインで共有。犬と快適に過ごすための受入環境の整備を行っている。

 ペットフード協会(石山恒会長)が発表した2017年度の全国犬猫飼育実態調査では、全国の推計飼育頭数は892万頭だった。減少傾向にあるが、あったらいいと思うサービスでは「旅行中や外出中の世話代行サービス」が41・3%で最多。需要を掘り起こせる余地がある。「愛犬×リゾートホテル」はいかに愛犬家らのニーズに対応できるかが、カギとなりそうだ。

はとバス、創立70周年記念コース造成

2018年1月22日(月) 配信

都内定期観光バス再開第1号車「富士」号(イメージ)

はとバスはこのほど、創立70周年記念コース第1弾を発表。普段入ることができない東京スカイツリーの足元エリアを案内付で見学するコースや、 70周年にかけて登利平の鶏めし弁当など群馬のソウルフード7品を用意したコースなどを造成した。

 同社は 2018年8月14日に会社創立70周年を迎えることから、 4 月~19年3月までを 70 周年記念キャンペーン期間に設定。過去(昭和から平成)に大ヒットしたコースを復活させた。今後も普段は一般公開していない施設の見学を組み込んだプレミア感の高いコースや、「お値打ち」コースなどを順次発表する。

創立70周年記念コース第1弾 概要

【定期観光コース】

●東京コンストラクション 

東京スカイツリーの足元エリアから見上げたようす(イメージ)

出発日:4 月14日(土)~6月30日(土)の設定日

旅行料金:18 歳以上、1万800円。 中・高生、1万360円。小学生・幼児 7210 円。

行程:

東京駅丸の内南口(午前10:40発)=日本青年館ホテル(洋食の昼食。新国立競技場に隣接するホテル高層階からの展望)=レインボーブリッジ(車窓)=お台場(自由散策)=隅田川遊覧船(松本零士氏デザインのホタルナ乗船。お台場~浅草)=浅草文化観光センタ ー・浅草観音と仲見世(自由散策)=東京スカイツリー構造ガイドツアー(内部足元 からの構造を案内付で見学)・東京スカイツリー天望デッキ(地上 350㍍からの展望) =東京駅丸の内南口(午後7:40着予定) 

●東京百景(フォトジェニック TOKYO)

東京の名所を 3 時間で巡るコース。3便とも新型2階建てバスで運行する。また、GPS8カ国語自動ガイドシステムを用意し、海外からの旅行者も楽しめるようにした 。

対象言語:英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語

朝発~陸から~

出発日:4月14日(土)からの毎日(5 月 20 日日曜日は運休)

旅行料金:大人 3300円、子供1800 円

行程:

東京駅丸の内南口(午前9:30発)=日本橋(車窓)=浅草橋問屋街(車窓)=浅草・雷門(カメラストップ)=レインボーブリッジ(車窓)=お台場(カメラストップ)=東京タワー(カメラストップ、ショッピング)=日比谷(車窓)=皇居(車窓)=東京駅(車窓)=東京駅丸の内南口(午後12:30 着予定) 

昼発~海から~

出発日:

4 月 14 日(土)からの毎日(4 月 15 日日曜日、5 月 12日土曜日、5月19 日土曜日、6 月16日土曜日運休)

旅行料金:大人 3900円、子供 2400 円

行程:

東京駅丸の内南口(午後1:30発)=皇居前広場(楠正成像・・・二重橋:カメラストップ)=桜田門(車窓)=国会議事堂(車窓)=東京湾アフタヌーンクルーズ (シンフォニーアフタヌーンクルーズ乗船)=歌舞伎座(車窓)=銀座(車窓)=東京駅丸の内南口(午後4:30 着予定)

夜発~空から~

出発日:4月14日(土)からの毎日

旅行料金:大人 3600 円、子供 1950 円

行程:

東京駅丸の内南口(午後6:30発)=銀座ドライブ(煌めく銀座の街の夜景を車窓から)=レインボーブリッジ(車窓)=お台場(カメラストップ)=東京タワー・大展望台(展望)=東京駅丸の内南口(午後9:30着予定)

東京タワーからの夜景(イメージ)

【日帰りコース】

●ご当地自慢!群馬ソウルフード 7 品&写真映え 3 景巡り!

小泉稲荷(イメージ)

出発日:4月9日(月)~5 月2日(水)の設定日

旅行代金:大人8980円、子供8780円

行程:

浜松町(午前8:00発)=東北道=太田かわとみ(新名物「茄子の蒲焼重」と太田やきそばの朝食)=おおた芝桜まつり(写真映え風景その1!芝桜の絨毯)=美喜仁館(桐生名物「ひもかわカレーうどん」の昼食と群馬名物3種を用意)=小泉稲荷(写真映え風景その2! 不思議なパワースポット、鳥居が約300、約100㍍並んでいる、「商売繁盛」祈願で有名な神社) =保渡田古墳群・かみつけの里博物館(写真映え風景その3!大きい古墳と埴輪)=群馬県庁(案内付で展望階見学&名物登利平の鶏めし弁当の夕食)=東京駅(午後7:30 着予定)

●新東名ただいま建設中!未開通道路見学と宮ヶ瀬ダム観光放流

出発日: 4 月 11 日(水)~6 月22日(金)の設定日

旅行代金:大人7980円、子供7780円

行程:

新宿駅西口(午前8:00発)=東名道=宮ヶ瀬ダム(観光放流の見学、ダムを間近で見られるインクラインの乗車も)=DABUTCHERS 本厚木(昼食)=JAあつぎファーマーズマーケット夢未市(ショッピング)=新東名高速道路建設現場見学(案内人付で工事中の新東名道を特別見学)=新宿駅(午後6:30 着予定)

新東名伊勢原JCT(イメージ)

【宿泊コース】

●下呂温泉花火物語「感謝花火」と信州春の便り(1日限定の特別コース)

出発日:4月1日(日)限定

旅行代金:大人2万3800円~2万7800円 (子供3千円引き)

1日目:

浜松町(午前7:30 発)=新宿駅西口(午前8:10発)=中央道= 光前寺水仙ロード(春の訪れを告げる一目300 万本の水仙&7 種のお菓子つめ放題体験付)=ビアンデさくら亭(昼食:お肉屋さんの7 種の食べ放題)=下呂温泉合掌村(白川郷より移築した合掌つくりを室内まで公開している)=下呂温泉(午後4:30頃着、夕食後は下呂温泉花火物語最終日、感謝の花火を楽しもう)

下呂温泉「花火物語」(イメージ)

 2 日目:

下呂温泉(午前9:00頃発)=高山市内(春めく高山町並み散歩)=信州いちご狩り(食べ放題)=新宿駅経由=東京駅(午後8:00 着予定)

●立山黒部アルペンルート2日間 標高 2450㍍「ホテル立山」と雪の大谷ウオーク

雪の壁ウォーキング(イメージ)

特典:「宿泊者限定 雪の壁ウォーキング」 「星空観察会」 「雷鳥ウォッチング」 「ご来光バス(別料金)」

出発日:6月4日(月)、19日(火)

旅行代金:大人3万5800 円~4万800円 (子供3千円引き)

1日目:

新宿駅西口(午前7:30発)=中央道・長野道=扇沢=【トロリーバス】=黒部ダ ム~【地下ケーブル】~黒部平~【ロープウェイ】~大観峰=【トロリーバス】=立山・ 室堂平(午後4:00頃着、ホテルならではの特典が楽しめる)

2日目:

立山・室堂平(午前10:00頃発、自由に散策するもよし、ホテル特典に参加す るもよし、自由に楽しもう)=【トロリーバス】=大観峰~【ロープウェイ】~黒部平~【地下ケーブル】~黒部ダム(ダムサイト散策)=扇沢=安曇野ちひろ美術館(入館:生誕 100 周年「Life」特別展示、開催中)=新宿駅(午後8:00 着予定)

「トラベルスクエア」ミニミニ宝探し

2018年1月21日(日) 配信

勇気を出しておもてなし

 めでたい新春に配布される号だから、楽しい話にしよう。

 ホテルや旅館さんに学生を派遣し、就業体験からさまざまなものを学んでもらおうというインターンシップでの一挿話。

 正直、3―4週間、他人様のお嬢さん(僕は女子大勤務)をリゾートホテルに住み込みで出したりするので、心配ごとがないわけではない。初めて親御さんのもとを離れて一人暮らしをする子もいるし、結構、神経を使うものだが、それ以上に気を遣うのは預け先の先方様の方だろう。

 そんなインターンシップでも、我が学生がそのホテル旅館の戦力になったよ、と報告されるほどうれしいことはない。

 昨年の8月、沖縄の最高級リゾートホテルにインターンシップに出した子が、GMや上司から褒められて帰京してきた。

 彼女はホテルで顧客アテンドの仕事を任されていた。勤務期間の半ば、猛烈な台風が沖縄全体に襲いかかり、お客さんがホテルから一歩も出られない状態が3日ほど続きそうな気配があった。

 お子様連れの夫婦、3人家族が沖縄リゾートライフを楽しみに来たのにプールにも入れないくらいの雨。学生がご両親に「どんなことをしたいと考えて沖縄に来られました?」と何気なく尋ねたら、「実はね、この近くのビーチで砂に埋もれた宝物を探す子供向けのイベントがあって、それをこの子が楽しみに来ていたのよね」とお母様。

 そこで我が学生は考えた。客室の掃除をするチームと一緒に部屋に入って清掃が終わったころを見計らって、自分で買ってきた小さなおもちゃや飾り物をお部屋の隅っことか洗面台のアメニティの影などに、小さな紙片つきで隠したのである。

 まずはルーム中央の丸テーブルの上に、お部屋のどこそこに行ってごらん、何かがあるかも~ と書かれたペーパーを置いておく。お部屋に戻ったお子さんがそれを見て、紙片に示された通り動いていくと次々と小さな宝物が見つかる仕組みだ。この思いがけないミニミニ宝探しで一家が大喜びしたのは言うまでもない。このホテルはお客さんを喜ばせたりするのに多少のコストは惜しまないところだが、正直、正社員でもここまでできるのはめったにいない。

 ホスピタリティというのは何十年選手でもできないし、昨日入った若い人が何の苦もなくやれてしまうところがある。

 あとでその学生に聞いたら、もしかして余計なことをするな、と言われるかもしれないと怯えもあったという。でも、お客が喜びそうなことは勇気を出してやれ、という社風があるのでできたという。人手不足で苦しい業界事情。だからこそ、思いきり現場の自由裁量で働いてもらう企業としての器量の大きさが問われているのだと思う。

 

(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健)

 

コラムニスト紹介

松坂健氏

跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健 氏
1949年東京・浅草生まれ。1971年、74年にそれぞれ慶應義塾大学の法学部・文学部を卒業。柴田書店入社、月刊食堂副編集長を経て、84年から93年まで月刊ホテル旅館編集長。01年~03年長崎国際大学、03年~15年西武文理大学教授。16年から跡見学園女子大学教授、現職。著書に『ホスピタリティ進化論』など。ミステリ評論も継続中。