今シーズンの営業を開始 (フォレストアドベンチャー・朝来)

2018年3月19日(月) 配信

本格的なアスレチック体験が可能

「フォレストアドベンチャー・朝来」(兵庫県)が3月17日(土)から今シーズンの営業を始めた。18日(日)以降からは、イートインショップ(ピザ)をオープンする。

 同施設は昨年、リニューアルオープンに合わせ、新型のアクティビティを数個導入。子供から大人まで、幅広い世代が楽しめるコンテンツ開発を進めている。展開施設数は、全国で約30。ハーネス(安全装置)を着用して臨む本格的なアスレチックが人気だ。10㍍の高さから安全ネットに飛び出す「ターザンスイング」や、地面に向かって飛び降りる「ミノムシシュート」など、フォレストアドベンチャーでしか味わえないスリリングな体験が目白押しだ。

 未就学のキッズでも楽しめるコース(キッズコース、朝来未設置)から、ダイナミックな体験が可能なアドベンチャーコースまで、豊富なコースを擁することも魅力の1つ。安全基準を設けており、安心して体を動かせる。

 なお、イートインショップ(ピザ)のオープン日は計6日間。3月18日(日)と、24日(土)、25日(日)、31日(土)、4月1日(日)、8日(日)となっている。

訪日外国人旅行者に小田急沿線の桜の魅力発信

2018年3月19日(月)配信

沿線の桜の魅力を世界に発信(写真はイメージ)

小田急電鉄は、3月19日(月)から、訪日外国人旅行者を対象とした「さくらキャンペーン」を実施。桜の見所マップなどを紹介する特設サイトの解説や、沿線の桜にちなんだ投稿写真の掲載などを行う。

 

 小田急沿線には箱根や鎌倉などを中心に桜の見所が多く、日本の桜を楽しみにする訪日外国人旅行者の割合も年々増加している。とくに箱根は、エリアごとに開花時期が異なることから、東京よりも長い期間桜を楽しむことができる人気のスポット。同社は桜の開花時期にあわせ、沿線の桜情報を発信するとともに、グループ各社と連携したPRなどを行い、小田急沿線の桜の魅力を世界に発信する。

「さくらキャンペーン」の概要

期間: 3月19日(月)~4月22日(日)

内容: 5言語に対応した特設サイトの開設

 キャンペーン期間中、特設サイト「さくらキャンペーンサイト」を開設する。同サイトは英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、タイ語に対応し、桜の見所マップを用いて小田急沿線のおすすめ桜情報を紹介するほか、開花情報をタイムリーに案内する。

沿線の桜にちなんだ写真を投稿して共有!抽選で桜グッズなどをプレゼント!

概要:
  特設サイト「さくらキャンペーンサイト」上で、投稿された桜の写真を掲載。利用者の撮影した桜の写真を、「さくらキャンペーンサイト」上でエントリー、またはインスタグラム上でハッシュタグ「#OdakyuSakura」を付けて投稿すると、キャンペーンサイトに掲載され、誰でも閲覧できるようになる。また、投稿者の中から抽選で、箱根のペア宿泊券(1人)や桜グッズ(3人)をプレゼントする。

※インスタグラムで投稿する場合は、同キャンペーンにあわせて期間限定で開設する小田急のキャンペーンアカウントをフォローすることで、抽選への応募が可能になる。。インスタグラム小田急キャンペーンアカウントは、odakyu_japan。8

桜の写真提示でもれなく桜柄のお箸プレゼント

概要:
 キャンペーン期間中、小田急外国人旅行センターや箱根エリアの案内所窓口など、計12箇所で、桜の写真を投稿した画面(スマートフォンやタブレット)を提示すると、もれなく桜柄のお箸を1膳プレゼントする。プレゼントはなくなり次第終了で、配布箇所によって配布時間を限定する場合がある。

配布場所:

小田急外国人旅行センター 新宿(午後1:00~午後6:00)、小田急旅行センター 新宿南口(午後1:00~午後6:00)、小田急外国人旅行センター 小田原(午後1:00~午後6:00)、箱根登山鉄道 箱根湯本駅窓口、強羅駅窓口(初電~終電)、箱根強羅公園売店(午前9:00~午後5:00)、箱根登山バス 桃源台案内所(午前9:00~午後5:25)、箱根観光船 元箱根港窓口、箱根町港窓口(午前9:00~午後5:00)、箱根ロープウェイ 大涌谷駅窓口、桃源台駅窓口(午前9:00~午後5:00)、江ノ島電鉄 湘南藤沢コンシェルジュ(午前9:00~午後5:00)

KDDIが自治体らと3者包括連携協定結ぶ 初の出資も行い、協働して観光振興へ

2018年3月19日(月) 配信 

 

締結式のようす。左から物産協会の井龍大社長、KDDIバリュー事業企画本部長・理事の新居眞吾氏、同市の岩切秀雄市長

 

 KDDIと鹿児島県薩摩川内市、薩摩川内市観光物産協会の3者は3月15日に、包括連携協定を結んだ。地域の観光振興や物販などの販路拡大を進める。KDDIと自治体の包括協定は4件目だが、今回は初めて観光協会を加え、初の出資も行った。具体的な取り組みは4月から始める見通し。通信という異業種のノウハウを生かし、協働して持続可能な地域づくりを目指す。

 「出資することで活動に責任を持ち、結果に結び付けていく。従来よりも一歩進んだ取り組みとなる」(KDDI広報部)。KDDIは同協会へ800万円出資し、比率は約12%となる。同協会は日本版DMO候補法人だが、今回の取り組みで日本版DMOの登録も視野に入れる。

 KDDIは、自社の観光動態分析サービスで得た現状分析などをもとに総合的な観光施策を練る。グループ会社が提供する「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」などで、インバウンド向けの広告も打ち出す。同協会は地域DMOとして、観光マーケティングを含めた実行組織の役割を担う。市は観光行政・政策を進める。3者が協働して地域の課題解決へ乗り出し、地域活性化をはかる。

 このほか、KDDIが運営するインターネットショッピングのワウマなどで、地域産品の販路を広げる。グループ会社の「LUXAふるさと納税」なども活用。地域の魅力ある商品に一般消費者が触れる機会を増やす方向だ。

 薩摩川内市にある観光資源も取り入れる。入来麓武家屋敷群(いりきふもとぶけやしきぐん)や甑島(こしきしま)など、観光名所を舞台とする体験型コンテンツの企画・開発を推進していく。

 現在、観光地の経済的な自立が課題となっている。今回の地域DMOへの出資で経営基盤を安定させ、3者共同で観光振興・販路拡大策に取り組み、持続可能な観光地経営に乗り出す。

包括提携のイメージ

「旅館コンサルタント大坪敬史の繁盛旅館への道(43)」少ない時間働く文化を作る

2018年3月18日(日) 配信

業務を分けて完遂させる組織体制へ

 先日、地元のポートライナーに乗ったとき、ヤマト運輸が座席の裏に「2時間でもOK」というバイト募集広告を出していました。ターゲットは主婦や、引退した世代でしょう。ポートライナーに広告を出すコストは捻出できても、人の採用は続けなければといけない、という今の日本企業を象徴した広告でもありました。

 「ありとあらゆる業種が人材不足」というのは分りきったことです。クライアント旅館でも、最近「孫離職」という言葉をよく聞くようになりました。

 自分は元気でまだ働きたいのですが、娘や息子の子供の面倒を平日にみるため、仕事を辞める、という事案です。これは都市や地方に関わらず起きているようです。子供を平日に預ける施設が全国的に不足しているのが要因です。

 今までは、パートアルバイトでも、しっかり長時間働いてもらいたいと採用側は考えていたようですが、こういう状況では、いかにコマ切れの時間に働いてもらうか、を考えていかないと「働く人がいない」ということになってしまいます。

 最近、クライアントの旅館が求人募集で「私たちの旅館は短時間でも働けます」という広告を出しました。 今や時給ではなく、働きやすさが一番に強調されます。

 また、求人広告では人が集まらないので、今いるバイトスタッフの給与を上げて、そのバイトスタッフの周囲に良い人材を求めるケースもあるようです。

 さらに、経営者らが利用する飲食店などから、良さそうなスタッフをスカウトするなどの話しも聞きます。

 それほど、人員不足の問題は、どこも深刻な状況なのです。

 業界団体で立ち上げた「旅館・ホテルでおしごとnet求人サイト」(https://ryokanhotel-job.net/jobfind-pc/)というサイトも、徐々に成果を上げてきているという話も聞いています。

 有名な旅館や、採用に積極的な旅館ではすでにこのサイトに掲載されているようで、アンテナの高さと実行力はさすがだと思ってしまいました。

 運よく働く人を見つけても、社員教育の問題や、もっと働きたいという人に対しては103万円の税金の壁が立ちふさがるなどあります。国が働きたい人の意欲を、抑制しているとしか思えないようにも感じます。

 根本的に「Aさんが残っているから私もまだ職場にいないと」という、長時間労働を暗に促すような文化が残っていると、せっかく膨大なコストや時間と知恵を使って採用した人も、すぐに辞めてしまうことにつながります。同じ人が長く働く職場ではなく、さまざまな人が短い時間で効率的に働けるような仕組みを目指していかなければ、企業は成り立っていきません。

 1人の人が10の業務を完遂する、ということではなく、3人の人手で10の業務を分けて担当し、しっかりと業務を完遂させるという組織体系に変えていくことも、生き残っていく施策の一つではないでしょうか。

 

コラムニスト紹介

大坪敬史氏

旅館コンサルタント 大坪 敬史 氏

大手旅行会社での実務業務を経て船井総合研究所入社。インターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増&即時業績向上ノウハウには定評があり、数多くの宿泊産業の業績向上に貢献。観光文化研究所を設立し代表取締役。

 

【観光文化研究所・旅館セミナー】「宿が無理をしない」 不安取り除き好評価に

2018年3月17日(土) 配信

沼尾礼子女将

 観光文化研究所(大坪敬史社長)は2月19日、東京都内で旅館経営者向け「年間75日休館の“わがまま経営”でも旅館を繁盛させる法」と題したセミナーを行った。第1部では旅の宿丸京(栃木県・鬼怒川温泉)の沼尾礼子女将が自館の経営理念を説明。連泊、アレルギー対応不可などを掲げながら、宿が無理をせずに4期連続増収増益を達成、鬼怒川エリア人気ランキング最高1位を獲得できた理由を明かした。
【後藤 文昭】

 旅の宿丸京は、栃木県・鬼怒川温泉にある1978年創業の宿。バブル景気や東武特急スペーシアの開業などが追い風となり、鬼怒川温泉エリアの宿泊施設は順調な営業が続いていたが、03年に足利銀行が経営破綻し状況が一転。大型旅館の倒産などが相次いだほか、旅行スタイルも団体旅行から個人旅行に変化。個人客を取り込もうとする各旅館の価格競争の影響を受け、丸京も売上がピーク時の約半分に減少した。

 07年、炭をコンセプトにした宿づくりをスタート。宿泊客の声から問題点を集め、宿泊客と従業員双方のニーズを反映させながら、客室や食事処などを改修。これにより10年に客単価1万700円、客室稼働率36・6%だったものを、16年には単価1万6097円、稼働率62・5%まで向上させた。

 丸京が客室単価と稼働率を向上させられたのは、施設の改修だけではない。同館には全館禁煙、未就学児、連泊、アレルギー、好き嫌い対応は不可など、宿側から宿泊客にさまざまな条件を出している。これは「丸京を選んでもらえる人、合った人に来てほしい」という思いと、小さな宿だからこその「宿が無理をしない」という考えのもとに、決められている。

 例えば、未就学児童の受け入れ不可。丸京では食事処が狭く、テーブル間隔を広くできない。これによって、子供連れの宿泊客とそうではない宿泊客双方が気を遣い合い、落ち着いて食事ができない環境になることを危惧。保護者が落ち着いて食事ができるように子供を預かってくれる旅館もあるが、同館のスタッフではその対応はできず、またテーブル間隔が狭いことで子供のケガの心配などもある。このことから同館では、未就学児の受け入れを段階的に見直しながら、現在の決断を下した。

 このように同館は、宿泊客と従業員、双方の不安を取り除くことで、クレームやマイナス評価を回避。お客様を迷わせない、待たせない、ストレスにならない、不安にさせない、不快な思いをしないよう細心の注意を払い、好評価につなげている。

井川今日子氏

 第2部は井川今日子氏が担当。「目先の売上よりも『おもてなし』を重視して圧倒的に旅館を繁盛させる法大公開!」で、丸京での事例も交え講義を行った。

 井川氏は総務省がまとめた「2011年社会生活基本調査」を引用し、75歳を迎えると旅行をする割合が一気に減少すると説明。近い将来人口のボリュームゾーンである団塊の世代が旅行に出なくなることが見込まれるとし、旅館は若い層へのアプローチが非常に重要と強調した。若い世代を経営会議などに参加させ、商品企画や客室リニューアルなどで意見を反映させている丸京の事例を紹介。宿泊客が普段使いしているものよりもなるべく見劣りしないということが、客室の内装やアメニティ選択では1つの基準になるとした。

大坪敬史氏

 第3講座では大坪氏が「外部環境に振り回されずに“主体性のある経営”で旅館を繁盛させる法大公開!」と題し講義した。大坪氏は「組織×人×観光地×料理で商品企画を深化させた宿が強い」とし、各周年事業や地域の取り組みと連携した事例などを紹介。また、「地域資源の掘り起こしを行い、宿泊プランで売れなくても、域外のお客に掘り起こした観光地に対し興味を持ってもらうことも重要だ」とした。

寄り添った商品開発を 将来不安高い若者の消費促す(三菱総研調査)

2018年3月17日(土) 配信

 三菱総合研究所はこのほど、20代若者の2011年から7年間の消費動向を探った。10年は長期失業者や大学生就職内定率が過去最悪を記録したが、17年12月の大学生就職内定率は86%と過去最高を更新。環境が変化し、消費意欲を阻害する要因は急速に回復している。一方で、暗い長いトンネルを抜けた先には高齢化社会という絶望的な構造上の問題が横たわっており、将来の生活不安は依然として高い水準だ。こうしたなかで、若者の消費を促すには「寄り添った商品開発」が重要という。
【飯塚 小牧】

 同社は定量と定性の2つの調査から構成する「生活者市場予測システム(mif)」で毎年消費者の動向を追っている。このなかで今回は、20代生活者約5千人の11―17年の変化を捉えた。

 20代は「今後日本社会で不安に思うこと」の設問に対し、11年は「景気低迷が続き、高い失業率や就職難が恒常化する」が55%と最も高かったが、17年は24%にまで低下。景況感は大幅に回復している。一方で、将来への生活不安は「とても不安」「不安」の合計が東日本大震災後の11年は64%、17年は58%で推移。6ポイント低下したが、依然として高い水準を保っている。

阿部淳一氏

 不安意識の高さは貯蓄へ向かっており、「貯蓄の目的」では20代男性、女性とも「老後の備え」の項目が最も伸長している。とくに女性は11年から7ポイント増の34%。これは「結婚」「住宅取得」(ともに17%)の倍の数値。人事部チーフプロデューサーの阿部淳一氏は「今の20代は結婚や住宅購入よりもずっと先の老後に視野を広げ、身動きがとれない状況」と解説した。

 将来不安は払しょくされないなか、消費動向には朗報もある。新商品に対する関心が15年を底に高まりだしたことだ。阿部氏は「企業のマーケティング革新努力の復権」と言及。近年、AI(人工知能)やITを駆使した家電製品などが発表されたことが好影響を与えているという。「若者の消費低迷は景気よりも『買いたいものがない』のが本音で、心に響く商品の開発が効果的」とし、「若者の○○離れというステレオタイプな理解で切り捨てるのではなく、若者に寄り添う商品開発が必要だ」と強調した。

 これまで○○離れの象徴とされていた、車の保有率やビールの飲酒頻度、海外旅行頻度などすべて上向いていることを示し、それぞれ若者向けの商品開発やブランディングが功を奏していると紹介。海外旅行については「LCC(格安航空会社)の存在が見逃せない」とした。各地の体験型メニューの充実などを理由に、宿泊を伴う国内旅行頻度も順調に伸びている。

 人口減少で絶対的な数は低下する反面、全世代のなかで、モノ消費やコト消費ともに最も意欲があるのが20代だ。「潜在的な消費パワーに注目したい。思わず財布の紐を緩める層なので、切り捨てずに一緒にマーケティングをしてはどうか」と提案した。

ミレニアム女性の本音2つのメリハリがカギ

劉瀟瀟氏

 ミレニアム世代は1980年代から2000年前後に生まれた世代で、日本には約2千万人、人口の約16%を占める。氷河期世代とも言われ、物心ついたときにはバブルが崩壊し、現実的なのが特徴だ。消費年齢に達しているため一番の注目世代だが、彼らの心をどう掴むかは世界共通の課題。なかでも日本の同世代は各国に比べ行動も考えも「控えめ」といわれる。プラチナ社会センター兼地域創生事業本部地域づくり戦略グループ研究員の劉瀟瀟氏は「本音を傾聴し、隠れているニーズをしっかり把握する必要がある」と語る。

 そのヒントになるのがmifの定性データでつくる「ペルソナ」。女性約51万件のデータをもとに所得、性格、趣味などを詳細に記述した各市場セグメントを代表する架空の顧客像を示す。

 今回は20―34歳女性をターゲットに、ライフコースで「独身女性」「DINKS(既婚共働き子供なし)女性」「DEWKS(既婚共働き子供あり)女性」「専業主婦」の4つに分類した。若者市場はセグメントに分けきめ細かく対応する必要がある。

 ここでのカギは「地味とキラキラ」「1人とみんな」の〝2つのメリハリ消費〟だ。まず「地味とキラキラ」をみると、例えば独身女性の地味消費は服に関心がなく、化粧品はコスパを重視するが、キラキラ消費は「デザインが可愛すぎる化粧品」などワンポイントだけ輝く商品に惹かれて購入するという。

 もうひとつの「1人とみんな」を見ると、DEWKS女性の1人消費は仕事と家事、育児の3立だからこそ、高級チョコレートなど自分への御褒美を追求する。一方、みんな消費は家族旅行を挙げる。

 また、すべてのセグメントで消費意欲として共通しているのが「国内の温泉旅行」という点は見逃せない。劉氏は「ライフスタイルはそれぞれ違うが、皆、癒されるために温泉に行きたいと思っている」と言及。「ミレニアル世代の女性は現実的すぎる反面、自分が納得できる理由があればお金をかける。心も財布も緩めるワンポイントの理由を提供すべき」とアドバイスした。

ベビースターラーメン工場一体型施設 三重・津市に来夏開業

2018年3月16日(金)配信 

外観(パース)

ベビースターラーメンをはじめとしたスナック菓子や即席ラーメンを提供する「おやつカンパニー」の70周年を記念し、三重県津市に工場一体型施設「おやつタウン」を2019年夏に開業する。

 運営会社は、「おやつカンパニー」が保有するコンテンツを活用したエンターテインメント施設の企画運営を手掛ける「おやつタウン」(三重県津市)。「おやつカンパニー」の松田好旦会長が代表取締役を務める。

 おやつタウンは開業に向けて、近隣の観光地や輸送機関、宿泊施設、旅行会社、教育機関、地元企業などとの連携を推進していく。なお、おやつタウンの総投資額は約25億円を想定しており、初年度来園者数40万人、初年度売上12億円を目標とする。

おやつタウンってなあに?!

 それは “みんなが笑顔で子どもになれる場所” !

 親子で体験できるオリジナルのベビースターラーメン作りや、最新のITを活用したコンテンツ、国内最大級の屋内型アスレチック、子供だけが入室できる秘密の研究所などを備えた、これまでにない工場一体型施設。「たっぷりたのしい夢としあわせの提供」をテーマとし、「遊べる」「学べる」「創れる」をコンセプトとしている。

施設紹介

 おやつタウンは4つのエリア(おやつミュージアム、おやつ広場、体験コーナー、フード&お土産コーナー)に分かれている。

【おやつミュージアム】

ベビースターラーメンが誕生した昭和の町を再現!見て、触れて、学べるミュージアム

おやつヒストリー(パース)

 最新のデジタル技術を活用し、私たちの生活におやつがより身近にあった昭和のようすを再現。ギャラリーはテーマごとにわかれ、当時の生活用品などを展示する。また、ベーゴマやメンコなど当時の遊びを体験できるコーナーもあり、大人には懐かしさ、子供には新鮮さを実感しながら楽しむことができる。

【おやつ広場】

 大人も大歓迎!競って、協力して、楽しめる体感エリア

おやつ広場(パース)

 おやつ広場では、高さ8㍍の巨大ホシオくんから滑るスライダーや日本最大級の屋内型アスレチックのほか、タイムを競う体験ゲームを設置。屋内施設のため、季節や天候に関係なく家族や来場者同士で一緒に楽しめる。

≪屋内アスレチック≫

 日本最大級の2階層に分かれた屋内アスレチック。小学生の子供から遊べるコースや、大人でも十分楽しめる高さのコースがある。アスレチックと映像のコラボレーションにより、スリリングな体験ができる。五感をフルに活用して楽しむことができる。

≪ホシオくんスライダー≫

 おやつ広場では、巨大ホシオくんスライダーが出迎えてくれる。スライダーは、高さ約8㍍、滑り台最頂部約3・6㍍、最大傾斜が34度とスリル満点。

≪タイムトライアルゲーム≫

 友達同士や家族でタイムを競うタイムトライアル型の体験ゲーム。デジタル技術との融合で身体だけでなく頭も使って遊ぶことができる。

≪サーカステント≫

 光と音を組み合わせた新感覚のデジタルボールプール。参加者が共同で遊べるゲーム要素を盛り込み、小さな子供でも十分に楽しむことができる。

≪ひみつのおやつラボ≫

 子どもたちだけが参加できるプログラム。おやつタウンの中にあるひみつのおやつ研究所では日々、おやつ開発の実験が行われている。未来のおやつ研究員になれるかも!

【体験コーナー】

 世界にひとつだけのベビースターラーメンづくりに挑戦!

体験コーナー(パース)

 世界に一つだけのベビースターラーメンが作れる体験コーナー。作りながらさまざまなベビースターラーメンが出来上がるまでの工程を学ぶこともできる。

≪おやつカンパニー工場見学≫

 おやつカンパニーは現在も工場見学ツアーを実施しているが、おやつタウン完成後は工場見学に加え、実際に自分で作るという体験を通し、工場一体型ならではの特別な価値を提供できると考えている。

【フード&お土産コーナー】

 フードコートやここでしか買うことができない特別な土産もたくさん。おやつタウンに来ないと食べられないメニュー、買えない土産がならぶフードコーナー&物販コーナー。

施設概要

施設名称:おやつタウン

所在地:三重県津市森町2234-1

延床面積:1,200 坪

建築構造:鉄骨造2階建

開業時期:2019年夏

営業時間:午前10:00~午後6:00(予定)

設計・施工:NTTファシリティーズ

企画・デジタルコンテンツ:NTTコミュニケーションズ

運営・管理:株式会社おやつタウン

長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」4月1日リニューアル

2018年3月16日(金)配信

木目調の什器を取り入れた店内(イメージ)

長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」が4月1日(日)にリニューアルオープンする。8日(日)までは新装を記念し、各種イベントも開催する。

 リニューアルに伴い、取り扱いアイテム数を従来の1500からずい時新商品を追加し、2500アイテムまでに拡大する。季節にあわせた旬の野菜、果物、鮮魚などの農林水産物も常時販売する。

 軽飲食コーナーでは、メニュー充実のため、長崎ちゃんぽんや長崎皿うどんなどのよく知られている長崎グルメに加え、長崎和牛のレモンステーキ、五島手延べうどんなども提供するほか、長崎県産の食材を使用した弁当の販売も始める。

 什器も白一色から木目調のものへ入れ替えるとともに、野外テラス席を新設し、ゆっくり休憩できるスペースを確保する。

長崎和牛のレモンステーキなど充実した長崎グルメも!

4月1日(日)-8日(日)は記念イベント開催

■長崎大好き芸人によるお笑いステージ

日時:4月1日(日) 午後1時~、午後4時~

出演:長崎大好き芸人「チキチキジョニー」

   長崎出身芸人「あひるちゃんスポンジクラブ」

■長崎郷土芸能「龍踊り」披露

日時:4月7日(土) 午後1時~、午後4時~

■生産量日本一!養殖マグロの解体ショー(販売あり)

日時:4月8日(日) 午前11時~

<以下の催しは毎日開催>

 ・カステラソフトクリームプレゼント(アンケート回答者に)

 ・大試食大会

 ・くじ引き(1千円以上買い物をした人に)

  長崎館オリジナル波佐見焼やてぬぐいが当たる。

 ・五島椿油ハンドケア体験(無料)

 

HIS インスタグラムの写真2000点を展示する写真展を開催 

2018年3月16日(金) 配信 

入選作品

エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は3月17日(土)からの1カ月間、キタムラ(浜田宏幸社長)と、HIS旅と本と珈琲とOmotesando(東京都渋谷区)で、インスタグラムを利用したフォトコンテストの応募作品をすべて展示する写真展を開く。写真展と合わせて4月14日(土)には写真セミナーを開催する。

 HISは旅をより身近に感じてもらうため、SNSを活用した情報の発信と、旅行の需要喚起をはかっている。18年2月16日~25日の期間に、キタムラと協力し、春を感じる「ピンク旅のセカイ」をテーマにフォトコンテストを行った。HISのインスタグラム公式アカウントで写真を募集。2000点を超える応募のなかから、審査して入賞作品30点を選出した。

 今回の写真展では入れ替えを経て、入賞作品を含め応募写真はすべて公開する(4月1日の展覧終了後に、入れ替え)。写真作品は、キタムラの「ましかくプリント」でプリントしたもの。「作品各々の『ピンク旅のセカイ』をお楽しみください」(HIS)。 

写真展概要

開催日時:2018年3月17日(土)~4月15日(日)午前11:00~午後7:00

休館日:なし

開催場所:H.I.S. 旅と本と珈琲とOmotesando(東京都渋谷区神宮前4-3-3バルビゾン7番館)

交通案内:東京メトロ「表参道」駅 A2出口より徒歩1分 原二本通り沿い

入場料:無料

写真セミナーイベントのご案内

 展示作品を楽しむことと合わせて、今後の撮影の参考にしてもらうため、写真セミナーを開く。作品応募の有無にかかわらず参加できる。「初心者の方にも講師が丁寧にアドバイスいただけるのでご安心ください」(同社)とコメント。

日時:2018年4月14日(土)午前11:30~午後1:00

会場:H.I.S. 旅と本と珈琲とOmotesando(東京都渋谷区神宮前4-3-3バルビゾン7番館)

定員:30人

申し込み方法:下記から

参加費:500円(スペシャルティコーヒー1杯付き)

「ミシュランガイド台北」発表、20店が星を獲得

2018年3月16日(金) 配信

グルメ旅を楽しむ日本人にも人気が高い台湾

台湾・台北のレストランを格付けしたグルメガイド本「ミシュランガイド台北」が3月14日(水)に発表された。三つ星が1店、二つ星が2店、一つ星が17店の計20店が星を獲得。14日の発表会で、ミシュランガイドの国際ディレクターのマイケル・エリス氏は「台北は多様な美食文化が融合し、革新的な味わいが育まれている」とコメントした。また、20店舗中、日本料理店が5店舗も選ばれたのも特徴だ。

  最高評価の三ツ星は、パレデシンホテルの広東料理店「頤宮」。北京ダックなど日本人観光客にも人気の高級レストラン。

  二つ星には、シェラトングランドホテルの上海料理「請客楼」とミシュランガイド東京で7年連続三つ星を獲得している「日本料理 龍吟」の台北支店「祥雲龍吟」が星を獲得した。

  一つ星の17店には、「シェフ界の台湾の星」と呼ばれるアンドレ・チャン(江振誠)氏のビストロノミー「RAW」や、台湾料理の「金蓬萊遵古台菜」、「明福台菜海鮮」などが含まれているほか、フレンチ、ステーキなど多彩な顔ぶれがそろった。台湾観光局では、「観光客の誘致につながれば」と期待感を表明している。