いまからでも間に合う スカイスキャナージャパン、新潟と北海道のお花見場所を紹介

2018年3月30日(金)配信

お花見旅行の計画は、今からでも間に合う(写真はイメージ)

国内外の航空券、ホテル、レンタカー情報の一括比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンは現在、同社HP上で北海道と新潟県のお花見スポットを紹介している。

 新潟空港から車で約30分とアクセスしやすい桜遊歩道公園(新潟市内)は、鷲ノ木大通川の両岸に並んだ200本のソメイヨシノが川面に映る、風情ある桜の名所。見頃は例年、4月中旬〜5月上旬。新潟市から少し南下した上越市には、“日本三大夜桜”の一つとされる高田公園がある。そびえ立つ高田城を背景に約4千本の桜が咲き競うさまは、圧巻の美しさ。4月6日(金)〜22日(金)に行われる「高田城百万人観桜会」の期間中は、約3千個のぼんぼりでライトアップされた桜が堀の水面に映り、ロマンティックな雰囲気を醸し出す。

 北海道は、5月下旬まで桜が楽しめる地域があり、ゴールデンウィークを利用して、道内で桜を追いかける旅がおすすめ。新千歳空港からアクセスできる北海道立真駒内公園には、85万平方㍍に及ぶ敷地内に約5万本の自然木が残り、新緑に囲まれて約1千本のエゾヤマザクラとヤエザクラが咲くさまを、例年4月下旬から楽しめる。定番観光0地の函館でお花見を楽しむなら、五稜郭公園が外せない。約1600本の桜が花を咲かせ、中には北海道の名物、ジンギスカンを楽しむことができるエリアも。例年4月下旬から見頃だが、ここの桜は満開時だけでなく散り際も必見。城郭をとりまくお堀の水面が花びらに覆いつくされ、ひと味違った趣を楽しめる。

 5月上旬のお花見は、旭川空港から車で約30分の距離にある旭山公園へ。濃いピンク色のエゾヤマザクラは、5月上旬ごろから満開になる。さらに遅い時期にお花見がしたいのなら、5月下旬に“日本一遅い桜まつり”が開催される釧路町の別保公園へ。釧路町からさらに東に進んだ、厚岸湖を臨む子野日(ねのひ)公園も、道内有数の桜の名所。今年は5月12日(土)〜20日(月)まで「あっけし桜・牡蠣まつり」が開催され、出店で販売されるカキやアサリなどの新鮮な海産物を味わいながら、約1200本の桜を堪能することができる。

 

JTB、市民ライターを育成に向けたプログラム「まち歩きプロデュース」を販売

2018年3月30日(金) 配信 

地域密着型の新しプログラム、観光コースを制作する市民ライターを育成市へ

JTBコーポレートセールス(皆見薫社長、東京都千代田区)は2018年4月2日(月)から、地方自治体向けに観光コースを作成する市民ライター育成プログラムの販売を始める。観光地巡りなどを紹介するメディア「デカケルJP」を運営するLibalent(リバレント)と共同企画した。地域住民が、地域魅力の詰まった観光コースを作成できるようにする。作成した観光コースはデカケルJPの公式チャンネルで発信し、地域活性化もはかっていく。

 同プログムの名称は「まち歩きプロデュース」。市民ライターに対して、観光コースを企画、作成できるHow To講座とワークショップを開く。ワークショップで企画した観光コースを実際に歩き、取材や撮影方法を実地研修する。コースの企画や記事作成時は、 JTBコーポレートセールス、リバレントそれぞれの企業で培ったノウハウを生かして監修する。

 「デカケルJP」は、地元民ようにディープな体験ができる観光情報をコース形式で紹介している。初めての場所でも迷わないようにコースマップも掲載している。広域な観光情報ガイドとは異なり、地域をよく知る市民ライターが作成した「地元の観光コース」の紹介で、各地域の魅力を発信する場として、活用されることも目的としている。

4月2日から販売開始

地域住民と作る!観光コース5パックの内容

HOW TO講座:観光コースの作成方法から事例まで紹介

ワークショップ:地域住民とワークショップスタイルで地元自慢の観光コースを1コース企画

取材撮影ツアー:ワークショップで企画した1コースを地域住民の方と巡りながら撮影やライティング方法についてレクチャー

企画・記事の監修:残り4コースは地域住民で作成するが、コース企画、記事については監修をする

デカケルJP公式チャンネル:地域住民が作成した観光コースはデカケルJPの公式チャンネルで紹介

商品概要

「まち歩きプロデュース」パッケージ料金:80万円(税別)

・HOW TO講座/ークショップ( 1日)

・取材撮影ツアー( 1日)

※HOW TO講座とワークショップは同日開催

※交通費、宿泊、ロケ時にかかる費用等については、別途追加料金

・5コース企画、記事の監修:2年契約

※チャンネルID、パスワードを発行

※契約更新がない場合は、チャンネルトップページは削除される

※観光コースについてはデカケル編集名義でデカケルJP内に表示する

・デカケルJPトップページ注目コース、テーマ、エリアでの表示

※注目コースには掲載本数、コース内容によって掲載できない場合がある

 

問い合わせ先:

JTBコーポレートセールス企画開発局…TEL:03-5909-8007/FAX:03-5909-8444

Libalent担当:甲斐…TEL:03-5155-0464 e-mail:info@libalent.com

民泊EXPO、秋に開催決定 大手企業の出展可能性も

2018年3月30日(金) 配信

昨年10月、大阪会場のようす

民泊EXPOプレミアム2018(主催・トーキョウサンマルナナ)が9月22日(土)と10月8日(月・祝)にそれぞれ、東京と大阪で開催される。住宅宿泊事業法(民泊法)施行後の催しとなるため、業界をめぐる最新状況をリアルに感じ取れるイベントとなりそうだ。

 出展ブースに関しては、29日(木)から受付中とのこと。東京と大阪会場各々で、50ブース(社)ほどの枠を用意する予定だ。同社は問い合わせに対し、「一部上場企業など、民泊への参入を前向きに検討してきた大手企業の参加する可能性が高い。これまで以上に話題性の高いイベントとなるはずだ」とコメントした。

多くのプラットフォーマーが会場に集結、情報交換が活発に行われた(昨年10月のようす)

 物件オーナーにとっては、新しい仲介業者・管理業者とのマッチングを期待でき、販路拡大やコスト削減を達成する機会でもある。個人法人問わず、幅広く来場を呼びかける。記者も昨年10月、同催しに参加しており、その活況ぶりを目の当たりにしている。セミナーでしか得られなかった情報も多かった。

 出展や来場に関する問い合わせは、下記公式ホームページにて受け付けている。

 

丹鉄初のクラウドファンディング 丹鉄珈琲カフェの開業に向け

2018年3月29日(木) 配信 

クラウドファンディングを開始へ

京都丹後鉄道を運行する WILLER TRAINS(寒竹聖一代表)は2018 年 3 月 29 日(木)から、「丹鉄珈琲~114kmCAFE」の開業に向けたクラウドファンディングを始めた。目標金額は200万円。丹鉄初の試みとなる。同社は昨年8月から地元事業者と、ご当地コーヒーの丹鉄珈琲の販売を始めている。今回は丹鉄珈琲の周知をはかるとともに、地域事業者との連携を強化する。地元の人々のにぎわいの場を作り出すことで、地域活性化もはかる考え。

 珈琲片手に旅に出る人々への、旅の窓口とする。今回のカフェのコンセプトは「旅の始まりと終わりに、こだわりの商品を」。丹鉄珈琲のほかには、地元のこだわりの食材を使用したスイーツの提供を行う。京都北部の日本海に面した「もう1つの京都」と「ローカル鉄道」の魅力を発信する拠点としても活用していく。

 4 月 16 日(月)には、地域の事業者へ向けた「クラウドファンディングを活用した新しい地域活性化への取り組み方」を説明するセミナーを開く。先着40人までで、受講料は無料となる。

プロジェクト概要

実施期間:2018 年 3 月 29 日(木) から 2018 年 5 月 20 日(日)まで

目標金額:200 万円

資金使途:「丹鉄宮津駅」内に建設予定の「丹鉄珈琲~114kmCAFE」店舗オープンに伴う費用

プロジェクトページ:

クラウドファンディングセミナー詳細

日時:4 月 16 日(月)午後2:00~4:00

会場:市民交流プラザふくちやま/視聴覚室

内容:京都丹後鉄道の取り組み/京都丹後鉄道 代表取締役 寒竹 聖一、クラウドファンディングの概要及び事例/CAMPFIRE マネージャー遠峰 正之、地方創生の事例/株式会社 umari 代表 古田 秘馬、但馬信用金庫の取り組み及び当地の事例/但馬信用金庫 常勤理事 宮垣 健生

※申込みについては京都丹後鉄道 HPを確認

大原富枝文学館が新装 「志国高知幕末維新博」の地域会場に

2018年3月29日(木) 配信 

かつて本山町簡易裁判所だった建物をもとに、平成3年に開館

高知県では、歴史観光をテーマにした博覧館「志国高知 幕末維新博」を昨年3月から開催中。2018年4月1日(土)には、嶺北地域で唯一の地域会場となる「大原富枝文学館」(高知・本山町)が新たにオープンする。県内22カ所目の地域会場。

 施設のリニューアルオープンにあたり、「大原作品で紐解く本山の歴史と野中兼山の功績」をテーマに、幕末維新博にちなんだ企画展やイベントを開催していく予定。

4月1日、リニューアルオープン

野中兼山関連コーナー(1階常設展示室)

 大原富枝の代表作「婉という女」に、主人公の父親として登場する野中兼山。野中兼山は、ここ本山町で領主をつとめていた歴史がある。江戸時代以降、本山町の産業発展に大きな影響を与えた野中兼山と、彼の人柄や足跡を女流作家ならではの感性で描いた大原富枝。文学館では、兼山に関連するコーナーを、より充実した歴史への学びが深まる空間へと、全面改修した。本山町ゆかりの2人の生涯をわかりやすく紹介するとともに、施設が所有する資料や新たに登場する展示物を通じて、幅広い世代の方が楽しめるという。

リニューアルの見どころを紹介

◇見どころその1◇ 「野中兼山」がもっとわかる!パネル展示

 兼山の生涯、本山町における彼の功績や県内に残る兼山の足跡など、当時の時代背景を交えてわかりやすく展示。あわせて、大原富枝の作品に登場する兼山についての記述や兼山直筆の書簡(複製)を読み解くことで、兼山の人物像を浮かび上がらせる。

野中兼山関連コーナーパネル展

◇見どころその2◇ たどってみよう!「土佐藩の参勤交代」

 兼山が生きた江戸時代に行われていた参勤交代。江戸時代半ばまで、土佐藩の参勤交代は主に本山を経由して行われていた。参勤交代のルートと、江戸時代の地図を照らし合わせながら、手で触れて学ぶことができる。

土佐藩の参勤交代

◇見どころその3◇ 本山土居図をもとに、立体模型が登場!

 兼山も領主となった本山土居(領主が住んだ屋敷)を、現在に残る資料をもとに立体模型で再現。展示を見た後に、本山町上街公園内の土居跡に足を運んでみるのもおすすめ。現在に残る土居屋敷の跡から、当時の家老の暮らしぶりや建物に思いを馳せてみてはどうか。

本山居住区の立体模型が登場

◇見どころその4◇ 映像で辿る、野中兼山の足跡

 リニューアルに伴い、野中兼山の足跡を辿る映像コンテンツが新登場。本山町の豊かな自然の映像とともに、兼山の生涯をより親しみやすく、よりリアルに楽しむことができる。

映像で辿る、野中兼山の足跡

 「志国高知 幕末維新博」地域会場の施設情報と、周辺の観光情報の詳細については公式サイトで公開されている。

「大原富枝文学館」施設情報

入館料:一般・大学生300円(240円)、小・中・高生100円(80円)

 ※括弧内は団体20人以上の料金

開館時間:午前9:00~午後5:00(最終入館午後4:30)

休館日:月曜(月曜日が祝・祭日の場合はその翌日)、12月28日~1月4日まで

所在地:高知県長岡郡本山町本山568-2

「ビーチ・マリンスポーツの聖地」浜松 官民協働の推進協発足

2018年3月29日(木) 配信

「マリンスポーツの浜松・浜名湖」をPRするポスター

静岡県浜松市は、「ビーチ・マリンスポーツの聖地」としてのブランドを確立し、魅力発信を行うことで、観光誘客や移住促進、ベンチャーなどの企業誘致につなげていくことを目的に、官民協働による「ビーチ・マリンスポーツ推進協議会」を発足させた。

 浜松市は、市の中心部から約30分圏内で遠州灘、浜名湖、天竜川などの水辺にアクセスできる恵まれた環境と年中温暖で晴れの日が多い気候が特徴で、新東名高速道路や新幹線といった交通網のおかげで、東京・大阪・名古屋などの大都市圏からもアクセス至便だ。このため、市内外から多くの人がアウトドアスポーツ・レジャーを楽しむために訪れている。

 この背景を生かして設立された「ビーチ・マリンスポーツ推進協議会」は、市長を会長とし、ビーチ・マリンスポーツの各競技団体、関連メーカー、観光協会、市内のベンチャー企業など40団体で構成され、官民一体でブランドの確立と魅力発信を進める組織だ。

 3月27日(火)の第1回協議会で鈴木康友市長は「身近に海・湖・川・山があり、これらの資源を活用した水に関するスポーツやレジャーは、市民はもとより、観光をはじめとした産業振興などによる地域経済活性化の実現が期待できる。それらが多数楽しめるマルチフィールドとして、『本州最後の楽園、仕事とレジャーが日本一近い街』の確立を目指すため、官民連携によるビーチ・マリンスポーツの聖地に向けた取り組みを本格化していきたい」と浜松市が「ビーチ・マリンスポーツの聖地」として魅力あふれる地域であることをアピールするとともに、推進協議会でより活力あるまちづくりを実践していく意気込みを語った。

 今後、施設整備や大会の誘致、競技者や観光客の来訪や移住促進に向けたプロモーション活動など具体的な取り組みを進め、スポーツ・レジャーと仕事・生活の距離が近いまちづくりを推進していく。

第1回協議会のようす(3月27日)

浜松市とビーチ・マリンスポーツについて

1)市街地から車で30分以内、多彩でアクセス至便な水辺環境

 遠州灘、浜名湖、天竜川などの水辺は市街地から約30分の移動でアクセスでき、また大都市圏の中間地点に位置する浜松市は、新東名高速道路や新幹線といった交通網を使うことで、東京・大阪・名古屋などの大都市圏からもアクセス至便なエリアだ。都市圏からマリンスポーツが近い暮らしの魅力に引き寄せられた移住者も増えている。

 海・湖・川が揃った水辺環境と、日照時間が多く温暖で穏やかな気候は、初心者からプロまでが安心して多彩なスポーツ・レジャーを楽しめる。

 マリンスポーツ関連企業や体験施設も多く立地し、2千メートルコースを持つ「天竜ボート場」など全国でも有数の設備を持つ施設も整備されている。

2)世界レベルの選手育成に貢献

 フライボートやスタンドアップパドルボード(SUP)などの新たなスポーツも楽しめる体験会や、大会が数多く開催されている。

 また全国区で活躍する有名選手を輩出するなど、選手育成にも力を入れるなか、天竜川で毎年3月に行われる「全国高等学校選抜ボート大会」は「ボートの甲子園」といわれ、世界レベルで活躍する選手も増えている。

3)「水泳大国ニッポン」のルーツは浜松にあり!

 2019年大河ドラマ「いだてん」の主人公の1人であり、「水泳ニッポン」の礎を築いて日本初の東京オリンピックの招致に貢献した「田畑政治」や、戦後、世界記録を33回更新し、“フジヤマノトビウオ”と称されたスイマー「古橋廣之進」など、浜松市は日本の水泳競技を世界レベルにまで押し上げた人物のゆかりの地だ。

 浜松市の小学校では30分間回泳や伝統的に浜名湖での遠泳が実施されているところもあり、幼い頃から水泳の基礎を習得する文化が根付いているといわれている。

参考:リンク集

■PRブック HAMA流 第27号「マリンスポーツの聖地 はままつ」

第27号
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/miryoku/hamaru/27/index.html

■浜名湖周辺・浜松の体験型旅行プランの予約サイト「浜松・浜名湖ちょい旅ガイド」

西武線をより便利に 専用アプリの配信開始

2018年3月29日(木) 配信

池袋駅はじめターミナル5駅にタッチ式デジタルサイネージを設置する。

西武鉄道はこのほど、公式スマートフォンアプリ「西武線アプリ」の配信を開始した。西武線全線の列車走行位置をリアルタイムで見られるほか、駅ロータリーにあるバス停留所から発車するバス時刻を発車標形式で確認できるなど、より快適で便利に利用できるようにした。

 アプリでは、利用者が西武線を便利で快適に、安心して利用できるよう、スマートフォンを通じて列車のリアルタイムな走行位置情報などを提供。列車の遅延や運休が発生した場合は、プッシュ通知が行われる。自宅や勤め先などの最寄駅の情報にも簡単にアクセスできるほか、クーポン配信や参加型イベント(スタンプラリー)の実施も予定されている。

アプリ概要

利用料:無料(通信にかかる費用は、利用者負担)

利用できるOS:iOS(iOS 10.0以上)、Android(Android OS 4.4以上)

※機種によって上記OSでも一部正常に動作しない場合がある。スマートフォン以外のデバイス(タブレットなど)には対応していない。

ダウンロード方法:App Store、Google Playで「西武線アプリ」と検索し、ダウンロード。

主な機能一覧:

運行情報プッシュ通知、リアルタイム発車標、電車位置情報(電車アイコン)、駅からバス情報、降車駅お知らせ(池袋線特急電車の一部でサービス開始)、クーポン・スタンプラリー、画面着せ替え機能、多言語対応(英語・韓国語・中国語〈繁体字・簡体字〉。4月下旬公開予定。一部の列車は電車のアイコンで表示)、グルメ情報(4月下旬公開予定)

会員登録:アプリ内のスタンプラリーへの参加や、クーポン利用時に必要。

アプリオープン記念企画

 駅ナカ・コンビニ「TOMONY(トモニー)」で買い物時、レジで西武線アプリ内のクーポンを提示すると西武線アプリのイメージキャラクターのラッコのハンドタオルをプレゼント。

実施店舗:TOMONY全店舗

実施期間:2018年5月20日(日)まで

配布枚数:全店合計5千枚※各店舗ごと、なくなり次第終了。

特設サイト:

旅館経営者向けの研修プログラムを開発・提供 (三重県×じゃらん)

2018年3月29日(木) 配信

2016年度衛生行政報告例の概況(厚生労働省)を基に、旬刊旅行新聞編集部が作成した(クリックで拡大)

東京五輪を見据え、ホテル数が増加傾向にある。2016年度には1万軒を突破した。一方の旅館施設数は減少が著しく、毎年約3%減が続いており、16年度には4万件を下回った。オンライン予約サイト「じゃらん」を運営するリクルートライフスタイルでは、じゃらんリサーチセンター(JRC)が中心となって旅館業の活性化に取り組んでいる。昨年12月には三重県(鈴木英敬知事)で、開発する宿経営者向けの研修プログラムの実証実験を行った。

 昨年12月から今年3月まで実証実験の一貫として、「持続可能な旅館経営の未来塾」と題する研修会を実施した。メインテーマは、経営改革を実現するための計画書作成。16施設が参加した。

締結式に出席した鈴木知事と、宮本執行役員(同社提供)

 経営改革の対象領域は2つ。売上アップなどにつながる業務改革や人材の育成定着を目指す人事改革に分けられる。「未来塾」の参加者らは、生産性向上を実現するための「ムリ・ムダ・ムラの無くし方」や、改革実現に向けたストーリー(計画書)づくりに専念した。業務改革に焦点を据えた内容で、参加者らによる意見交換も活発に行われた。

  18年度からは、研修プログラムを実用化し、県内宿の課題解決を目指す。ブラッシュアップや新たなプログラム開発も視野に入れる。人事改革につながるプログラムも用意する。

 インプット型からワークショップ型へとステップアップする形式を取ることで、無理なく主体的に改革マインドを身につけられるよう工夫を施す。6月からは、三重県内の中小規模旅館・ホテルの経営層を対象とした研修プログラムを実施する。次期経営者候補や、業務・人事マネジメント担当者向けの内容で、新たにアドバンスコース(人事改革関連)が加わる。

 3月29日(木)には、研修プログラムを実行するため、三重県とリクルートライフスタイルは宿泊業の働き方改革を実現するためのプロジェクト連携協定の締結を発表した。三重県は各施設への情報発信や雇用につながるデータ分析を担当する。じゃらんリサーチセンターはプログラム開発のほか、マーケティング調査も担う。当日、東京都内で締結式が行われ、三重県の鈴木英敬知事とリクルートライフスタイルの宮本賢一郎執行役員(旅行領域担当)が出席した【写真】

今秋に「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」が白馬に誕生

2018年3月29日(木) 配信 

日本でも希少な絶景“三段紅葉”が一望できる標高1290㍍の山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」が白馬・岩岳に誕生

白馬観光開発(和田寛社長、⻑野県北安曇郡白馬村)が運営する白馬岩岳山頂に、北アルプスの絶景が一望できる山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ マウンテンハーバー)」が2018年秋に誕生する。さらにテラス内には、ニューヨーク発の老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」がオープンする。白馬三山の四季折々の絶景を眺めながら、コーヒーや焼き立てのパンが楽しめるようになる。

日本でも希少な絶景“三段紅葉”が一望できる

 「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」は、白馬岩岳の標高1290㍍の山頂に位置し、テラスからは白馬三山を(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)を正面に見据え、南北に広がる北アルプスを一望する絶景を見ることができる。また例年10月ごろには、北アルプスの“三段紅葉”が楽しめる。三段紅葉とは「山頂の冠雪」と「山の中腹の紅葉」、そして「麓の樹木の緑」が一度に楽しめるもので、標高差2200㍍を一望できる白馬岩岳は日本でも数少ない絶景ポイントのひとつ。もちろんその他のシーズンにおいても、四季折々の北アルプスの絶景をテラスでゆったりと寛ぎながら楽しむことができる。

 施設内にオープンする「THE CITY BAKERY」は、1990年にニューヨークで開業した老舗ベーカリー。2010年に開業20周年を迎えた際に、海外初出店の地を日本と決め、大阪に国内第一号店を出店。現在、日本国内に8店舗を展開している。THE CITY BAKERYの看板商品である「プレッツェル クロワッサン」をはじめ、クッキーやマフィンなどは現地の味をそのまま再現しており、加えて日本オリジナルのパンをはじめ、デリやサンドイッチも多数。さらには白馬ならではの素材を使った「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」でしか味わえないメニューも販売する予定だ。

 「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」は、白馬の四季折々の絶景を眺めながら、いろどりの変化を楽しんでいただき、ここでしか味わうことのできない非日常空間や体験を提供していきたい考えだ。

各社コメント

■THE CITY BAKERYを運営するFonz 代表取締役社長 小山 正さん
 世界中から多くの観光客を迎える白馬にTHE CITY BAKERYを初出店させていただくことを大変嬉しく思います。これから益々魅力的になっていく白馬・岩岳山頂で、「食」を通じた新しく居心地の良い空間づくりを、皆さまと共にご提供して参りたいと考えております。

■白馬観光開発 代表取締役社長 和田 寛さん
 日本有数の山岳景観を誇る白馬の中でも、絶好の展望台である岩岳山頂に新施設を開業し、日本のマウンテンリゾートの素晴らしさを味わっていただきたいと考えています。またFonz様には、同じ県内発祥の企業として、今回の取り組みに共感いただき、洗練された空間をプロデュースしていただけることに感謝しています。白馬の絶景と美味しいパンと共に、心地良い時間を過ごしていただければと思います。

HAKUBA MOUNTAIN HARBORアクセス

白馬岩岳ゴンドラリフト「ノア」山麓駅から約8分

ゴンドラ山麓駅までのアクセス:最寄りIC(長野IC、安曇野IC、糸魚川IC)から幅広道路で約1時間

将棋の聖地で一生一度の夢体験 KNT個人が特別なプランを販売

2018年3月29日(木) 配信

本番さながらの雰囲気を味わえる

実際のタイトル戦さながらの雰囲気の中、タイトル獲得棋士や人気の女流棋士を相手に1対1で将棋が指せる――。近畿日本ツーリスト個人旅行は、数々の将棋のタイトル戦が開催されている旬景浪漫 銀波荘壺中庵貴賓室「観月」(愛知県・西浦温泉)で特別な体験ができる宿泊プランを売り出している。

 今回のプランの舞台は、1966年の大山康晴王将のタイトル戦から約50年にわたり幾度となくタイトル戦が行われ、“将棋ファンの聖地”とも言われる銀波荘。プロの棋士でもタイトル戦を勝ち上がらないと将棋を指すことができない特別な場所で、タイトル戦の雰囲気を味わいながら、特別体験を楽しめる。また対局終了後には、感想戦(お互いに対局を振り返って感想や反省点などを述べ合うこと)やプロ棋士・女流棋士からの指導も受けられ、サインや記念撮影も可能。プロ棋士・女流棋士との対局付きプランのほかに、仲間同士でも壺中庵貴賓室「観月」で対局できるプランも設定している。

旬景浪漫 銀波荘 壺中庵貴賓室「観月」将棋対局プラン 概要

プロ棋士・女流棋士との対局プラン

対局開始時間(A~F:いずれも所要1時間30分以内)

土曜日:A=午後12:00 B=午後1:45 C=午後3:30 D=午後5:15

日曜日:E=午前8:30~ F=午前10:15~

※金曜日宿泊=A~D、土曜日宿泊=A~F、日曜日宿泊=E~F のいずれかで対局可能

対局設定日と棋士

5/19(土)・20(日):谷口(旧姓:室谷) 由紀女流二段

5/26(土)・27(日):室田 伊緒女流二段

6/2(土)・3(日):深浦 康市九段

6/9(土)・10(日):木村 一基九段

設定日(宿泊日):5月18日~6月10日の金・土・日曜日

宿泊:銀波荘海望閣または天游閣 和室。1人2万5800~11万2800円(夕朝食付1室1~5人利用)

仲間同士での対局プラン

設定曜日:5月1日~7月20日の月~金曜日

宿泊:

銀波荘海望閣または天游閣 和室利用。1人、1万5千~2万7400円。※「観月」利用3時間以内

銀波荘壺中庵貴賓室「観月」利用。1人3万4560~4万3200円 (いずれも1泊夕朝食付、1室2~5人利用)