誰からも愛されるよう走り続ける はとバス創業70周年、感謝の集い開く

2019年3月20日(水) 配信

感謝の集いに出席したはとバス社員が登壇し、感謝を伝えた

はとバス(中村靖社長)は3月19日(火)、「創業70周年記念感謝の集い」を定期運行開始日にあわせて横浜港大さん橋国際客船ターミナル(神奈川県横浜市)で開いた。会場には、はとバスOBOGや株主、取引先など400人以上が集まった。

中村靖社長

 中村社長は「70周年を迎えられたのは、パートナー企業や、株主、OB、行政、利用者、すべての皆様に支えられてきたから」と謝意を述べた。そのうえで、「戦後間もないの荒廃の中からスタートしたはとバスが東京都内を走る姿は、復興のシンボルとして多くの皆さんに夢と勇気を届けた。これからも、安全最優先で最高のサービスを提供し、平和の象徴として、誰からも愛されるように、次の100周年に向けてさらに走り続ける」と決意を語った。

2019年夏の制服

 会場では、創立70周年を記念してつくられたイメージソング「GOGO~幸せを運ぶ黄色いバス~」と、公式キャラクター「しゃぽぽ」の紹介も行われた。イメージソングは、湘南乃風の若旦那氏が作詞、作曲。若旦那氏は、「はとバスのツアーに参加した時の想いを込めて、曲を作りました。子供から大人まで踊れる曲に仕上がっています」とビデオメッセージを寄せた。

 また、バスガイドの夏の制服を新しくする。4月下旬から着用を開始する制服は、「原点回帰、おもてなしの心」をメインコンセプトに、懐かしさを感じさせる初代の制服カラーの紺色と、はとバスのイメージカラーの黄色をあしらったデザインを採用した。

【特集No.518】 国際観光振興に技術で貢献 観光技術のプラットフォーム目指す

2019年3月20日(水) 配信

国際観光施設協会(鈴木裕会長)は、「国際観光振興に技術で貢献する」ことを理念に活動している。最新技術を生かし、生産性向上など観光業界の課題解決に向けた提案を積極的に行う。新設されたホテル&リゾート分科会(野出木貴夫分科会長)は、中小旅館の人手不足を解消するためにAI(人工知能)を活用した自動搬送機を試作。また、バリアフリー客室を充足させるため、新型電動車イスを考案するなど、観光技術のプラットフォームを目指している。

テーマは「社会貢献」 協会として研究の場を提供

 18年度、ホテル都市分科会と旅館観光地分科会を発展的に統合して、ホテル&リゾート分科会が設立された。新ユニバーサルデザイン(UD)客室研究や、AIの活用など5つのテーマで活動している。

 野出木分科会長は、「協会員の関心が高く、社会貢献に資するテーマで研究を進めている」とし、「専門メーカーなど技術を持つ人や企業をつなぐプラットフォームの役割もある。また、研究の場所を提供するのも、協会の使命だ」と語った。

 活動では、野外イベント用管理木柵「Ki―saku」(福島版)が、ウッドデザイン賞2018に入賞した。コンセプトに共感した岐阜県と神奈川県小田原市の林業、木材関係業者らがアイデアを出し合い、それぞれの地域オリジナルの木柵を作製。「ぎふ清流マラソン」や、「箱根駅伝」で使用された。

 新たにスタートした新UD客室の研究では、新型の車イスを提案。AIの活用では「自動搬送機(ITワゴン)」を試作した。アイデアを提案し、企業に広く発信。興味、関心を示す企業に協会会員として参画してもらい、研究を重ねながら、会員企業が試作品を実用化させ、市場に流通させることを目指す。

 この3点の成果は、国際ホテル・レストラン・ショー(2月19―22日)で発表され、来場者との意見交換を行った。

 日本旅館協会や、全日本シティホテル連盟などとの連携も重視している。日本旅館協会は、自動搬送機の実証実験に協力。使用者の立場から、実用化に向けた提案を行う。……

【全文は、本紙1748号または3月27日(水)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

2019年夏、下田ロープウェイ山頂にレストランを開業 ゴンドラもリニューアル

2019年3月20日(水) 配信

下田ロープウェイ山頂レストラン外観(イメージ)

2019年夏、寝姿山(ねすがたやま、静岡県下田市)の下田ロープウェイ山頂に、伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」を手掛けた水戸岡鋭治氏のデザイン・設計による「下田ロープウェイ頂上レストラン」がオープンする。開業に合わせて、下田ロープウェイのゴンドラもリニューアルする。

 寝姿山は伊豆急下田駅から約5分で、頂上から下田の街や下田湾を一望できる、好アクセスながらも豊かな眺望が魅力の観光地だ。ロープウェイからは、稲生沢川(いのうざわがわ)などの美しい自然や、開国時の面影が残り、レトロな雰囲気が漂う下田の街並みを望むことができる。山頂のレストランからは、ペリーの黒船が来航した下田湾が一望でき、改装後は天然木を使用し伝統工芸が各所に散りばめられたこだわりの空間で、優雅なひと時が過ごせる。

下田ロープウェイ頂上レストランについて

開業時期:2019年夏
デザイン・設計:ドーンデザイン研究所 水戸岡 鋭治氏
座席数:50席程度
内装:天然木を使用し、組子などの伝統工芸を組み入れたデザイン
サービス内容:地元の食材を生かした料理や、生産地や製法などにこだわった 飲料などを提供する。

下田ロープウェイゴンドラのリニューアルについて

下田ロープウェイゴンドラ外観(イメージ)

 外装は、「THE ROYAL EXPRESS」と同じロイヤルブルーに、 内装は、温もりのある天然木をふんだんに使い、懐かしく て新しいクラシックで上質な空間に改装する。

定員:約40人
営業時間:午前8:45~午後4:45(季節により変動あり)
アクセス:伊豆急下田駅約徒歩1分
所要時間:片道約3分30秒
運賃:大人往復1030円、子供往復510円

阪急・近鉄つながって10周年 第4弾は郡山城と尼崎城を巡る

2019年3月20日(水) 配信

(左から)近鉄特急用車両22600系(イメージ)、郡山城跡 追手向櫓、尼崎城、アマの大怪獣「ガサキング」

阪神電気鉄道と近畿日本鉄道、阪神ステーションネットはこのほど、「阪神・近鉄つながって10周年」記念ツアー第4弾を売り出した。郡山城や尼崎城を巡る。ツアーは、阪神なんば線の開業と、阪神・近鉄の相互直通運転開始10周年を迎えたことを記念して造成された。12月までに10本のツアーを順次発表する。

 第4弾ツアーは、郡山城追手向櫓の見学でスタートする。その後、3月29日(金)に一般公開される尼崎城に関する講演と城の自由見学を実施。城では、尼崎三和市場のご当地キャラクターである大怪獣「ガサキング」との記念撮影もできる。

 ツアーには、「三和市場を盛り上げたい」との思いも込められており、ツアー特典の「記念缶バッジ」は三和市場で渡す。ツアー参加者は、三和市場で「特撮俳優によるトークショー&サイン会」などが楽しめる。

普段は見られない郡山城跡 追手向櫓見学と平成最後の築城 尼崎城見学 概要

実施日:6月16日(日)

募集人員:200人(最少催行人員100人)

行程:

郡山城跡集合―郡山城「追手向櫓見学(ガイド付き)」―近鉄郡山駅-「貸切列車(近鉄特急)」―尼崎駅ー(各自)昼食―「尼崎城築城こぼれ話」「尼崎城 自由見学」「アマの大怪獣ガサキングとの記念撮影」―(各自)―尼崎駅―(定期列車)―近鉄郡山駅

※尼崎城自由見学、記念撮影ののち解散となる。

旅行代金:大人4500円 中高生4300円 子供3300円(税込み)

※近鉄郡山駅~尼崎駅運賃(往復)と近鉄線特急料金(片道)、尼崎城入場料、イベント費、諸税が旅行代金に含まれる。乳幼児は600円(税込み)で、座席や特典がつかない

旅行企画実施:近畿日本鉄道

阪神なんば線 開業10周年
https://www.hanshin.co.jp/nambaline_10th
阪神なんば線は今年で開業10周年。神戸と奈良が一本の列車でつながり、多くのお客さまにご利用いただいた阪神なんば線。みなさまへの感謝の気持ちを込めて記念企画を実施。この一年を通し、様々な企画をお届けします。

3月23日(土)三陸鉄道リアス線開通! 記念イベント開催

2019年3月20日(水) 配信

三陸鉄道リアス線が3月23日(土)に開通する。

 JR東日本から旧山田線(宮古‐釜石間)が移管され、盛駅から久慈駅までの163㌔が「三陸鉄道リアス線」として一つにつながる。開通初日となる3月23日(土)には、釜石‐宮古駅間で記念列車の運行や記念イベントを行う。翌24日(日)には、釜石‐宮古駅間を中心とした主要駅でイベントを開催する。

イベント日程

3月23日(土):
 上り一番列車出発式(宮古駅)、記念列車出発式(釜石駅)、記念式典を行う。
 釜石-宮古駅間では記念列車の出迎えやイベントを行う。
 ※記念列車乗車の公募は終了している。

3月24日(日):
 釜石-宮古駅間を中心とした主要駅でステージイベントなどを行う。  
 ※24日(日)からリアス線新ダイヤでの営業運行となる。

約7000施設を掲載 全旅クーポン総合カタログ ㈱全旅が2019年度版発行

2019年3月20日(水) 配信

発行された総合カタログ

 ㈱全旅(中間幹夫社長)はこのほど、全旅クーポン会員の「2019年度版全国旅館・ホテル(3609施設掲載)」「2019年度版全国観光・運輸(3321施設掲載)」それぞれの総合カタログを発行した。2冊で約7千件ほどの情報が載っている。2278社の送客会員名簿も特別付録として付けている。

 情報データページでは、全6930施設の情報をエリア別、県別、地域別で分けた。旅館・ホテルは通常期の料金や部屋数・タイプ、施設内容のほか、セールスポイントなどを掲載。観光・運輸が、所在地やセールスポイント、施設内容などを載せている。

 “エリア別・地名インデックス&マップ”も収録。全国8エリアに分け、地図上の温泉地や市町村などに番号を振り、それに該当する宿泊・観光・運輸施設の掲載ページを分かるようにした。 

 このほか、一部施設は写真入り詳細情報ページに収録されている。

 両カタログ共に税込1200円。問い合わせ=㈱全旅クーポン事業部 ☎03(5250)2088。

ハマスタを交流の場に 「ウィング席」や個室観覧席を新設

2019年3月18日(月) 配信

ラミレス監督がスタースイート限定メニューを試食

横浜DeNAベイスターズ(岡村信悟社長)はこのほど、横浜スタジアムライト側スタンドに「ウィング席」約3500席を新設した。個室観覧席の入る「バックネット裏スタンド」やフードエリア「BAYSIDE ALLEY」も用意。収容人数の増加をはかるとともに、スタジアムグルメなど多面的な楽しみ方を提供し、野球に詳しくない人もハマスタにきて楽しんでもらう機会を創出する。ハマスタを交流が生まれる場所として活用し、球場内の盛り上がりを横浜全体に広げていく。

 全30部屋のバルコニー付き個室個別観覧席「NISSAN STAR SUITES」では、‟上質さ”にこだわった贅沢な観戦体験が楽しめる。滞在中はすべての個室に提携する横浜ベイシェラトンホテル&タワーズの専属スタッフを配置し、ホテル滞在のようなきめ細やかなサービスを提供する。「飛騨牛入り 特製スター巻き」などこの場所限定のグルメも味わえる。横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督は3月15日(金)に行われた内覧会で、「素晴らしい食事と景色を、試合観戦とともに楽しめる。この場所に訪れることで、至福の時間を味わえる」とPRした。

 また、新設されたライト側スタンド3階には、球団オリジナル飲食を提供する5店舗が集まるフードエリア「BAYSIDE ALLEY(ベイサイド・アレイ)」がオープンした。球団オリジナル飲食はこれまでもハマスタ内の店舗で販売されていたが、今回は、店舗を1カ所に集約。神奈川県三浦市三崎の老舗・くろば亭とコラボレーションした「BAY MAGURO」のベイマグロ丼など5種類の新しいメニューが味わえる。

BAYSIDE ALLEY

HIS、新たな「パブリックビジネス推進室」を設立 指定管理ビジネスに初参入へ

2019年3月19日(火) 配信 

越前古窯博物館

 

 エイチ・アイ・エス(HIS)は4月1日から、地方創生を担う新たな専門部署「パブリックビジネス推進室」を設立し、同社として初の指定管理ビジネスに参入すると発表した。

 最初の取り組みで、福井県にある「越前陶芸村」の指定管理を始める。今後は全国の公共施設などの運営管理も行うなど、「事業を広げていきたい」(同社)と意気込む。

指定管理業務の概要

越前陶芸村(越前陶芸公園、福井県陶芸館、越前古窯博物館)における運営・管理

1、運営業務 イベントの企画・実施、広報宣伝・集客業務、陶芸教室など

2、施設・整備の維持管理に関する業務 施設など保守管理、清掃、警備など

3、施設・整備の利用許可、その他利用に関する業務 利用料金徴収など

※指定管理期間は2019年4月1日(月)~2024年3月31日(火)の5年間

◇越前陶芸公園(福井県丹生郡越前町小曽原120-61)…岡本太郎の「月の顔」、イサム・ノグチの「レインマウンテン」をはじめ、越前焼の窯元が制作したモニュメントなど、15 点のアート作品が点在。ピクニックなど家族で楽しめるスポットとなっている。毎年県内外から10 万人もの来場者で賑わう「陶芸まつり」、桜の時期の「越前陶芸村しだれ桜まつり」、秋の「秋季陶芸祭」なども開かれている。

 

◇福井県陶芸館(福井県丹生郡越前町小曽原120-61)…越前焼を、見て学ぶ「資料館」、作って楽しむ「陶芸教室」、使って味わう「茶苑」が揃った陶芸館があり、越前焼をより身近に感じていただけるよう、魅力を紹介している。併設された「陶芸教室」では、手ひねりや絵付けなど、子供から高齢者までつくる楽しさを気軽に体験できるようにした。

 

◇越前古窯博物館(福井県丹生郡越前町小曽原107-1-169)…越前焼研究の第一人者であり、越前焼の名付け親の一人である水野九右衛門先生が収集した、平安時代から現代に至るまでの貴重な資料(国登録有形文化財「福井県陶磁器資料」)を展示する「資料館」と水野九右衛門先生の住宅を移築した「旧水野九右衛門家住宅」、福井ゆかりの偉人、岡倉天心を顕彰する「茶室」がある。

 なお、4 月13 日(土)・14 日(日)には、「しだれ桜まつり~BLOSSOM FES~」を開く。600 本の桜が咲き誇るなか、陶磁器、木工細工、アクセサリーなどさまざまなジャンルで、過去最大規模150 を超える出店を予定している。

 今年は初企画としてスカイランタンイベントとしだれ桜のライトアップを実施する。願いごとを書いたランタンを一斉に夜空へ飛ばす。「幻想的な空の灯りと、夜桜のライトアップをあわせて楽しめる企画」だという。

 同社は今後、中部地区や関西地区の営業拠点と連携してツアー造成などを行う。施設への集客をはかり、「地域の活性化に力を注いでいきたい」(同)と展望を語った。

エアチャイナ、「もっと!海外へ2019~羽田から世界へ~」にブースを出展 抽選会など実施

2019年3月19日(火) 配信

じゃんけん大会なども実施

中国国際航空(エアチャイナ)は3月22日(金)~3月24日(日)まで、羽田空港国際線ターミナルで行われるアウトバウンドの祭典「もっと!海外へ2019~羽田から世界へ~」にブースを出展する。路線や機材、各種公式SNS(交流サイト)、新しいサービスを紹介する。また、当日エアチャイナ各種公式SNSをフォローした人を対象に抽選会などを実施するほか、3月23日(土)には出展者PRステージで「クイズ&じゃんけん大会」も行う。

 「もっと!海外へ2019~羽田から世界へ~」は、世界各国のブースや、ステージイベント、世界のフードマーケット、海外旅行セミナーなどを通じ、海外文化を「見て」、「触れて」、「味わう」イベント。アウトバウンド需要の喚起を目的に、世界各国の航空会社や、政府観光局などが参加し、展示やセミナーを通じて魅力を発信する。

もっと!海外へ2019 ~羽田から世界へ~ 概要

開催日時:3月22日(金)~3月24日(日)。午前 10:00~午後6:00

場所:羽田空港国際線旅客ターミナル 4、5F

エアチャイナ、ブース: 同ターミナル4F <江戸小路:広小路> 10番ブース

クイズ&じゃんけん大会

実施日時:3月23日(土)午後3:15~午後3:45

実施場所:

羽田空港国際線旅客ターミナル 4F  <江戸小路:サブステージ(TIAT SKY HALL)>

景品:エアチャイナ飛行機模型

 

 

北海道エリアの宿泊事業を強化、一休が北海道支社を開設

2019年3月19日(火) 配信

四季折々の北海道の魅力を訴求(写真はイメージ)

一休(榊淳社長)は、 3月14日(木)に北海道支社を開設した。 北海道エリアの宿泊事業の強化が目的。北海道支社は、本社(東京)と横浜支社、東海支社(名古屋)、京都支社、西日本支社(大阪)、九州支社(福岡)、沖縄支社に続く、 8カ所目の拠点となる。

 これまでも同社では北海道エリアの宿は取り扱いがあり、年間を通じて人気を集めてるという。今後、高級路線の宿のオープンが多数予定されており、北海道への旅行の魅力はさらに高まっていくと考える。

 こうしたことを受け、支社を設けることで各エリアや時期によって異なる幅広い魅力を細かく掘り下げ、通年楽しめるリゾートエリアとしての魅力をサイト上で訴求し、北海道への来訪客増加に貢献していく。2019年以降は宿の開業も複数予定されている。同社はこれまで培ってきたノウハウやマーケティングデータを活用し、それぞれの宿の持つ魅力を最大限まで高めて発信できるよう努めたいとした。

 北海道支社では、「一休.com」とヤフーグループ内の「ヤフートラベル」の2つのサービスに掲載する宿を扱う。今後、サービスに関する説明や北海道エリアでの一休の戦略などを紹介する宿泊施設向け勉強会を道内各地で実施する予定だ。

北海道支社概要

名称: 株式会社一休 北海道支社
住所: 北海道札幌市北区北七条西四丁目3番地1 新北海道ビル 11F
支社長: 佐藤 和仁(さとう かずひと)