宮城県丸森町のコンセプトショップ、11月5日オープン

2018年11月2日(金) 配信

店頭イメージ

宮城県・丸森町の地域商社GM7(齊藤良太代表)は、11月5日(月)、丸森町のコンセプトショップ「Maruphoria(マルフォリア)」を仙台市内に開店する。丸森町産商品の都市圏での認知拡大・販売促進を目指す。

 コンセプトショップは、土産店が並ぶ仙台市の広瀬通沿いに立地。GM7がプロデュースし今月発売した丸森町産ブランド米「いざ初陣」や、都市圏向け商品としてパッケージデザインを手がける「はちみつ」と「へそ大根」などを販売。丸森町産の新鮮野菜なども取りそろえる。また、商品ラインナップは順次拡大させる。

丸森町産ブランド米「いざ初陣」

GM7とは

  VISIT東北(齊藤良太代表、宮城県仙台市)と宮城インバウンドDMO、宮城県丸森町などが今年4月に設立した、丸森町を拠点とする地域商社。特産品の販路拡大やブランディングなどを行う「地域商社事業」と、時代にそくした農産物の開発などを行う「農業生産事業」、地域の観光資源を活用した周遊プランを展開する「観光推進事業」に取り組んでいる。また丸森町と「地方創生に関する協定書」を結び、同町の地方創生を推進し、農業振興、観光振興、移住・定住、地域資源を生かした特産品の開発なども行っている。

Maruphoria(マルフォリア) 概要

営業時間:月曜日~金曜日の午前11:00~午後7:00

定休日:土・日・祝日

住所:宮城県仙台市青葉区大町2丁目14番地15ビューノ広瀬通101

取扱商品:

丸森町ブランド米「いざ初陣」、丸森町耕野産のはちみつ「MARUMORI HONEY」、丸森町筆甫地区の特産品「ひっぽのへそ大根」、丸森町産の「あんぽ柿」「米ヌードル」「えごまオイル」「ヤーコンドレッシング」、丸森町産の新鮮野菜など

“旅のはじまりは、ここから。”  HIS池袋パルコ営業所がリニューアル カフェのみの利用もOK

2018年11月2日(金) 配信 

内覧会のようす。スタディワークスでは、最大30人以上対応できる

エイチ・アイ・エス(HIS)は11月2日(金)、池袋パルコ営業所の10年の節目として、店舗を移転拡張しリニューアルオープンした。コンセプトは“旅のはじまりは、ここから。 ”で、店舗名は「HIS The ROOM of journey」とした。HIS初の自店運営のカフェを併設し、カフェのみの利用もできる。自由に寛げる空間を作り上げ、旅を計画する前のきっかけづくりを後押しする。

 「旅をしたいといった感情は、日常のなかで生まれてくるもの。そのきっかけをぜひこの店舗で作ってもらいたい」。池袋パルコ営業所の高橋佑太所長は、11月1日に開かれた内覧会で意気込みを語った。敷地面積は約145坪とリニューアル前から6倍となり、従業員は約1・5倍に増やした。広々とした店内と、思い立てばすぐに旅の相談ができる環境を整えた。

 「家の中にある部屋」から着想を得て、店舗内は7つに区切られている。それぞれ、エントランスとキッチン、スタディワークス、クローゼット、リビングルーム、キッズスペース、ベッドルームとなり、客のニーズに合わせ案内する。

HIS初となる自社運営のカフェ

 キッチンでは、1杯350円のコーヒーから、こだわりのオリジナルドリンク、フードまで取りそろえる。「HISの海外拠点の強みを生かし、現地で流行しているものなどをいち早くキャッチして、新たなメニューも展開していきたい」(高橋氏)と商品の充実化もはかっていく。

 スタディワークスは、カフェから流れてくる客がゆったりとできるスペースに仕上げた。所属スタッフ厳選の200冊に及ぶ旅関連の書籍を並べ、客との距離感を縮める狙い。イベント会場にもなり、今後は旅のきっかけづくりとなる催しも開いていく見通しだ。

独立したキッズスペースを用意

 主なターゲット層は、入居する池袋パルコが狙うF1層(20~34歳台の女性)となるが、家族連れにも配慮する。独立したキッズスペースを用意し、子供が何をしているか外からわかるようになっている。正面のベッドルームにはソファ席を配し、子供の姿を確認しながら、安心して旅の相談ができるようにした。

 時代とともに変化する客の要望にも対応する。単なる予約申し込みではなく、「どこかいい旅先はないか」「この旅先のおすすめの季節は」などの問い合わせが増え、おのずと接客時間が長時間に及ぶようになった。このため、リビングルームではパーテーションで仕切ってプライベート性を担保し、より担当スタッフと話し込めるようにした。

リビングルームでは、パーテーションをしつらえた

 一方で、OTA(オンライン旅行会社)が台頭するなか、これまでの旅行会社の店舗の存在感は、徐々に希薄になっている。「旅行会社の店舗は、どうしても予約をしにいく場所といったイメージが強かった」(高橋氏)。機能性が重要視され、事務的なカウンターだけといったものが多い。高橋氏は「これまでの店舗では衰退する」と懸念を示した。HISも直近の2年間で統廃合を繰り返し、国内で20店舗ほど減っている。

 従来の旅行をする目的を持った客を待つ店舗でなく、今後は同店舗のような旅を考える前段階のアプローチもしていく。高橋氏は「新たな店舗のカタチを、池袋パルコ営業所を通じて提供していきたい」とし、立地や物件などの条件があれば、同様のコンセプトショップを増やしていく考えだ。

店舗前のロゴ

 ▽店舗情報…場所は池袋東口から徒歩1分の池袋パルコ本館M2階で、営業時間は午前10時から午後9時まで。電話番号は03(5979)6721、ファックスは03(3987)1752。

10月16日現在で38万人 伸び悩む入館者数 西郷どん大河ドラマ館

2018年11月2日(金)配信

篤姫うち掛け試着

 大河ドラマ「西郷どん」の放送に合わせ、今年1月13日から鹿児島市加治屋町にオープンした「西郷どん 大河ドラマ館」の入館者数が、10月16日現在で38万人となり、目標50万人達成が厳しくなっている。

 2008年に、鹿児島を舞台にした大河ドラマ「篤姫」のドラマ館は、営業期間を3カ月間延長して、入場者数67万人を記録している。

 市の担当者によると、西郷どん館も4―5月は順調だったが、6―7月でダウン。8月以降は猛暑や台風、地震などの影響があったと分析。とくに、団体のキャンセルは2千人に上るという。

 また、アンケート調査では「西郷さんは誰でも知っている」「今さら行かなくてもいい」という県民の声も多かった。県内の視聴率30%超えに対して、地元入館者数が比例していないのも、伸び悩みの要因と見る。昨年12月には地元小中学校に、13万9千枚の招待券を配布したが、現在までの使用枚数は約6千枚と低調だ。

西郷どん出演者の等身大パネル

 ドラマ館では月替わりで展示内容を変更。スタジオセットの再現や等身大パネルとの記念撮影、吉之助などの衣装試着体験、奄美大島の「野ざらし牢」の中での記念撮影、愛加那のハジキ(刺青)スタンプ体験、篤姫うち掛け試着体験など用意。クイズやゲームなど遊びも工夫し、県内客の来場に期待を寄せる。

 ちなみに、ドラマ館に近接する既存施設「維新ふるさと館」の入館者数は、9月末現在で17年度に比べ2倍近い14万2千人。ドラマの舞台にもなった同市の観光施設「仙巌園」は、1―9月の入場者数が前年同期比で1・5倍となっている。

奈良「神野山ひつじまつり」でセグウェイツアー 11/17・18

2018年11月1日(木)配信

フォレストセグウェイツアー

奈良県・山添村にあるアウトドア施設を運営する冒険の森(伴戸忠三郎社長、大阪府・能勢町)は、同地域の「フォレストパーク神野山(こうのやま)」で開く「第1回神野山ひつじまつり」に参加する。開催期間である2018年11月17日(土)・18日(日)の2日間限定で、冒険の森の人気プログラム「フォレストセグウェイツアー」を特別開催する。

 「フォレストパーク神野山」は、神野山観光協会が管理・運営する県立自然公園。秋には紅葉真っ盛りの豊かな自然が広がり、標高618㍍の山頂から360度パノラマの絶景を望める。特別ツアーでは体重移動で動く乗り物・セグウェイに搭乗し、経験豊かなガイドと一緒に特別なコースを楽しめる。

 冒険の森では今回のように、単独での施設運営のみならず、その地域にあるさまざまな施設、自然、人など、地域の誇れる資源と連携をしながら、地域全体でのますますの活性化に寄与していきたいと願っているという。

「フォレストセグウェイツアー in 神野山」について

日時:2018年11月17日(土)~18日(日)

 午前10:00~、同11:30~、午後1:00~、同2:30~ 2日間とも

 1日4回、各回6人まで(完全予約制)

条件:16歳~、体重45~120㌔㌘

料金:1人4千円

予約:神野山観光協会(0743-87-0285)まで電話による予約をお願いする

 ※水曜定休日

「第1回神野山ひつじまつり」について

日時:2018年11月17日(土)~18日(日) 午前10:00~午後4:00

場所:奈良県立自然公園「フォレストパーク神野山」(奈良県山辺郡山添村)

主催:神野山観光協会

共催:山添村

協力:山添村神野山木工館、冒険の森、つながり⇔Lab、kitanokko

内容:

 ひつじ追い体験、ひつじのダービーやパフォーマンスなどの遊び体験、

 羊のフレンチやジンギスカン村などの食体験など、

 詳細は下記ホームページを確認ください。

「フォレストパーク神野山」ホームページ:以下のページリンクから

「冒険の森」とは

 2008年4月に、奈良県・山添村に誕生した森林活用型アウトドアパーク。山添村単体施設の年間来場者数は、2万人を超える。“放置された森林を笑顔で満たすプロジェクト”を企業理念に掲げ、施設運営を通じて未来に美しい自然を残す活動を行っている。

「冒険の森」ホームページ:以下のページリンクから

40年ぶりの大型投資 館名表記変え新たな船出 みなかみホテルジュラク

2018年11月1日(木) 配信 

暖炉ラウンジ

 1956年に創業の群馬県・水上温泉にある水上ホテル聚楽は10月4日、耐震改修と老朽化対策を行った一連の大幅リニューアルを終え、グランドオープンした。約40年ぶりの大型投資となった。みなかみの豊かな自然との一体感を醸し出し、ぬくもりある暖炉ラウンジや利根川の流れを見下ろすテラスなどを新設した。グランドオープンに合わせて館名を「みなかみホテルジュラク」へと表記・ロゴを変え、新たな船出を迎えた。

【平綿 裕一】

新設したテラス

 1階の暖炉ラウンジは山小屋のような温かな趣き。薪がはぜる音や木のぬくもりが心を落ち着かせてくれる。「上階の客室を無くして、天井を広くとった」(担当者)と開放感がある。暖炉ラウンジの奥には、利根川の水の音を聞きながらゆったりと過ごせるテラスも新設した。

 暖炉ラウンジでは、キャンドルナイトを行う。電気キャンドルに客が描いた絵をかぶせて飾る。ラウンジの明かりを落としたなかでキャンドルの光を灯し、客と一緒に1つの空間を作り上げる考えだ。

 50年近く作り続け、大人気となった食パンは新たな工房で作る。「じゅらく食パン工房」に改名し、工房内を拡張した。食パンは地域の人も買うことができる。ただ、毎朝5時から120個ほど焼いても午前中で売り切れるほど。「奥利根の清流とこだわりの素材」が味の秘訣だという。

みずのねツインテラス付

 客室は、全客室の約3分の1となる36室を改装した。「みずのね」と名付けた和モダンな客室は、テラス付きなど8タイプある。洋か和洋タイプで定員は2―6人。これまでファミリー層が中心だったが、若年層の取り込みも力を入れる。

 アメニティはMIKIMOTOコスメ(メイク落とし・洗顔フォーム・ローション・乳液)を用意するなど充実させた。各客室には手挽きのコーヒーミルから豆までを取りそろえており、本格的な味を楽しめるようにしている。

 屋上には、これまでレストランだった場所を一新し、「水のテラス」を造った。利根川のせせらぎをコンセプトに、みなかみの自然をイメージしたスポットに仕上げた。天気がよければ谷川岳を望むことができる。

 このほか、チェックインを行う「こぼれび」ラウンジや、地元の作家の作品を売り出す土産コーナーなどを改修した。こぼれびでは、日替わりでギターとサックスの生ライブを実施している。

ライブ感あふれるKAWATONE

 一方、同日には完成式典と内覧会が行われた。式典会場は今年4月にリニューアルオープンしたビュッフェダイニングKAWATONE。目の前で調理し、ライブ感と出来立ての料理を食べてもらうスタイルが最大の売り。加藤治社長は「このタイプのレストランはまだまだ業界では少ない」と自信をみせた。

 一連のリニューアルは1年以上の会議を経て、今年1月から10月まで約9カ月間工事が続いた。「国内有数の大型観光ホテルとして開業して以来、50年以上愛されてきた。今回の全面改修を経て、新たなホテルに生まれ変わった」と加藤社長はグランドオープンを喜んだ。

 なお、来年度からは福島県・飯坂温泉にある飯坂ホテル聚楽のリニュールに着手する見通し。

新たなロゴ

〈旬刊旅行新聞11月1日号コラム〉ONSEN・ガストロノミーウォーキングin上天草温泉 全国の温泉地で応用できる楽しみ方

2018年11月1日(木)配信 

今年も約240人が参加。天草四郎ミュージアムからスタートした

先日、熊本県上天草市で開催された「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin上天草温泉」に参加した。上天草市には今年2月にも訪れている。そのときは、上天草総合病院で人間ドックプログラムを体験した。同市は民間活力開発機構(みんかつ)と連携して、2017年度から3カ年計画で「複合型スポーツ&ヘルスツーリズム事業」に取り組んでいる。

 私はウォーキングイベントに参加するのは、今回が初めてであった。そもそもイベント自体にエントリーすることも稀である。このため、「本当に楽しいのだろうか」という若干の不安があったことは隠せない。しかし、昨年(第1回)参加された、みんかつの牧野克明さんが一緒に歩いてくれることで、安心感があった。

 ウォーキングの前夜、牧野さんと市内の高台にある温泉健康増進施設「スパ・タラソ天草」で露天風呂に浸かりながら、沈みゆく夕日を眺めた。「これほど美しく沈む夕日は最近見てないなぁ」と感じるほど、情感に訴えてくる景色だった。

 さて、ウォーキング当日は雲一つないほどの青空が広がった。この種のイベントの成否は天候に大きく左右されるが、絶好のウォーキング日和となり、「あとは自分がいかに楽しむかにかかっている」とシューズの紐を少し強めに締めた。

 スタート地点には家族連れや若いグループ、中高年の夫婦など、老若男女が集まった。感心してしまうのは、女性の参加者の多さである。女性同士のグループはたくさん目にしたが、男性同士のグループはほぼいなかった。夫婦やカップルを見ても、女性がイニシアチブを発揮し、男性のパートナーが〝連れて来られた〟風情がぬぐえないのが面白かった。でも、実際にスタートすると、男性も生き生きとした表情で、歩いていた姿が印象的だった。

 8㌔というコースは、決して短くはなかった。数㌔ごとに車エビや、国内最大級の地鶏「天草大王」など地元の食材を使った料理が振る舞われ、ほどよく疲れた体には、至極の楽しみとなった。面白いのはアルコールも提供されたことである。私は白ワインを2カ所で飲み、ゴール近くの最終グルメスポットでは缶ビールを飲んだ。ビールが体に沁み渡った。小さな修行と、プチ贅沢が交互に現れ、不思議な感覚に襲われた。

 参加した感想は、「純粋に楽しかった」のひと言である。上天草市の堀江隆臣市長も話していたが、「ウォーキングとグルメ、温泉を複合的に楽しめる『ONSEN ・ガストロノミーツーリング』は新しいツーリズムのスタイル」である。全国どこの温泉地でも応用できる旅の楽しみ方だと感じた。

 例えば、温泉旅館に連泊する宿泊客に、午前10時に旅館をスタートするウォーキングコースを企画する。温泉街や、近隣で連携した数カ所のお店で少量のジュースやお菓子、パンなどを食しながら、ゴール地点のブドウや梨、桃などの農園に向かう。そこで地元の果実を使った簡単な料理と、ワインや日本酒などを提供し、自然豊かな空間で食を楽しむ。帰りは送迎バスで宿に戻り、温泉を思う存分堪能するといったオプショナルツアーを企画することで、地元を巻き込んだ魅力的なウォーキングツアーができる。大いなる可能性を感じた上天草での1日だった。

(編集長・増田 剛)

群馬名物“おっきりこみ”でスタンプラリー ぐんまちゃんグッズ当たる

2018年11月1日(木) 配信

群馬県は県を代表する郷土食「おっきりこみ」をPRするため、「ぐんまおっきりこみスタンプラリー」を実施する。参加店舗でおっきりこみを食べ、スタンプを集めて応募すると、抽選で「ぐんまちゃんグッズ」が当たる。

スタンプラリー概要

実施期間:2018年11月1日(木)~2019年年2月11日(月・祝)

応募方法・締切:
 所定の応募用紙(チラシ)にスタンプを集めて、切手を貼って郵送により応募
 2019年2月20日(水)締切り(当日消印有効)

スタンプラリー参加店舗:群馬県内の参加63店舗

賞品:
     ○A賞(スタンプ3個)  ぐんまちゃんグッズ詰め合わせDX
  (やまびこぐんまちゃん(話しかけると声を返してくれます)+B賞賞品)…10人
  ○B賞(スタンプ2個) ぐんまちゃんグッズ詰め合わせ
     (トートバッグ、ステンレスマグカップ(非売品)、手ぬぐい(非売品))…10人
     ○C賞(スタンプ1個) ぐんまちゃん手ぬぐい(非売品)…20人
     ○参加賞 ぐんまちゃんバンダナ(非売品)160人

スタンプラリーの特徴:
    ・参加店舗でおっきりこみを1食べるとスタンプ1個
    ・スタンプ1個から応募可
    ・応募期間中に何回でも応募可(賞品は1人1個まで) 

チラシ配布場所:
    スタンプラリー参加店舗、群馬県庁県民センター、 群馬県内各行政県税事務所(11カ所)、ぐんま総合情報センター(東京銀座の「ぐんまちゃん家」)

群馬県 - 「ぐんまおっきりこみスタンプラリー」開催~食べ歩いて「ぐんまちゃんグ...
http://www.pref.gunma.jp/07/b21g_00130.html

おっきりこみについて

 幅広の麺を旬の野菜やきのこなどと煮込む群馬県の郷土料理。とてもヘルシーな料理としても注目されている。
 群馬県は、年間を通して晴れの日が多い気候と水はけの良い土壌に恵まれているため、昔から小麦栽培が盛んで全国有数の産地になっている。小麦から作られる「粉もの食」が発展してきたが、その代表格が「おっきりこみ」だ。
 日本一の養蚕県でもある群馬では、忙しい養蚕農家にとって、すぐに作れる日常食として重宝されてきた。ユネスコ世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の誕生を、「おっきりこみ」が食の面から支えてきたとも言える。2014年3月には、「群馬の粉食文化・オキリコミ」として、群馬県の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択された。
 現在でも、群馬県内小中学校の学校給食で広く提供されるなど、群馬県民に親しまれている。

東急池上線全15駅でイベント!「池上線全線祭り」11月23日・24日開催へ

2018年11月1日(木) 配信

“お祭りは続くよ、どこまでも”「池上線全線祭り」 イベントキービジュアル

東急電鉄は11月23日(金・祝)と24日(土)に“お祭りは続くよ、どこまでも”「池上線全線祭り」を開く。期間中、池上線の全15駅でさまざまなイベントを実施する。

 戸越銀座駅と池上駅の商店街では、歩行者天国にテーブルなどを置き、地元商店街の料理を食べ歩きできる「ストリート・ビュッフェ」を開催。

 洗足池公園では地元で人気のパン屋が店を並べ、普段は入ることができないボートハウス屋上を特設フードテラスとして開放する。そのほか、池上線各駅では35以上のイベントが開催されるほか、池上線全線祭り特典ポスターを掲示する店で「東急ワンデーオープンチケット(660円税込)」を見せると、さまざまな特典を受けることができる。

 さらにサッポロビールとポッカサッポロフード&ビバレッジの協賛で、車内でレモンサワーを楽しめる「乾杯列車」の運行など、池上線全線でイベントを盛り上げる。

 同イベントは、「生活名所」プロジェクトの第2弾として企画されたもの。第1弾は昨年10月に「池上線フリー乗車デー」を実施し、池上線の知名度はイベント前の54・3%から63・7%と約10%上昇した。

 同社は「一つひとつの駅での時間を楽しんでもらい、池上線沿線ならではの暮らしやすさや人情感などの魅力を伝えていく」とコメントを出している。

ぐるなびと台湾向け観光情報サイトが連携 チャットボットのオンライン予約機能販売へ

2018年11月1日(木) 配信 

サービスイメージ

 

ぐるなびと、台湾・香港向けの訪日観光情報サイト「ラーチーゴー!日本」を展開するジーリーメディアグループ(吉田皓一代表)は10月30日(火)から、中国語(繁体語)のチャットボットによるオンライン飲食店予約機能を用いたサービスの販売を始めた。販売対象は飲食店。互いの資源を生かし、利用者と受入側の利便性向上をはかる。

 これにより、ラーチーゴーのサイト上に、「ぐるなび」掲載店についての情報が表示され、利用者はチャットボットボタンで中国語による予約を簡単にできるようになる。例えば、希望の日時や人数、氏名、メールアドレスなどの基本情報を打ち込むだけで、予約が完了する。一方、飲食店は予約時の言葉の壁を解消することで、インバウンドの予約増を狙えるようになるという。

広島市などで食の観光CP「瀬戸内かき海鮮食堂」スタート 

2018年11月1日(木) 配信

「気軽に広島に海鮮を食べに来て」とPR

広島「食」の観光キャンペーン実行委員会は11月1日(木)から来年2月28日(木)まで、食の観光キャンペーン「瀬戸内かき海鮮食堂」を展開する。広島県広島市や呉市、山口県岩国市など広島広域都市圏にある85店舗で、牡蠣や穴子など瀬戸内の魚介類を使ったキャンペーン期間限定メニューを、値ごろ感のある価格で楽しめる。

 メニューは、500円で楽しめるテイクアウトから、豪華な夕食セットを3千円で満喫できるディナーコースまで5種類の定額制。専用の冊子には、さらにお得に海鮮グルメが味わえるクーポンや、10のモデルコースを掲載している。飲食後にもらえるカードを集めて応募するカードラリーや、インスタグラムを活用したフォトコンテストも実施する。カードラリーでは広島市内と郊外の協力店各1枚ずつのシールを集めて応募すると、広島―新千歳往復航空券などが当たる。

 10月31日(水)、ひろしまブランドショップTAU(東京都中央区)で行われた発表会で広島市東京事務所の杉浦信人所長は「7月に発生した西日本豪雨の影響で、観光客が減っている。食を通じた観光キャンペーンを通じて、ぜひ広島に訪れてほしい」と呼び掛けた。広島市経済観光局観光政策部、観光企画担当の長谷部良治氏は、「“食べて広島を元気に”を合言葉に、3年目を盛大に開催する。牡蠣をはじめ瀬戸内7大海の幸などを楽しんで」とPR。また、ゲストとして登壇した広島県出身の女優・戸田菜穂さんは、「女性の1人旅もおすすめです。ゆったりとした時間を広島で過ごしてください」と語った。