浅草東武ホテル開業 東京都23区内で唯一となる「ハローキティ」とコラボレーションしたオリジナルデザインルームも

2020年10月19日(月) 配信

ハローキティルーム(和モダン)
©1976, 2020 SANRIO CO.,LTD.Ⓗ

 東武ホテルマネジメントは10月8日(木)、「浅草東武ホテル」(東京都台東区)を開業した。

 東武スカイツリーラインと東京メトロ銀座線の浅草駅から徒歩1分の場所に立地。ホテル内には、東京都23区内で唯一となる「ハローキティ」とコラボレーションしたオリジナルデザインルームも展開している。

 客室数は全253室あり、家族や友人同士で一緒に過ごせる「トリプルルーム」や「フォースルーム」を多く用意。11~14階に4部屋ある「デラックスキングダブルルーム」に設けられたビューバスルームからは、浅草寺方面の眺望が楽しめる。

ビューバスからの眺め

 ハローキティ―ルームは、「桜天女」と「和モダン」の2タイプを3部屋ずつ設けている。どちらも同ホテルのオリジナルデザイン。「和モダン」の部屋は浅草らしいハイカラな世界観と伝統的な和の要素を組み合わせ、スタイリッシュでモダンな雰囲気を表現している。

 3階「SEASON‘SRESTAURANT壱之壱」では手作りの総菜やおばんざいなど約60種類のメニュー並ぶ朝食が味わえる。なかでもおすすめなのが、シェフが目の前で握るおにぎり。全19種類の具材を季節ごとに7種類提供しており、山形県特産の「ままけは」など珍しい具も並ぶという。また同レストランでは、コースで提供される昼食をとることができる。

握りたてのおにぎり

 同日、オープンセレモニーが行われた。篠田正治総支配人は、「地域の皆様と一緒に地域に根差したホテルを目指す」と宣言した。

HIS、視聴者が画面操作できるオンラインツアー販売 Port社のツールを活用

2020年10月19日(月) 配信

参加者はガイドのカメラ映像の向きを変更できる
 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)のアメリカ法人であるHIS USA HOLDING,INC. (HISアメリカ法人、波多野英夫CEO)は10月16日(金)から、スタートアップ企業Port Remote Pte. Ltd.が開発した視聴者が画面操作などを行える機能を備えたオンラインコミュニケーション機能Portを活用するオンラインツアーを売り出した。
 
 HISはこれまで、世界50カ国581件のオンライン体験ツアーを販売してきた。同ツアーには2万3000人以上が参加。口コミ数1000件以上のうち、90%以上の利用者が「非常に満足した」と評価。Portの利用で、さらなる満足度向上をはかり、現地への興味や旅の意欲などを高める。
 
 Portは現地プロガイドと楽しくコミュニケーションがはかれる専門性の高いツアーで、参加組数を限定して活用する。具体的に参加者は、現地の街歩きで、ショップ内の気に入った商品と行きたい方向があれば、画面上のポインターを指すことで、ガイドのカメラ映像の向きを好きな方向への変更と気に入った風景などを画像として保存することもできる。ガイドの現在地が確認できるマップ機能付きで、表示されている場所にピン止めもできるようにした。
 
 用意したツアーのうち、コスタリカ共和国のハコの映像を配信する「ぶらり森歩き!コスタリカ政府公認ガイド上田さんと一緒に探す『絶滅危惧種コンゴウインコ!』ライブツアー」は10月28日(水)に実施する。ツアー料金は33米㌦(約3580円)。ツアーではコスタリカに生息する赤・青・黄色のコンゴウインコを探す。
 
 オーストラリアのシドニーを巡る「新機能を使ったシドニー生ライブ観光!」は 10月20日(火)~2021年1月28日(木)までの毎週火と水、木曜日に開催する。料金は44オーストラリア㌦(約3470円)。ツアーではトラム&電車に乗って世界遺産オペラハウスを見学するコースと街中を散策しながらシドニー最古のアーケードでウィンドウショッピングを体験できるコースを販売する。
 
 アメリカのニューヨークを見ることができるツアーも提供する。商品名はぶらり街歩き~NYブルックリンブリッジ編~。催行日は10月24日(土)と31日(土)。
ツアー料金は33米ドル(約3580円)。ガイドがブルックリンブリッジを歩いて渡り、DUMBOからもライブで配信する。
 
 ツアー名を「オールドデリー スパイスマーケット散策ライブツアー」としたインドのデリーを訪れるツアーは10月22日(木)~31日(土)の月、木、金、土、日曜日のほか、11月2日(月)~30日(月)の月、水、木、金、土曜日に開く。ツアー料金は3500円に設定した。参加者には、オールドデリーにあるスパイスマーケットのポイントを案内する。

成田に自動手荷物預け機設置 搭乗まで完全自動化実現 ジェットスター・ジャパン

2020年10月19日(月) 配信

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 ジェットスター・ジャパン(片岡優社長、千葉県成田市)は10月20日(火)から、LCCとして初めて成田国際空港で、受託手荷物の自動チェックインサービスを始める。オンラインチェックインと併せて利用すれば、搭乗手続きの完全セルフサービス化が実現する。

 自動手荷物預け機は、成田国際空港第3旅客ターミナルに導入した。表示される操作手順に従い手続きすることで、利用者自身が短時間でスムーズに手荷物を預けることができる。

 オンラインでチェックイン後、手荷物タグをジェットスターのKIOSKで発行し、同機で預け入れを行う。

 取り扱いできる手荷物の寸法は、長さ30~100㌢、幅10~50㌢、高さ20~49㌢。重量は0・5~32㌔まで。

 現在は第3ターミナルに8台設置しており、将来的には合計16台を備える予定。

 成田国際空港の高須栄一郎氏(旅客ターミナル部長)は、「このたびすべてのターミナルに自動手荷物預け機を導入することができた。自動化によってもたらされるスタッフの労働負荷の軽減や、サービス面の強化をしていきたい」と期待を込めた。

 10月21日(水)からは、国内線を往復で購入した場合、復路が209円となる「スーパースターセール~209(触れない)価格で#Flyクール~」を実施する。

 セール期間は10月21日(水)午後5時~26日(月)午後5時まで。完売次第終了。搭乗期間は12月1日(火)~2021年2月25日(木)(年末年始期間はセール対象外)。

JTB、海外拠点から情報発信 インスタ動画で世界一周旅行気分を

2020年10月19日(月) 配信

インスタ版を開設した

 JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、ツイッター版に続き、インスタグラム版の「世界の街歩き  by JTB」を始めた。海外旅行が制限されるなか、海外拠点のスタッフから寄せられた動画を通じて、世界一周旅行の気分を提供する。

 動画は、現地の街を散歩しているような臨場感が味わえるよう、1分間のショートムービーに編集している。テーマは「世界の都市をめぐる」「都会をはなれて」など。

 また、アカウントの開設を記念し、フォロワー55万人を有するPantovisco氏とのコラボレーションキャンペーンを実施。「世界の街歩き  by JTB」をフォローし、キャンペーン投稿を「いいね」することで、アロハマスクやメルヴィーダのハンドクリームが抽選で当たる。応募は10月末日まで。

 

観光地を支援!寄付金付き「ご当地 キットカット」発売

2020年10月19日(月) 配信

寄付金付き商品「ご当地 キットカット」

 ネスレ(深谷龍彦社長兼CEO、兵庫県神戸市)は10月19日(月)から、観光地への支援金が価格に含まれた寄付金付きの「ご当地 キットカット」を売り出した。1商品当たり10円の寄付金が含まれる。寄付金は日本観光振興協会を通じて、日本全国の観光地域を支援するために活用する。衛生用品などの配布や安全・安心な旅に向けたさまざまな支援を想定している。

 同社は2002年の夕張メロン味発売から、抹茶や日本酒など各地の名産品を使用したさまざまなご当地商品を展開してきた。日本人だけではなく、訪日外国人観光客にも土産品として支持されているという。 

 また、「キット、願いかなう。」を合言葉に受験生を始め、頑張る人々を応援。寄付金を含んだ商品を自然災害の被災地への応援商品として展開するなど、困難に立ち向かう人々の背中も押してきた。一例として、2011年は「キットカット ずんだ風味」の発売で東日本大震災の被災地へ1200万円を寄付している。

 今回は日本各地を訪れる観光客数が減少していることから、全国のスーパーやコンビニなど小売店で寄付金付きの「ご当地 キットカット」6種類を期間限定で順次発売する。商品は「キットカット ミニ 温泉饅頭味」(12枚、500円税別)や、「東京ばな奈 キットカットで『見ぃつけたっ』パウチ」(45グラム、178円税別)、「キットカット ミニ 信州りんご」(10枚、500円税別)など。

 日本観光振興協会は「地域経済に広く、深く根差している『観光産業』を通じた支援活動は、各地域を元気にしていくことにもつながっていくのではないかと考えている。支援活動の詳細については今後決定していく予定だが、地域の伝統産業である酒蔵の協力を得て作られた衛生用品などの配布を通じて、全国の皆様の『いつか“キット”行きたい』という想いにお応えしていきたい」とコメントした。

文化財の保存・活用を支援する しあわせ文化財PJ 凸版印刷

2020年10月19日(月) 配信

しあわせ文化財プロジェクト ロゴ

 凸版印刷(麿秀晴社長、東京都千代田区)はこのほど、「しあわせ文化財プロジェクト」を始める。新型コロナウイルス感染拡大により、観光客など消費者の体験や商品購買を新しい視点から促進し、文化財の保存・活用支援を行う。

 11月に開催する奈良県・興福寺のオンラインツアーを始め、企業や地方自治体、博物館、美術館、寺社などと連携し、地域活性化につながる活動を行っていく考えだ。

 観光地や自治体などの経営難により、日本各地にある貴重な文化財の維持、運営は難しくなっている。こうしたなか、同社はVR技術を用いた「トッパンVR」で、文化財の高精細なデジタル保存や公開事業に取り組んでいる。

 今後、同プロジェクトに賛同する文化財ホルダーや自治体、観光事業者などの連携パートナーを拡大しながら、文化財ファンに向けた情報発信を行う。特別な体験プログラムや商品開発を推進する。

 「世界遺産・興福寺と知られざる奈良に会う旅! 文化財応援オンラインツアー」は、11月15日(日)、午後12時45分から開催する。

 地酒や奈良漬けなどの地域特産品や、オリジナルグッズ(文化財応援セット)を購入すると参加が可能になる。

中国訪日客をSNSで、中国向けクラウド型観光サービス開始

2020年10月19日(月)配信

社群形成の仕組み

 FindJapan(西山高志社長、東京都千代田区)はこのほど、中国で普及するSNS(交流サイト)アプリのWeChatを用いた「クラウド型観光サービス」を公開した。新型コロナウイルスの影響でインバウンドの売上が低下し、大打撃を受けている観光地や商業施設に対して、企業活動を通じて蓄積されたさまざまな情報や知識、ノウハウを生かして貢献する。

 同サービスは、130万人以上のフォロワーがいるFindJapanの中国SNSアカウントを利用する。観光疑似体験を希望するフォロワーを、用意したWeChatのグループチャット(社群)へ誘導し社群を形成。観光地や商業施設のようす、売店の映像を流し、実際に商品を手に取り紹介する。参加しているユーザーから購入の依頼があれば、同社から商品を発送し、中国人の購入者の元へ届ける仕組み。

 同社は、同サービスを2021年12月には1万社群、300万人以上の利用者を目標に事業を推進。激減した観光インバウンドを一刻も早く取り戻すべく、観光地、百貨店、商業施設、小売店などからパートナー企業を探している。

祈祷の事前予約ができるポータルサイト「My神社」リリース

2020年10月19日(月) 配信

「My神社」では全国の神社探しや祈祷の事前予約ができる

 日本最大級の振袖ポータルサイト「My振袖ドットコム」を運営するTeraDox(齋藤啓司社長、東京都渋谷区)はこのほど、全国の神社探しと事前の祈祷予約ができるポータルサイト「My神社」をリリースした。

 今まで神社での祈祷は当日に現地での受付が主流だったが、新型コロナウイルス感染予防の観点から人混みや長時間の滞在を避けたいという考えが広がっている。事前予約をすることで三密を回避したいというニーズに応えて、同サイトをリリースした。

 祈祷の予約機能では、七五三の祈祷をする子供の年齢や立ち合い人数などの情報を伝えられるため、神社側が内容に合わせて事前準備をすることができる。

 サイトでは、都道府県、ご利益、お守り・おみくじ・御朱印のある神社、バリアフリー、外国語対応など、好みの条件にあった神社を探せる。また、ギャラリーコンテンツでは建築物や風景などの写真から直感的に行ってみたい神社を見つけることができる。そのほか、神社探しや参拝に役立つコンテンツのリリースを予定している。

熊本県北へ無料バス運行 熊本・博多と玉名・和水・山鹿・菊池を結ぶシャトル

2020年10月19日(月)配信

 熊本県北観光協議会は、2020年11月~21年1月の週末を中心に、熊本市と県北4市町(玉名市、山鹿市、菊池市、和水町)及び、福岡市と県北4市町を結ぶ無料シャトルバスを試験運行する。

 バスの名称は「熊本県北無料シャトルバス~ぐるmeっと 湯めぐり号~」。これまで交通アクセスが不便だった熊本市内~熊本県北エリアと福岡~熊本県北エリアをダイレクトに結ぶ。運行は2020年11月~2021年1月の金曜・土曜・日曜・祝日。

 熊本県北4市町での宿泊または観光を目的とする人が対象で、アンケートに回答することで利用できる。利用は完全予約制で、公式ホームページなどを通じて乗車3日前の午後4時までに予約する。

新たに12団体追加へ 第9弾登録DMO決定 観光庁

2020年10月19日(月) 配信

観光庁

 観光庁は10月16日(金)付で、観光地域づくり法人(DMO)の「登録DMO」12団体(地域連携4件、地域8件)と、「候補DMO」12団体(地域連携3件、地域9件)を追加登録した。今回(第9弾)の登録で、登録DMOは174団体、候補DMOは119団体となる。

     ◇

 このほど登録・候補となった団体は次の通り。

 

登録DMO

 

〈地域連携〉

▽アントラーズホームタウンDMO
(茨城県鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)

▽淡路島観光協会
(兵庫県洲本市、南あわじ市、淡路市)

▽高野山麓ツーリズムビューロー
(和歌山県橋本市、かつらぎ町)

▽田川広域観光協会
(福岡県田川市・香春町、添田町、糸田町、川崎町、大任町、赤村、福智町)

 

〈地域〉

▽倶知安観光協会(北海道・倶知安町)

▽花巻観光協会(岩手県花巻市)

▽男鹿市観光協会(秋田県男鹿市)

▽わくわくカンパニー大多喜(千葉県・大多喜町)

▽勝浦市観光協会(千葉県勝浦市)

▽茅ヶ崎市観光協会(神奈川県茅ヶ崎市)

▽明和観光商社(三重県・明和町)

▽有田まちづくり公社(佐賀県・有田町)

 

候補DMO

 

〈地域連携〉

▽ふるさと鉄道DMC
(栃木県日光市/福島県・下郷町、南会津町)

▽三方五湖DMO
(福井県・美浜町、若狭町)

▽南紀白浜エアポート
(和歌山県・印南町、みなべ町、田辺市、白浜町、上富田町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町、新宮市)

 

〈地域〉

▽赤井川村国際リゾート推進協会(北海道・赤井川村)

▽まくらがDMC(茨城県古河市)

▽奥むさし飯能観光協会(埼玉県飯能市)

▽銚子市観光協会(千葉県銚子市)

▽ツーリズムいすみ(千葉県いすみ市)

▽DMOさかい観光局(福井県坂井市)

▽大紀町地域活性化協議会(三重県大紀町)

▽姫路観光コンベンションビューロー(兵庫県姫路市)

▽那智勝浦観光機構(和歌山県・那智勝浦町)