【埼玉県】新1万円札の顔、 渋沢栄一を辿る日帰りバスツアー発売(9月8日・22日出発)

2024年8月6日(火)配信

「1万円でたどる渋沢栄一が築いた近代経済の礎と赤レンガ」イメージ

 埼玉県物産観光協会(朝霧重治会長)は9月8日(日)・22日(日)、新1万円札の顔となった渋沢栄一を辿る日帰りバスツアー「1万円でたどる渋沢栄一が築いた近代経済の礎と赤レンガ」を実施する。渋沢栄一の出身地・深谷市でゆかりの地を巡り、日本初の機械式レンガ工場のホフマン輪窯の特別公開のほか、昼食には名物・深谷ねぎを使った煮ぼうとうを味わえる。

 JR深谷駅前を発着地に、渋沢栄一記念館や旧渋沢邸「中の家(なかんち)」、渋沢栄一が中心となって設立した日本初の機械式レンガ工場「旧煉瓦製造施設」などを散策。このほか、誠之堂・清風亭、滝澤酒造、七ツ梅横丁などを巡る。

 昼食は、NOLA 深谷のめぐみ食堂の「チキングリルと深谷ねぎづくし」(ビュッフェ、煮ぼうとう、ソフトドリンクバー付き)、小学生以下は「キッズプレート」(ビュッフェ・ドリンクバー付き)。道の駅おかべで土産や新鮮な野菜、渋沢栄一グッズも購入できる。また、旅の記念に渋沢栄一グッズの特典付き。

 旅行代金は税込で大人1万円、子供(小学生以下)8700円。募集人数は各出発日16人(最少催行人数12人)。申し込みは、同協会が運営する埼玉県観光情報サイト「ちょこたび埼玉」から。

自動搬入型荷物保管システム「バゲッジキーパー」 無人受付でスーツケースを預け入れ(オカムラ)

2024年8月6日(火) 配信 

このほど設置された自動搬送型荷物保管システム「バゲッジキーパー」

 オカムラ(中村雅行社長、神奈川県横浜市)は自動搬送型荷物保管システム「バゲッジキーパー」を、ヤマト運輸が8月6日(火)にオープンした「なんば駅前営業所」(大阪府大阪市)へ設置した。同店舗は、荷物の発送だけではなく、バゲッジキーパーを活用した手荷物を預かるサービスや、サイネージを活用した周辺店舗の情報を提供することで、難波エリアを訪れた観光客の快適な旅行をサポートする。

 バゲッジキーパーは、スーツケースなどの重く大きな荷物を効率的に収納し、無人受付で荷物預かり業務の省人化を実現する自動搬送型荷物保管システム。

 人の力では積み上げることができないほど重く大きな荷物でも、自動搬送で高さ方向を活用できるため、効率的に荷物を収容できる。

 また、利用者はタッチパネル操作で預け入れや取り出しが可能。キャッシュレス決済や多言語にも対応する。

皆生タクシー、スモールラグジュアリー旅館「皆玉邸 恵-MEGUMI-」オープン 食や自然などの恵み楽しむ施設として11月境港市に

2024年8月6日(火) 配信

施設の外観イメージ

 鳥取県でタクシー業を中心に貸切観光タクシーツアーなども行っている「皆生タクシー」(杉本真吾社長、鳥取県米子市)は2024年11月、鳥取県境港市にスモールラグジュアリー旅館「皆玉邸 恵-MEGUMI-」をオープンする。食や水、歴史、自然など境港のさまざまな恵みを楽しめる施設に仕上げていく。

 客室は、露天風呂付きの離れ4室で構成。100平方メートルを超える。このうち、静護は心を安らげてもらおうと、黒を基調とした客室としていく。茶室も備え、茶道も体験できる。古今はサウナとバーを備える。テラスにはリラクゼーションチェアも設ける。

 食事は、厚生労働大臣賞や鳥取県知事賞を受賞した料理長が仕入れた高級鉄板焼きコース料理を用意。利用客は臨場感あるパフォーマンスと共に堪能できるという。また、1日1組限定でプライベート空間を保った個室に食事を用意する。

食事処でのパフォーマンス

8月10~18日まで特別営業を実施、神戸須磨シ―ワールド

2024年8月6日(火) 配信

オルカパフォーマンス

 神戸須磨シーワールド(兵庫県神戸市)は8月10日(土)から18日(日)まで、朝と夜の営業時間を延長した特別営業を実施する。期間中の営業時間は午前8時45分から午後9時まで。

 午後6時からお得に入館できる「トワイライトチケット」も販売する。大人2500円、子供1500円。オルカ(シャチ)パフォーマンス観覧の際に便利なポンチョが付く。

 神戸須磨シーワールドは、「スマスイ」の愛称で親しまれた神戸市立須磨海浜水族園の跡地に6月1日(土)に開業した。西日本で唯一、シャチを展示し、館内にはシャチを見ながら食事が楽しめるブッフェレストランもある。

 グランビスタホテル&リゾート(荒井幸雄社長、東京都千代田区)が運営し、敷地内には全80室オーシャンビューの「神戸須磨シーワールドホテル」も併設している。

国内外の旅客に日本文化を紹介 羽田空港に「風神雷神図」などの高精細複製品を展示

2024年8月6日(火) 配信

高精細複製品「風神雷神図・夏秋草図屏風」の展示風景

 国立文化財機構文化財活用センターと日本空港ビルデング、東京国際空港ターミナルは9月30日(月)まで、羽田空港国際線エリアで高精細複製品「風神雷神図・夏秋草図屏風」「歌舞伎国屏風」を展示している。国内外の旅客に広く日本文化に親しんでもらおうと、東京国立博物館が所蔵する国宝・重要文化財の高精細複製品を展示する。

 展示のテーマは「日本の四季」。展示する高精細複製品は季節にあわせて展示替えを行う。初回は「夏」をイメージし、「風神雷神図・夏秋草図屏風」を第2ターミナル国際線施設3階出発ロビーに展示する。国内外でも人気の高い「風神雷神図屏風」は尾形光琳(おがたこうりん)氏作で、その裏に酒井抱一(さかいほういつ)氏があとから描き加えたのが「夏秋草図屏風」。現在は作品保存のため、表と裏に分けられ、それぞれ別の屏風になっているが、今回は表裏一体であった制作当時の姿を再現した。

 第3ターミナル4階「江戸舞台」に展示されている「歌舞伎図屏風」は、「見返り美人図」で知られる浮世絵師・菱川師宣(ひしかわもろのぶ)氏が描いたもの。中村座という芝居小屋の入口が描かれており、舞台上の役者や芝居を楽しむ観客のようすなど細かく描かれている。

WILLER、フレンチとお酒楽しむ レストランバスビアガーデンが新登場(夏季限定の9月23日まで)

2024年8月6日(火) 配信 

東京の街並みを背景に、一味違ったビアガーデンを実施する

 WILLER EXPRESS(平山幸司社長、東京都江東区)は8月3日(土)、東京レストランバスの夏季限定プラン「フレンチとお酒を楽しむ夏のレストランバスビアガーデン」を始めた。暑い夏にピッタリのお酒に合う創作フレンチメニューと、スパークリングワインやハイボール、同プラン限定提供のビール2種を含む計22種のドリンクを用意。東京の街並みを背景に楽しむ一味違ったビアガーデンを実施する。

 東京レストランバスは、季節や時間、一緒に過ごす人によって違って見える街全体をレストランに見立て、いつもとは違う高さ約3メートルの目線から眺める景色と本格的なコース料理、非日常を味わえるツアー。

 期間中、観光名所を楽しめるランチコースを金・土・日曜と祝日に、夜景を楽しめるディナーコースを金曜限定で運行する。東京駅丸の内ビル前を発着地に、東京タワーやレインボーブリッジ、豊洲市場、歌舞伎座、銀座などを料理とお酒を堪能しながら車窓観光。道中のアクアシティお台場では、約30分の自由散策ができる。

料理イメージ

 料理は、お酒に合う「和牛のアスピック」や「ソーセージの盛り合わせ」、「夏野菜のラタトゥイユ」などのアミューズ各種をはじめとする同プラン限定の創作フレンチメニューを用意している。暑い夏に爽やかな風と冷えたお酒、そして創作フレンチを堪能しながら、東京の街を肴に特別な時間を過ごせる。

 運行日は、ランチが8月3日(土)~9月23日(月・祝)の金・土・日曜と祝日、ディナーが8月9日(金)~9月20日(金)の金曜日。ランチは午前11:30出発、午後2:00ごろ到着、ディナーは6:00出発、9:00ごろ到着を予定する。

 料金は、飲み放題付きが1人1万1800円から、飲み放題なしが同8800円から(車内でドリンク単品を購入できる)。最大25人までの貸切プランも用意している(料金は要問い合わせ)。

小田急箱根グループ、8月16日は夜間特別営業実施 「箱根強羅温泉大文字焼」開催で

2024年8月6日(火) 配信

展望テラス(イメージ)

 小田急箱根グループ(神奈川県小田原市)は8月16日(金)に神奈川県・箱根町で開催の「箱根強羅温泉大文字焼」に合わせて、早雲山駅2階の「cu-mo箱根」と箱根強羅公園の夜間特別営業を実施する。箱根登山鉄道と箱根登山ケーブルカーは行き帰りの臨時旅客列車を運行する。

 「cu-mo箱根」では、「cu-moショップ」の営業を午後7:30まで延長するほか、展望テラスに有料観覧エリアを設置する。箱根強羅公園では無料の約80席に加え、開園110周年を記念して事前予約制の有料特別観覧席を設ける。いずれも抜群のロケーションから大文字焼の送り火と花火大会が望める。有料席の予約はすべて箱根登山電車のオンラインショップで受け付けている。

箱根強羅温泉大文字焼

 箱根強羅観光協会は8月16日(金)、明星ヶ丘で「箱根強羅温泉大文字焼」を行う。大文字焼は有縁無縁の霊を慰めるうら盆の送り火。2カ月前から山腹で刈り取りや乾燥の作業が繰り返される。乾燥した篠竹を直径30センチほどの束にして250束つくり、横の「一」部分が108メートルと大きな「大」の文字になるよう設置する。当日は一筋の花火を合図に点火され、点が線となり、文字となって浮かびあがる。

 オープニングセレモニーが強羅駅前で午後2時から開かれる。「宮城野子供ばやし」や箱根中学校吹奏楽部による演奏などのほか、「先祖供養・大法要」も行われる。午後4時からは「ビアガーデン」がオープンし、同時に盆踊りが始まる。

 大文字焼点火と納涼花火大会は午後7:30から。なお、雨天の場合は8月18日(日)に延期となる。

JR東日本駅構内のロッカー満空情報を提供開始 NAVITIMEアプリで空きロッカーを確認可能に

2024年8月5日(月) 配信

ナビタイムジャパンはアプリでJR東日本駅構内のIC対応ロッカー満空情報を提供する

 ナビタイムジャパン(大西啓介社長)は8月5日(月)から、「NAVITAIME」と「NAVITIME for スゴ得」で、JR東日本駅構内のIC対応ロッカー満空情報を提供する。

 ルート検索後、目的地周辺検索か駅の周辺情報でロッカーを検索でき、地図上やリスト表示でロッカーの場所や詳細、サイズごとの満空情報を確認できる。空いている場合には、現在の空きロッカー台数を表示する。

 同社は、「旅先や出張先で、普段使い慣れない駅やターミナル駅などの、ロッカーが複数存在し多くの人が行き交う駅構内では、大きな荷物を持って空いているロッカーを探すことは困難」とし、「ロッカー満空情報を提供することで、スムーズに荷物を預けられる一助になれば」と期待を込めている。

 JR東日本エリアの主要駅を含む100駅以上に対応し、今後全国へ拡大していく予定だ。

ジャルパックとJTBが海旅を共同企画 「誰かに話したくなる旅」

2024年8月5日(月) 配信 

ジャルパックパンフレット(左)、JTBパンフレット(右)

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)とJTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)はこのほど、共同の海外旅行企画「誰かに話したくなる旅」を売り出した。長年、海外旅行のパッケージツアーを取り扱ってきた2社だからこそできる企画として、「パッケージツアーと個人旅行の魅力をかけ合わせた、新しい旅」をテーマに中近東・アフリカとヨーロッパを巡る3つのツアーを用意した。

 海外旅行の個人化やニーズの多様性など、海外旅行商品において共通の課題を持つ2社が新たな需要を創出するため、「現地係員の同行」「自由行動時間の拡充」「今までになかった旅先の組み合わせ」を軸に商品を造成した。

 「ここに行ってきた」と写真を共有したくなる旅先を意識し、「今、訪れるべき都市」の組み合わせを提案する。個人旅行ではハードルが高い中近東・アフリカは日本語ガイド付きでしっかり観光し、個人でも楽しめるヨーロッパは自由行動時間を多めに各確保した。

 異国情緒あふれるモロッコを訪れる旅は、組み合わせるヨーロッパの都市をパリかバルセロナかを選び、8日間で一度に周遊する。モロッコでの世界遺産マケラシュなどは日本語ガイドと巡る。ヨーロッパは終日自由行動を用意する。

 バスク地方とドバイを訪れる8日間の旅は、バスク地方で世界遺産のビスカヤ橋が有名なビルバオや、サン・セバスチャンなどを巡る。ドバイでは、世界最大級の高さを誇るバージュ・カリファやドバイフレームなど、さまざまなシンボルを案内する。

 出発の設定は2025年1~2月。出発地は羽田・成田空港。両社それぞれでデジタルパンフレットを用意している。

第1回地域エンパワーメントアワード 商業・観光・ふるさと納税で、9自治体を表彰(楽天グループ)

2024年8月5日(月) 配信

楽天グループはこのほど、「地域エンパワーメントアワード」の受賞自治体を発表した

 楽天グループ(三木谷浩史会長兼社長)は、地域創生事業において「地域エンパワーメントアワード」を新たに創設し、商業(Eコマース)・観光・ふるさと納税の3部門で2024年の受賞自治体を発表した。

 同賞は、地域創生や地域のファン創出の観点で重要となる「関係人口」に注目し、日本各地における関係人口のさらなる創出と拡大を目的に自治体を表彰するもの。

 楽天のマーケティングデータに基づき、「定住人口1人当たりが、地域外の人とどの程度つながりがあるか」を相対的な指数として算出した。

 商業(Eコマース)部門では、ゴールド賞が福井県、シルバー賞が和歌山県、ブロンズ賞が奈良県。

 観光部門では、ゴールド賞が沖縄県、シルバー賞が山梨県、ブロンズ賞が石川県。

 ふるさと納税部門では、ゴールド賞が佐賀県、シルバー賞が宮崎県、ブロンズ賞が山形県となった。

 楽天グループ取締役副社長執行役員の武田和徳氏は、「自治体や地域事業者の地域創生への熱意と努力が、素晴らしい結果を生み出した。受賞された皆様の取り組みは、他の地域とっての大きな励みとなる。我われも、サクセスケースとしてさらに横展開していきたいと考えている」と話した。

楽天グループ取締役副社長執行役員の武田和徳氏