4月13日から伊東市・小室山公園でつつじ鑑賞会 一面が赤い絨毯に

2024年4月9日(火) 配信

小室山公園つつじ園

 静岡県伊東市(小野達也市長)は4月13日(土)~30日(火)まで、小室山公園で「小室山つつじ鑑賞会」を開く。会場の小室山公園つつじ園には約3万5000平方メートルの広大な敷地に40種類約10万本のつつじが植栽されており、見ごろには赤い絨毯のように一面に咲き誇るという。

 園内からは、天気の良い日には真っ赤なつつじと共に富士山を眺めることができ、絶景の写真スポットになる。人の背丈よりも大きく色鮮やかなつつじの中を歩くことができるつつじトンネルも人気。

 また、小室山山頂には「小室山リッジウォーク“MISORA”」があり、カフェも併設する。カフェは全席オーシャン&スカイビューで、利用者限定のウッドデッキで寛ぐこともできる。

 このほか、小室山公園内には子供向けの遊具や恐竜モニュメントなどもあり、家族で楽しめるという。 

旧型客車撮影会を開く 秩父鉄道が4月17日、21日に

2024年4月9日(火) 配信

旧型客車運行イメージ(SLパレオエクスプレス運行開始当時)

 秩父鉄道(牧野英伸社長、埼玉県熊谷市)は4月17日(水)と21日(日)に「旧型客車撮影会」を開く。東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎支社(樋口達夫支社長、群馬県高崎市)の協力で、JR東日本ぐんま車両センター所有の旧型客車をSLレオエクスプレスがけん引する特別運行を記念したもの。特別運行は4月13日(土)と14日(日)、20日(土)、21日(日)。

 撮影会は広瀬川原車両基地で、SLと旧型客車の夜間ライトアップが楽しめる。SLと旧型客車の出庫作業や運行当時のヘッドマーク掲出など、各日で異なる作業内容が見学できる。17日は午後4~9時、21日は午後5~7時。募集は各日30人。中学生以下は参加できない。参加費は1人3万円(税込)。

 参加特典として、秩父鉄道グッズと6月30日(日)まで1回限り有効な秩父鉄道ふりーきっぷが付く。申し込みは4月17日分が4月9日午後3時~14日午後11:59まで、4月21日分が4月11日午後3~17日午後11:59まで。

東武トップツアーズ、新入社員は137人 百木田社長「苦難を好機に」

2024年4月9日(火) 配信

入社式のようす

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は4月1日(月)、東京・錦糸町の東武ホテルレバント東京で、新入社員137人を迎えた入社式を行った。

 新入社員に向けて、百木田社長は「コロナ禍の影響下、学生時代を十分に謳歌できなかったかもしれない。これだけの苦難を経験したからこそ精神的にも成長し、困難のなかで培われた忍耐力や人への思いやりを身につけられた。こうしたことを好機と前向きに捉え、夢と希望を持ってそれを支える『志』とともに仕事をしてほしい」とエールを送った。

 企業業績について「2021年度、22年度と続けて創設以来の最高益を残し、23年度の最終利益は22年度には及ばないものの、極めて高いレベルの決算となった。コロナ禍の影響で、従来の旅行需要はほぼ消滅した環境下でも、東武グループ全体での連携も含め、まったく知見のない仕事を一から作り上げ、必死の思いで取り組み築き上げた成功事例を全国の事業所で共有し、営業展開した結果だ。本年もこの流れを受けて、今まで手掛けたことのない事業を多数受注している。皆さんも旅行業はもちろん、旅行業以外の分野も一緒に挑戦していきましょう」と呼び掛けた。

 最後に「今年の会社の経営方針は『誇れる仕事を』。自分の仕事は大切な家族など身の周りの人に対して誇れるものなのか、当社を支えてくれているビジネスパートナーに対して誇れる仕事なのか、地域社会に対して誇れる活動なのか。それらを考える1年にしていきたい」と述べ、新入社員のこれからの活躍を祈念した。

山口・下松で車両陸送イベント 4月27日に5年ぶりの開催

2024年4月9日(火) 配信

過去の車両陸送見学イベントのようす

 山口県下松市で4月27日(土)、鉄道車両陸送見学イベントが5年ぶりに開かれる。下松市制施行85周年・下松市観光協会創立50周年の記念事業で、道路を走る鉄道車両見学プロジェクト実行委員会が主催し、市や商工会議所、観光協会が共催する。

 同プロジェクトは、「ものづくりのまち くだまつ」を全国に発信することで、地域の子供や若者に夢と希望を与えるのが目的。これまでに過去2回、英国向け高速鉄道車両「Class800シリーズ」の陸送見学イベントを開催している。

 今回は国営台湾鉄路向け都市間特急車両「EMU3000」の先頭車両2両を専用トレーラーに載せ、同車両の製造を受注している日立製作所笠戸事業所前から下松駅南口間の往復約3・3キロを陸上輸送する。今年、「EMU3000」600両の製造が終了し、最終出荷を迎えるため感謝の気持ちも込めて地域に披露する。出発は午前10時。

 「EMU3000」は2019年1月に受注。車両デザインは世界でもとくに厳しいと言われる欧州規格をベースとするルールに基づいており、日立製作所が英国鉄道で培ったデザインの知見が生かされているという。数々のデザイン賞も受賞している。

 当日はくだまつスポーツセンターと市民交流センターきらぼし館を会場に「ものづくり企業フェア」も開催する。下松のものづくり企業10社が出展し、ゲームや体験・実験などを提供する。キッチンカーなども出店し、飲食も楽しめる。

 さらに、日立製作所笠戸事業所内にある歴史記念館が陸送見学イベント終了後の午後1時から一般開放される。車両製造に関わる映像や車両模型などを交えて創業からの歴史が学べるほか、500系新幹線の車両も展示している。入場は3時まで。

「ONSEN・ガストロノミーツーリズムコラム」 御食国で楽しむ海の幸(敦賀・若狭エリア【福井県】)

2024年4月9日(火) 配信

若狭を代表する魚・グジを「若狭焼き」で

 若狭湾に面した敦賀・若狭エリアは、五色の湖「三方五湖」や美しい山々などもあり、豊かな自然に触れ、癒しの時間を過ごしていただくことができる地域です。
 この地域は海の幸に恵まれていることから、古くは朝廷に塩や海産物を納める御食国の役割を担っていました。

 今も、ブリやイカ類など数多くの海の幸が獲れ、季節ごとに新鮮な魚介類を楽しんでいただけます。
 波が比較的穏やかな湾内では、敦賀真鯛、若狭ふぐ、若狭まはたなどの養殖も盛んです。

 どれをとっても美味ですが、若狭ぐじ(和名「アカアマダイ」のうち重さ、鮮度管理、漁獲方法などの基準を満たしたもの)は、うろこを取らずに塩をして焼き上げる料理を「若狭焼き」と呼ぶように、若狭を代表する魚の一つです。

 また、かつて京の都へ海産物を運び、都からは祭礼などの文化が伝わったという幾筋もの街道は、現在では「鯖街道」と呼ばれており、一度塩漬けにしたサバをさらに糠に漬けて作る伝統的な保存食「へしこ」やサバ寿司などのサバ料理は、当地の名物となっています。

 歴史に根差した食文化を体感するなら、往時の街並みが残る鯖街道の宿場町熊川宿(若狭町)の散策や、最も険しい鯖街道〝針畑越え〟(小浜市)の踏破がおススメです。このほか、おぼろ昆布の手すき体験や、若狭塗箸の研ぎ出し(小浜市)に挑戦してみるのも、当エリアならではの楽しみ方です。


 上田 智美 若狭湾観光連盟 事務局長(寄稿当時)

GWの海外・国内旅行動向 ヨーロッパ・アジア、関東・近畿が人気に(阪急交通社)

2024年4月8日(月) 配信

阪急交通社はこのほどGWの海外・国内旅行動向をまとめた

 阪急交通社(酒井淳社長)はこのほど、ゴールデンウイーク(4月24日~5月6日出発)の海外旅行・国内旅行の予約状況から、旅行動向をまとめた。これによると、海外旅行はヨーロッパやアジア、国内旅行は関東や近畿が人気を集めた。

 海外旅行の人気旅行先ランキングは、1位がヨーロッパ、2位が台湾、3位が韓国となった。円安や燃油高を背景に、日数が短く手ごろな旅行代金の台湾・韓国をはじめとしたアジアの需要が高まっており、GWもその傾向が顕著となっている。

 一方で、日数が長く旅行代金も相応なヨーロッパも、長い休暇を取得しやすいGWが、リピーターを中心に人気となっている。

 国内旅行の人気旅行先ランキングは、1位が関東、2位が近畿、3位が中国地方となった。日帰りバスツアーは前年比1・5倍となり、シニア層やファミリー層の需要が伸びている。グレードの高いホテルやグリーン車を利用した商品の需要も増加傾向にある。

 海外旅行の出発日のピークは、5月3日(金)、4月29日(月・祝)、4月24日(水)──の順となった。

 国内旅行の出発日のピークは、4月24日(水)、5月5日(日)、4月25日(木)──の順。

国際興業、シカゴマラソン出走権付きツアー販売 フルマラソン10人分を確保

2024年4月8日(月) 配信

料金は出走権を含め75万円

 国際興業(南正人社長、東京都中央区)はこのほど、「シカゴマラソン2024」に参加するツアーを売り出した。

 同マラソン大会は1977年から、毎年10月にアメリカ・イリノイ州のシカゴで開催され、毎年4万人以上が出場。42.195㌔を走るフルマラソンとして実施されている。抽選でエントリーすることができるが、国際興業のツアーは既に10人分の出走権を確保している。

 ツアーは10月11日(金)~16日(水)に実施。コートヤード バイ マリオット シカゴ ダウンタウン リバーノースに泊まる。羽田空港発着で、日本航空(JAL)を利用。添乗員が同行する。料金はマラソンエントリー費用を含めて、75万円(税込)。申し込みは同社のホームページで受け付けている。 

セントレアグループ、旅客機前で入社式 新入社員63人と大幅増へ

2024年4月8日(月) 配信

ボーイング787初号機を前に入社式を行った

 中部国際空港(犬塚力社長、愛知県常滑市)とセントレアグループ各社は4月1日(月)、中部国際空港セントレアの敷地内にある複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」で2024年度入社式を開いた。昨年度の新入社員17人から、今年度はグループ全体の採用人数を大幅に増やし、63人を迎えた。

 入社式は、ボーイング787初号機を展示するフライト・オブ・ドリームズ内の「フライトパーク」を会場に行われた。今後の航空業界を担う新入社員がセントレアらしさを感じ、空港で働くことに誇りを持てるようにする狙いだ。

 新入社員に向けて、犬塚社長は「コロナ前を上回るような実績を目指すことが我われの『夢』。その夢の実現のため、一人ひとりが『考える』こと。そのうえで『行動する』こと。チャレンジする気持ちを行動で示していってほしい。また、空港島内および地域と共に『みんなと協力して一緒にやる』という意識をもってほしい」と話した。

 入社式の最後には、セントレアグループで始まる夢や期待を込めて、新入社員全員で紙飛行機を飛ばした。

宿泊者に紙カミソリ配布 エースホテル京都×貝印

2024年4月8日(月) 配信

新風館(左)と「紙カミソリ®」

 エースホテル京都(京都府京都市)は入居する複合施設「新風館」と貝印(遠藤博昭CEO、東京都千代田区)とコラボレーションし、4月30日(火)まで宿泊者に「紙カミソリ®」をアメニティとして配布している。環境配慮に取り組んできた同ホテルと脱プラスティックで紙カミソリを開発した貝印がお互いの考え方に共感し、実現した。

 今回のコラボは、エースホテル京都と新風館が4月22日の「アースデイ」にちなんで実施する「アースウィークエンド2024」の一環。同イベントは食やアート、音楽などを通して、地域と一体で環境を守ることを目的に開催するもの。

 このなかで、ポップアップイベントとして「ORIGAMI FOREST」を4月22~29日に開く。紙と金属でできた世界初の特許を取得した紙カミソリと日本の伝統文化のオリガミアートを展示して紹介する。来場者にはコラボデザインの紙カミソリを先着順で配布する。

HIS、バイキング・エデン初の日本発着便を貸切 別府や釜山巡るクルーズツアー催行

2024年4月8日(月) 配信

バイキング・エデン

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は11月23日(土)、ラグジュアリー客船「バイキング・エデン」による初の日本発着便を貸し切り、別府(鹿児島県)や福江(長崎県)、釜山(韓国)などを巡るツアーを催行する。同社が外国船ラグジュアリークルーズを貸し切るのは初めて。

 船内はスタイリッシュな北欧調に仕上げ、カジノや華美なエンタテイメント施設を設置せず、乗船年齢を18歳以上とすることで、洗練された上質のおもてなしによる快適でゆとりあるラグジュアリーな空間を提供するという。全客室が海側にあり、ベランダを設けている。食事のほか、無制限Wi-Fiやチップ、諸税など船内で必要なものをほぼ含めたオールインクルーシブ制を導入している。

 ツアーは、神戸(兵庫県)を出発後、新宮・熊野(和歌山県)、別府、種子島、福江、釜山の順に立ち寄る。期間は8日間。料金は2人1室利用で39万9000円~174万円。