南紀白浜に愛犬が主役の宿を8月1日に開業 「南紀白浜わんわんパラダイス」

2024年5月17日(金) 配信

南紀白浜わんわんパラダイス外観

 セラヴィリゾート泉郷(浜口憲一、東京都豊島区)は8月1日(木)、和歌山県・南紀白浜エリアに「南紀白浜わんわんパラダイス」をオープンする。近年需要が高まっているペットツーリズムを推進するため、愛犬が主役の宿を開業する。現在、公式サイトで宿泊予約を受け付けている。なお、7月8日~31日はプレオープン期間。

 客室は和室と洋室、和洋室の3タイプを用意し、犬用のアメニティも充実させる。また、テニスコート2面分の人工芝のドッグパークや、広々とした敷地内を自由に散歩できる。施設内はほとんどのエリアで愛犬と過ごすことができる。客室数は16室。

 食事は地場の味覚、旬の素材を使った和食会席で、食事も愛犬と一緒に楽しめる。犬専用メニューも多く取りそろえるとし、「グルメな子もきっと喜んでいただけます!」(同社)とアピールする。

 今後も同社は地方自治体や周辺施設との連携を進め、ペットツーリズムを活性化していきたい考え。

東武トップツアーズ、「スゴ夏」プレゼント 夏の旅支度グッズ当たる

2024年5月17日(金) 配信

5月18日~7月15日発の「スゴ得」商品の利用客が対象

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は、5月18日(土)~7月15日(月)発の「スゴ得」商品の利用客を対象に、夏の旅支度にぴったりな旅行グッズが当たるキャンペーンを実施する。

 同社旅行サイトから、対象出発日のJR(往復乗車券・特急券)と宿泊施設がセットになった「スゴ得」商品を予約のうえ、CPサイト内の応募専用フォームから申し込んだ人が対象。さらに、同社の旅行サイト会員サービスGRAND VOYAGE NEWS(メールマガジン)を受け取る設定にしていると、当選確率が5倍になる。

 対象出発日は、第1弾が5月18日(土)~6月14日(金)、第2弾が6月15日(土)~7月15日(月)。応募締め切りは、第1弾が6月23日(日)、第2弾が7月21日(日)まで。キャンペーン開始前に予約した人も対象となる。

第1弾のA賞「MILESTO UTILITY ハードキャリー」

 プレゼント賞品は、第1弾と第2弾で多少異なる。第1弾は、A賞がMILESTO UTILITY ハードキャリー(2人)、B賞が旅行用圧縮袋セット(2人)、C賞がBRUNO ポータブルミニファン(13人)。第2弾は、A賞がGoogle Pixel Watch 2(2人)、B賞がサンバリア折りたたみ日傘(2人)、C賞がBRUNO ポータブルミニファン(13人)。

第2弾のA賞「Google Pixel Watch 2」

 なお、当選者の発表は賞品の発送をもって代える。賞品の発送は7月から順次行う予定。

ブランドUSAおすすめ 7月4日(木)「アメリカ独立記念日」全米各地で花火イベント開催

2024年5月17日(金) 配信

レイクタホ・©クレイトン・カーディナリ

 米国の観光プロモーション組織「ブランドUSA」はこのほど、「アメリカらしさ」を体感できる日として、7月4日(木)の独立記念日に行われる全米各地のイベントを紹介した。

 北東部のペンシルベニア州フィラデルフィアは、独立宣言が署名されたアメリカ生誕の地として有名な街。毎年、ライブ音楽の演奏やダンスパフォーマンスなどのブロックパーティーや、18世紀当初の衣装で上演される再現劇、パレードなどの祝賀イベントが開かれる。

 今年は、カントリー歌手ウィリー・ネルソン氏がフィラデルフィア郊外(ニュージャージー州カムデン)で7月4日ピクニックを開催する。数多くのアーティストが出演するほか、同日夜には花火大会が開かれる。

 南部のルイジアナ州ニューオリンズでは、ミシシッピ川沿いで独立記念日を祝うイベントが各所で行われる。蒸気船「クレオール・クイーン」に乗船し、独立記念日の花火を観賞できる「クレオール・クイーン独立記念日花火クルーズ」では、星条旗のカラーをイメージした花火を間近で観賞するほか、アメリカンビュッフェ、ライブジャズバンドなどと共に楽しめる。

 アウトドアやリゾート地として有名なタホ湖の南側に位置するサウスレイクタホ(ネバダ州)でも盛大な花火大会が催される。サウスレイクタホ最大の巡航船「MSディキシーⅡ」に乗船し花火を観賞する「レイクタホ・クルーズ」や、ヨットに乗って湖の上から花火を見上げる「サファリ・ローズ・ヨット」などが人気。

トリプラ、宿泊施設の公式サイト 簡単に作れる新サービス

2024年5月17日(金) 配信

tripla Pageイメージ

 宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO、東京都新宿区)はこのほど、宿泊施設向けの公式ホームページ作成サービス「tripla Page」の提供を始めた。ノーコードで簡単にホームページの作成と即時更新ができ、多言語対応やSEO対策などの機能を備え、公式ホームページ経由の予約数増加を支援する。

 同社が提供する宿泊予約エンジン「tripla Book」やAIチャットボット「tripla Bot」との連携ができ、宿泊予約の検索バーの表示、問い合わせの自動回答が可能となる。Google Mapとの連携で、位置情報の表示や経路案内にも対応する。シンプルな見た目と操作性の良さを追求し、クーポン訴求などのプロモーションも可能となり、予約コンバージョン率(CVR)の改善を見込む。

 初期費用なし。月額は初年度1万5000円(次年度以降は7000円)。

黒部峡谷トロッコ電車で秘湯の黒薙温泉へ ますの寿司や温泉たまごづくり体験も

2024年5月17日(金) 配信

黒部峡谷トロッコ電車

 黒部峡谷鉄道(鈴木俊茂社長、富山県黒部市)はこのほど、「トロッコ電車で行く黒薙温泉満喫噴泉見学ツアー」を開く。「ますの寿司づくり」「温泉たまごづくり」体験がつく。開催日は5月26日(日)、6月16日(日)、7月7日(日)の3日。

 富山名産品の「ます寿司」づくりを体験し、黒部峡谷や黒薙(くろなぎ)温泉の説明などを聞いてトロッコ電車で黒薙駅へ。歩いて温泉に向かい、「温泉たまご」づくりを体験する。噴泉を見学後、昼食、水着着用可の混浴大露天風呂の入浴(別途900円が必要)などを楽しむ。朝は宇奈月駅で午前8時30分までに受付し、帰りは午後2:28に宇奈月駅到着後に解散となる。

 対象は小学生以上で、小中学生は保護者の同伴が必要。階段の多い山道を約20分歩けることが条件。料金は大人8000円、小学生7000円。申込はメールで各日の5日前まで受け付ける。詳細は同社ホームページから。

「旧マッケンジー住宅」をカフェや式場に ノバレーゼ、25年春「HOMAM(ホマム)」開業

2024年5月17日(金) 配信

旧マッケンジー住宅

 ブライダル事業を手掛けるノバレーゼ(荻野洋基社長、東京都中央区)はこのほど、静岡県静岡市から国登録有形文化財「旧マッケンジー住宅」とその周辺の管理・運営を受託した。住宅を含む約6300平米の敷地一帯を「HOMAM(ホマム)」と名付け、2025年春の開業を予定する。住宅ではカフェなどを営業し、敷地内にはレストラン棟とミュージックホール棟を新築し、結婚式に利用する計画だ。

 同社はブライダル・レストラン事業を通じ、歴史的資源や遊休地を活用した官民連携による観光まちづくりを推進、強化している。これまで大阪府大阪市と連携した歴史的洋館「旧桜宮公会堂」の結婚式場などへの再生実績があるほか、富山県富山市とは2026年の開業を目指し、市内の公園にレストランやイベントホールを備えたゲストハウスを設置する計画を進めている。

 同社は「今後も地域内の持続可能性を高める『ローカルSDGs』の構築に取り組み、観光需要の掘り起こしや雇用創出につなげ、地方創生に貢献する」としている。

「HOMAM(旧マッケンジー住宅)」

海側に新設するレストラン棟とミュージックホール棟イメージ

 旧マッケンジー住宅は1940年に竣工した名建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計で、静岡茶の産業振興や静岡市の社会福祉向上に尽力した故マッケンジー夫妻の旧居宅として知られている。「ホマム」はペガサス座にある星の名称で「おもてなし」の意味を持つことから、夫妻がかつて邸宅の愛称として使っていたという。この夫妻の精神を今後も継承していく。

 今回、この建物は外観をそのまま保存する。館内は食堂や書斎、居間など既存の設備を生かしながらソファやラグなど最低限の家具を新たに設置する程度にとどめる。1階は各部屋をカフェラウンジとして一般開放する。2階は全体をマッケンジー夫妻やヴォーリズ氏、建物について学べる場として利用する。夫妻と市民の交流のようすを収めた写真や歴史情報などを展示するほか、ARやVRなどの最新技術を導入し、五感で体験できる仮想体験型の学習コンテンツも用意する。

 邸宅の芝生を挟んだ南側、海側には2階建てのレストラン棟と中2階のミュージックホール棟を新築する。現在、資材置き場になっている市有地などを整備して設置する。

 建物はどちらも海側を全面ガラス張りにし、駿河湾の海沿いに立つ眺望の良さを生かす。外観は赤い瓦の屋根と白い壁のスペイン風のデザインにまとめ、スパニッシュ風様式の邸宅との調和をはかる。

 レストラン棟の1階は旧マッケンジー邸の一室と地上の回廊で結び、レストラン棟2階はミュージックホール棟の中2階を回廊でつなぎ、新旧の建物間を行き来できるようにする。

 レストラン棟1階はカフェラウンジと地元の特産などを扱う物販売り場などを作り、誰でも利用可能にする。2階はイベントスペースで、最大収容人数は着席128人、立食200人。一般向けイベントや会議や宴会、パーティーなど貸切に対応する。土・日曜日、祝日は結婚式の披露宴会場として活用する。

 ミュージック棟は着席の収容は96人。ホール内には邸宅に現存するグランドピアノを置く。学校や市民の音楽発表会のほか、挙式会場としての利用を想定する。

佐渡旅行クーポン券「早期乗船予約キャンペーン」 ふるさと納税で夏の佐渡旅行を早期予約

2024年5月16日(木) 配信

佐渡汽船はこのほど、佐渡旅行クーポン券を用いた早期予約CPを始める

 みちのりホールディングス(松本順代表)が運営する佐渡汽船は、ふるさと納税サイト「ふる佐渡」において、佐渡市ふるさと納税の返礼品として、佐渡汽船の乗船や旅行商品、各施設、両津港売店などで使える「佐渡旅行クーポン券」を用意している。同社は5月23日~6月15日まで、このクーポン券を乗船代の支払いに利用することを条件に、一般予約に先行して、8月31日乗船分までの予約申し込みができる、「早期乗船予約キャンペーン」を始める。

 通常、一般乗船予約は2カ月前から受け付けているが、同CPを利用することで、今夏の乗船分が予約でき、夏の佐渡旅行プランを早期に計画することができる。

 「ふる佐渡」から「佐渡旅行クーポン券」に申し込んだのち、クーポンの到着をもって、電話にて乗船予約をする。予約の際には、「佐渡旅行クーポン券 早期予約キャンペーン」を利用することを伝える。

 乗船当日には、クーポン券の提示が必要となる。

2国間で「呼ぶ」「行く」 日米間の相互交流活発化へ(髙橋観光庁長官)

2024年5月16日(木) 配信

観光庁の髙橋一郎長官は5月15日(水)、会見を開いた

 観光庁の髙橋一郎長官は5月15日(水)に開いた会見で、2024年4月の訪日外国人旅行者数が前年同月比56・1%増の304万3000人となったことを報告した。1~4月の累計では1160万1000人と、前年同期比では72・1%増、19年同期比では5・7%増となった。髙橋長官は、「5月5日(日)には、日米観光シンポジウム・北陸プロモーションイベントを行った。日米の相互交流拡大に向け、注力していく」と話した。

 観光庁と日本政府観光局(JNTO)主催の日仏観光イベントが、5月2日(木)にフランス・パリで行われた。フランスの政府関係者、観光関連事業者、食関連事業者など約120人が会し、能楽のパフォーマンスや、文化・地方・食などに関するプレゼンテーションに参加した。レセプションでは、日本食や日本酒を提供し、観光・万博・食・文化のブースを設置した。

 5月5日には、日米観光シンポジウムと北陸観光プロモーションイベントが米国・ロサンゼルスで行われた。米国最大の国際旅行博IPW開催の機会を活用し、日米観光交流年における日米相互の観光往来拡大に向け、日米官民の観光関係者による協議を実施した。

 北陸観光イベントでは、北陸地域産の食や日本酒を提供し、福井県の観光プロモーションを行った。

 髙橋長官は、「2国間でお互いに『呼ぶ』『行く』ことが大事となる。相互交流の拡大を米国側と連携して行っていきたい」と力を込めた。

 

24年GWの混雑対策 鎌倉などで実証実験へ

 観光庁は、2024年5月のゴールデンウイーク期間の国内旅行需要について、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会などの団体から聞き取り調査を行った。これによると、35%の宿泊施設は、昨年と同程度以上の利用者数があり、昨年と比べ9割以上と答えたのが30%、昨年と比べ9割未満と答えたのが35%となった。

 髙橋長官は、「今年のGWは、休日3日・平日3日・休日4日という日並びになったため、昨年より長期休暇が取りにくく、客足が鈍った可能性があると聞いている」とした。

 また、観光庁は、「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の先駆モデル地域型として、3月26日(火)に20地域を選定した。

 このなかで、一部の先駆モデル地域ではGW期間中に実証実験を行った。

 鎌倉・藤沢エリアでは、5月3(金)~4日(土)の午前10時から午後4時までの間、公共交通がとくに混雑する鎌倉駅から長谷駅エリア間において、地元商店街などを徒歩で巡りながら観光する実証実験を実施。鎌倉駅前でも、多言語ガイドによる観光案内や、江ノ島や鎌倉高校前駅など混雑エリアに誘導員を配置・増員する取り組みを行った。

 髙橋長官は、「昨年のGW期間中は、乗車までに1時間を要していた駅でも、今年は最も混雑していた時間帯においても、30分程度で乗車できる状況だったと報告を受けている」と話した。

JALアンバサダーと特別貸切列車で秋の北海道をめぐる ジャルパックがツアー販売

2024年5月16日(木) 配信

ひとめぐり号イメージ

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は5月16日(木)から、JALふるさとアンバサダーと特別貸切列車で巡る「特別貸切列車『ひとめぐり号』で巡る 秋の北海道周遊 5・6日間」を売り出した。出発日は10月11日(金)で、全国各地から参加できる。

 日本航空(JAL)と北海道旅客鉄道(JR北海道)が連携し、北海道の地域活性化施策の1つとして運行する「HOKKAIDO LOVE!ひとめぐり号」に乗車して北海道の風景を楽しむツアー。北海道の大地を1つの列車で一巡りすることをコンセプトにした旅で、札幌を出発し、函館、登別、旭川、富良野を巡る。

 列車内では、「JALふるさとアンバサダー」と「JALふるさと応援隊」がもてなすほか、停車駅によっては地元の人が歓迎してくれる。また、同商品限定のオプショナルツアーを多数設ける。札幌国際大学観光学部の学生とジャルパックの社員が共同企画したオプショナルツアーも用意する。

 スタンダードプランに加えて、「グレードアッププラン」も設定。2泊、3泊目に温泉付きホテルでワンランク上の滞在ができるほか、列車内では「ラウンジカー」でアルコールも楽しめる。

 同ツアーは需要により価格が変動する時価販売商品だが、早期申込特典として、120日前までの申込で1人2万円割引、60日前までの申込で1人1万円割り引く。

むさしの手配センター「むさしの会」、5年ぶりに交流会 「問題共有し、解決を」

2024年5月16日(木) 配信

シンフォニー・モデルナで行われた

 むさしの手配センター(小原寛信社長、東京都立川市)の「むさしの会」(会長=青木由記子・よろこびの宿しん喜若女将)は5月15日(水)、「シーライン東京」のクルーズ船「シンフォニー・モデルナ」でむさしの懇親交流会を開いた。むさしの会による交流会は約5年ぶり。旅行会社と受入施設が観光業界の活性化に向けて、連携を強化した。

 小原社長は「観光業界は人材不足や物価高、団体の減少などさまざまな課題を抱えるなか、皆様で問題や悩みごとを率直に共有し、解決につなげてほしい」と呼び掛けた。

小原寛信社長

 青木会長は「コロナ禍を経て観光業界は変わってきている。これから苦楽もあるが人とのつながりを大切にして、一緒に乗り越えていきたい」と語った。

青木由記子会長

 その後、旅行会社と受入施設が自社の特徴を紹介した。むさしの会会員のオフィス亜都夢が派遣するものまね芸人あいかわい翔さんによるショーも実施した。

あいかわい翔さんによるショー