東京下町 墨田区の職人さんを巡るオンラインツアー  2021年1月23日(土)開催

2021年1月12日(火)配信

ものづくりの現場を訪問

 東京下町の墨田区と自宅をオンラインでつなぎ、現地ガイドとのライブ中継でリアルタイムの墨田区を体感しながら、職人さんたちの工房を見学できるツアーが2021年1月23日(土)に開かれる。参加費は土産付きで3200円から。

 地域活性化などに取り組むRound Table(東京都墨田区)が実施する。今回登場するのは、墨田区の現役で活躍するものづくりの職人さんたち。「都内で唯一工房がある屏風職人さん」「芸者さん御用達のかんざし職人さん」「100年以上続く革小物屋の名物女将」といった人々を、参加者に代わりガイドが訪問。伝統を受け継ぎながらも、時代に合った進化を続けるものづくりの現場から、職人さんたちの貴重な話を伝える。

 工房への移動時には、スカイツリー建設に秘められた技術、墨田区ゆかりの著名人・浮世絵師葛飾北斎といったコンテンツを紹介しながら、実際に墨田区を巡っているかのような気分を味わうことができるツアーに仕上げている。

 参加者には、職人さん手作りのお手ごろサイズの土産が届き、当日はその作品を作った職人さんと画面越しに対話もできる。土産は、「屏風職人の北斎ミニ屏風」「かんざし職人のト音記号ミニブローチ」「老舗革小物店のまるあ柄コードホルダーセット」から選べる。

 日時は2021年1月23日(土)午前10時~正午。Zoomを利用する。参加は事前申込制。費用は3200円からで、希望の土産(職人さんの作品)の種類と数により異なる。画面共有して家族など複数名での参加も可能。

南海電鉄の改札でVisaタッチ決済を導入 今春から実証実験開始

2021年1月11日(月) 配信

改札機イメージ

 南海電気鉄道(遠北光彦社長、大阪府大阪市)と三井住友カード(大西幸彦社長、東京都港区)、QUADRAC(高田昌幸社長、東京都港区)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(スティーブン・カーピン社長、東京都千代田区)は今春から、南海電鉄の駅改札で、Visaタッチ決済とQRコードによる入出場の実証実験を開始する。同事業は利用者の利便性の向上をはかるもので、国土交通省の日本版MaaSの普及に向けた基盤整備の支援事業に選ばれている。

Visaのタッチ決済を使用した決済シーン(Visa提供)

 国をあげてキャッシュレス化が推進されるなか、コロナ禍に伴う新生活様式で、非接触決済に注目が集まっている。ビザが提供する「Visaタッチ決済」は、クレジットやデビットなどタッチ決済機能付きカードを対応端末にかざせばカード決済が完了する。

 海外ではすでにVisaタッチが浸透しており、交通機関でも利用ができるという。国内では、Visaタッチで駅改札の入出場が可能になるのは今回が初めて。インバウンド旅客を中心に、アフターコロナを見据えた受入基盤の強化をはかる。

 今回の実験では、大阪の中心地「なんば」と関西の玄関口「関西国際空港」、「和歌山」と「高野山」を結ぶ一部の駅に決済用改札機を導入する。期間は年末までの予定。

 都度利用ではVisaタッチ決済機能のあるカードを入場時と出場時に改札にかざすと、改札通過と運賃清算をすることができる。事前決済は、南海電鉄が提供するアプリや販売サイトで企画乗車券を事前に購入し、スマートフォンに表示されたQRコードを改札機にかざすと通過可能になる。

 ビザが昨年末に開いたオンライン会見で、交通系を担当するデジタル・ソリューションディレクターの今田和成氏は、4~5年前から国内の交通事業者に働き掛けを行っていると説明。事業者はそれぞれ少子高齢化による人員不足や、キャッシュレス化対応など悩みを抱えるなか、解決策としてVisaタッチへ期待を寄せているという。

 今田氏は「Visaタッチは世界的な観光都市で導入されており、観光地の魅力アップにつながる」とし、利用者から得られるビッグデータの活用などやコスト削減など利点を強調。「究極は国内でも世界でも、旅行中に交通から宿泊、食事、買い物まで1枚のカードがあれば1日過ごせるようなサービスを目指したい」と展望した。

沖縄離島の魅力をオンラインで体験 数量限定で割引クーポン配布 パム

2021年1月10日(日) 配信

オンラインで沖縄の離島体験を

 沖縄県の2020年度「離島オンライン体験サポート事業」を受託したパム・コークリエーション(林弘晃社長、沖縄県那覇市)とアクティビティジャパン(小川雄司社長、東京都新宿区)はこのほど、「沖縄離島オンライン体験」の500円割引クーポンの配布を始めた。コロナ禍でも、自宅で沖縄離島の魅力が味わえる機会を創出する。

 「沖縄離島オンライン体験」は、離島ならではの美しい海や風景、文化、島の人々との交流が楽しめる体験を非接触型で提供することで、観光客と事業者双方の安心安全を維持するとともに、全国各地の人に離島の良さを届けていく。

 体験プランの一例として、久米島産のらっきょうを使ったオンライン料理体験は、久米島の農家から新鮮な島らっきょうが届き、オンラインを通じて下処理の方法から料理作りまでを体験できる。

 また、宮古島のサトウキビ栽培・黒糖づくり体験は、事前に届く体験キットを使い、黒糖作りやサトウキビの茎をかじったりと、子供も楽しめる内容となっている。

 沖縄県内の14離島(1月5日現在)が参加し、多種多様なプランが提供されている。価格帯も1000~1万円台と幅広い。割引クーポンの詳細は、アクティビティジャパンのほか、アソビュー、たびらい、沖楽の各サイトにも掲載されている。なお、割引クーポンは数量限定となっている。

ラグーナ、「鬼滅の刃」とのコラボイベント開催 世界観体感できるアトラクションなど設ける

2021年1月9日(土) 配信

イベントのイメージ。シールラリーなども実施する
 ラグーナテンボス(小寺康弘社長、愛知県蒲郡市)は3月6日(土)から6月5日(土)まで、運営するテーマパークの「ラグナシア」で、テレビアニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションイベント「ラグーナテンボス×『鬼滅の刃』 追憶の試練 炭治郎(たんじろう)の旅路」を行う。
 
 同イベントは、鬼滅の刃の世界観を体験できるアトラクション「追憶の試練 炭治郎の旅路」と、キャラクターが登場する園内周遊シールラリー「捜索の試練 鎹烏(かすがいがらす)の伝令」を開催する。このほか、コラボメニューや限定オリジナルグッズを売り出す。料金はアトラクションが1人1回600円で、シールラリーは1人1回500円。
 
 テレビアニメ鬼滅の刃は、原作単行本1~23巻の累計発行部数が1億2000万部以上の漫画から制作された。放送開始は2019年4月。家族を鬼に殺された竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼になった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、鬼殺隊(きさつたい)へ入隊することから始まる。人と鬼の切ない物語や恐ろしく不気味な戦いのほか、時折描かれるコミカルなシーンが全世界で話題になったという。

緊急事態宣言でGo To停止延長へ 1月12日(火)~2月7日(日)まで

2021年1月8日(金) 配信

観光庁はこのほど、緊急事態宣言発令を受けGo Toトラベル事業の一時停止延長を決めた。

 観光庁は1月7日(木)、政府の緊急事態宣言発令を受けて1月11日(月)まで一時停止しているGo Toトラベル事業の停止措置を、2月7日(日)まで延長することを決めた。緊急事態宣言下の1都3県に限らず全国で停止する。

 新規予約、既存予約を問わず1月12日(火)~2月7日(日)までの間、同事業の適用を一時停止する。同期間中の旅行で1月7日(木)までに予約済みのものは、1月17日(日)まで無料でキャンセルが可能となる。すでに旅行者がキャンセル料を支払っている場合、事業者に対し返金を求められる。

 事業者に対しては、キャンセル料見合いを同事業の予算から負担する。キャンセル料の発生の有無にかかわらず、旅行代金の35%(上限は1人泊当たり1万4000円)を一律で負担する。

 なお、国による負担は、12月14日(月)の午前0時時点で予約されていた旅行が対象となる。

福知山光秀ミュージアム 1月12日(火)から入館者全員に「武将印」プレゼント

2021年1月8日(金)配信

明智光秀「武将印」

 明智光秀が築いた福知山城のふもとにある「福知山光秀ニュージアム」(京都府福知山市)は、2021年1月12日(火)~2月7日(日)の開館延長期間中、入館者全員に明智光秀「武将印」をプレゼントする。

 同ミュージアムは当初1月11日の閉館を予定していたが、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回が2月7日(日)になったことを受け、約1カ月開館を延長した。最後のひと月を、感謝を伝える「さよなら大感謝月」として、武将印の配布や福知山市民限定で入館料100円割引などを行う。明智光秀「武将印」はA6サイズで、赤と金の華やかな色彩と、福知山城に麒麟が降り立ったようなデザインが特徴だ。

 ミュージアムでは映像や貴重な歴史資料を通して明智光秀の軌跡を巡る展示や、「麒麟がくる」大河ドラマ企画展などを楽しめる。

 

春秋航空、成田ー南京線を新規就航 生活需要やビジネス利用に応える

2021年1月8日(金) 配信

南京の街並み。金曜日に隔週で運航する

 春秋航空日本(樫原利幸社長、千葉県成田市)は1月22日(金)に、成田-南京線を新規就航する。生活需要やビジネス利用を望む声に応える。運航日は隔週金曜日。

 南京の人口は約850万。2019年には国際連合教育科学文化機関(UNESCO)に世界文学都市に選ばれ、経済をはじめ、研究開発と文化、芸術においては重要な都市になっているという。

 春秋航空日本は同路線の就航で、成田空港から中国の7都市に就航する。また、日本と南京を結ぶ初めての格安航空会社(LCC)となる。航空券は1月6日(水)午後12時から、販売している。

 新型コロナウィルスへの対策として、南京禄口国際空港と連携し、到着ごとの機内の消毒や検温、マスクの着用などを要請する感染予防策「3S Protection」を講じる。

 運航スケジュールは成田を午前10時35分に出発し、南京には午後1時40分に着く。南京は午後2時40分発で、成田空港には6時30分に到着する。

「静岡市が世界に誇る魅力 5 選」ページを新設 静岡市がシティプロモーションサイトをリニューアル

2021年1月8日(金) 配信

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 静岡県静岡市はこのほど、シティプロモーションサイトをリニューアルした。

 世界に誇るオンリーワンの魅力をPRする目的で2016年に開設した同サイト。リニューアル後は、静岡市が世界に誇る「富士山と三保松原」「日本茶」「桜えび」「レッサーパンダ」「徳川家康と駿府城」を PR する「静岡市が世界に誇る魅力 5 選」ページを新設した。

 映画やドラマ、CMなどのロケーション撮影が可能な静岡市のスポットを画像付きで紹介する「フィルムコミッション事業」ページや、静岡市生まれの漫画家・さくらももこ氏が描き起こしたイラストやキャッチフレーズを紹介する「静岡市はいいねぇ。」事業ページなども設けるほか、静岡市観光親善大使の3人(森理世さん、春風亭昇太さん、明日海りおさん)のコメントなども掲載する。

静岡発地域ドラマ「プラスティック・スマイル」(NHK)のロケが行われた、清水
駅前銀座商店街

湘南クリスタルホテルに愛犬と泊まれる特別ルーム6部屋がオープン

2021年1月8日(金) 配信

フォトスポット撮影 レモン

 クリスタルインターナショナルはこのほど、宿泊客からの「愛犬と一緒にお泊りして思い出を作りたい」という声に応え、湘南クリスタルホテル(神奈川県藤沢市)に愛犬と泊まれる特別ルーム6部屋を開業した。

 料金は1泊2食付きで3万8300円から(2人1室、2人料金)で、ホームページやインスタグラムから予約すると犬の宿泊料金2200円が無料になる。

 犬用の常備品として、部屋用ゲージや専用トイレ(シートタイプ)、専用バスタオル、フン処理用ビニール袋、粘着ローラー、ダストボックス、消臭スプレーを完備。ホテル内では愛犬との写真撮影もできるほか、プロのカメラマンに撮影を依頼するオプションも用意した。

「空飛ぶクルマ」のルート策定に向けた実証実験へ 三重県とANAらが志摩市~中部空港間で

2021年1月8日(金) 配信

常滑市沖の伊勢湾海上にある中部国際空港

 中日本航空と名古屋鉄道、ANAホールディングスは1月13日(水)、14日(木)の2日間、三重県との受託契約に基づき、「空飛ぶクルマ」が実用化された際のルートを想定したヘリコプターによる実証実験を行う。三重県志摩市と中部国際空港間の観光ビジネスでの活用を想定し、課題抽出や利便性確認に取り組む。

 同区間を地上交通で移動した場合、現在の所要時間は約2~3時間だが、空を使った移動では約20分と大幅に短縮される。今回の実証実験では、志摩スペイン村第3駐車場(同県志摩市)-中部国際空港(同県常滑市)間の片道約60㌔を、各日1往復の計4フライトを実施する。

 空港内で旅客便から「空飛ぶクルマ」への乗り継ぎを想定し、実際に搭乗者の乗り換えを通じ、空港や場外離着陸場における利便性確認のほか、ルート飛行における法令、手続きに関する課題の抽出を進める。

 飛ぶクルマは、電動・垂直離着陸型・自動(無操縦者)など。身近で手軽な空の移動手段として期待されている新たな空のモビリティ。ANAホールディングスでは、これまでに培った航空機運航の知見を生かし、空港を出発地または目的地としたエアポートシャトルのような旅客輸送サービスを想定。2025年の大阪万博での実現に向けて検討を進めている。