御殿場で温泉とサウナめぐり 周遊キャンペーン展開中

2022年11月2日(水) 配信

各施設にサ飯

 静岡県御殿場市は2023年1月31日(火)まで、市内の温泉サウナ施設・サウナ飯をデジタルスタンプラリーで周遊するキャンペーン「御殿場温泉・サウナ 天国めぐり」を展開している。

8施設と連携

  市内の温泉とサウナの認知拡大、利用促進を目的とするキャンペーンの第二弾で、前回と同じく「木の花の湯」や「富士八景の湯」など日帰り温泉施設や温浴施設など全8施設と連携して実施する。

 第2弾ではデジタルスタンプラリーを取り入れ、「御殿場温泉・サウナ 天国めぐり」の“めぐり”の要素をさらに楽しめるようにした。併せてサウナコンテンツの一つでもある“サウナ飯”にも着目、参加施設のサ飯もスタンプの対象とした。

 アプリをダウンロードし、対象施設で温泉やサウナ、サ飯を楽しみながらデジタルスタンプを集める今回のキャンペーン。参加者へはスタンプの数に応じ、オリジナルステッカーやデジタル認定証をプレゼントするほか、オリジナルロゴ T シャツや対象施設の入浴券・ペア宿泊券なども等が当たる抽選へも応募で切る権利も付与する。

 担当者は「御殿場は知る人ぞ知る『温泉・サウナ』天国。都心から約1時間の良好なアクセスに加え、広々とした施設の中で富士山の絶景と富士山の伏流水を使った水風呂が楽しめます」とPRする。

オープンバスで東京の夜景と東京メガイルミを一度に楽しむ 日の丸自動車 11月19日から土曜限定で運行

2022年11月2日(水) 配信

イメージビジュアル

 日の丸自動車興業(東京都文京区)は11月19日(土)から12月17日(土)の期間、土曜日限定で「スカイバス東京in東京メガイルミ」を運行する。東京駅丸の内南口の三菱ビル前から出発し、東京タワーやレインボーブリッジなど東京都内の夜景を楽しみながら会場となる大井競馬場に向かう「大井競馬場・東京メガイルミ」とのコラボレーション企画。

 「東京メガイルミ」は東京都競馬と、特別区競馬組合が行う、冬季限定のイルミネーションイベント。

 4年目となる今年は新たに、噴水とレーザーが織りなす圧倒的なスケールの「メガイルミショー ~噴水とオーロラのきらめき~」やクリエイティブカンパニーNAKED, INC.(ネイキッド)とコラボした新スポット、日本の情緒あふれる新演出などが登場する。

 また、東京メガイルミ(大井競馬場)ならではのイベントとして人気の「お馬さんイベント」に加え、ミニチュアホースやポニーのさまざまななようすが見られる放牧場も新設した。

 料金は東京メガイルミの入場券付きで大人 (中学生以上) 2500円、子供1800円、未就学1000円(ただし膝上対応は無料)。発車時刻は午後5時30分、発着場所は東京駅丸の内南口の三菱ビル前。途中東京メガイルミの会場や品川駅で下車することも可能だ。

車体験を音から体感できる仕掛けも 渋谷エクセルホテル東急に東急8500系トレインルーム 

2022年11月2日(水) 配信

客室

 渋谷エクセルホテル東急(東京都渋谷区)は2023年8月31日(木)まで、東急8500系トレインルーム宿泊プランを販売する。銀色のオールステンレスの車体と赤い帯が懐かしい東急田園都市線の顔「東急8500系」で使用されていた車内扇風機、3、4人掛けロングシート、天井吊り広告、つり革、手摺などの鉄道部品を設えた2室限定のコンセプトルーム。1室には、マスコンと乗務員椅子も設置されている。

マスコンも設置

 これまで同ホテルで展開してきた他のコンセプトルームと一線を画す仕掛けとして、8500系の乗車体験を音から体感できる仕掛けも用意。クレプシードラの最先端空間音響技術「Re:SenseTM (リセンス)」を採用することで、8500系電車のモーター車両の音と東急電鉄の車掌のアナウンスを客室に設置されている音響デバイスからヘッドホンで聞くことができるようにしている。

 またプラン特典として、プラン限定特典として8500系電車の画像をデザインした客室カードキー、電車座椅子の生地を使用した「座席モケットキーホルダー」、東急グループ100周年トレインの車内広告に使用されている「TOKYU TRAIN HISTORY車内広告ポスター」もプレゼントする。

 今回のコンセプトルームは8500系が23年1月で退役することから、東急グループ100周年と掛け合わせ、企画された。

 担当者は「電車の近未来化により世代交代が進む中、50年近く活躍した車両は珍しく、しかもオールステンレスでできている古い電車で、多くのファンがいます。8500系大好きなファンの方だけでなく、小さなお子様にも東急電車を存分に味わっていただける客室となっています」とPRする。

「特定技能」制度周知へ 外国人材マッチングイベント開催(観光庁)

2022年11月2日(水) 配信 

観光庁はこのほど、宿泊業の特定技能外国人に係る制度周知セミナー・マッチングイベントを開く

 観光庁は11月から2023年2月までの期間、「宿泊分野の特定技能外国人に係る制度周知セミナーおよびマッチングイベント」を開く。ポストコロナを見据え、外国人材の受け入れを推進し、人材確保の促進が目的。

 イベントは2部構成で、第1部では宿泊事業者を対象とした特定技能制度の具体的な手続きやメリット、受け入れる際のポイントを説明する。第2部では、宿泊事業者と外国人材とのマッチングを行う。第1部または第2部どちらかのみの参加もできる。

 観光庁は、「外国人材に直接アプローチでき、採用面接へつなげることができる機会にしたい」考えだ。

 参加費は無料。

 

開催日

▽11月10日(木)・大阪
▽11月17日(木)・名古屋
▽11月24日(木)・福岡
▽12月8日(木)・群馬(草津)
▽12月15日(木)・兵庫(城崎)
▽12月21日(水)・大分(別府)
▽23年1月19日(木)・オンライン
▽1月26日(木)・オンライン
▽2月・東京での開催を予定。

日本修学旅行協会、2022年度版の教育旅行年報「データブック」発行 収束後の海旅再開意向も掲載

2022年11月2日(水) 配信

教育旅行年報「データブック」2022

 日本修学旅行協会(竹内秀一理事長)は12月1日(木)、2022年度版の教育旅行年報「データブック」を発行する。

 21年度に実施された教育旅行の実態をはじめ、新型コロナウイルスの影響に関する調査と年表、 コロナ感染収束後の海外教育旅行の再開意向や修学旅行の歴史などもまとめている。

 同協会は「2年続いたコロナ禍における教育旅行の全体像が分かる資料」と話す。

 11月30日(水)までに申し込むと、通常頒布価格1000円のところを、特価800円(税込、送料別)に割り引く。

 問い合わせ=日本修学旅行協会 ☎03(5640)8061。

KNT-CT、「世界遺産カレンダー」 23年版の予約販売始める

2022年11月2日(水)配信

2023年版世界遺産カレンダー(見本)

 KNT―CTホールディングス(米田昭正社長、東京都新宿区)は11月1日(火)、「近畿日本ツーリスト 世界遺産カレンダー」の2023年版の予約受付を始めた。価格は1本2200円(税込み・送料無料)。23年1月15日(日)まで、近畿日本ツーリスト公式通販サイト「e―MARKET」で販売している。

 同社オリジナル「世界遺産カレンダー」は、今回で28作目。当初は取引先などに配布していたものが好評を受け、これまで複数のカレンダーコンテストで上位を獲得したことから購入依頼の声が高まり、販売に至った。

 表紙は年間カレンダーとして使えるほか、ひと月ごとに作成された中面には、その月の世界遺産の説明や場所を示す地図が入る。貴重な建造物や遺跡などの文化遺産や、景観・自然環境などの自然遺産の四季折々に合わせた選りすぐりの写真で1年間楽しめる。

 サイズは760ミリ×520ミリのB2判カラー13枚綴り。商品代金の入金が確認でき次第、12月上旬から順次発送する。なお、販売数量に達し次第終了とする。

近畿のJTB店舗でプロモ実施 「~つなぐ~ つながる長崎」(長崎国際観光コンベンション協会)

2022年11月1日(火) 配信

長崎国際観光コンベンション協会はJTBと連携し、長崎送客CPを実施する

 長崎国際観光コンベンション協会は11月1日(火)から12月31日(土)まで、JTBと連携して長崎送客キャンペーン「~つなぐ~ つながる長崎」を展開する。プロモーションは近畿2府4県にあるJTB直営店舗で実施され、長崎への訪問動機の醸成をはかる。

 このうち、大型店10店舗の店内では特別展開として、「長崎ランタンフェスティバル」で用いられるランタンを装飾する。

 CPでは、ポスターやチラシ、冊子、マップなどの設置・配布、動画放映などで長崎観光の情報を発信する。このほか、石丸文行堂の万年筆インクやたてまつるの和手ぬぐいなど、長崎でしか出会えない商品を紹介し販売する。また、JTBふるさと納税セミナーのなかで、JTB会員に向けて動画配信を行う。

 同協会は、「西九州新幹線の開業で一段と近くなった関西エリアから集中送客の実現を狙う」考え。

訪日消費5兆円達成へ 各省庁施策を総動員した政策パッケージを発表

2022年11月1日(火) 配信 

政府はこのほど、「インバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージ」を決定した

 政府は10月28日(金)、観光立国推進閣僚会議の第17回会合を開き、「インバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージ」を決定した。インバウンド消費5兆円超を速やかに達成するため、「関係省庁の施策も総動員して集中的な取り組みを行う」(政府)考え。

 この政策パッケージでは、日本各地の魅力を全世界に発信する「観光再始動事業」をはじめとした取り組みを実施し、円安のメリットを生かしていく。

 政策パッケージの4つの柱として、①特別な体験の提供②大自然の魅力を活かした新たな体験の提供③イベントをフックとした誘客の促進④戦略的なプロモーション、CIQなどの受入環境整備──を掲げた。

 「特別な体験の提供」は、世界遺産である姫路城の天守閣の限定公開などをはじめ、全国で特別な体験や期間限定の取り組みの提供を推進するもの。

 アドベンチャーツーリズムなどの新コンテンツを、「大自然の魅力を貸した新たな体験の提供」として推進する。国立公園満喫プロジェクトも、夜間活用の促進などを通してもう一段階深化をはかっていく。

 「イベントをフックとした誘客の促進」として、観光×アートや、スポーツ、テーマパーク関連イベントなどを用いて全国各地への誘客をはかる。

 また、日本の観光の再始動をSNS(交流サイト)やテレビCMなどを活用して戦略的に発信する。このほか、CIQ(税関・出入国管理・検疫)体制をさらに高度にしていくことで、受入環境整備を推進する。

 これらの取り組みには、観光庁だけではなく、

▽内閣府(デジタル田園都市国家構想交付金の活用)
▽国土交通省(官民連携等による地域観光等の拠点となる都市公園の整備等ほか)
▽文化庁(日本博を契機とした観光コンテンツの拡充「日本博2.0」ほか)
▽農水省(地域の食体験コンテンツの造成・磨き上げ、一元的な情報発信)
▽宮内庁(正倉院関連イベント)
▽環境省(国立公園満喫プロジェクトほか)
▽スポーツ庁(大規模国際スポーツ大会開催準備)
▽外務省(国際交流基金による地域の魅力の発信ほか)
▽経済産業省(コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業ほか)
▽入管庁(円滑な出入国管理の実現ほか)
▽厚生労働省(地方空港における検疫業務実施体制の整備ほか)

──など各省庁の施策も含まれる。

全国の東横INN320店舗で「AEON Pay」の利用可能に

2022年11月1日(火) 配信

AEON Payイメージ

 イオンフィナンシャルサービス(藤田健二社長)は、ビジネスホテル東横INNを展開する東横イン(黒田麻衣子社長)とイオンペイ加盟店契約を結び、11月1日(火)から全国の東横INN320店舗で「AEON Pay(イオンペイ)」の利用が可能となった。ホテル業界でのAEON Payの導入は初という。

 AEON Payでの支払いにより、WAON POINTがたまり、加盟店で利用できる。

「豚」をキーワードにPR 千葉県旭市でモニターツアー 11月8日(火)にも開催

2022年10月31日(月) 配信

 旭市観光物産協会(千葉県旭市)は10月18日(火)、モニターツアーを行った。

 恵まれた地域資源があるものの、全国的な知名度が低いという課題を抱え、「旭ブランド確立」に向けた動きを加速させている旭市。モニターツアーでは出荷額全国2位を誇る「養豚」に着目し、「食」と「体験」の両面から旭市の産業を通じまちをPRした。

 生産者も参加者へ食材への思いなどを語り、旭市の魅力を宣伝。紙面では、10月18日に行われたツアーのようすを通し、まちの魅力に迫る。

「食」と「体験」通じ地域資源を発信

 千葉県旭市は九十九里浜に面した、屛風ヶ浦や飯岡灯台、温泉など魅力的な観光資源が点在する静かな田舎のまち。日本屈指の食材の宝庫で、まちにはたくさんの美食スポットがある。

 産業では農水産業が盛んで、農業出荷額は全国6位、千葉県内では1位を誇る。中でも盛んなのが養豚で、出荷額は全国2位、銘柄豚も20以上ある。一方で生産された豚を「旭市産」としてうまくPRができていないことから、認知度が高くないことが課題になっていた。

 こうした状況に対し旭市観光物産協会らが考案したのが、多くを海外に輸出している豚革を活用したPR。「命を余さず活用する」という考えのもと、2022年から地域ブランド「九十九里レザー」の開発をスタートした。その際九十九里浜の潮の香りを感じてもらえる商品にするべく、豚革を一度海水につけ、その後天日で干すというエイジング加工を施す工夫も行っている。

 現在「九十九里レザー」は、「縫左衛門 イオンタウン旭店」でカバンや小物入れなどとして販売しており、今後販路を拡大していくという。

 モニターツアーでは、まずレザーを海水につける作業を体験。エイジング加工を施した革はしばらく天日で干し、しおりに加工して後日参加者に配布される。

ペンケースづくりを楽しむ参加者

 一方のクラフト体験では、高野縫製の小野口亘氏の指導の下、「ペンケースづくり」に挑戦。「革は柔らかく、加工しやすかった。こういった体験ができて楽しかった」と参加者は感想を語った。

豊富な旭の恵みBBQで堪能

 昼食は旭市の銘柄豚「日の出ポーク」のリブロースやトントロなど様々な部位を、甘唐辛子、オクラなどの野菜、うるち米から作られた伝統郷土食の「性学餅」などと一緒に楽しむ、旭市の食の魅力を十二分に味わえるバーベキューを用意。養豚を営むしばちゃんの台所の柴しずい氏や農業を営む笑日咲の高根宏子氏、オオナギファームの大なぎ晋一氏がおいしい食べ方や食材に対する思いも語った。

生産者が思いを語る.

 柴氏は「皆さんに美味しい豚肉を食べてほしいと、餌を変えるなど生産者も互いに切磋琢磨している。うちでは、安心安全な豚肉を届けることと、おいしい豚肉にするために、大豆とトウモロコシを丸ごと使用した自然の餌にこだわっている」と「日の出ポーク」をPR。「脂身が甘くて、食べやすかった」、「豚肉の美味しさにびっくりした」など、参加者からも好評を博した。

新しい商品開発ファン獲得も期待

 「生産者の方の思いに触れながら、その食材を食べるという貴重な経験ができた」、「いろいろな場所で地産地消する姿を見られ、こういう場所で地域の魅力を感じるのもいいなと思った」、「海があり、おいしいものがあり、移住政策にも力を入れていることを実感した。いろいろな人にこのまちを勧めたい」など、さまざまな感想が挙がった今回のモニターツアー。

 ガイド役を務めた旭市観光物産協会の水野竜也事務局長は「今回のツアーは、うまく活用ができていなかった施設の利活用などを意識しコースを選定したので、ご協力いただいた皆さんにとっても新しい商品のカタチが見えたのではないでしょうか。またご協力いただけたことで我われも、今後新しい商品の開発につながると期待しています」と手ごたえを語った。

 そのうえで「旭市のイメージは九十九里浜と屛風ヶ浦の景観。ここを中心に農業が盛んで、おいしい食があり、医療が充実した住みやすいまちであることを発信したい」とし、「観光物産協会のメンバーでもある生産者の皆さんが参加者とたくさん交流して下さったので、まちのファンになっていただくきっかけも作ることができたと思っています」と語った。

 今回のモニターツアーは観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」の支援を受け、市と包括連携協定を結ぶ地域活性プランニング(東京都)が企画・監修プロデュース・運営役を担った。なお、同ツアーは、11月8日(火)にも同様の内容で行われる。

11月8日のツアーの申し込み・詳細はコチラから