日本の夏の涼を感じる新コースなど 外国人向けコース発表

2018年6月20日(水) 配信

川越氷川神社の風鈴回廊(写真・イメージ)などを巡る

はとバスはこのほど、外国語(英語・中国語)で案内するコース(18 年 7 ~12 月)を発表。18 年前期からの継続コース含め英語・中国語全 33 コースで、前年比6・0%増の4万2100人の利用を目指す。

 日本の夏の涼を感じる新コースでは、新たに川越氷川神社で4年前から開催されている風鈴まつりを見学するツアーを造成。川越氷川神社は、海外の Web サイトでも特集され、国内外で写真映えするスポットとして話題になっている。「日本食を食べたい」という利用者の声から、日本食ならではのさまざまなタケノコの味わいを楽しめる竹膳料理の昼食と、伝統的な和船で豪快に川を下る長瀞ライン下りを組み合わせた。そのほか、日本文化を体験できるコースとして、「谷中ウォーキングとご朱印」や「富士山麓周遊とフルーツ狩り」コースなど、新たに発表した計4コースで 1250 人の利用を目標に掲げる。

長瀞ライン下りと川越氷川神社風鈴まつり(英語・中国語) 詳細

旅行代金:大人 9800 円 子供 8800 円

設定:7 月 8 日から 9 月 8 日までの月水土
(7 月 14、16、8 月 4、11~15 を除く)

行程:

新宿駅東口(午前8:10 発)=長瀞ライン下り(乗船)=有隣倶楽部(竹膳料理の昼食)=川越氷川神社風鈴まつり(自由散策)=川越街並み(自由散策)=新宿駅西口(午後5:30 ごろ着)

トリップアドバイザー「外国人に人気の日本のレストラン 2018」を発表  19店舗が初登場

2018年6月20日(水) 配信 

鉄板居酒屋 祇園てなもんや

 

トリップアドバイザー(牧野友衛代表)はこのほど、同サイト上に投稿された外国語の口コミ評価をもとに、「外国人に人気の日本のレストラン2018」を発表した。和食、お肉の店が目立ちながらも、イタリアンやお好み焼き、中華料理、インド料理などがランクインした。19社店舗がランキングに初登場し、同社は「各国の飲食店が入り乱れる、ユニークなランキングとなった」と振り返る。料理だけでなく、おもてなしに対する口コミも多く、料理やサービスを含めた“体験”が人気の一因にありそうだ。

 同ランキングは今回で5回目。 1位は「ヤキニクバル 韓の台所 カドチカ店」となった。渋谷区道玄坂にあり、席のほとんどが外国人で埋まることもあるという。前年も5位にランクインするなど人気だったが、ついに1位の座を勝ち取った。同じ渋谷区にある別の店舗も16位に入り、躍進が目立つ。

  2位には「鍋ぞう 新宿東口店」(東京都新宿区)、 3位には「ハンバーグ&ステーキ専門店 听 梅小路店」(京都府京都市)となった。それぞれランキング初登場での上位進出だった。 4位に前回12位の「和洋小料理 さくら茶屋」(岐阜県高山市)、 5位には前回2位だった「ニーノ」(奈良県奈良市)が選ばれた。

 口コミを投稿する動機として、同サイト利用者の73%が「良い体験を共有したい」という調査データがある。トップ30にランクインした施設をみると、料理の味や店の雰囲気はもちろん、「素晴らしいサービス」「フレンドリーな接客」といった「おもてなし」に対する好印象な口コミが多くあった。

 投稿写真を分析すると、今回上位にランクインした施設は、口コミを促す取り組みに注力し、口コミを後押しするため、店舗内にちょっとした案内を置くなど環境作りも行っているようだ。同社は「小さな積み重ねが結果につながったランキングといえるかもしれない」とみる。

外国人に人気の日本のレストラン2018 トップ30 

1位(5) 焼肉バル 韓の台所 カドチカ店/東京都渋谷区

2位(初) 鍋ぞう 新宿東口店/東京都新宿区

3位(初) ハンバーグ&ステーキ専門店 听 梅小路店/京都府京都市

4位(12) 和洋小料理 さくら茶屋/岐阜県高山市

5位(2) ニーノ/奈良県奈良市

6位(4) お好み焼き 克/京都府京都市

7位(初) 伊勢すえよし/東京都港区

8位(18) STEAK AOYAMA/兵庫県神戸市

9位(初) れすとらん松喜屋 京都四条店/京都府京都市

10位(8) 居酒屋 ハイ スピリッツ/山梨県富士河口湖

11位(初) インド家庭料理 ドーン食堂 印度山/長野県松本市

12位(初) 八坂通り 燕楽/京都府京都市

13位(9) アラシのキッチン/京都府京都市

14位(6) 平安楽/岐阜県高山市

15位(初) LBK Craft/奈良県奈良市

16位(初) ヤキニクバル 韓の台所/東京都渋谷区

17位(初) すし 成田屋/京都府京都市

18位(初) プレミアム 听 三条木屋町店/京都府京都市

19位(初) 鉄板居酒屋 祇園てなもんや/京都府京都市

20位(1) お好み焼き ちとせ/大阪府大阪市

21位(初) お江戸あやとり/東京都新宿区

22位(7) グルテンフリーカフェ リトルバード/東京都渋谷区

23位(初) Wholefood Cafe Apprivoiser/京都府京都市

24位(初) 晶 築地/東京都中央区

25位(初) 餃子王 道頓堀店/大阪府大阪市

26位(初) パルコデッラパーチェ/広島県広島市

27位(23) 香りん寿司 Kourin Sushi/京都府京都市

28位(初) 小料理 いとう家/長野県松本市

29位(初) てらかわ/奈良県奈良市

30位(初) Trattoria Dai Paesani/東京都新宿区

※カッコ内は昨年順位、(初)はランキング初登場の意

※評価方法…2017年4月~2018年3月の1年間にトリップアドバイザー上の日本のレストランに投稿された外国語の口コミの評価、投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計。 なお、ランキングは料理を楽しむことができる飲食店を対象としており、飲み物やスナックを中心としているところは除いている

口コミピックアップ

1 ヤキニクバル 韓の台所 カドチカ店

ヤキニクバル 韓の台所 カドチカ店

 「”Reasonably priced for a high quality restaurant Great selection of different cuts of meat To try to taste And the sides are good too We had a party of six and everyone left with a happy belly.”(良心的な値段設定、すべてが高水準なお店。厳選されたさまざまなお肉の部位を楽しめます。サイドメニューも◎。当方、 6人グループでの店訪で、みんなのお腹も大満足です。)」

 「”The kobe beef was so tasty! Nice menu, good selection of drinks. The food was amazing, I was mind blown by the tomatoes, the best tomatoes I’ve ever eaten (please try them if you’re reading this). The wasabi was real and fresh. Service was impeccable, very quick and friendly, the chefs talk to you if you’re sitting at their table!Also it’a a no smoking restaurant so that’s another positive.”(神戸牛が絶品でした!飲み物も良かった。とくに印象深かったのがトマト(試す価値アリ)。ワサビも瑞々しく新鮮だった。非の打ち所のない接客。仕事が速く、親切。加えて全店禁煙な所も評価したい)」

 2位 鍋ぞう 新宿東口店

鍋ぞう 新宿東口店

 「”First time eating Sukiyaki and the experience was fantastic! English menus are provided and a reservation was easy to make with an English speaker. The food was very good and a great deal especially for groups. Justyna was a huge help by explaining everything showing us how to prepare the Sukiyaki. Overall a great experience thanks to her help!”(すき焼きは初体験だったけど、実に満足。英字メニューも置いてあるし、電話による予約も英語でOK。グループでのお食事に最適かと。 Justynaさんにすき焼きの作法から食べ方まで丁寧に説明していただきました。こんな体験をもたらしてくれた彼女に感謝)」

17 すし 成田屋

すし 成田屋

 「”The food here was super delicious. Just off the main road so could escape all the tourists everywhere. The fish was fresh and beautifully prepared. It was all reasonably priced and the sushi and sashimi were a good size.”(本当においしかった!観光客の少ない穴場的スポットをお探しの方にピッタリです。新鮮な魚を、優美な盛り付けで。お財布に優しく、ちょうどいい量の寿司&刺身を堪能できるお店です)」

・23位 Wholefood Cafe Apprivoiser

Wholefood Cafe Apprivoiser

 「Apprivoiser」は、フランス語で「きずな」を意味する。「”Had homemade granola and yogurt with a green smoothie and coffee. Tasty and healthy. Service was also great. There aren’t many places like this in Kyoto so this is a good find.”(自家製グラノーラ、ヨーグルト、スムージーやコーヒーも堪能。美味しく健康的。サービスも良かった。京都では数少ないコンセプトを持った良店)。

 「”Arrived in Kyoto at midday, headed to Wholefood and ordered the 1000 yen standard veggie lunch; a wonderful variety of warm vegetables, miso, noodles and fried tofu that left us full and happy…and two good latte coffees too! Recommended!”(正午、京都に到着後、自然食品が売りのこちらのカフェで千円の野菜ランチを注文。彩り豊かな温野菜、味噌、麺、揚げ出し豆腐でお腹も心も大満足。ラテも絶品だった!オススメです)」

「幻!?」の博物館動物園駅をリニューアル!

2018年6月20日(水) 配信

「旧博物館動物園駅」の駅舎外観。東京藝術大学のほか、東京国立博物館や恩賜上野動物園、国立国会図書館国際子ども図書館など、さまざまな人気スポットが徒歩圏内。日比野氏よる新たなデザインを、写真右端の扉部分に施す予定だ(撮影=記者、2017年5月)

京成電鉄は6月19日(火)、「旧博物館動物園駅」(東京都台東区・上野公園)の駅舎を秋ごろに一般公開すると発表した。同駅は1997年に営業を休止。休止前の95年には、人気漫画・こちら葛飾区亀有公園前派出所で「幻!?」の駅として取り上げられるなど、鉄道ファン・近隣住民らの間では広く知れ渡っていた。今年に入り、東京都景観条例に基づく都選定歴史的建造物に認定されたことを受け、観光スポットとして改めて注目を集めている。公開に先立ち、7月から同駅に隣接する東京藝術大学と連携して改う・修復工事に当たる。

 現代美術家の日比野克彦氏が、新たに設ける駅舎出入口の扉デザインを担当する。イタリアの国際芸術祭(第46回ベネチア・ビエンナーレ)では、90年代の閉塞感を表現したアート作品を多数出品し話題を集めるなど、国内外で高く評価されるアーティストの1人。東京藝術大学の先端芸術表現科では教授を務め、後進の育成にも力を入れる。

 駅舎に隣接する9つの文化・芸術施設をモチーフに、新しい扉のデザインを考案した。駅舎は、隣接施設へのアクセスが良い高台に位置することから、上野エリアの観光構想(文化の杜・新構想)では、新しい文化の拠点に位置づけられていた。京成電鉄では、近隣施設をモチーフに選ぶことで、新構想の期待に応えることができるとみる。

改修後の「旧博物館動物園駅」駅イメージ と、日比野氏による扉のデザイン(右)(同社報道資料より)

栃木・日光に天然の雪が登場 6月23日~7月1日の土日限定

2018年6月19日(火) 配信 

雪すべり台

真夏に天然の雪で遊べるファミリー向け企画「夏の雪遊び」が2018年6月23日(土)、24日(日)、30日(日)、7月1日(日)の計4日間、栃木県日光市の奥鬼怒温泉にある女夫渕駐車場で開催される。入場無料。

 主催は奥鬼怒・川俣温泉旅館組合。冬に積もった雪を活用したイベントで、3月半ばから雪を集め始め、夏まで大量の雪を保存している。期間中はミニ雪ぞりすべりや雪玉ストラックアウト、雪上スイカ割りなど夏の雪遊びが楽しめる。さらに、魚のつかみどりもあり、採った魚を炭焼きで食べることもできる。

開催概要

イベントチラシ

日程:2018年6月23日(土)~6月24日(日)、6月30日(土)~7月1日(日)

時間:午前10:00~午後3:00 ※雨天中止

会場:奥鬼怒温泉の特設会場(受付:女夫渕駐車場)

主催:日光市観光協会

tel0288-22-1525

はとバス車内でお笑いライブを開催

2018年6月19日(火) 配信

プラス・マイナス・岩橋氏の10回目のお笑いライブを行う(C)400400

はとバスはこのほど、よしもと芸人と行く一夜限りの特別ツアーを発表。よしもとお笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌氏のお笑いライブ「岩橋1人喋り」が7月24日(火)、新型 2 階建てバス「アストロメガ」で行われる。

 今回のコースで行われるお笑いライブは、2017年10月から毎月開催されている「岩橋1人喋り」の記念すべき10回目。はとバス創立70周年記念コース「よしもと芸人と行く!ルミネ theよしもと」を企画した縁で実現した。ツアーではお笑いライブのほか、全高 3・78 ㍍の 2 階建てバスからの夜景も楽しめるほか、ルミネtheよしもとペアチケットやグッズがあたる抽選会も行われる。

よしもと芸人「プラス・マイナス」岩橋1人喋りスペシャルバスツアー 概要

旅行料金:大人 3600 円 子供 1950 円

設定日:7月24日(火)限定

人数:40人

旅程:

東京駅丸の内南口(午後7:00 発)=銀座ドライブ(煌めく銀座の街の夜景を車窓から)=レインボーブリッジ(通行)=お台場(カメラストップ・30 分)=東京タワー・メインデッキ(150㍍からの展望・40 分)=東京駅丸の内南口(午後10:00 着予定)=銀座キャピタルホテル新館(午後10:10 着予定)

スポーツイベントを募集、沖縄県がスポーツツーリズム支援

 

 

2018年6月19日(火) 配信

2017年度開催スポーツイベント実績

沖縄県は現在、2018年度「スポーツイベント支援事業(補助事業)」の補助対象を募集している。観光分野で力を入れている「スポーツツーリズム」の推進を促す事業として、民間などが取り組むスポーツイベントをモデル事業に選定。その立ち上げや定着を支援して、地域活性化につなげることを目的とする。

 同事業では、「①新規事業支援枠(上限1千万円)」「②定着化枠(上限800万円)」の補助を予定している。詳細な募集要領は沖縄県庁サイトから。

公募・入札/沖縄県
http://www.pref.okinawa.jp/bosyuu/index.html

スペーツイベント支援事業

 2010年度から8年間で56スポーツ団体の事業を採択し、支援を行った。その結果、「沖縄コーポレートゲームズ」や「美ら島オキナワCenturyRun」など、毎年、県内外から2千人以上を集客する大型イベントも生まれた。昨年度は、冬のビーチのにぎわい創出モデルとして、新感覚スポーツの「沖縄オープンビーチテニストーナメント」や「WSWCF公式ストリートワークアウト日本大会in沖縄」を開催するなど、はじめは小規模でも、将来、人気スポーツイベントになる可能性を秘める、キラリと光るスポーツも選考の対象にしている。

 現在、国内ではラグビーワールドカップや2020東京オリンピック・パラリンピックなど世界的なスポーツイベントの開催、Jリーグ、Bリーグなど地域スポーツの盛り上がりを契機に、スポーツを観光資源として活用する、「スポーツツーリズム」を取り入れた地域活性化が推進されている。沖縄県は、2010年度に「スポーツツーリズム戦略」を策定し、現在さまざまな取り組みを通じて、スポーツの聖地となるべく、「スポーツアイランド沖縄」の形成に取り組んでいる。

●応募申請書の提出期限:2018年6月22日(金)必着予定

●企画提案書の提出期限:2018年7月2日(月)必着予定

●募集するモデル事業:
・県外/海外からの誘客が見込まれ、沖縄でその種目を行う優位性や理由があり、補助終了後の事業の継続、及び発展性が見込まれるスポーツイベント
・誘客力のある大型イベントから、小規模でも沖縄の新たなスポーツコンテンツになる可能性があるものや、年間を通じた開催が可能なスポーツイベントまで幅広い事業

●支援内容:
スポーツイベント新規事業支援枠
・新規に立ち上げるスポーツイベントの運営に要する経費
・補助率2/3(上限1千万円)

スポーツイベント定着化枠
・立ち上げ後、2~3年目のスポーツイベントの運営に要する経費
・補助率1/2(上限800万円)

●2017年度補助事業実績:
「スポーツアイランド沖縄-ピックアップイベント」
※昨年度実績:応募数30件、事業採択6件

【沖縄県でのスポーツイベント開催の魅力について】
1.1年中さまざまなスポーツが楽しめる温暖な気候
冬でも気温15~20℃前後の温暖な気候で、1年中さまざまなスポーツが楽しめる。

2.「観光立県沖縄」として充実の団体受け入れ体制
沖縄県は、2017年、観光客約939万6,200人(過去最高)を記録した「観光立県」。国内外の航空路線の拡充、2次交通、各施設(宿泊・観光・競技)、イベント会場など、観光客の受入体制が充実している。また、ホスピタリティーあふれる県民性がスムーズなイベント運営をサポートする。

3.スポーツ仲間が集まる「スポーツアイランド沖縄」を体感!
「スポーツアイランド沖縄」を目指す沖縄県は、とくに温暖な気候が続く冬・春においてプロスポーツからアマチュアスポーツ、学生スポーツ団体のキャンプ地として知られている。また年間を通して、マリンスポーツやマラソン、サイクリング、ゴルフ、トライアスロンほか多数のスポーツイベントの開催地となっている。

世界ジオパーク認定の伊豆半島をPR 散策ツアーなども

2018年6月19日(火) 配信

宿泊客向けジオツアーを企画(写真はツアー下見時のもの)

伊豆半島ジオパークが今年4月、「世界ジオパーク」に認定されたことを受け、「散策ツアー」の企画や地域での認知向上への取り組みが活発化している。

下田東急ホテルで宿泊者向け「ジオツアー」

 下田東急ホテルでは宿泊者向けのジオツアー「あじさい祭りコース」を企画した。午前9時にホテルを出発し、ジオガイドの案内で和歌の浦遊歩道、下田公園などを約2時間半ほど散策する。ホテルのコンシェルジュが宿泊客とガイドの橋渡しをすることが特徴だ。

 ツアーへの参加を希望する宿泊客は前日の午後6時までにコンシェルジュに申込み、コンシェルジュがジオガイドを手配する。当日朝、ガイドがホテルで参加者を迎え、和歌の浦遊歩道や江戸時代の船の関所である番所跡、下田公園、ペリーロードなどを経て、ホテルに戻る。花だけでなく、絶景、歴史も楽しめる内容だ。料金は大人2千円、小中学生1千円。(参加者がガイドに直接支払う)

 あじさい祭りが終わる6月以降の企画も検討している。

東海バスは全路線バス車内に応援ポスター

 東海自動車は「東海バスは伊豆半島ジオパークを応援しています」とのメッセージを盛り込んだポスターを制作し、同社グループの全路線バス(約250両)の社内と、中伊豆エリアの主用バス停に掲載した。

 同社では以前から、路線バス・貸切バスに応援メッセージステッカーを、一部バス停でロゴマークをはり、アピールに一役買ってきた。4月の「世界ジオパーク」認定を受け、A3判のポスターを制作し、ラミネート加工を施した。最初はバス乗降客の目に留まりやすい乗降口の運賃箱に掲示。その後、B3判ポスターも作成し、車内窓上へと掲示箇所を移し、ラミネート加工したポスターは中伊豆エリアの主用バス停に貼りだした。

東海地区で眺望にこだわったラグジュアリーバス「碧号」導入

2018年6月19日(火) 配信

バス車両のファーストクラスを実現

クラブツーリズムは7月1日(日)から、同社ツアーの「ロイヤル・グランステージ」で利用するバス「ロイヤルクルーザー四季の華」の最新車両「碧(あおい)号」を東海地区で導入する。ツアーは現在販売中で、7月催行ツアーは、ほぼ満席となっている。

 「碧号」の車内は、窓の上についていた荷物棚を取り外し、座席の前にデスク型の木製の手荷物置きを設置。視界を遮らない空間設計を行うなど、“眺望”にこだわった快適な空間に仕上げられている。担当者は、「一度お乗りいただいたら、普通のバスツアーには戻れないというのがコンセプトだ」と意気込んでいる。東海地区では最上級バスの旅「ロイヤルクルーザー四季の華」のほか、豪華貸切バス車両がまだ少数だということに着目し、百貨店の外商部門や信託銀行など異業種と連携し、富裕層におすすめの旅行としてもPRしていく。

沖縄県と包括的連携協定を締結 JALグループ 

2018年6月19日(火) 配信

沖縄のビーチ(イメージ)

日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアコミューター(RAC)はこのほど、沖縄県と包括的連携協定を締結した。長年にわたり沖縄に根ざしてきた地元企業であるJTA、RACを核として、JALグループ総力を挙げて、沖縄県と相互かつ緊密な連携や協力を行い、沖縄の振興と地域社会の永続的な発展に寄与していく。

 □協定の概要

(1)国際的な沖縄観光ブランドの確立

(2)ものづくり産業の振興と地域ブランドの形成

(3)伝統文化の保全・継承および新たな文化の創造

(4)離島を含む地域社会の産業振興と活性化

(5)自然環境の保全・再生・適正利用

(6)子供・若者の育成支援

(7)その他、沖縄21世紀ビジョンに掲げられた施策の推進

主な取り組み

ものづくり産業の振興と地域ブランドの形成に関すること

 ・「國酒・琉球泡盛応援プロジェクト」による泡盛のPR、国内外への販売促進協力

 ・JTA便機内でのシークヮーサードリンク提供

伝統文化の保全・継承および新たな文化の創造に関すること

 ・かりゆしウェア普及/PR活動(客室乗務員/地上係員のかりゆしウェア着用)

 ・島くとぅば(島ことば)の普及活動(機内/県内空港での島くとぅばアナウンス、機内での島くとぅばシール配布)

 ・空手発祥の地OKINAWA「空手ジェット」の就航

離島を含む地域社会の産業振興と活性化に関すること

 ・県内離島イベントへの協賛、臨時便運航

 ・島あっちぃ(島歩き)事業へのPR協力

 ・機内誌やHPなどさまざまなコンテンツによる離島の魅力発信

 ・災害発生時などの離島復旧支援

自然環境の保全・再生・適正利用に関すること

 ・世界自然遺産登録への支援、シンポジウム開催

 ・除草/ビーチ クリーン活動、ロードキル防止標識

子供・若者の育成支援に関すること

 ・航空教室の実施(各離島、本島北部、那覇空港)

 ・あおぞら図画コンクールの実施

 ・琉球大学、沖縄高専との連携協定締結

地震受け、大阪府でWi-Fiスポット無料開放 外客トラブル目立つものなし

大手3キャリアがWi-Fiスポットを無料開放した。インバウンドも、情報に利用できる。なお、観光庁によると、現時点で地震によるインバウンドのトラブル情報は確認していないとのこと

2018年6月19日(火) 配信

携帯電話キャリア大手3社(NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク)は6月18日(月)、各々が提供する公衆無線 LANサービス(Wi-Fiスポット)を無料開放すると発表した(大阪府全域)。大阪府北部を震源とする地震を受けたもので、スマートフォン端末などに表示される、災害用統一SSID(00000JAPAN)を選択すれば、ユーザーは契約キャリア・国内外にかかわらず、インターネットに接続できる。

 同SSIDは、緊急時の情報収集・安否確認などでの利用を想定し、団体組織・無線LANビジネス推進連絡会(北條博史会長)が中心となって制定した。

 大規模災害発生時に公衆無線 LAN を無料で開放することを目的としたもので、ユーザー認証や暗号化は行われていない。3月に発表された最新のガイドラインによると、接続時間にも制限を設けていない。

 見知らぬ地で災害に遭遇すれば、大きな不安を抱いてしまうもの。避難所の確認や医療機関の検索でも役立つ仕組みとなっている。近年、多くの自治体が、緊急時の情報収集でハンディキャップを持つ訪日外国人旅行者(インバウンド)を支援する取り組みに力を入れている。自治体向けに、2次元(QR)コードを活用した緊急時の翻訳サービス・ICTインフラ整備を提供する会社も出てきており、今回の地震を機に、取り組みはさらに進みそうだ。

 なお、 観光庁に問い合わせたところ、6月18日(月)に発生した大阪府北部を震源とする地震によるインバウンド関連のトラブルは確認していないとこと(6月19日(火)現在)。引き続き、日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)と連携し、情報収集に当たっていくとした。