山陰道鳥取西道路が全線開通!新元号「令和」ゆかりの観光スポットへのアクセスが便利に

2019年4月25日(木) 配信

法華寺畑遺跡

 山陰道鳥取西道路が5月12日(日)に全線開通する。新たに開通する区間は、山陰道鳥取西ICから青谷ICまでの17.5㌔で、県内の東西方向への移動時間が短縮されることで観光シーズンの渋滞緩和が期待される。また、鳥取西道路開通を記念した特設サイトを、4月から鳥取県観光連盟HP内に開設しており、アクセスが便利になった観光スポットの紹介も行っている。新元号「令和」の出典である万葉集で最後の歌が詠まれた鳥取県ならではのキャンペーンも行う。

「令和 万葉の郷」とっとりけんスタンプラリーキャンペーン

 万葉集最後の歌が詠まれた「万葉の郷とっとりけん」は新元号が「令和」になったことを祝して、スタンプラリーキャンペーンを行う。県内3カ所の万葉集ゆかりの地を巡って専用ハガキにスタンプを集めて応募すると、1万円相当の万葉牛など、万葉ゆかりのプレゼントが抽選で当たる。

開催期間:4月27日(土)~6月30日(日)

専用ハガキ設置場所:道の駅・観光案内所など

スタンプ設置場所:

 東部 鳥取市因幡万葉歴史館/鳥取県鳥取市国府町町屋726

 中部 伯耆国府跡 法華寺畑遺跡(国分尼寺)/鳥取県倉吉市国府

 西部 粟嶋神社/鳥取県米子市彦名町1404

https://www.tottori-guide.jp/808/959/24937.html
https://www.tottori-guide.jp/808/959/24937.html

「鳥取砂丘 砂の美術館」今夏のテーマは南アジア

鳥取砂丘 砂の美術館

 「鳥取砂丘 砂の美術館」は鳥取砂丘の砂を素材にした砂像彫刻作品を専門で展示する世界初の美術館だ。世界旅行をテーマとした展示の第12期は「南アジア」となる。モヘンジョダロ遺跡や霊廟タージマハル、バーミヤンの大仏など名所や旧跡21個の作品が展示される。

展示期間:2019年4月13日(土)~2020年1月5日(日)/開催期間中は年末年始含め無休

入館料:一般600円(団体500円)/小中高校生300円(団体200円)

住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17

「鳥取市因幡万葉歴史館」

鳥取市因幡万葉歴史館

 新元号「令和」の出典である「万葉集」で最後の歌を鳥取で詠んだ万葉歌人・大伴家持や、古代から中世の因幡を紹介する歴史博物館。周辺には大伴家持が国守を務めた因幡国庁跡や大伴家持歌碑などがある。

イベント情報

1.万葉人に変身!まが玉づくり&万葉衣装体験

 古代アクセサリーのまが玉を作り、完成後は万葉衣装を着て、記念写真が撮れる。

開催期間:4月27日(土)~5月6日(月・祝)

参加料:500円

2.安野光雅が描く 心のふるさと明日香・奈良

 開館25周年を記念して開催する特別展。絵本「ふしぎなえ」や「旅の絵本」などで世界的に著名な画家安野光雅さんが描く明日香、奈良の原画を展示する。

開催期間:4月20日(土)~6月9日(日)

観覧料:一般500円 高校生以下・65歳以上無料

住所:〒680-0146 鳥取県鳥取市国府町町屋726

TEL:0857-26-1780

入館料:一般300円 小中学生以下・65歳以上は無料

プレミアムクルーズ「Muse」

クルーズ船でのスイーツ

 浦富海岸クルーズは、透明度が水深25㍍ともいわれる海と白砂青松の美しい砂浜、山陰海岸ジオパークの複雑に入り組んだリアス式海岸を巡る。そのなかでも女性に好評の昨年運航を始めたクルーズ船「Muse」はブランチクルーズとスイーツクルーズがあり、ゆったりとした60分間の船旅を食事と共に楽しめる。 

所要時間:約60分(ブランチクルーズ 午前10:00~、スイーツクルーズ 午後2:30~)

料金:大人4800円(税込)子供4100円(税込)

観光用EVカー「ジオコムス」

ジオコムス

 オーシャンビューなどの絶景が連なる鳥取県東部の岩美町では、ゴーカートのような1人乗り超小型観光用EVカー「GEOCOMS」(ジオコムス)を使った絶景スポット巡りが人気だ。今年4月には鳥取砂丘ステーションを開設し、鳥取砂丘を起点に山陰海岸ジオパークの絶景スポットが巡れるようになった。

料金:3時間3千円(税込)

※普通自動車運転免許証が必要

観光パスポート「トリパス」

トリパス

 県内の観光施設や店舗などで提示すると割引特典が受けられる観光パスポート「トリパス」が登場する。 鳥取和牛や一夜干しなど、とっとりの恵みセットが抽選で当たるスタンプラリーも実施している。

利用期間:4月1日(月)~9月30日(月)※スタンプラリーの期間も同様

配布場所:観光案内所、県内や近隣の道の駅など

TEL:0857-39-2111 (公社)鳥取県観光連盟

沖縄県・宮古島の雪塩ミュージアムが「ミュージアムラウンジ」を新設

2019年4月25日(木) 配信

雪塩ミュージアム

 沖縄県・宮古島で作られるパウダー状の塩「雪塩」を製造販売するパラダイスプラン(西里長冶社長、沖縄県宮古島市)はこのほど、雪塩の製塩工場と売店を併設した施設「雪塩ミュージアム」をリニューアルオープンした。売店の隣に「ミュージアムラウンジ」を新設し、来場者がゆったりと島時間を満喫できるスペースを提供する。焼きたての塩パンを販売するカフェコーナーや自由に閲覧できる書棚があり、旅の疲れを癒す新スポットになりそうだ。

沖縄や宮古島、塩に関する本が置かれている

 宮古島の観光スポット・西平安名崎近くにある雪塩ミュージアムは、ガイドの案内で製塩工場を見学しながら工程が学べるほか、雪塩を使ったソフトクリームやお菓子、スキンケア用品など多彩な商品が販売されている。年間来場者数は18万人で、国内外から多くの人がこの施設を訪れている。とくに2015年1月の伊良部大橋開通以降、宮古島の観光客が急激に増加し、数年前と比べて2倍以上となっている。

 これらの状況に対応するため、雪塩ミュージアムでは施設を拡張し、2002年の開店以来初となる本格的リニューアルを行った。雪塩の魅力を知ってもらい、時間に追われず買い物を楽しんでもらいたいとの思いが込められている。雪塩に興味がある人はもちろん、宮古島ならではのお土産を探している人やドライブ途中の休息に立ち寄るのもおすすめだ。

雪塩ミュージアム 概要

所在地:沖縄県宮古島市平良字狩俣191 

営業時間:午前9時~午後6時半(4~9月)、午前9時~午後5時(10~3月)

TEL:0980-72-5667

アクセス:宮古空港から車で約30分

ガイド料金:無料

予約:不要(※団体は要予約)

阪急電鉄と阪神電車 SDGs啓発のためのラッピング列車を運行へ

2019年4月25日(木) 配信

プロジェクトのシンボルマーク

 阪急電鉄(杉山健博社長、大阪府大阪市)と阪神電気鉄道(秦雅夫社長、大阪府大阪市)は2019年5月27日(月)~20年5月末まで、持続可能な開発目標「SDGs」の啓発メッセージを発信する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」を運行する。両社の親会社である阪急阪神ホールディングスグループが推し進める「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」10周年に合わせたもの。

 同プロジェクトは、09年からスタートし、SDGsの達成に向けた取り組みの1つ。街の環境を良くする「地球環境づくり」と、まちの将来を担う「次世代の育成」を重点領域としている。同列車は、国や沿線自治体のほかSDGsの取り組みに先進的な企業や市民団体などと連携して、SDGsの啓発メッセージを発信するために企画した。

列車概要

名称:SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号

運行車両:
「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」では、省エネ車両を使用する。
<阪急電鉄> 神戸線・宝塚線1000系、京都線1300系車両 各1編成(8両編成)
※1000系・1300系車両は、高効率のVVVFインバータ制御装置、モーターのほか、前照灯を含むすべての照明機器にLED照明を採用。従来型(5000系、6000系などの電力回生ブレーキ非搭載車)よりも約50%、前形式(9000系)と比べても約20%の消費電力削減を実現するとともに、低騒音の全閉式モーターや駆動装置、側窓にUVカット複層ガラスを採用することにより、車内外の騒音を低減させている。

<阪神電車> 阪神1000系車両 1編成(6両編成)
※1000系車両は、高効率のVVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置には停止直前まで電力回生ブレーキが作用する純電気ブレーキを採用。照明機器、行先・種別表示器、車内案内表示器をすべてLED化するとともに、車体をステンレス製として軽量化をはかり、また外板を無塗装とすることで環境に配慮している。

運行期間(予定):
 19年5月27日(月)~20年5月末

運行区間:
<阪急電鉄>
神戸本線(梅田~神戸三宮および今津線経由宝塚)、神戸高速線(神戸三宮~新開地)、宝塚本線(梅田~宝塚)、箕面線(石橋~箕面)、能勢電鉄線(川西能勢口~日生中央)、京都本線(河原町~梅田)、千里線(北千里~天神橋筋六丁目)、Osaka Metro堺筋線(天神橋筋六丁目~天下茶屋)で運行

<阪神電車>
本線、阪神なんば線、神戸高速線を中心に、相互直通運転している山陽電鉄線(西代~山陽姫路)や近鉄線(大阪難波~近鉄奈良)でも運行

車両のデザイン・特徴
先頭・最後尾車両(上:阪急電鉄 下:阪神電車)
SDGsの目標をイメージするさまざまな人や生き物たちが、より良い地域・社会を願いながら、未来へ向かってパレードをしていくようすを、「ゆめ・まちプロジェクト」のシンボルマークを描くウマカケバクミコ氏(※2)のイラストでデザイン。SDGsの17の目標を親しみやすく表現している。このほか、「ゆめ・まちプロジェクト」の10周年を記念するヘッドマークを掲出する。
(※2):大阪府出身のイラストレーター。キャラクター・広告・出版・Webなどのイラストを幅広く制作。ゆめ・まちプロジェクトの立ち上げ時から、シンボルマークをはじめイラスト全般を担当している。

ラッピング列車のイメージ(上は阪急電鉄 下は阪神電車)

中間車両
側面の各ドアの横に、SDGsの全体ロゴ並びに1~17の目標のステッカー(計18種)と「ゆめ・まちプロジェクト」の10周年を記念するステッカーを掲出する。

車両内広告
すべての広告スペースを使って、SDGsが掲げる各目標の解説や、SDGsに関連した当社グループおよび国・沿線自治体・協賛企業・市民団体等の取り組みに関するポスターを掲出する。

主催者など
主催:阪急阪神ホールディングス株式会社
共催:阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社
企画監修:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(※3)
(※3):SDGsの実現に取り組むNGO・NPOなど約110団体が集まり、さまざまな政策提言や情報発信を行っているネットワーク組織。同代表の黒田かをり氏は、日本政府のSDGs推進本部の円卓会議に市民側有識者として参加している。
協賛:花王株式会社、サントリーホールディングス株式会社、積水ハウス株式会社、ダイキン工業株式会社、凸版印刷株式会社、パナソニック株式会社、ヤンマー株式会社 (50音順)
後援:外務省、環境省、国連広報センター
協力: 関西SDGsプラットフォーム、JICA関西、社会福祉法人大阪ボランティア協会、認定NPO法人環境市民、公益社団法人日本フィランソロピー協会

阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト

「未来にわたり住みたいまち」をつくりたい。そんな想いに共感する、まちに関わるさまざまな人々と協働しながら、阪急阪神ホールディングスグループを挙げて社会貢献活動を推進している。

重点領域
環境づくり
地域コミュニティが、安全・安心かつ文化的で、環境に配慮しながら発展する、持続可能なまちづくりに取り組む。

人づくり
未来の地域社会を担う人材であるこども達が、夢を持って健やかに成長する機会を創出する。

取り組み事例
グループ各社との協働
グループ各社の社会貢献活動の「認定・促進制度」
ゆめ・まちチャレンジ隊
ゆめ・まち親子チャリティコンサート
このほか、年間約100件の活動を行っている。

地域社会との協働
市民団体を資金面から支援する
「阪急阪神 未来のゆめ・まち基金」
市民団体の活動の発展を支援する
「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボ」

従業員との協働
従業員の自主的な社会貢献活動を促す
「社会貢献ポイント制度」
従業員のボランティア活動団体を支援金面から
支援する 「ゆめ・まち ええこと応援団」

5月1日から応募可能!「もう一泊 もう一度キャンペーン」

2019年4月25日(木) 配信

 日本旅行業協会(JATA)は5月1日(水)から、国内宿泊旅行キャンペーン「もう一泊 もう一度(ひとたび)キャンペーン2019」の募集を開始する。今年は取り組みをより深化させるため、「東北復興」「国立公園利用者拡大」「日本遺産の観光資源活用」の3つをテーマに掲げる。応募総数は昨年から10%増の3万3千人を目指す。

 同CPは宿泊旅行の拡大を目指し、2009年から開始した。JATA会員の旅行会社の店頭やウェブサイトから1万円以上の宿泊旅行商品を購入し、応募すると「1万円分のJATA国内宿泊旅行引換証」か地域の特産品が抽選で総勢1千人に当たる。

 11年目を迎える今回のCPは国の施策と連動し、テーマ性を持った展開をはかる。これまでの観光庁や観光系宿泊団体の後援に加え、新たに環境省と東北観光推進機構が後援。文化庁の協力も得た。国内宿泊旅行拡大のムーブメントを醸成するとともに、3つのテーマの魅力を発信し、会員会社の旅行商品の販売拡大につなげたい考え。CPサイトは、東北観光推進機構など関連サイトと連動するほか、会員会社が販売する各テーマの商品を紹介する。

 CPへの応募者自体は年々増加しており、専用フェイスブックのファンは約4万人いるという。今年は発信を強化し、応募者の拡大と周知拡大をはかる。

「もう一泊 もう一度(ひとたび)キャンペーン2019」概要

応募期間:【第1回】2019年5月1日(水)~7月31日(水)【第2回】8月1日(木)~10月31日(木)【第3回】11月1日(金)~2020年1月31日(金)

応募資格:期間中にJATA会員会社で1万円以上の国内宿泊旅行商品を購入した人

応募方法:「もう一泊 もう一度(ひとたび)キャンペーンサイト2019」ホームページの応募フォームか応募封筒より応募。バウチャー(宿泊旅行クーポン券、最終日程表の控えなど)のコピーまたは写真データを添付する。

応募対象宿泊期間:2019年4月1日(月)~2020年1月30日(金)まで

3世代バスツアーや高級バスツアーを充実 はとバス夏の宿泊ツアー

2019年4月25日(木) 配信

ラベンダー畑(イメージ)

 はとバスはこのほど、2019年7月~9月の宿泊バスツアー72コースを売り出した。夏休みや9月の大型連休に向け、3世代で楽しめるバスツアーや、高単価商品を充実した。

 ファミリー層をターゲットとしたツアーは、夏休みや9月の3連休向け15コースを造成した。今年は新たにテーマパークなどに行くコースを設定した。併せて、9月に出発設定日がある24コースで敬老の日キャンペーンを実施する。アクティブシニア層を対象に、60歳以上の利用者に各コース特典を用意。夏休み、9月の3連休向けツアー15コースのうち13コースが同キャンペーンにも該当しており、3世代バスツアーとして楽しむこともできる。

夏休み向け・敬老の日キャンペーン該当コース例

夏のひんやりスポット決定版富士山五合目と富士サファリパークの夏休み2日間

出発日:7月2日~31日、8月2日~31日、9月4日~23日の設定日

※9月発限定で、敬老の日特典対象の利用者に夕食時ドリンク1杯付

旅行代金:

大人2万2800円~3万1800円(全日程、3人1室以上で申込みの場合、子供代金半額)

行程

1日目:

新宿駅西口(午前9:30発)=中央道=富士山五合目(自由散策)=【8月中旬まで】山梨桃狩り(食べ放題)または【8月中旬以降】山梨巨峰狩り(食べ放題)=石和温泉(午後4::30頃着)

2日目:

石和温泉(午前9:00頃発)=あさぎりフードパーク(食のテーマパークでショッピング)=白糸の滝=お宮横丁=富士山本宮浅間大社(参拝)=富士サファリパーク(入園、約2時間)=新宿駅(午後7:00着予定)

「ピアニシモⅢ」で行く最上級バスツアー

 化粧室付き最上級バス「ピアニシモⅢ」で行くツアーは、9コース造成した。今夏の最高額コースは、6泊7日の北海道ツアーで、21万8千円~32万8千円で、知床、富良野、美瑛、札幌などを巡る。

北海道絶景巡り世界遺産知床半島と富良野・美瑛7日間(コース一例)

出発日:7月22日、8月1日(全2回)

旅行代金:大人21万8000円~32万8000円

行程

1日目:

浜松町(午前11:00発)=東北道=仙台フェリーターミナル(午後7:40発)~太平洋フェリー「いしかり」~船中泊

2日目

~苫小牧港(午前11:00頃着)=ノーザンホースパーク(入園・昼食:北海道サーモンソテー)=日勝峠=足寄=阿寒湖温泉(午後6:00頃着)

3日目

阿寒湖温泉(午前9:30頃発)=摩周湖=硫黄山=屈斜路プリンスホテル(昼食:洋食コース)=オシンコシンの滝(観瀑)=ウトロ温泉(午後4:30頃着)

4日目

ウトロ温泉(午前8:00頃発)=世界遺産・知床半島クルーズ(乗船)=知床一湖=寿し安(昼食)=博物館網走監獄(ガイドツアー)=層雲峡温泉(午後6:30頃着)

5日目

層雲峡温泉(午前8:30頃発)=美瑛・四季彩の丘=美瑛の丘ドライブ=青い池=富良野リゾートオリカ(昼食)=ファーム富田=富良野(午後4:30頃着)

6日目

富良野(午前9:00頃発)=風のガーデン=さっぽろ羊ヶ丘展望台=札幌市内(約3時間自由散策)=苫小牧港(午後7:00発)~太平洋フェリー「きそ」~船中泊

7日目

~仙台港(午前10:00着)=東京駅(午後4:00着予定)

JTB、宿泊施設の高度外国人材採用に向け業務提携 5月から実証実験開始へ

2019年4月25日(木) 配信

JTBの金子和彦常務取締役(左)と、グルーヴスの池見幸浩代表。業務提携が結ばれたのは4月9日

 JTB(髙橋広行社長)は4月24日(水)に、人材紹介などを手掛けるgrooves(グルーヴス、池見幸浩代表)と、宿泊施設の高度外国人採用促進にむけて業務提携したと発表した。5月から実証実験をスタートし、宿泊業界の慢性化した人材不足の解消をはかるとともに、地域経済の活性化を目指す。

 実証実験の内容は①全国の宿泊施設を対象とした人材課題調査②複数地域で宿泊施設のニーズに応じた高度外国人材の紹介③外国人材採用における定着プログラムや生活支援などの関連サービスの提供――となる。

 グルーヴスは2004年から人材紹介事業を展開してきた。2019年からは、ホスピタリティの経験やノウハウを有している人材、中核人材などを指す「高度外国人材」に特化した採用支援サービス「GRIP ON」を始めた。今回の提携による高度外国人材紹介もGRIP ONのプラットフォームを活用する。

宮崎で電力インフラツアー、参加者募集中 九州電力ら

2019年4月24日(水) 配信

一ツ瀬ダム

 九州電力はダムや発電所、送配電設備など電力インフラを観光資源としたインフラツーリズムを推進している。このほど、その一環で宮崎交通、ソラシドエアとコラボレーションした宮崎県内を巡る電力インフラツアーを企画。参加者の募集を開始した。ツアーは5月22日(水)出発の1泊2日。

 同ツアーでは、通常は公開していない、地上130㍍の九州最大のアーチ式ダム「一ツ瀬ダム」に設置した巡視点検路「キャットウォーク」での点検作業体験や、地下400㍍に位置する九州最大の揚水式水力発電所「小丸川発電所」、「石河内ダム」見学など、一般のツアーでは体験できない素材を盛り込んだ。また、宮崎の美しい自然や地元グルメも堪能できる内容に仕上げた。

 同社は今後ともダムや発電所、送配電設備を観光資源としたインフラツーリズムで観光客を誘客し、交流人口拡大をはかることで宮崎県の活性化に寄与したい考え。

ツアー概要

ツアー名:宮崎県一ツ瀬・小丸川水系を巡る電力インフラツアー

見学場所:九州電力 一ツ瀬ダム、小丸川発電所、送配電設備 ほか

旅行代金:大人1人(1室2人以上の場合)

     宮崎発:4万3千円、東京発:7万7千円

出発日 :5月22日(水) 1泊2日

発着地 :宮崎・東京

募集人数:先着45人(18歳以上に限る)

申し込み:宮交観光

宮崎発:【3社コラボ企画】宮崎県内 電力インフラ見学ツアー 発表!/国内旅行|宮...
http://www.miyakoh-kanko.com/kokunai/osusume/3-7.html
普段入る事の出来ないダムや電力インフラを案内付きで見学&宮崎の美味しいものも楽しむ!

「妙高街ごとキャッシュレス企画」、新潟県「艸原祭」でキャッシュレスシステム導入

2019年4月24日(水) 配信

妙高街ごとキャッシュレス企画

 ジャパンデザイン(山下太郎社長、東京都渋谷区)と妙高ツーリズムマネージメント(古川征夫会長、新潟県妙高市)、プットメニュー(山本望社長、東京都大田区)の3社が連携して推進している「妙高街ごとキャッシュレス企画」の一環として、5月11日(土)に開かれる「艸原祭」でキャッシュレス推進システム「Putmenu®」(プットメニュー)を導入する。混雑が予想されるイベントにおける利用者のサービス向上をはかる。

 ジャパンデザインは5省庁(環境省、内閣府、総務省、経済産業省、観光庁)の後援で観光地の活性化プロジェクトを実施している温泉総選挙(主催:旅して日本プロジェクト)の運営事務局を務めている。妙高ツーリズムマネージメントは妙高における観光地経営のかじ取り役を担っている。また、プットメニューは温泉総選挙の観光地活性化推進システムである12言語対応のキャッシュレスシステムを展開している。

 現在、3社で連携してキャッシュレス化を推進しているなかで、毎年実施され約2万人が訪れる地域活性化イベント「艸原祭」を通じて「Putmenu®」を体験してもらい、参加者にもキャッシュレスの利便性を広めていくのが狙いだ。また、今後実施されるほかの地域活性化イベントでも「Putmenu®」の特性を生かしていく。

艸原祭

 池の平温泉のいもり池周辺で開催され、春の訪れを告げる一大イベント。ステージイベントや屋台村の開設のほか、フィナーレでは火文字と華やかな花火が早春の夜空に鮮やかに花開く。4月下旬~5月上旬には、いもり池周辺に約10万株のミズバショウが咲く。

Putmenu®

 Putmenu®は利用者のスマホを使って12言語対応で注文と支払いができるオーダーシステム。訪日外国人の不満で常にあげられる「多言語表示の少なさ」「コミュニケーションが取れない」「クレジットカード利用可能場所の少なさ」に対して同システムで「インバウンド対策」そして「キャッシュレス対策」の両方の解決ができる。利用者には観光シーンのあらゆる商品の選択と支払いをスマホで行ない、待ち時間なく、商品の受け取りができるようになる利便性も提供できる。

 また、Putmenu®ではオーダーや消費体験と位置情報を組み合わせることで、利用者の観光地での体験経路や消費傾向を把握することが可能になる。DMOはこれらの情報をマーケティング活用し、さらなる観光地活性化に活用することができる。

温泉総選挙

 温泉総選挙は環境省、内閣府、総務省、経済産業省、観光庁の後援による、温泉地の活性化推進を目的とした、全国民参加型の地域活性化プロジェクト。温泉総選挙を通じて、今まで十分に伝えきれていなかった温泉地の持つさまざまな魅力はもちろん「旬」な取り組み・ネタを、より多くの人々に提供していく。

温泉総選挙概要

主催:旅して日本プロジェクト

後援:環境省・内閣府・総務省・経済産業省・観光庁

実行委員会:(五十音順)

実行委員長:岡崎浩巳(地方公務員共済組合連合会 理事長/元総務省 事務次官)

実行委員:石井宏子(温泉ビューティー研究家/トラベルジャーナリスト)
     甘露寺泰雄(公益財団法人中央温泉研究所 顧問)
     笹本森雄(一般社団法人日本温泉協会 会長)
     東京大学温泉サークルOKR(おける)
     夏野剛(慶應義塾大学 政策・メディア研究所 特別招聘教授)
     新津研一(一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)専務理事/事務局長)
     前田眞治(一般社団法人日本温泉気候物理医学会 理事)
     八木宏一郎(一般社団法人日本エンパワーメントコンソーシアム理事/一般社団法人日本唐揚協会 専務理事)

概要:「温泉総選挙2018」は、2018年5月14日~2019年1月31日の選挙期間を設け、国民投票によって9つの部門でそれぞれの順位を決定した。「温泉総選挙2019」の詳細は5月末に発表予定。

部門名:■リフレッシュ部門 ■うる肌部門 ■健康増進部門 ■スポーツ・レジャー部門 ■歴史・文化部門 ■絶景部門 ■外国人おもてなし部門 ■ファミリー部門 ■女子旅部門
さらに、全温泉地の取組を評価する、特別賞や省庁賞(4賞)を選出する。

セブンカルチャーネットワーク 「チリ皆既月食観測+アルマ望遠鏡見学ツアー」を売り出す

2019年4月24日(水) 配信

2017年の皆既日食

 セブンカルチャーネットワーク(荻原秀之、東京都千代田区)はこのほど、「チリ皆既月食+アタカマ砂漠 アルマ望遠鏡 山頂施設特別見学10日間ツアー」を売り出した。

 同ツアーは2019年7月の皆既月食をチリで観測し、ブラックホールの撮影に初めて成功し、一般公開されていない「アルマ望遠鏡」の山頂施設見学をするもの。加えて、世界で最も乾燥したアタカマ砂漠で南の星空を観賞する。天文雑誌「星ナビ」などを出版するアストロアーツとともに企画したもので、「セブン旅倶楽部」のウェブサイトで売り出ししている。

皆既月食の観測地

 同社は複数の候補地の下見を実施し、チリ・ビクーニヤ近郊のレストランを今回の観測場所として選んだ。ビクーニャは、レストランで調理にソーラーオーブンを使うほど太陽に恵まれた地域で、北西方向に下ったゆるい傾斜面で観測する予定だ。「レストランはトイレや休憩場所として利用可能なので、安心・安全に観測できる」(同社)と説明する。ラ・セレナの宿泊ホテルから観測場所までの移動はバスで1時間ほど。

アルマ望遠鏡の概要

 ブラックホールの撮影に初めて成功した施設で、標高5千㍍の場所にある。ツアーでは、一般公開されていない、アルマ望遠鏡の山頂施設を見学する。なお、見学前に現地で、健康状態をチェックする。

ツアー概要

旅行期間:6月29日(土)~7月8日(月)10日間

旅行代金:84万8千円 ※1部屋追加代金9万8千円

発着地:東京(成田空港)

利用予定航空会社:日本航空・ラタム航空(エコノミークラス)

利用ホテル:HOSPTAL VALLE MISTRAL(ラ・セレナ)、HOTEL PROVIDENCIA(サンチャゴ)、HOTEL SAN PEDRO(サンペドロ・デ・アタカマ)

食事:朝6回、昼5回、夕6回(機内食は除く)

添乗員:同行する

募集人員:30人(最少催行人員20人)※催行決定

ツアーの行程

2019年 チリ皆既日食観測ツアー │ セブンカルチャーネットワーク
https://www.7cn.co.jp/7tabi/sp/eclipse/2019chile/
セブンカルチャーネットワークでは、

豪華な内装が自慢の女王陛下の船 新型海賊船「クイーン芦ノ湖」が就航 

2019年4月24日(水) 配信

クイーン芦ノ湖

 箱根観光船(岡本裕之社長、神奈川県小田原市)は4月25日(木)、新型海賊船「クイーン芦ノ湖」の運航を箱根・芦ノ湖で開始する。コンセプトは、「心ときめくクルーズ」。国内を走る多くの観光列車を手掛ける水戸岡鋭治氏が「女王陛下の船」をイメージしてデザインした。

 「クイーン芦ノ湖」の船体は湖面に映える上品な金色を基調とし、船首には女神像を配した。内装は、箱根寄木細工をモチーフとした床材や、大川組子を装飾に取り入れたほか、さまざまな色や模様を施した5種類のイスを用意。九州旅客鉄道(JR九州)のクルーズトレイン「ななつ星in九州」を手掛けた職人も内装づくりに参加している。豪華な内装に合わせ、船内サービスも変更。生ビールや国産ワイン、こだわりのコーヒーなどを船内ショップにそろえている。

 船内には、特別船室の女王陛下のイスや、1人用見晴らし台などインスタ映えスポットも多数用意した。なかでも関係者がホテルや旅客船でもなかなか見ることができないと説明する階段部分は、降りた先に組子細工をみせるなどさまざまな装飾を配しているおすすめスポットだ。

おすすめの階段部分

 4月23日(火)、芦ノ湖で試乗会が行われた。岡本社長は、「家具や調度品など目に入るものすべてに拘っている。お客様には、乗船するたびに、新たな感動や驚きを味わってもらえると思う」と新船を評価。「箱根全体の盛り上げや、日本人観光客の誘客につなげる」と力をこめた。

岡本裕之社長

 デザインを担当した水戸岡氏は、「楽しさと心地良さ、高級感を追求した船。内装は、ななつ星などで得た経験を集大成して持ち込んでいる」と語った。

水戸岡鋭治氏