〈旬刊旅行新聞5月1・11日合併号コラム〉西伊豆再訪  小さな「物語」でも“旅のスパイス”に  

2019年5月10日(金) 配信

「御食事処よこ田」の金目鯛の煮付け。アジの刺身も新鮮だった

 今号は「令和」最初の紙面だ。奥付に小さな文字で「令和元年」と入り、新たな気持ちになる。本紙も昭和、平成を経て、令和という新しい時代にも観光業界のニュースを発信できる喜びを感じている。

 
 改元を祝し、今年のゴールデンウイークは10連休となった。多くの観光施設は多忙を極めたのではないだろうか。

 
 私は直前まで旅行の計画を立てなかったため、完全に出遅れていた。「GW中に一度は末っ子を旅行に連れていかなければならない」というプレッシャーのなか、血眼になってようやく西伊豆の旅館の空室を確保した。日にちは、GW初日の4月27日のことだ。渋滞を何よりも恐れる性分のため、まだ夜明け前に神奈川の家を出て、東名高速道路を西走した。

 

 
 東伊豆にはしばしば訪れていたが、西伊豆方面は久しぶりだったので、再訪は楽しみだった。宇久須、堂ヶ島、松崎、雲見などのエリアは風光明媚で、駿河湾越しに見える富士山は日本で一番美しいのではないかと、個人的には思っている。

 
 暗いうちに家を出たため、西伊豆に到着した時間が早すぎて、どの施設もまだオープンしていなかった。早朝でも歩くことができる〝恋人たちの聖地〟で名高い「恋人岬」に向かった。誰もいない道を下って行くと、青い海が眼前に広がった。鳥たちが奇妙な声で鳴いていた。あと1時間もすれば混み合うのだろうと想像しながら、恋人たちのいない「恋人岬」こそ、行く価値があると感じた。

 
 西伊豆の旅の主目的は、安良里港の「御食事処よこ田」で金目鯛の煮付けを食べることだった。アジの刺身もとても新鮮で、末っ子も妻も目を輝かせて喜んだ。旅の満足度は早くもここで頂点を迎えた。

 

 
 その後、漆喰鏝絵で名を馳せる松崎町のナマコ壁通りを歩いた。つげ義春の作品の舞台となった「長八の宿 山光荘」も、世界中から観光客を引き寄せる「物語」を持っている。

 
 堂ヶ島の海でのんびりと時間を過ごしたりしながら、宿にチェックインした。客室で缶チューハイを飲みながら窓の外を眺めると、海側に黒い雲が覆っている。それでも10連休初日ということもあり、海沿いの道にオートバイの集団が通り過ぎていく。今回はクルマを利用したが、「次はオートバイで来たいな」と思った直後に、青い稲妻が走り、同時に地響きのような音がした。自分が乗ってきたクルマに雷が落ちたのではないかと背伸びをして見たが大丈夫だった。「さっきのオートバイの連中は無事だったかなぁ」と心配になった。

 
 辺り一帯が真っ暗になり、時折青い閃光と雷鳴が響き、次第に激しくなる雨を眺める末っ子に「西伊豆は、『日本一の夕陽』で有名なところなんだよ。心配はいらない。夕方には雨はやむだろう」と言い聞かせた。

 
 夕食時には雷雨も収まり、黒い雲も消えていた。ビュッフェ会場で海に沈みゆく赤い太陽を眺めることができた。末っ子はずっと夕陽の動画を撮っていた。

 

 
 旅には「物語」の力が大事である。西伊豆はもともと自然や食、歴史など、土地が持つ潜在力の高い地域であり、「物語」が持つ力に気づいているエリアが数多くある。たとえ小さな「物語」であっても、“旅のスパイス”になるのだと感じた旅だった。

 (編集長・増田 剛)

石川県加賀市×ANA 新技術のビジネスモデル実証実験秋から

2019年5月10日(金) 配信

写真左からANAホールディングスの津田佳明チーフディレクター、宮元陸市長

 石川県加賀市(宮元陸市長)とANAホールディングス(片野坂真哉社長、東京都港区)は2019年5月9日(木)、最新の技術・ビジネスモデルを活用し加賀市の活性化を推進していくため、イノベーション推進に関する連携協定を結んだ。

 今後、両者で連携・協力し、「アバター技術」やドローン、シェアリングエコノミーなど最新の技術やビジネスモデルを、地域課題の解決や新たな産業振興に活用するための実証実験を10月以降に順次行っていくと発表した。

 アバター技術は、VR(仮想現実)やロボット工学、センサーなどの最先端のテクノロジーを複合的に用いて、離れた場所のロボットを遠隔操作し、あたかもそこに存在しているかのようにコミュニケーションや作業などを行う技術のこと。

連携・協力する事項

(1)行政サービスの向上に関する事項

(2)教育振興に関する事項

(3)観光振興に関する事項

(4)デジタル人材育成に関する事項

(5)その他、イノベーション推進による地域課題の解決や産業振興に関する事項

今後の主な取り組み

(1)行政サービスの向上に関する事項

 ① 市役所窓口にアバターを置くなど、市民の相談などの利便性向上をはかる。

(2)教育振興に関する事項

 ① アバターを活用した著名な先生の授業・講演などにより、遠隔地でも最先端の授業・講座を聴ける環境を整え、教育環境の向上をはかる。

(3)観光振興に関する事項

 ① 観光名所にアバターを置くなど、遠隔で観光体験ができる機会を作り、実際の体験観光の増加につなげる。

 ② シェアリングエコノミー(例:加賀市在住者が、空き時間を利用して体験ガイドや訪日ガイドをする=スキルシェア)を進め、体験型素材の発掘と地元ガイド人財の育成をはかる。

(4)デジタル人材育成に関する事項

 ① 国内外の最新技術の講師による講習会を加賀市イノベーションなどで開催することで、遠隔での講習・研修環境を整え、デジタル人材の育成をはかる。

 ② 加賀市役所にアバターを置くことで、遠隔地の講師による市職員向けのデジタル化研修によって市職員の資質向上をはかる。

(5)その他、イノベーション推進による地域課題の解決や産業振興に関する事項

 ① 災害時と緊急時でドローンを活用した物資輸送インフラ整備に向けた実証実験を行う。

 ② 空き家の有効的な活用による多拠点生活の推進し、交流人口の増加をはかる。

ホタルが舞う幻想的な世界「ほたる鑑賞の夕べ」6月2日から開催

2019年5月10日(金) 配信

東伊豆まち温泉郷 ほたる観賞の夕べ

 静岡県・東伊豆町観光協会は、6月2日(日)~6月11日(火)に大川竹ヶ沢公園で「第17回 東伊豆まち温泉郷 ほたる鑑賞の夕べ」を開く。同公園は「静岡県のみずべ100選」に選ばれており、6月になるとホタルが舞い幻想的な世界が広がる。

 イベント期間中は、暗闇の中でちょうちんを持って歩く「ちょうちんウォーク」や地場産品販売などの夜店が並ぶ「ほたる市」、さまざまな賞品が当たる「お楽しみ抽選会」が開かれる。また静岡デスティネーションキャンペーン(DC)企画として、イベント開催中の平日に限り、浴衣で入園すると粗品のプレゼントを受け取れる。

ちょうちんウォーク

ちょうちんウォーク

 メイン会場の大川竹ヶ沢公園に、最終入園時間の午後8:25までに入園すると出口で、1グループに1つちょうちんを無料で貸し出してもらえる。約10分間、暗い夜道でちょうちんを持って歩きながらホタル観賞が楽しめる。(午後7:30~午後8:30)

ほたる市

ほたる市

 ちょうちんウォークのゴール地点のおもてなし会場では、ワサビやミカンなどの地場産品の販売や、焼き鳥、ビール、ジュース、おもちゃなどの夜店が出ている。(午後7:30~午後9:00)

お楽しみ抽選会

 期間中は、おもてなし会場で「お楽しみ抽選会」を実施する。町内旅館組合・観光協会加盟宿泊施設と町外協賛宿泊施設に宿泊すると、宿で「抽選券」をもらえる。そのほかの人は1回100円で抽選会に参加できる。(午後7:30~午後9:00)

「第17回 東伊豆まち温泉郷 ほたる観賞の夕べ」詳細

開催期間:2019年6月2日(日)~6月11日(火)

開催場所:東伊豆町大川温泉 大川竹ヶ沢公園

開催時間:午後7:30~午後9:00(雨天中止)※最終入園午後8:25まで

入園料:公園入口にて、「ほたる育成金200円」

「るるぶキッチンAKASAKA」で焼津市直送の海の幸が味わえる特集フェアを開催中

2019年5月10日(金) 配信

焼津市をPRするJTBパブリッシングの今井敏行社長(左)と中野弘道焼津市長

 旅行情報誌「るるぶ」を出版するJTBパブリッシング(今井敏行社長、東京都新宿区)の直営飲食店舗「るるぶキッチンAKASAKA」(東京都港区)はこのほど、静岡県焼津市の食材を生かした「るるぶキッチン×静岡県焼津市」特集フェアを実施している。5月31日(金)までの期間限定で、焼津直送の海の幸をはじめ、サッポロビール静岡工場で作られた静岡限定ビールや地酒を提供する。

 5月9日(木)に開かれたメディア向け発表会で中野弘道焼津市長は「焼津には3つの港がある。カツオ、マグロの焼津港、アジ、サバの小川港、桜エビとシラスの大井川港と、水揚げされる水産物はすべて違う。今回、自慢のオリジナルメニューで焼津の食に触れてもらい、本物の味を堪能してもらいたい」とPRした。続けて、JTBパブリッシングの今井社長は「料理で焼津の魅力を紹介して、1人でも多くの方に焼津を訪れてもらいたい」と、るるぶキッチンへの来店と焼津市への誘客に期待を込めた。

 今回、考案されたオリジナルメニューは、完成までに1カ月の時間を要した渾身の5品だ。栄養士とフードコーディネーターが焼津の食材を最大限に生かせるよう試作を重ね、るるぶキッチンの料理人が作り方を細部まで忠実にマスターした。どのメニューも新鮮な食材を使い、お酒との相性もバッチリ。ここでの飲食をきっかけに、次回は東京から新幹線で約1時間の焼津市に出かけてみるのも良さそうだ。

 editor’s fav「るるぶキッチン」は、「るるぶ」編集者が全国各地で見つけた食材を生かした料理を提供するご当地バルで、2017年6月に東京・赤坂の「赤坂バル横丁内」に1号店をオープン。現在は、京都・烏丸御池と東京・浅草を含め、3店舗を展開している。

特集フェアメニュー

◆ミナミマグロのとろ~りレア天ぷら・・・1480円 ミナミマグロの中トロを生の状態のまま天ぷらに仕上げた。外のカリッとした食感と、中のトロっと食感が口の中で絶妙に調和する。塩またはポン酢との相性バッチリ。

◆焼津特産 揚げ物盛り合わせ・・・1280円 桜エビのかき揚げ(右)と焼津名物・黒はんぺんのフライ(左)、カツオのへそ(心臓)フライ(中央の串)の盛り合わせ。焼津の漁師町で食べられているというカツオのへそは、1匹分が1口で食べられる大きさで、弾力があるレバーのような食感。塩をつけて食べると、素材のうまみがさらに引き立つ。

◆港直送!とれたて刺身 焼津盛り・・・1480円 生桜エビと生シラス、しめサバの刺身の盛り合わせ。産地直送で、まるで現地で食べているかのような鮮度。甘みが感じられる桜エビと生シラスに、脂ののったしめサバは、ビールにも地酒にも合う。単品で注文することも可能。

◆トリュフ香る!カツオのたたきと香草カルパッチョ・・・1280円
 厚切りのカツオのたたきの上に、香り豊かな野菜やフルーツ、カッテージチーズがふんだんに盛り付けられている。トリュフオイルがアクセントの、和食と洋食が調和した一品。

◆桜えびとしらすの紅白アヒージョ(バケット付き)・・・1080円 生桜エビと生シラス以外は、にんにくとネギとオリーブオイルだけのシンプルな味付け。塩味の効いた、お酒がすすむ一品。

 このほかに、洞爺湖サミットで各国首脳に振舞われたのをきっかけに、フルーティーな味わいが人気の地酒「磯自慢」や焼津市のサッポロビール静岡工場で作られた「静岡限定ビール 静岡麦酒」も味わうことができる。

※値段はいずれも税別

5月18、19日「関空旅博2019」開く 世界に一番近い旅の博覧会

2019年5月10日(金) 配信

世界に一番近い旅の博覧会

 関西国際空港を運営する関西エアポートは5月18(土)、19日(日)に関西国際空港で毎年恒例の「関空旅博2019」を開く。“世界に一番近い旅の博覧会”と称し、最新の海外旅行情報や世界各国の多様な文化の魅力を伝える。両日とも午前10時から午後5時まで。入場は無料。

 今年で15回目となる旅博では、政府観光局や航空会社、旅行会社などがブース出展やステージイベント、セミナーなどを実施する。旅行セミナーは日本旅行業協会(JATA)関西支部との共催。旅にまつわる知識を学べる。5月10日で事前申し込みは終了し、すでに定員に達しているセミナーが多いが、キャンセルなどで空きがあれば当日でも参加できる。

 そのほか、旅に関するトークショーの実施や人気キャラクターの登場なども企画する。また、グルメゾーンでは世界の食文化も味わえる。

関西旅博2019ステージイベント

 南広場特設ステージでは、各種ステージイベントを実施する。18日の午後2:40からは、朝日放送テレビ「朝だ!生です旅サラダ」のトークショーを開催する。タレントの三船美佳さんや旅サラダガールズの青木愛さん、山代エンナさんが登場する。

 また、18日の午後1:25から、19日の午前11:50から日本とフィンランドの友好100年記念を記念して「ムーミン」がステージに登場する。フィンランド政府観光局のブースでは、両日ともイベントを開催する予定だ。

ハローキティも登場する(C)1976,2019 SANRIO CO.,LTD. APPROVAL NO.G594012

 ペルー政府観光局は19日の午後2:50から、今年3月にペルー観光大使に任命したハローキティのクイズショーを開催する。同観光局のブースでは、ペルーの民族衣装を着たハローキティとの写真撮影会も企画。ブース内で撮影した写真をSNS(交流サイト)に投稿すると抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーンも行う。

 さらに、両日の午前午後の1日2回、中国少林寺拳法ステージが繰り広げられる。今回、ステージに登場するのは河南カンフー演出団。中国の河南省出身で、河南省嵩山少林寺武術館武僧と陳家溝太極拳師によって構成されている。

国重文指定の鉄道遺構を歩く 信越本線新線で廃線ウォーク

2019年5月9日(木) 配信

信越本線新線を歩く

 群馬県・安中市観光機構は2018年10月から「信越本線新線をゆく 廃線ウォーク」を実施している。現在は廃線となった信越本線新線の下り線をイベント開催日に限り、特別に歩くことができる。直近では5月19日(日)に廃線ウォークを行う。

 東日本旅客鉄道(JR東日本)が運行していた信越本線新線の横川―軽井沢区間11・2㌔は北陸新幹線の開業により、1997年9月30日に最終運行を迎えた。しかし、旧碓氷峠鉄道施設は国重要文化財に指定され、歴史的価値がある鉄道施設の遺構だ。安中市観光機構はこの語りきれないストーリーや人々の想いを次世代へ伝えるため、廃線ウォークを企画。数カ月にわたり整備を行い、昨秋の紅葉シーズンにイベントを開始した。

廃線ウォークの見どころ

4連アーチが美しいめがね橋

 横川から県境を越える鉄道遺産群を歩く廃線ウォークは、全25個のトンネルを歩いて軽井沢へ向かう。途中の「めがね橋(碓氷第3橋梁)」は1892(明治25)年に完成した、芸術と技術が融合した美しいレンガ造りの4連アーチ橋。川底から高さ31㍍と日本で最大のもの。橋梁は第2から第6まで5基が残っており、すべてレンガ造りで国重要文化財に指定されている。

廃線の線路上で「峠の釜めし」を

 こちらも国重要文化財の旧熊ノ平駅は、普段は立ち入り禁止で歩けない信越本線新線のトンネル群への入り口。廃線の線路上で休憩もできる。

 また、料金には歴史ある駅弁「峠の釜めし」(おぎのや)も含まれており、廃線上の腰かけて味わえるという。

 5月19日の「信越本線下り線踏破!!横川~1号トンネル~18号トンネル~軽井沢」のほか、6月2日(日)には、「プレDC特別キャンペーン特別企画 信越本線新線を行く~廃線ウォーク~」を企画する。参加費はそれぞれ1人6千円。詳細やイベント開催情報は随時ホームページで紹介している。

日本旅行 トムソーヤクラブの2019年夏休み商品を売り出す

2019年5月9日(木) 配信

八丈島で星空キャンプを楽しむ新コース誕生

 日本旅行(堀坂明弘社長)は2019年5月10日(金)から、「子どもたちの健全な育成」を目的として展開している「トムソーヤクラブ」の2019年夏休み「子どもだけの自然体験・サマーキャンプ」を売り出す。

 〝サマーキャンプ〟と聞いて思い浮かべる、自然豊かな山・川・海での活動を中心に、そこにトムソーヤクラブオリジナルの「海人」「星空」「馬」「ひみつきち」「火まつり」「富士登山」といったテーマ性を設定。参加した子供に、自分を取り巻く世界とのさまざまな関わりについて〝気づき〟〝理解〟してもらうことが狙い。また、協力企業とも連携し「宇宙」「YouTuber Academy」といったテーマの新しい時代のサマーキャンプの創出にも努める。

2019年の新コース

八丈島「海と星空キャンプ」

8/5(月)~8/9(金)4泊5日 9万8千円~

 〝東京都なのに南の島!?〟 八丈島は東京から南に300㌔ほど離れたところに位置する東京都の南国リゾート。青く澄んだ綺麗な海、満天の星、心地のよい温暖な気候、あたたかい島民との触れ合い、そんな南の島だからこそ触れ合える都会との良いギャップを通じ、子供の気付きを促す。

苫小牧「北の大地で馬と暮らすキャンプ」

 8/16(金)~8/19(月)3泊4日 7万円~

 北海道・苫小牧のイコロの森で過ごすサマーキャンプ。「イコロ」とはアイヌ語で「宝物」のことだ。森を大切に守り、守られ育む生活において馬の力が不可欠。そんな森で働く馬の世話を通じ、森で生きる知恵を学ぶ。

苫小牧で働く馬の世話を教わる子供ら

2019年 サマーキャンプ ツアー概要

<注目のキャンプ>

沖縄「海人キャンプ」

7/26(金)~30(火)4泊5日   8万9千円~

 「海遊び」を中心にしたキャンプ。沖縄の誇る豊かな青い海遊びでは、大人気の「青の洞くつ」を目指す。赤瓦の古民家や世界遺産の城(グスク)をめぐり、琉球の歴史文化にも触れ合える。

種子島「宇宙キャンプ」

7/30(火)~8/2(金)3泊4日 8万4千円~

 「宇宙」を強く感じられる種子島。海に接した美しいロケット発射場と最新技術を見学する。宇宙教室を開き、自作のペットボトルロケットの打上げ大会で、どれだけ遠くに飛ばせるかの工夫を研究する。

群馬県南牧村「ひみつきちキャンプ」

入門   8/5(月)8/7(水)出発 3泊4日 4万円~

プロ   8/16(金)出発 3泊4日 5万円~

 森は最高の遊び場。メンバーの力を合わせて、自分らだけのひみつきちを自作する。入門コースでは、工具は使わない飾り付け中心の低学年向け。プロコースは、ノコギリなどの工具を使って本格的に基地を改造する。

群馬県南牧村「村の火まつりキャンプ」

8/12(月)~15(木)3泊4日 4万9千円~

 火おこしをマスターし、キャンプファイヤーを盛り上げる。自分で火をおこせた成功体験は、子供の心に自信という火を灯すことにつながるという。また、地元の祭り「大日向の火とばし」を見学する。

山梨県小菅村「源流キャンプ&YouTuber Academy

8/20(火)~23(金)3泊4日 7万9千円~

 自然体験と動画制作を組み合わせた新しい時代のキャンプ。多摩源流の豊かな自然の中で遊び、そこで暮らす村人に学び、その体験を動画に切り取って発表する。

発売開始日程:2019年5月10日(金)午後3:00予定

申込み先:

 トムソーヤクラブ公式サイトでツアー詳細を確認し、公式サイトでWeb申込み、または近くの日本旅行・日本旅行サービス・日本旅行オーエムシートラベルなど日本旅行商品取り扱い店舗で申し込みできる。

注意点:

 上記の掲載料金は、「トムソーヤクラブ会員」の1人あたりの旅行代金。初めての参加者は、入会金としてプラス3千円が必要となる。

トムソーヤクラブとは

 日本旅行が1987年に、次世代を担う小中学生の健全な育成を目的として「トムソーヤクラブ」を設立した。現在約3,500人の会員を有し、サマーキャンプ、スキー体験など宿泊型の自然体験プログラムを通じ、子供らが自然に親しみ、自主性のある健康で愛情に満ちた人に育つための活動を推進している。

トムソーヤクラブ公式サイト:

7月から二条城の入館時間延長 二の丸御殿障壁画の原画を公開

2019年5月9日(木) 配信

二の丸御殿大広間四の間

 二条城(京都府京都市)は7月1日(月)~9月30日(月)まで、城の価値と魅力を多くの人に実感してもらうため入城時間を拡大する。期間中は国宝・二の丸御殿「大広間四の間特別入室」と、二の丸御殿障壁画の原画を公開。通常非公開の香雲亭で特別朝食を提供する。

 二の丸御殿の中でも最も有名な障壁画の「松鷹図」がある「大広間四の間」は、将軍の上洛のときに武器をおさめた場所といわれている部屋。期間中は通常廊下から見学する同室に入り、障壁画(模写)や 天井画 、欄間彫刻 を間近で鑑賞できる。

 障壁画の原画は、二の丸御殿での配置を再現して二条城障壁画展示収蔵館で公開される。狩野派が手掛けた障壁画「松鷹図」を公開するのは9年ぶり。

松鷹図(南側東から2面目)

 通常非公開の清流園内香雲亭では、清流園を眺めながら京料理いそべ「季節の一品付 京のゆば粥御膳」(1日40食限定)の朝食が堪能できる。御膳には名残鱧や鮎など京都の季節の節目ごとの一品が添えられる。

名残鱧と松茸の茶碗蒸し

「世界遺産 二条城の夏」概要

期間:7月1日(月)~9月30日(月)

受付時間:

料金:

国宝・二の丸御殿特別入室「大広間四の間」

期間:7月10日(水)~8月26日(月)

※火曜日は観覧できない。

学芸員による解説会

実施日:7月12日(金)、8月9日(金)

時間:午前10:00~(午前9:30分受付開始)

集合場所: 大休憩所北側レクチャールーム(後に大広間四の間へ移動)

定員:各日先着50人

参加料金:無料

※入城料及び二の丸御殿観覧料が別途必要

重要文化財・二の丸御殿障壁画原画公開「大広間四の間」松鷹(まつたか)~桃山の遺風(いふう)~

期間:7月11日(木)~9月8日(日)

場所:二条城障壁画展示収蔵館

清流園・香雲亭で朝御膳 (完全予約制)

期間:7月 1日(月 )~9月30日(月)

※9月6日(金)、7(土)を除く

時間:午前8時30分~午前9時30分

※午前8時20分に香雲亭に集合

場所:清流園内の香雲亭 (通常非公開 )

料金:3千円(税込)

※入城料が別途必要

季節の一品

鱧のあぶり:7月1日(月)~25日(木)

賀茂茄子田楽:7月26日(金)~8月16日(金)

鮎の煎り出汁:8月 17 日(土 )~31 日(土 )

ゆばと牛しゃぶサラダ仕立て:9月1日(日)~15日(日)

名残鱧と松茸の茶碗蒸し:9月16日(月)~30日(月)

申込み:6月1日(土 )から受付開始

※予約は、午後4:00までに予約

TEL:075-551-1203

受付時間:午前 10:00~午後4:00

店舗や地域ごとに特色のあるてっぱん料理を堪能 “広島てっぱんバル”開催中

2019年5月9日(木) 配信

「広島の鉄板グルメを味わってください」とPR

 広島「食」の観光キャンペーン実行委員会は7月31日(水)まで、“広島てっぱんバル”を実施している。広島広域都市圏の77店舗が、店舗ごとに期間限定メニューや、通常よりもおとくなセットメニューなどを提供。店舗や地域ごとに特色のあるてっぱん料理を堪能できる。

 “広島てっぱんバル”は、観光客に広島の食を楽しんでもらう目的で昨年スタートした。イベント専用のパンフレットでは、広島牛などのブランド肉、小イワシや牡蠣など7大海の幸、ネギなど広島郊外6大葉物野菜を紹介。鉄板焼きを楽しみながら近くの観光地も周れる10の周遊コースも紹介している。また、キャンペーン協力店で「限定メニュー」を注文してもらえるカードを集めて応募する「カードラリー」や、限定メニューの写真をインスタグラムに投稿するとプレゼントが当たるキャンペーンも行っている。

鉄板料理 丈の「土橋焼」

 5月8日(水)、東京都内で行われた発表会でゲストとして登壇した広島県出身のアイドル・土路生優里さん(STU48)は、「広島にはおいしいものが沢山あって、お好み焼きも、地域によって違います。今回のキャンペーンは、広島の食の魅力に気が付いてもらえる機会だと思います」とPR。広島市経済観光局観光政策部、観光企画担当の長谷部良治氏は、「この機会に、鉄板焼きを始めとするご当地グルメを楽しみに広島にお越しください」と来場者に呼び掛けた。

【公式】 広島てっぱんバル2019 - 廣島 食の陣
https://hiroshima-syoku-no-zin.jp/teppan/
2019年5月1日(水)~7月31日(水)で開催される「広島てっぱんバル」。広島県産の肉や魚・野菜を使った限定メニューを食べると東京-広島間の航空券などが当たるカードラリーを開催!お好み焼をはじめとした、広島グルメを食べつくそう!

ウィラー、ひがし北海道の周遊を簡単便利に 新商品 「Eastern Hokkaido Nature Pass」通年販売始まる

2019年5月9日(木) 配信

画像は左上から時計回りに(神の子池、網走はなてんと、くしろ湿原ノロッコ号、ホーストレッキング、阿寒湖、レンタサイクル)※すべてイメージ

 WILLER(村瀨茂高代表)は5月9日(木)から、JR北海道とJR釧網本線の沿線自治体、地元事業者と協力して、「Eastern Hokkaido Nature Pass(ひがし北海道ネイチャーパス)」の通年販売を始めた。

 JR釧網本線と路線バスなど4つの公共交通のフリーパスを軸に、追加で「交通」と「アクティビティ」が選べる。パス利用者だけが受けることができる割引や特典もあり、ひがし北海道での周遊を簡単便利に楽しめるようにした。

 「ひがし北海道ネイチャーパス」は、目的地までの交通と着地交通を見える化し、旅行者が行きたい場所にたどり着くために作られたプラットフォーム。ひがし北海道エリアを縦断する「JR釧網本線」をメインに、周辺の公共交通をつないだ。ターゲットは個人旅行者となる。

「交通」と「アクティビティ」がお得に

 ひがし北海道を全シーズン楽しんでもらえるよう、パスは通年で販売する。緑豊かな大自然やリアルな野生動物と身近で触れ合うことができる「グリーンシーズン」と、北海道ならではの「スノーシーズン」の2パターンを用意。季節に応じた内容をそろえ、行くたびに違う顔をみせるひがし北海道を堪能できるようにした。

 同商品は「観光型MaaS」の取り組みの一環として行う。「観光型MaaS」は、鉄道から観光資源へ着地交通をシームレスにつなぎ、先進的な次世代のテクノロジーを使った旅行サービスとなる。今後は、よりさまざまな交通やアクティビティを増やし、商品の充実化をはかる。

ネイチャーバス概要

【料金(すべて税込み)】

・JR釧網本線3日間プラン 大人8900円/子供4450円(税込み)

・JR釧網本線4日間プラン 大人9900円/子供4950円(税込み)

【販売期間】

・JR釧網本線3日間プラン 2019年5月9日~2019年10月29日

・JR釧網本線4日間プラン 2019年5月9日~2019年10月28日

【共通】

・斜里バス路線2回乗車券(斜里バス)

・あばしり観光施設めぐりバス1日乗車券(網走バス)

・摩周線バス2回乗車券(阿寒バス)

【利用期間】

 2019年7月1日~2019年10月31日

予約は下記から

ひがし北海道ネイチャーパス|WILLER TRAVEL
http://travel.willer.co.jp/tour/hokkaido-nature-pass/
ひがし北海道をレンタカーなしで自由に回れる 鉄道とバス、セットで8,900~9,900円

 ※JRの駅窓口等での購入は不可

追加で選べる「交通」+「アクティビティ」について (一例)

【交通】

•パーソナルモビリティ i-ROAD

・パーソナルモビリティ i-ROAD

価格:未定※6月中旬ごろサイトで公開予定

場所:ウトロ(斜里町)、清里エリア

内容(特徴):自然との一体感も楽しめる新しいモビリティ

タクシー

・観光タクシー

価格:60分5千円~/90分7500円~/120分1万円~

場所:釧路・知床・網走エリア

内容(特徴):全エリアで均一価格。観光地や名所などの案内付き

阿寒ビークル

・阿寒ビークル

価格:1,500円~3千円 (エリア、往路により料金は異なる)

場所:摩周・屈斜路湖エリア周遊/摩周~阿寒湖への往復/オンネトー周遊

内容:ゆったりシートで摩周・阿寒エリアを運行。

【アクティビティ】

釧路湿原カヌー体験

・釧路湿原カヌー体験

料金:大人6,300円~(事業者、コースにより料金は異なる)

所要時間:120分

場所:釧路湿原

内容:JR塘路駅からJR細岡駅まで釧路湿原の中をカヌーで駆け抜ける

馬とふれあいホーストレッキング

・馬とふれあいホーストレッキング

料金:大人1万円

所要時間:100分

場所:屈斜路湖周辺

内容:屈斜路湖をのんびりと散歩するコース。ブラッシングやおやつをあげて馬とふれあうことができる

朝の知床ジェニックスポット巡り

・朝の知床ジェニックスポット巡り

料金:大人3千円

所要時間:90分

場所:ウトロ周辺

内容:朝の知床のジェニックスポットを巡るガイドツアー。絶景ポイントでは上手く写真を撮影できるアドバイスもあり。

ひがし北海道ネイチャーパスおすすめモデルコース

1.<東京⇒女満別in>鉄道好きにオススメ!鉄道でじっくり道東を縦断する2泊3日の旅 網走・知床・摩周・釧路と有名観光地を鉄道でじっくり旅。カヌーで大自然の体験も

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2.<東京⇒釧路in>道東初心者に特にオススメ!3泊4日で道東をまるごと堪能 知床五湖や阿寒湖、釧路湿原の観光はもちろん、サイクリングや観光船で大自然も

モデルコース
ひがし北海道ネイチャーパス|WILLER TRAVEL
http://travel.willer.co.jp/tour/hokkaido-nature-pass/
ひがし北海道をレンタカーなしで自由に回れる 鉄道とバス、セットで8,900~9,900円