LocoPartners、第3弾無料宿泊CP実施 W大阪が2人1組に当たる

2021年5月15日(土) 配信

W大阪の内装。「ホテルは泊まるだけではない」と感じられるという

 ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partners(村上文彦社長、東京都港区)は5月23日(日)まで、2人1組に無料宿泊権が当たるキャンペーン「Go with Relux」の第3弾の応募を受け付けている。

 今回は、2021年3月に開業した日本初のWホテル「W大阪」を選定した。新型コロナ禍で観光や外食などを控える日々が続くなか、6月はテーマを「まだみたことのない『大阪』へ」とし、「大阪商人の遊び心」を体現したというホテル全体のデザインのほか、高い天井と広い客室への宿泊で「ホテルは泊まるだけではない」と感じることができるという。用意した客室は6~17階にあるコージーキングルーム。プランには朝食も付く。

 同ホテルのデザイン監修は、建築家の安藤忠雄氏。地上27階建の外観は黒を基調としたデザインを採用した。内装は大阪の街の象徴として、道頓堀のネオンライトをイメージしたネオン装飾を施している。

  当選連絡は2021年5月26日(水)〜6月4日(金)に行う。宿泊期間は7月22日(木)〜7月24日(土)を除く2021年7月31日(土)まで。日数は1泊2日となる。

ジョルダン、顔認証で乗車を実現 公共交通や施設の利用に

2021年5月14日(金)配信

バス車内に設置する顔認証用の専用端末

 MaaSビジネスを展開するジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は4月1日(土)から、自治体や公共交通事業者向けに提供してきたクラウドサービスの新バージョン「Jorudan Style3.1」の提供を始めた。これにより、今回追加した顔認証やポイント機能などを活用して、乗り物への乗車や施設への入退出を実現できるサービスを提供できるようにした。

 「Jorudan Style3.1」は、バスや鉄道などの公共交通への乗車をはじめ、各種施設への入退出や、そこに至るまでの検索・予約・決済をワンストップで実現できるようにしたサービスだ。既に、40を超える自治体や公共交通事業者での導入実績を有している。

 追加された顔認証技術は、バスなどの乗車口に設置した端末と連携し、顔を照合することで手ぶらでの乗車・決済を可能にする。利用者は事前に顔の情報を登録する必要があるが、登録するのは顔の特徴点データを数値化したもの。照合はモバイル通信によるデータ照合で瞬時に済むうえ、特徴点を照合しているためマスク着用でも認識できる。ただし、その場合は顔の認識判断が通常より緩くなるため、顔の特徴が似ている双子などは正確に認識できるように、一時的にマスクを外すことを要望するという。

 加えて、ポイントの発行・運営する事業者向けのプラットフォームを導入。ポイントをクレジットカードで購入し、チケットなどの利用や、他社ポイントサービスやキャッシュレスサービスと交換できるようになった。

 東寺浩執行役員企画営業本部長は4月27日(火)の会見で、自治体では「最近コロナ禍でスタンプラリーが非常に流行っている。イベント開催ができないためさまざまなモデルがつくられ、地方での回遊の一助となっている」と紹介。同サービスを利用した自治体アプリであれば、非接触によるスタンプラリー機能が使えるうえ、新バージョンでは、貯めたポイントを他社のポイントサービスに交換できる。「今回キャッシュレス機能がつながり、さらに利便性が高まる」と語った。

顔認証はバスで実験中、今夏に鉄道で実証実験

 既に、千葉県佐倉市のニュータウン「ユーカリが丘」で、顔認証技術と連携したバスによる実証実験に採用されている。実証実験期間は5月10日(月)~6月30日(水)予定で、モニター数は約100人。また、今年夏ごろには、同エリア内を走行する新交通システム「山万ユーカリが丘線」の改札に、顔認証で決済する実証実験を開始する予定だ。

 そのほか、地方自治体や交通事業者、各種施設への導入、さらには、MaaSやスマートシティの構築・実現に参画、貢献する予定だ。ジョルダンでは、2021年度の同サービスの本格提供に伴い、さらに多くの導入を目指すという。

HIS、日・豪・米の航空施設巡るオンラインツアー販売 飛行機ファン必見

2021年5月14日(金) 配信

商品のイメージ。オーストラリアのシドニー空港やアメリカのシアトルにある航空博物館などを巡る

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は5月14日(金)、飛行機ファンに向けて、日本とオーストラリア、アメリカの航空施設を巡るオンライン体験ツアー「HISリモ飛とび」を売り出した。今年1月には、テーマごとに好きな人が集まるオンラインコミュニティを立ち上げた。今回は初回の鉄道好きのためのオンライン体験ツアー「HIS リモ鉄」に続く第2弾として用意した。

 同社は2021年5月10日時点で、累計4100以上のオンライン体験ツアーを催行し、体験者数は総勢8万人を超えた。現地ガイドと観光地や名所を巡る「LIVEツアー」をはじめ、海外のショッピング代行「LIVEコマース」や料理・語学・ダンス・占いなど海外の文化を体験できる「スキルシェア」を催行してきた。

 「HISリモ飛」では、世界中にいるHISの飛行機好きスタッフが「空港」と「空」、「旅先」をテーマに「撮影」と「音」、「見る」ことを楽しめる商品を企画した。

 このうち、オーストラリアのシドニー国際空港を巡るツアーは、航空ファンに有名だというシドニー空港のシェパードマウンドのようすを放送するほか、離着陸のライブ映像を流す。同空港は長距離運航する航空機を見られることが特徴だという。催行日は5月19日(水)、26日(水)、30(日) 。ツアー料金は3099円(税込)。

 アメリカのシアトルにある航空博物館を訪れる商品は、アメリカ大統領専用機エアフォースワンや超音速旅客機コンコルドなどのようすを放送する。催行日は6月5(土)。価格は2235円。

 成田空港にオンラインで訪問するツアーは、海外添乗員として国内外を飛び回った経験を持ち、旅客機・エアライン検定2級に合格したガイドがクイズを出す。楽しみながら成田空港の魅力を再発見できるという。催行日は5月16(日)、23(日)、29(土) 。ツアー料金は1500円(税込)

 東京都・品川にあるプロも使用するーイング 777-300ERのフライトシミュレーターを案内するツアーは、コックピットからの眺やフライトの雰囲気を楽しめるようにした。催行日は5月16(日)~ 6月30日(水)。商品価格は1万2100円。

ANAHDの2021年3月期決算、4046億円の赤字に 貨物は過去最高の1605億円 

2021年5月14日(金) 配信

イメージ

 全日本空輸(ANA)などを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、片野坂真哉社長)が4月30日(金)に発表した2021年3月期連結決算は、営業損失が4647億7400万円(前期は608億600万円の利益)、当期純損失が4046億2400万円(同276億5500万円の利益)となり、新型コロナウイルス感染症による旅客需要の減退により、大幅な赤字となった。売上高は同期比63.1%減の7286億8300万円、経常損失は4513億5500万円(同593億5800万円の利益)。

 セグメント別の営業損益は、航空事業が4478億円の損失(同495億円の利益)、航空関連事業が36億円の利益(同181億円の利益)、旅行事業が50億円の損失(同13億円の利益)、商社事業が42億円の損失(同29億円の利益)となった。

 航空事業の旅客収入は、国際線が447億円(前期比92.7%減)、国内線が2031億円(同70.1%減)だった。一方で、貨物収入は緊急物資の輸送需要の増加などを受け、過去最高の1605億円(同56.3%増)となった。

 2022年3月期の連結業績見通しは、ワクチン接種の進むことで航空需要の急速な回復が期待されることから、売上高1兆3800億円、営業利益280億円、経常利益50億円、当期純利益は35億円とした。

JALチャーターで海外旅行気分!6月はオーストラリア

2021年5月14日(金) 配信

オーストラリアの魅力満喫

 日本航空(JAL)とオーストラリア政府観光局(デレック・ベインズ日本局所長)、ジャルパック、成田国際空港(NAA)は、6月12日(土)にオーストラリアへの旅行気分を味わえる「チャーターDE海外旅行気分を満喫!~オーストラリア~」を実施する。応募受付は5月18日(火)まで。

 オーストラリアは、世界最大の珊瑚礁群グレート・バリア・リーフやエアーズロック、野生動物など自然の魅力があふれている。搭乗ゲートでは、1万2000種以上あるといわれているオーストラリアのネイティブ植物・ワイルドフラワーを、専用花瓶にアレンジできるビュッフェ体験が楽しめる。また、機内ではオーストラリアをイメージした特別な機内食の提供や、オーストラリアグッズなどが当たる抽選会を実施。参加者全員に土産も用意する。料金は1人1万9000円から。

 また、過去の「チャーターDE 海外旅行気分を満喫!」で好評の、成田空港内の一般公開していないエリアをバスで周る「成田空港スペシャルバスツアー」もオプショナルツアーとして設定している。オプショナルツアーは1人1万円。

4月の宿泊業倒産3件 コロナ禍以降で最少(東京商工リサーチ調べ)

2021年5月14日(金) 配信

東京商工リサーチはこのほど21年4月の宿泊業・旅行業倒産状況を発表した

 東京商工リサーチがこのほど発表した2021年4月の宿泊業倒産は3件で、新型コロナウイルス禍以降で最少となった。また、4月は全体の倒産も50年間で最少の477件となり、同社は「国や自治体、金融機関などの資金繰り支援の効果が見られた」と分析した。一方で、旅行業の倒産は3件(同1件)発生した。21年1~4月の累計件数は12件(前年同期13件)となり、低水準にとどまった。

 宿泊業の4月の負債総額は19億1600万円(前年同月は179億8500万円)と前年同月比88・0%減で、2カ月ぶりに前年同月を下回った。負債総額17億円以上の倒産が1件発生し、平均負債額は6億3800万円。

 3件とも販売不振による破産。地区別では関東、中部北陸で各1件となった。

 2021年1~4月の累計倒産件数は33件(前年同期は46件)。

 主な倒産事例としてNAGAOKA管理(静岡県伊豆の国市)が3月31日(水)に東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は17億円。

 さかなや旅館の商号で設立し、飲める温泉や駿河湾の海の幸を使った料理を提供する「さかなや旅館」を経営。10年頃には本社地の旅館を閉鎖し、別館のみを運営していた。18年7月には会社分割で別会社に事業を移管。19年3月31日には株主総会の決議で解散していた。

 1987年にビジネスホテルとして設立したホテルニューシティー(群馬県館林市)は4月21日(水)に、前橋地裁太田支部から破産開始決定を受けた。負債総額は約2億円。

 館林駅から徒歩5分の好立地にあったが、周辺で同業他社が参入してきたことで業績が伸び悩み、債務超過が続いていた。

 20年以降は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用者数が大幅に減少した。休業と再開を繰り返して経営を続けていたが、3月12日(金)には事業を停止していた。

 旅行業の4月度の倒産は3件(前年同月は1件)だった。21年(1~4月)の累計倒産件数は12件で(同7・6%減、前年同期は13件)で、低水準にとどまった。

 負債総額は10億1700万円(同471・3%増)で、6カ月ぶりに前年同月を上回っている。

 旅行業としては今年最大となる9億5000万円の負債となったハートフルインターナショナルの倒産が、全体を押し上げるかたちとなった。

アソビュー、コロナ禍での休日の過ごし方調査 変化した人のうち宿泊旅行の延期は82・2%に

2021年5月14日(金) 配信

休日の過ごし方が変わった79・5%の人のうち、日帰り旅行の中止や延期した人は64・0%
 アソビュー(山野智久社長、東京都渋谷区)は5月13日(木)に、同社の親子ユーザーを対象に新型コロナウイルスの影響による休日の過ごし方の変化に関する調査を公表した。休日の過ごし方に変化があったと回答した人は79・5%で、このうち、宿泊を伴う家族旅行の中止や延期した人が82・2%だった。
 
 このほか、日帰り家族旅行の中止や延期した人は64・0%となり、自宅で遊べるゲーム機器や動画サービスの利用時間が増えた人は53・4%だった。(複数回答)
 
 コロナ禍で休日の遊びやレジャーの過ごし方の変更が、親から考えて子供にストレスだと思う人は78・1%。理由としてお出掛けやレジャー施設へ遊びに行くことの制限を挙げた人が80・6%、行事やイベントの中止と答えた人は72・9%、長時間家にいることにした人は58・3%。(複数回答)
 
 遊びやレジャー体験は子供の成長や情緒に良い影響があると思う人は、90・1%。子供の世代別の回答では未就学児の子を持つ親が93・6%、小学校低学年の子を持つ親91・2%、小学校高学年の子を持つ親90・6%だった。
 
 調査は全国の子供と一緒にレジャー体験を予約したアソビュー!ユーザーを対象に実施した。調査期間は2021年5月7日(金)~10日(水)。
 
 また、同社は5月22日(土)~7月21日(水)、アソビュー!の対象施設を予約した大人1人につき、子供1人が無料になる「子供の遊び応援プロジェクト」を実施する。
 
 「ゴールデンウイーク期間を2年続けて我慢した子供たちに楽しんでもらいたい」(同社)とコメントした。

鴨川シーワールド館長と行く 現地発着・知床羅臼クルーズツアーを6月に開催 

2021年5月17日(金)配信

「世界自然遺産・知床」の雄大な自然と野生動物との出会いを

 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)は開業50周年記念企画として、「鴨川シーワールド館長と行く、知床羅臼クルーズツアー」を開く。

 北海道知床半島の東岸に位置する羅臼沖は、鯨類や鳥類が豊富なプランクトンや小魚を求めて集まることで知られ、5~7月にかけては日本で野生のシャチに遭遇できるポイントとして注目されている。また、知床半島と国後島に挟まれた独特の地形により、風の影響を受けにくい穏やかな海としても知られる。

 今回は観光クルーズ船をチャーターし、出港から帰港まで約4時間をかけて「世界自然遺産・知床」の雄大な自然と野生動物との出会いを満喫する。ツアーには鴨川シーワールド館長・勝俣浩氏が同乗し、クルーズの中で出会う海の動物たちについて解説を行う。

 ツアーは知床・羅臼港発着。2021年6月12日(土)、6月19日(土)の2本設定。午前8時に出港し、正午に帰港する。悪天候の場合はそれぞれ翌日に順延。参加費は1人1万7千円(税込・大人・子供同額)。募集は20人で、最少催行人員は10人。旅行の申し込み、問い合わせはJTB千葉支店(電話043-201-6315)へ。

JTBと明治、”腸活”テーマの教育プログラムを共同開発 「おなかの学校」全国展開へ

2021年5月14日(金) 配信

JTBと明治が教育プログラム「おなかの学校」を共同開発

 JTB(山北栄二郎社長)は5月14日(金)、「腸活」をテーマとした中高生向けの教育プログラム「おなかの学校」を、食品会社の明治(松田克也社長)と共同開発し、「探究学習」プログラムとして全国の学校・教育機関に提供するプロジェクトを始めると発表した。10月以降の導入に向けた学校・教育機関からの問い合わせを、5月17日(月)から開始する。

感染予防策を講じての授業

 「おなかの学校」は、生徒が課題や疑問点を見つけ、その答えを導き出す「探究学習」をベースに、腸の健康を学ぶ内容となっている。プログラムでは、腸の仕組みや乳酸菌の働きなど基礎知識のほか、腸ヨガ、乳酸菌発酵実験、明治ヨーグルト工場見学、ヨーグルトレシピづくりなどの体験学習を実施。生徒が興味や関心を持った「腸活」について、自ら課題を設定し、情報収集、分析、プレゼンテーションを行う。「腸活」は明治が推進しているテーマであり、JTBが販売する探究学習プログラムで「腸育」を扱う試みは初となる。

 今後は、神奈川県横浜市内の私立学校でトライアル授業を重ね、ブラッシュアップしたうえで、全国の教育現場で探究学習プログラムで活用できるよう進めていく。

「東京ホテル・ウェディング&IR専門学校」、西葛西に開校

2021年5月14日(金)配信

学校校舎の外観イメージ

 全国に専門学校を運営する滋慶学園グループはこのほど、東京都江戸川区に新たに、「東京ホテル・ウェディング&IR専門学校」を開校した。学校コンセプトは、「ホスピタリティと英語力を生かして仕事をする」。これまでの専門学校と異なる3・4年制教育を軸に、国内外の業界を代表する企業と連携し、実践的な教育を行っていく。

 ラグジュアリーホテルを思わせる校舎は、世界的工業デザイナー・奥山清行名誉学校長が手掛け、学校長は元ANA総合研究所会長の小川正人氏。名誉教育顧問に元ホテルオークラ東京会長を務めた清原當博氏、ブライダル分野では業界を牽引してきた桂由美氏などホスピタリティ業界を代表するプロフェッショナルが名を連ねている。

 2022年度の学科は、(1)ホテル(2)観光・エアーライン(3)ブライダル(4)調理&製菓(5)スポーツビジネス──の5つ。目指す業種や職種に合わせて、計10コースの中から選べる。それぞれの職場で即戦力となる知識や技術を身につけられるように、在学中から現場で学べる教育プログラムが組まれているという。

ラグジュアリーホテルを模した客室イメージ

 校舎内は、ラグジュアリーホテルを模した客室や空間を備え、そこでホテルスタッフのノウハウを基礎から学べる。また、本格的なチャペルやヨーロピアンスタイルのカジノルームといった施設も充実させている。

 学校校舎は、東京メトロ東西線・西葛西駅から徒歩1分に立つ。