HOTEL THE COMPACT(淡路島)、朝ウナプラン発売 サウナ料や自家製レモネード無料に

2023年8月16日(水) 配信

用意する朝食
 バルニバービ(佐藤裕久会長CEO、大阪府大阪市) が運営する兵庫県・淡路島のリゾートホテル「HOTEL THE COMPACT」はこのほど、「朝ウナ(アサウナ)プラン」の発売をスタートした。
 
 「朝ウナ」は朝にサウナに入ることを指す。サウナ好きの人に呼ばれ、血流が良くなることで身体が軽くなり、活動的な1日を送れるという。同プランでは、通常大人1人当たり1100円(税込)のサウナ料金を無料にしたほか、淡路島産レモンを用いた自家製レモネードをプレゼントする。朝食は同島の食材を利用した持ち帰り可能なサンドイッチを提供。より清々しく目覚めてもらうため、サウナに入った後レモネードと朝食を食べながら海沿いを散歩することを勧めている。
 
 料金は1室2人利用で1人2万5000円から。アクセスは、神戸淡路島鳴門自動車道の北淡ICから車で約20分。三ノ宮(兵庫県)から神姫バスの高速バスで約1時間。

山のはちみつ屋(秋田県・田沢湖)が新商品「開運巣みつソフト」販売 はちみつを巣ごと堪能

2023年8月15日(火) 配信

開運巣みつソフト

 秋田県仙北市田沢湖のはちみつ専門店「山のはちみつ屋」(運営:ビー・スケップ、西村隆作社長)はこのほど、はちみつを巣ごと食べられる「開運巣みつソフト」を売り出した。

 はちみつは「金運上昇」「健康・長寿」の象徴とされ、ミツバチは「子孫繁栄」「幸せを呼ぶ」、ハチの巣は「厄除け」「家庭円満」など、古来より縁起の良いものとされており、これら開運アイテムをトッピングした新商品となっている。価格は800円(税込)で、店頭限定の販売。

 人気ソフト「はちみつソフト」は年間4万個以上販売されており、価格は400円(税込)。

山のはちみつ屋

 山のはちみつ屋は、地元で採蜜した国産はちみつをはじめ、店主が厳選した世界のはちみつ、プロポリス・ローヤルゼリーなどの健康食品、はちみつを使用した加工食品など幅広く取りそろえている。敷地内には、薪を使い本格石窯で焼く「ピザ工房」も併設している。

 また、旅行新聞新社主催の第43回プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選「土産物施設部門」で全国第6位に入賞している。

24年版アニメ聖地88の投票受付 抽選で最大3万円の電子マネーも(アニメツーリズム協会)

2023年8月15日(火) 配信

 アニメツーリズム協会(富野由悠季会長)10月31日(火)まで、2024年版訪れてみたい日本のアニメ聖地88の投票を受け付けている。全世界から受け付け、今冬に発表する。Web投票と追加のアンケートに回答した人の中から抽選で4人に、旅の応援資金として、最大3万円相当の電子マネーをプレゼントする。

  同協会は日本のアニメを新たな観光資源として活用し、全世界のアニメファンと地域をつなぎ、観光需要の拡大や地方創生に貢献することを目指している。その一環として、毎年「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を発表してきた。具体的には、かつて訪れたことがあるアニメの舞台のモデルになった場所や、これから訪れてみたい場所への投票を求めている。

 同協会のホームページや日本各地に設置した投票箱で受け付けている。このうち、ホームページでは多くの外国人にも応募してもらおうと、英語と中国語のページも設けた。

上野恩賜公園でウエノデ.ビアフェスタ2023 8月18~27日

2023年8月15日(火)配信

総勢1500人のアーティストがライブパフォーマンスを実施する

 上野中央通り商店会(東京都台東区)は8月18日(金)~27日(日)までの10日間、「ウエノデ.ビアフェスタ2023」を上野恩賜公園噴水広場で開催する。酒食遊をテーマとした地域復興支援・コミュニティの発展や、文化の向上を目的とした地域活性化イベント。ステージには、演歌歌手の新浜レオンさん、モデル・インフルエンサーの葦原海さん、お笑い芸人でオカルト系Youtuberのはやともさん、アニソンエンターテイメントDJ集団のアニソンディスコさんなどが登場する。

上野・シノバズブルワリーのクラフトビールとラムチョップ

 地元上野のクラフトビールを始め、北海道網走のクラフトビール、岡山県やスペインマドリードのご当地ビールなど豊富な種類のビールが楽しめる。あわせて、全国のご当地グルメ・地元の商店街グルメを提供するほか、ステージでは、総勢1500人のアーティストが、アイドルライブや郷土芸能などのさまざまなライブパフォーマンスを実施する。

 また、台東区社会福祉協議会と連携し、区内6カ所の障害施設の利用者が描いたアートを、ソーシャルデザインブランドNODDを運営している合同会社グリップグラップが再デザインしたイベントTシャツをスタッフが着用する。イベントTシャツは会場でも販売し、売上の一部は各施設に寄付をする。イベントを盛り上げ、楽しむことで社会貢献にもつながる新しい取り組みを仕掛ける。

 開催時間は正午~午後9時。入場料は500円、小学生以下は無料。

H.I.S.ホテルHD、宿泊者入替可能プラン発売 同じ会社勤める利用者で滞在日程異なることから

2023年8月14日(月) 配信

マンスリープランで使用する客室

 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)の運営する「変なホテル 小松駅前」(石川県小松市)は7月21日(金)から、宿泊者の入れ替わりが可能な30泊31日のマンスリープランを発売している。

 同じ会社に勤める利用者がそれぞれ異なる滞在日程や期間を過ごしていることから、設定した。また、長期間滞在する宿泊客も多いことを踏まえ、1人が30泊滞在することも可能としている。

 宿泊客を入れ替える場合は、次の利用者が来館する前日までに、名前や連絡先などをスタッフへ知らせる。

 客室はベッドを2台設置したツインルーム。デスクは広めで、長く座っても疲れにくいというワーキングチェアを導入した。価格は1部屋を1人で1室利用した場合、27万円(税・サ込)。

遊覧船電動化の実証運航、徳島市がヤマハ発動機と連携

2023年8月14日(月)配信

実証運航に使用するハルモ搭載艇

 徳島県徳島市(内藤佐和子市長)は8月12日(土)、市中心部の新町川で運航している遊覧船の電動化に向け、ヤマハ発動機(日髙祥博社長、静岡県浜松市)と連携し同社が開発した次世代操船システム「HARMO(ハルモ)」を用いた実証運航を始めた。市が進める「徳島市SDGs未来都市計画」の一環で、11月下旬まで行う。

 ハルモは電動モーターを動力とする推進器ユニットと、動作を制御するリモートコントロールボックス、直感的な操作ができるジョイスティックなどで構成された「次世代操船システムプラットフォーム」。振動・騒音が極めて小さく、快適に走ることができるという。

 ハルモを使った実証運航は現在も継続運行している北海道・小樽運河クルーズ、神奈川県・横浜ベイサイドマリーナYBMクルーズに続き3例目。

 徳島市のハルモ搭載艇は全長7㍍、全幅2・3㍍で旅客定員10人。船内の中央部分にあるテーブルを挟むように座席が配置され、飲食をしながらクルーズが楽しめる。

 市は、NPO法人新町川を守る会が運航する「ひょうたん島クルーズ」の運航船の1つとして取り入れるほか、グループでの貸切運航、旅行会社などが主催する企画クルーズで検証を行う。

東武トップツアーズ、延岡市と協定結ぶ 新たな地方創生に向けて

2023年8月14日(月)配信

締結式のようす(左から4人目が百木田康二社長、5人目が読谷山洋司市長)

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は8月7日(月)、宮崎県延岡市(読谷山洋司市長)と包括連携協定を結んだ。新たな地方創生を実現し、延岡市の活性化や市民サービス向上をはかる。

 延岡市は宮崎北部に位置し、江戸時代に延岡藩の城下町として栄え、今もなお受け継がれる歴史と文化のまち。海・山・川の豊かな自然環境の中で営まれる第1次産業、優れた工業技術や製品などの資源を多数有している。また、東九州自動車道の開通や九州中央自動車道の段階的整備によって、東九州のクロスポイントとしての拠点性が高まっている。

 今回の協定により、相互の協力と緊密な連携のもと、新たな観光素材の発掘や開発、歴史・文化資源を活用した市外からの誘客促進、農林水産物などの販路拡大に向けた情報を発信。このほか関係人口増加に向けたNFT(非代替性トークン)活用などを通じて、同市の活性化や市民サービス向上に取り組むとした。

 同社は今後、観光振興や歴史・文化都市の推進、地場産業の振興、地場企業支援、移住定住・関係人口の増加への取り組みに寄与する方針だ。

東武トップツアーズ、佐伯市と連携協定 地域の課題解決に向けて

2023年8月14日(月)配信

締結式のようす(写真左より3人目の田中利明市長、4人目の百木田康二社長)

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は8月7日(月)、大分県佐伯市(田中利明市長)と包括連携協定を結んだ。地方創生の実現に向けて、地域の活性化や市民サービスの向上をはかる。

 佐伯市は、九州で一番広い面積を有し、人と自然が共生する持続可能なまち「さいきオーガニックシティ」の実現を目指している。全都道府県に事業所を有する同社と連携し、双方の資源や人材を有効に活用しながら、地域の課題解決に向けた提案と施策の推進に取り組むとした。

 同社は今後、キャンプ体験や養殖場見学などの循環型ツアーの造成、環境保全につながる観光素材の発掘をはじめ、「浦100」プロジェクトの推進に注力。教育・文化・スポーツの振興や災害時の協力のほか、地域活性化に関して連携する。

 なお、今回の協定を契機に、佐伯市観光協会が事務局を務める「『浦100』プロジェクト」にて、同社が「浦100観光アクション認定事業者」の市外業者第1号に認定された。

初代「黄金の顔」常設展示、EXPO’70パビリオン別館が開業

2023年8月14日(月) 配信

初代「黄金の顔」が間近で観賞できる

 大阪府吹田市の万博記念公園に8月11日(金・祝)、1970年開催の「日本万国博覧会(大阪万博)」のシンボルとして、太陽の塔の頂部に設置されていた「黄金の顔」を常設展示する新施設「EXPO’70パビリオン別館」が開業した。

 府が本館隣接地に地上2階建ての別館を新築した。展示面積はモニュメントを置く中庭を含め約1300平方㍍。

 直径10・6㍍の「黄金の顔」は1階展示室の壁面にダイナミックに展示する。一部吹き抜け構造になっており、2階からも黄金の顔を見ることができる。

 現在、公園内の太陽の塔に設置されている黄金の顔は1992年に取り換えられた2代目。初代の常設展示はそれ以来、約30年ぶりとなる。

 万博の各パビリオンで案内役を務めた女性のユニホームや日本館に展示されたリニアモーターカーの模型など約300点の資料を展示する。映像演出で万博当時の賑わいを体感できるコーナーもある。

 開業に伴い、同日から入館料を高校生以上210円から500円に改定した。中学生以下は無料で変わらない。

 同月10日(木)にはオープニング記念式典が行われ、大阪府の吉村洋文知事は「黄金の顔を間近で観賞でき、直接パワーを感じ取ることができる施設だ。1970年当時のエネルギーを2025年の大阪・関西万博につなげていきたい」と期待を込めた。

案内役を務めた女性のユニホームを多数展示

タイミー、山形県と就業機会提供で契約 魅力体感で関係人口創出目指す

2023年8月14日(月) 配信

地域住民との交流機会も提供する
 アルバイト紹介会社タイミー(小川嶺社長、東京都港区)はこのほど、山形県と地方で働く体験を通じて、第2の故郷を見つけられるサービス「タイミートラベル」を活用した地域産業での就業機会や、地域住民との交流機会を提供する業務委託契約を締結した。移住検討の際に大きな課題となる「仕事」について、県の魅力を体感してもらい、関係人口創出や将来的な移住促進を目指す。
 
 同契約では、山形県内の上山市と西川町、酒田市、最上町、小国町で働く場を提供する。このうち、上山市の温泉施設「高源ゆ」では、接客や施設運営の準備などを行う。最上町の旅館「わらべ唄の宿  湯の原」では、客室や館内を清掃する。西川町の月山トラヤワイナリーでは、ぶどうの収穫作業やワインの仕込み作業、ワインの瓶詰め作業などを行う。
 
 また、受入事業者のほか、各市町のコーディネーターや移住者との交流機会を設け、地域の魅力や暮らしのイメージを伝える。