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アイヌ文化の魅力紹介 「ウポポイ」、北海道・白老町に来年4月24日(金)開館

2019年10月4日
営業部:鈴木 克範

2019年10月4日(金)配信

建設が進むウポポイ「国立アイヌ民族博物館」(2019年9月)

 アイヌ文化振興のナショナルセンターとして来年4月24日(金)、北海道白老郡白老町に「民族共生象徴空間」(愛称=ウポポイ)がオープンする。豊かな自然に囲まれたポロト湖のほとりで、アイヌ文化の多彩な魅力に触れることができる。

 敷地内には国立アイヌ民族博物館のほか、国立民族共生公園、慰霊施設が整備される。中心となる国立アイヌ民族博物館は、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館。口伝えで語り継がれてきた口承文芸やアイヌの世界観の中核をなす「カムイ(神)の考え方」など、6つのテーマに沿った展示を行う。館内の解説パネルやサイン、音声ガイドは日本語、英語、アイヌ語に対応する。(一部は中国語、韓国語、ロシア語、タイ語も)約100席のシアターではアイヌ文化を高精細・大画面映像で紹介する。

 国立民族共生公園は、食材の加工・調理、食べることを通じてアイヌ文化を学べるほか、「アイヌ古式舞踊」などの伝統芸能を楽しむ体験プログラムも用意している。

 ウポポイとはアイヌ語で、「(おおぜいで)うたうこと」を意味する。休業日は毎週月曜日(祝休日の場合はその翌日)と年末年始。入場料(博物館と公園の共通券)は大人1200円、子ども600円、中学生以下無料。団体(20人以上)は2割引。駐車場は大型バス約80台、乗用車約240台収容。

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