KKDAY JAPAN、食べログと提携締結 17言語で日本の4万2千の飲食店へ予約可能に

2024年10月16日(水) 配信 

 アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営するKKDAY JAPAN(大淵公晴支社長、東京都新宿区)はこのほど、カカクコム(村上敦浩社長、東京都渋谷区)の運営するレストラン検索・予約サービス「食べログ」と戦略的提携を締結した。これによって、利用客はKKDAYを通じて、17言語で食べログに掲載されている日本全国4万2000店舗以上の飲食店へ予約ができるようになった。

 2024年1~9月にKKdayで日本の食体験について検索された数は、前年同期比で40%増加。一方で、訪日客は旅行中に飲食店でのコミュニケーションに不便さを感じることが多いという。

 これを踏まえ今回の提携では、食べログのレストラン情報とKKdayの17言語・17通貨対応のシステムを組み合わた。利用客は、店舗到着後も電子チケットを見せるだけで入店や注文などを完了できるため、より気軽に日本の食文化へ触れることが可能となった。

 KKDAY JAPANは「訪日客のさらなる増加と需要の多様化を見据え、今後も提携レストランの数を拡大するだけでなく、旅行と食を組み合わせたより多様な商品のパッケージ化を目指す」とした。

金沢観光の目玉に、「金箔タクシー」を運行(冨士タクシー×箔一)

2024年10月16日(水)配信 

幸運の金箔タクシー

 石川県金沢市の冨士タクシー(塚本泰央社長)と金箔メーカー・箔一(浅野達也社長)は、金沢らしさの象徴とする「幸運の金箔タクシー」を製作し、10月15日(火)から金沢市内の観光タクシーとして運行を始めた。

 金箔タクシーは、冨士タクシーが金沢観光に訪れた人の思い出となるタクシーを作りたいという要望を箔一に伝えたことから実現したコラボレーション。金は風水でも縁起がよく、金運を呼ぶことから、幸運のタクシーとして乗車した際に特別感を感じてほしいという願いもあり、車体の半分以上に金箔を大胆に配置するデザインとした。

 今回のタクシーの金箔装飾は、金沢伝統の息吹が感じられる「箔あし」といわれる箔の境界線がわかるよう装飾し、シワを残すことで奥行きのある輝きを実現している。箔一はこれまで複数の装飾実績があり、厳しい北陸の気候でも耐えうる耐久性、耐摩耗性などの条件をクリアする技術開発力を活用し、金箔タクシーの実現に至った。

 乗客にはさらに幸福が訪れることを願い、車両ナンバーは「777」。乗車特典として先着200人に、ナンバーに合わせて製作した特製食用金箔「幸運冨士777」を乗車人数に応じてプレゼントする。

SDGsを身近に学ぶ体験型ツアー オーストラリア・フィジー3コース発売(阪急交通社)

2024年10月16日(水) 配信  

 

 阪急交通社は10月15日(火)、海の環境保全について学び、SDGsを体験するオーストラリアとフィジーの旅行商品3コースを売り出した。

 同社は、サステナブルなコンテンツを観光素材とする海外旅行を商品化している。今回は、人気の観光地を旅しながら、海の環境問題について身近に学ぶことができるツアーを企画した。

 オーストラリアの旅は、「ケアンズ5日間」と「シドニー・ケアンズをめぐる!オーストラリア2都市物語7日間」の2コースを用意した。グレートバリアリーフにおけるサンゴの再生プログラムの現場を視察するほか、浮き桟橋に設置されているラボを訪問する。ツアーボートには海洋学の専門家が同乗し、参加者からの質問に答える。

 ケアンズ5日間は、出発日が2025年3月2日(日)。旅行代金は、2人1室利用の大人1人当たり27万9800円。

 シドニー・ケアンズは、出発日が25年3月1日(土)。2人1室利用の大人1人当たり47万9800円。

 フィジーの旅では、政府観光局やホテルが取り組むプロジェクトにおける環境保全活動を学ぶ。

 出発日は25年2月15日(土)、3月15日(土)。旅行代金は、2人1室利用の大人1人当たり27万9800円。

加賀屋レプラカン歌劇団、東京の夜に特別公演 企業の支援受け12月まで

2024年10月15日(火)配信 

レプラカン歌劇団の特別公演のようす

 石川県・和倉温泉の加賀屋を専属舞台に活動をしている「レプラカン歌劇団」が10~12月にかけて、東京都内でナイトタイムショーの特別公演を実施する。令和6年能登半島地震で被災した加賀屋の会場を利用できない歌劇団のために、JTBとアサヒビールの協業のもとで実現した復興支援の取り組みで、10月11日(金)に初日公演が行われた。

 JTBとアサヒビールは、訪日外国人に対する「上質なナイトタイムエコノミーの創出」に向けて、今年1月から共創プロジェクトを始動。日本ならではの夜の娯楽やサービスを提供できるコンテンツの開発に取り組んでいる。今回の特別公演では、JTBがイベント運営のノウハウを活用しながら公演の運営サポートを行い、アサヒビールが商品提供などを通じてイベントの盛り上げをはかる。

(左から)アサヒビールの松山一雄社長、加賀屋の渡辺崇嗣社長、JTBの山北栄二郎社長

 初日公演に出席した加賀屋の渡辺崇嗣社長は……

九州産交ランドマーク、熊本にちいかわコラボカフェ ドリンクやグッズ販売

2024年10月15日(火) 配信

販売するドリンク

 九州産交ランドマーク(渡邊晋司社長、熊本県熊本市)は10月29日(火)まで、SAKURA MACHI Kumamoto(熊本県熊本市)に、池袋PARCO(東京都豊島区)内で展開されているアニメ「ちいかわ」の常設コラボカフェ「ちいかわレストラン」(東京都豊島区)のドリンクや、サイドメニューをピックアップした「ちいかわレストランドリンクスタンド クマモト出張所」をオープンする。

 同店は、ちいかわとコラボレーションしたドリンク6種とサイドメニュー1種のほか、オリジナルグッズを発売。ドリンク1杯につき、全10種のカフェオリジナルコースターをランダムで1枚プレゼントする。

 また、グッズショップで4400円(税込)以上購入した利用客に「オリジナルショッパー第1弾」を贈る。

こだわりの朝食を紹介する特設ページを開設 リッチモンドホテルズ

2024年10月15日(火) 配信

城後稔部長

 「ロイヤルホスト」などを展開するロイヤルグループ傘下でホテル事業を担う、アールエヌティーホテルズ(本山浩平社長、東京都世田谷区)は、ホテルブランド「リッチモンドホテルズ」を全国25都道府県で43軒運営している。今年、設立20周年を迎えた同社はこれを記念して、10月15日(火)にリッチモンドホテルズこだわりの朝食を紹介する特設ページを開設した。

 43ホテルのうち、同社が直営で朝食を提供している19店舗では「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を掲げ、順次改装やメニューのリニューアルなどを行っているところ。今回は、この19ホテルの朝食をアピールしようとWebページを立ち上げた。

 同社が同日、リッチモンドホテルプレミア浅草で開いた説明会で、FB推進プロジェクトの城後稔部長は、リッチモンドホテルズは日本で一番質の高い食とホスピタリティのグループを目指していることを紹介。「“食”と“人”によるおもてなしに力を入れている」とし、「19店舗の責任者と他社との差別化をはかるにはどうしたらいいか話し合いを重ねた」と今回の新たな朝食コンセプト誕生の背景を語った。城後部長は「1日は朝食から始まる。記憶に残る朝食で、その日をハッピーに過ごしていただきたい」と力を込めた。

 19ホテルの朝食では、地元の食や名物を取り入れ、各地の特色を生かした個性的なメニューを展開している。

 例えば、「リッチモンドホテル札幌大通」では、ちらし寿司やご当地の味噌ラーメン、スープカレーなどが並ぶビュッフェが楽しめる。「リッチモンドホテル宇都宮駅前アネックス」は宇都宮名産の餃子や佐野ラーメン、とちおとめいちごミルクなど、「栃木らしさ」が感じられる和洋ビュッフェを提供する。

リッチモンドホテルプレミア浅草で人気のフレッシュジュース

 今回会場となった「リッチモンドホテルプレミア浅草」では、多いときでは宿泊客の8割が外国人観光客という特徴から、生野菜やチーズ、ホテルで焼くパンなどに力をいれた洋食中心の約80種類が並ぶ。グレープフルーツやオレンジの生絞りジュースが人気という。今年の4月にはライブキッチンを新設し、目の前で出来立てを調理するメニューとしてオムレツとラーメンを用意。こちらも好評だ。

 また、19ホテル共通のフェアも展開しており、こちらは3カ月ごとにメニューが変わる。10~12月は「グラタン・ドリア」フェアを実施中。12月は期間限定で「いくら」も登場する。

日本旅行とZenkenが業務提携 宿泊業で働く特定技能人材向け日本語教育プログラム開発

2024年10月15日(火) 配信

日本旅行とZenkenはこのほど、日本語教育プログラムの開発に向けた業務提携を結んだ。

 日本旅行(小谷野悦光社長)とZenken(林順之亮社長、東京都新宿区)は10月1日(火)付で、宿泊分野で働く特定技能人材の語学力の向上に特化した日本語教育プログラムの開発に向けた業務提携契約を結んだ。

 日本で働く宿泊分野の特定技能人材は年々増加しているが、外国人にとって日本語を習得し、宿泊施設での業務を行うための語学力を身に着けることは容易ではない。宿泊施設が、働きながら、継続的・効率的に日本語を学習できる環境を整える必要がある。

 この課題を解決するため両者が協力し、ホテルや旅館などの幅広い宿泊施設の接客に対応できる特定技能人材向けの日本語教育プログラムを開発する。

 日本旅行は、宿泊分野において働くうえで必要となる基本的な接客スキルやマナー、専門知識の情報をZenkenに提供する。Zenkenは、これを踏まえて実際に現場で使えるオンライン形式の日本語教育プログラムを開発する。

 第1段階として、在留資格「特定技能1号」向けの日本語教育プログラムを開発し、日本旅行の取引先を含めた宿泊施設に向けて売り出す。

 第2段階として、在留期間の上限がない「特定技能2号」に合格するための、より高度な日本語教育プログラムを開発していく予定だ。

JAL主催「高校生動画万博」 大阪・関西万博でインバウンドへマチの魅力をPR

2024年10月15日(火) 配信

JALはこのほど、動画コンテスト「高校生動画万博」を実施する

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長)はこのほど、高校生を対象にした動画コンテスト「高校生動画万博~世界に届け!私のマチの魅力~」を開く。全国の高校生が製作した動画を通じて、大阪・関西万博を契機に日本を訪れるインバウンドに向け、日本各地の魅力を発信し、各地域への誘客をはかる。

 同社は、「高校生ならではの視点や言葉で、ガイドブックや観光案内に載っていない・まだ知られていない地域の魅力や、そこでしか体験できないことを動画で紹介することで、私たちも気付いていない新しい日本の魅力が発信できると期待している」とした。

 コンテストを通して、大阪・関西万博への関心を高め、万博会場を訪れるきっかけを提供することで、日本の未来を担う高校生にグローバルな視野と地域への愛着を育んでもらいたい考え。

 参加者全員には、同社から大阪・関西万博の入場チケットを進呈する。

 募集期間は、10月15日(火)~12月8日(日)。審査は12月下旬、結果発表は2025年1月中旬を予定する。

 最優秀賞には賞品として、国内線往復航空券+JAL旅行券3万円を応募グループ人数分進呈する。

H.I.S.Mobile、沖縄旅行プレゼントCP実施中 10月31日(木)まで受付し抽選で2人1組に

2024年10月15日(火) 配信

沖縄旅行のイメージ

 HISグループのH.I.S.Mobile(猪腰英知社長、東京都港区)は10月31日(木)まで、抽選で2泊3日の沖縄旅行が当たるキャンペーンを始めた。

 期間中、キャンペーンページで出題されるクイズへの解答やMyHISモバイルID、電話番号などを入力することで応募が完了する。同IDの1アカウントにつき、1回申し込むことができる。

 抽選で2人1組へ2024年12月~25年1月に出発する2泊3日の沖縄旅行が進呈される。出発地は成田空港または羽田空港。宿泊場所はスマイルホテル那覇シティリゾート(那覇市)。

全国のご当地グルメ集結 「OBAMA食のまつり」 小浜市

2024年10月15日(火) 配信

原田さんと小浜市ご当地キャラクター「さばトラななちゃん」

 福井県小浜市の若狭おばま観光協会の原田優輝専務理事兼事務局長と池田歩主任がこのほど、来阪し、10月26(土)、27日(日)の2日間実施する秋の一大イベント「第21回OBAMA食のまつり」をPRした。地元グルメと全国のご当地グルメが一堂に集まる食の祭典で、毎年、2日間で延べ約1万5000人が訪れる小浜の秋の定番イベント。

 「御食国若狭おばま食文化館」前に設けた特設会場には、鯖で出汁をとったスープが特徴の「小浜ラーメン」や若狭の最高級和牛「若狭牛」を使った「若狭牛ステーキ丼」といった地元グルメのほか、大分の「中津唐揚げ」、香川の「丸亀骨付鳥」、静岡の「富士宮焼きそば」など、全国のご当地グルメが勢ぞろい。「若狭牛カレー」や「越前・坂井辛み蕎麦」、「和歌山ラーメン」などの新メニューも含め、今年は約46店舗が出店する。

 会場には、このほかにも、新鮮な海鮮や一夜干しを七輪で楽しむ「地魚七輪焼き」や、鯖街道起点の地・小浜ならではの「鯖寿司食べ比べ」、地酒コーナーや各地の特産品を集めた物産展、「若狭塗箸研ぎ体験」など、さまざまな催しを用意。石川県能登地域の地酒や海産物をそろえた能登復興応援コーナーも設ける。開催時間は、両日とも午前10時から午後3時まで。荒天の場合は中止となる。

 原田さんは「小浜ラーメンは今では、このイベントでした食べることができない幻の逸品です。ぜひ食べにお越しください」とアピールした。