自然豊かなリゾート地を職場に 星野リゾート、テレワークステイができる長期滞在プランを強化

2020年5月19日(火) 配信

リゾートテレワーク(イメージ)

 星野リゾート(星野佳路代表、長野県・軽井沢町)はこのほど、当面の間、「3つの密(密閉、密集、密接)」を回避したテレワークステイができる長期滞在プランを強化すると発表した。自宅での仕事に不便を感じている人に向け、自然豊かなリゾート地を職場と同じ環境にし、安心して仕事ができる滞在を提案する。

 館内のパブリックスペースには無料の無線Wi-Fiを完備し、会議や電話用の個室環境(無料/一部の施設で対応)を整備。パブリックスペースは、チェックイン前、チェックアウト後でも利用できる。

 施設によっては、仕事の休憩時や仕事終了後に体を動かす環境として、スパやマッサージ、ストレッチ、アクティビティを用意する。

 リゾナーレブランド5施設には、Books&Cafe、プール、キッズルーム、託児サービス、キッズアクティビティがあり、子供連れでも安心したテレワークステイが可能だ。

 食事は、朝食、昼食(一部の施設は近隣)、夕食ともにその土地でしか味わえない海の幸、山の幸をコースやお膳などさまざまなスタイルで提供。施設近隣は、コンビニエンスストア、スーパーマーケットや、銀行、郵便局、医療機関などあり、自宅テレワークと同じ感覚で生活することができるという(各施設ごとに内容が異なる)。

ぴったりリゾテレステイをマトリクス図で案内

「城びと」会員が1万人突破 プレゼントキャンペーン始める

2020年5月19日(火)配信

抽選でオリジナルグッズをプレゼント

 東北新社(二宮清隆社長、東京都港区)が運営する城情報Webメディア「城びと」は、2020年5月に会員登録者数1万人を突破した。同社はこれを記念して5月19日(火)、城びとオリジナルグッズをプレゼントする「“1万人の城びと”ありがとうキャンペーン」を始めた。

 5月31日(日)までに「城びと」に会員登録した人の中から、抽選で「城びとポケット御城印帳」や、今回特別に制作する「城びと1万人ありがとう御城印」など、城びとオリジナルグッズをプレゼントする。

 また、キャンペーンページでは、これまでに会員が投稿した城の口コミをピックアップし紹介する。日本全国の城に足を運んだファンの人々の城めぐりのようすや、ファンならではの城情報を閲覧できる。

 「城びと」は、お城のスペシャリストによる城や歴史に関する記事や、日本全国の城情報を閲覧できる、城の魅力を発信するWEBメディア。会員登録をすることで、訪れた城に関する記録や口コミの投稿、城のスペシャリストによる会員限定記事が読める。さらに、「城びと」オリジナルイベントを開催するなど、これまで城に関するさまざまなコンテンツの発信を行っている。

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~茨城県・つくば牡丹園~

2020年5月19日(火)配信

 約6万株の牡丹・シャクヤクを誇る世界最大級の牡丹庭園「つくば牡丹園」(茨城県つくば市)は、新型コロナウイルスの影響で今年は短縮営業で開園しているが、現時点でシャクヤク4万株以上が開花し、満開を迎えている。今年は牡丹園に見に行けないというファン向けのオンライン企画として、“水面に浮かぶシャクヤク”のようすを動画で配信している。

 動画では、園に協力する熟練シャクヤク農家さんの畑でのようすなど、普段は見られない舞台裏も公開。美しく咲き誇る花たちを有効活用し、今年も「つくば牡丹園」の水面を美しく彩っている。

 応援してくれる人へ感謝の気持ちを込め期間限定で、来年の前売り入場券を割引価格でオンライン販売する。感謝のポストカードを添えて、来年3月ごろにチケットを郵送する。

水面に浮かぶシャクヤク8,000輪

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~和歌山県・休暇村紀州加太~

2020年5月19日(火)配信

 和歌山県和歌山市の休暇村紀州加太は、紀淡(きたん)海峡に浮かぶ島々を一望する絶景や夕陽をお楽しみいただけるホテルです。

 一番の自慢はやっぱり新鮮な海の幸。春は桜鯛、夏はハモ、秋は海老、冬はクエといった旬の食材をふんだんに使った会席料理をご用意しています。そして四季折々の鮮魚料理を味わえ、6種の湯船を楽しめる美肌の湯、バラエティ豊かなイベントやツアーなど盛りだくさんです。

 小高い丘の上から望む海は、天気の良い日は、淡路島はもちろん四国まで見渡せます。潮風を感じる爽やかなひと時を、静かで穏やかな大自然をロマンティックなひとときを、家族と、友人と、恋人と味わってみませんか。

 またホテルが立地する和歌山市加太は大阪市内からアクセス抜群で、豊かな自然と土壌に恵まれた場所に立地します。ホテルの周りには、徒歩圏内には壮大な景色が広がる展望台や深山(みやま)砲台跡の歴史的建造物、そして足を延ばせば加太の街には、淡嶋神社や友ヶ島など和歌山県を代表する観光地が点在しており、休暇村紀州加太はそれらの観光の拠点に最適です。

自然にときめくリゾート【公式】休暇村紀州加太を動画で体験!

自宅でお茶を楽しむ「#うちお茶」SNSキャンペーン 5月末まで 静岡市

2020年5月18日(月)配信

お茶に関する写真・動画に、 ハッシュタグ「#うちお茶」を付けてSNSに投稿

 静岡市茶業振興協議会と静岡市は5月31日(日)まで、自宅でお茶を楽しむ「#うちお茶」SNSキャンペーンを実施している。

 SNS(Twitter、Instagram)上で、ハッシュタグ「#うちお茶」を付けてお茶に関する投稿をすると、抽選で88人に静岡市の新茶一煎パック5袋セットをプレゼントする。

 同キャンペーンは4月24日(金)に第1弾を開始したところ、約5時間で900件を超える投稿が集まり、先着888人へのプレゼントが即日で終了。好評に応えようと第2弾を企画した。今回は、新茶のおいしさを身近な人とシェアしてもらえるよう、一煎パック5袋セットでプレゼントする。

 静岡市では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、静岡茶市場での初取引の式典が中止となったほか、新茶イベントも中止が相次ぐなど、かつてない環境の中で新茶シーズンを迎えた。「キャンペーンを通じて、多くの皆様に新茶シーズンの到来を感じていただき、『うちお茶』を楽しむことで、日本のお茶、静岡の新茶を応援していただければ」(静岡市)という。

Loco Partners、視聴者参加型のオンライン対談開く コロナ禍の転換期をどう捉えるべきか

2020年5月18日(月) 配信

第一回では「時音の宿 湯主一條」と「東京ステーションホテル」が参加する

 ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partners(村上文彦社長、東京都港区)は5月20日(水)から、宿泊施設や観光業に関連するプロフェッショナルの“人”や”想い”などを配信する視聴者参加型のオンライン対談「Relux Theater LIVE!」を開く。

 外出の自粛が要請されるなか、利用者には普段は表に出ることの少ない“人”や”想い”を配信することで、今後の旅行がより充実させるきっかけにし、宿泊施設には経営のヒントにしてもらう考え。

 第1回は、同社の副社長兼営業本部長の塩川一樹氏をモデレーターに、時音の宿 湯主一條20代当主の一條一平氏と東京ステーションホテル総支配人藤崎斉氏をゲストとして招待。「『日本の宿』の継承者が考える宿泊業界のいまとこれから」をテーマに語る。

 「Relux Theater LIVE!」は、日本全国の宿泊施設や観光業に関連するプロフェッショナルをゲストに迎え、歩んできた人生や施設の歴史から、今回の新型コロナウイルスの危機をどのように捉え、今後どのように乗り越えて方を語る。視聴者参加型でLIVE配信中には、視聴者も質問する時間を設ける予定となっている。

開催概要

タイトル:Relux Theater LIVE!
開催日:5月20日(水)〜毎週水曜日に開催
時間:午後7時〜8時
参加費 :無料
配信方法 :Zoomで配信

開催日・プログラム(テーマ・ゲストは決定次第、HPにて随時更新)
第1回 :5月20日(水)19時〜20時 
テーマ:「日本の宿」の継承者が考える宿泊業界のいまとこれから〜コロナ禍という転換期をどう捉えるべきか〜
ゲスト:時音の宿 湯主一條 20代目当主 一條一平氏、東京ステーションホテル総支配人藤崎斉氏
第2回:5月27日(水)
第3回:6月3日(水)
第4回:6月10日(水)
第5回:6月17日(水)

緊急事態宣言、完全解除に向けて「新しい日常」見据える 新経連

2020年5月18日(月) 配信 

新経済連盟 三木谷浩史代表理事

 新経済連盟の三木谷浩史代表理事は5月14日(木)に発表された政府による緊急事態宣言の一部解除を受け、「完全解除後の新しい日常を見据え、日本経済の再活性化へ今後も官民一体の協力が必要」とのコメントを出した。

 感染の再拡大防止策を効果的に推進していくには、従来の体制にこだわらない民間の力や、海外の最新データの活用を含めた体制整備を行っていくことを提案する。

 具体的な方策として、国民全員を定期的にPCR検査することを最終目標とする。その一環として、都道府県ごとに、全国でホテルの借り上げをする方針を今後固めていく。また、全国のホットスポットなどに、AI(人工知能)サーモセンサーの導入も促す。

 緊急事態宣言が発令された4月と同様に、ソーシャルディスタンスの啓発活動を含む、行動変容による蔓延防止プロジェクトを推進する。Work From Home導入の環境整備も視野に入れている。

 同連盟は政府に対し、「本提案の実施について検討していただきたい」と求めている。

ピクトグラムを無償で配布 宿泊・観光施設を支援

2020年5月18日(月) 配信

ピクトグラム使用例

 アクティバリューズ(陳適社長、東京都渋谷区)は新型コロナウイルス感染拡大を受け、宿泊・観光施設向けに、マスク着用・検温・館内消毒といった取り組みを提示する多言語ピクトグラムを無償で提供し、「安心の見える化」を支援する。

 ピクトグラムの種類は「スタッフの検温を実施しています」「ドアノブ等の共用部分を消毒しています」など約20点。

 従業員の取り組みの提示のほかにも、「うがい手洗いにご協力お願いいたします」「体調不良時はお申し出ください」など、お客へのお願いを提示するデザインもそろえる。

 施設内へのチラシ掲示・配布、ステッカー貼り付けといった利用を想定している。提供素材の加工の制限や、クレジットの記載など、とくに条件は設けておらず、Webサイトからダウンロードができる。多くの施設が活用できるようにと、商用・非商用問わず無償で利用することが可能。

 「事業環境激変に苦しむ宿泊・観光業界が回復する一助になればうれしい」と語る同社は、多言語AI(人工知能)チャットボットを観光業向けに提供している。滞在前の国内外の旅行者に、施設の公式ホームページやSNS(交流サイト)を通じて「安心の見える化」を届けるサポートを行っている。今回の支援はこのサービスのノウハウを活かしたもの。

新型コロナで宿泊業の倒産相次ぐ 4月25件は11年5月に次いで過去2番目 東京商工リサーチ調べ

2020年5月18日(月) 配信

イメージ

 東京商工リサーチがこのほど発表した2020年4月の宿泊業倒産は25件(前年同月は2件)と、過去2番目の多さとなった。このうち新型コロナ関連倒産は15件で、全体の6割を占める。インバウンド需要の急激な落ち込みや、外出自粛による宿泊キャンセルが原因と見られる。同社は「20件台は11年5月の29件以来、8年11カ月ぶり」とし、「倒産はしばらく高水準をたどる可能性がある」と懸念している。

 

宿泊業・旅行業の倒産状況

 2020年は東京オリンピック開催などで、外国人観光客のインバウンド需要の追い風が期待されたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、五輪は1年延期が決定された。

 先行投資の負担と、相次ぐキャンセルにより業績が悪化し、宿泊業者は事業継続の窮地に立たされている。

 4月の負債総額は179億8500万円となり、前年同月比404・0%増と急増している。負債額が10億円以上の大型倒産が5件、同5億円以上10億円未満も6件発生した。主な事例は、破産申請した滋賀県のロイヤルオークリゾートの負債50億円などがある。

 地区別では、近畿が7件と最多。次いで中部6件、関東5件、東北、中国、九州が各2件、北海道が1件となる。都道府県別では東京都が4件と最も多い。高級コンパクトホテルで成長していたファーストキャビンと関連3社が破産申請するなど、コロナ不況の煽りを受ける。

 破産の形態として、消滅型が20件と全体の8割を占めた。再生型では民事再生法が1件にとどまる。また、第二会社方式などの事業譲渡後の整理のため、特別清算を選択するケースもあり、こちらは3件にのぼる。

 一方、旅行業の倒産は、4月は1件と、前年同月と変わらない結果となったが、1月から4月までの累計倒産件数は13件で、前年を上回って推移している状況だ。負債総額は同78・0%増の1億7800万円となった。

 国内外で人の移動が制限され、旅行業・宿泊業がその影響を受けている。緊急事態宣言の延長などで、新型コロナウイルスの終息見通しはいまだ立たない。終息後の消費喚起策として成立した補正予算も、実行にはまだ時間が必要であり、「当面は宿泊業者の資金繰り問題が大きな課題」(同社)となっている。

湯快リゾート、食事をテイクアウト形式に変更 新型コロナ対策

2020年5月18日(月) 配信

テイクアウトで提供する「創作彩り御膳」(左:夕食、右:朝食)

 湯快リゾート(東原元規社長、京都府京都市)は6月1日(月)~8月31日(月)の期間、新型コロナウイルスの感染予防対策としてバイキング形式の食事提供を一時的に中止し、テイクアウト形式での食事提供を始める。レストランでの3密を回避し、客室や施設内の共用スペースで安心して食事が楽しめる。

 ほかにも検温や消毒剤の設置などの衛生管理や3密を回避するための対策も行い、長引く自粛でストレスを抱えている人々が安心して過ごせる環境づくりに努めていく。

衛生管理の対策

・チェックイン時に非接触型の体温計で検温し、37.5℃以上の方は入館を断る場合がある

・手指用消毒剤を玄関、フロント、エレベーター前、共用スペースの化粧室へ設置

・フロントカウンターと売店に、ビニールカーテンやアクリル板を設置

・通常の客室清掃に加え、ドアノブやスイッチ、座布団やスリッパなど、客室各所の消毒

・前日に宿泊された部屋の翌日の使用を中止

・館内共用スペースのドアノブ、エレベーターのボタン、階段の手すり、ゲームコーナー、売店などの、定期的な拭き取り消毒

・共用トイレのジェットタオルを使用停止し、手指用消毒液を設置

・全スタッフが出社前に体温を計測し、37.5℃以上の場合は出勤を停止

・出勤するスタッフはマスクを着用し、定時での手洗い消毒を実施

3密回避の対策

・2㍍以上のソーシャルディスタンスを保つ案内を館内に掲示

・空気の入れ替えのため、玄関や周辺の窓などを定期的に開放

・フロントカウンターや売店での行列を回避するため、間隔をあけて並ぶ目印を設置

・大浴場は、同時に利用する人数を制限

・サウナ、エステ、カラオケなど館内施設の営業を中止

・レストランでは、テイクアウト形式で食事を提供