網走地域でバス乗り放題パス販売、観光客取り込みへ

2018年1月23日(火) 配信 

観光客の取り込みをはかる

網走バスは2018年1月19日(金)から、同社の主要バスが乗り放題になる「あばしりフリーパス」(2日券、3日券)を売り出した。沿線の観光施設などの特典クーポンも付いている。通常の女満別空港~網走バスターミナル間のバス往復料金は1820円。同パスでは2日券2千円で乗り放題にクーポン付きとお得だ。今回は道のバス事業活性化モデル事業の一環で実施。網走地域を訪れる観光客の取り込みやバス事業の生産性向上をはかる。今後は、フリーパスの販売状況などをとりまとめ、導入効果についても確認。対象路線や販売場所、特典クーポン提供施設の拡大を検討していく。

「あばしりフリーパス」の概要

 女満別空港や網走駅から、網走周辺を訪れる観光客が主な対象に、路線バスで巡ってもらうフリーパス。オホーツク流氷館や博物館網走監獄、北方民族博物館、温泉、飲食店などの割引特典クーポンが付くお得なパスとなっている。

対象路線:女満別空港・美幌船(女満別空港~おーろらターミナル)、観光施設めぐり線(おーろらターミナル~北方民族博物館)、網走市内線全線、小清水・斜里線(網走駅~北浜、白鳥公園入口)

販売場所:女満別空港観光案内所、網走観光協会(網走駅、道の駅)、網走バスターミナル、東横イン網走駅前

種類・金額:2日券・2千円(子供1千円)、3日券・3千円(子供1500円)

特典クーポンも多数用意

ピーターラビット™の世界を食で体感

2018年1月24日(水) 配信

京王プラザホテル(東京・西新宿)は2018年2月1日(木)から3月31日(土)まで館内3つのレストランで、絵本「ピーターラビットの おはなし」シリーズをテーマとした特別メニューを展開する。

 2017年4月から6月末まで作者ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して実施した 第1弾が好評を博したことから、第2弾として開催する。今回はオールデイ ダイニング「樹林」で、ユニオンジャックに彩られたピーターラビットとストロベリーをふんだんに使用したスイーツブッフェを展開。スーパーブッフェ「グラスコート」では 日本初登場の新デザインで店内を装飾する。また、フレンチ&イタリアン 「デュオ フルシェット」では、新デザインをイメージした特別メニューをテーブルコーディネートと共に用意する。期間中は「樹林」と「グラスコート」の店舗前に フォトスポットを設け、ピーターラビットとの記念撮影楽しめる。

第2弾「ピーターラビット™のホテルカーニバル」

■「ピーターラビット™のロイヤルスイーツタイム」~ロンドンと魅惑のストロベリー~(樹林)

料金:大人3,800円/子供2,600円(ドリンク付)
時間:午後3:00~5:30(ラストオーダー5:00)
内容:ピーターラビットのかくれんぼタルト、ナトキンとブラウンじいさまのブラウンケーキ、マグレガー夫人の焼きたてパイチュウチュウおくさんのレーズンパン、アプリイ・ダプリイのジャムタルト、ピーターの嫌いなカモミールティーゼリー、ロビンソンのカップケーキタワーなど約30種類のいちごを中心としたスイーツ

■「ジマイマのカントリーブッフェ」~春の田舎道~(グラスコート)「マグレガーさんの畑でとれた野菜サラダ」や「ジマイマのたまごグラタン」「トムのねこ巻きロール寿司」など、春を感じる彩り鮮やかな料理が大集合!

料金: ランチ   (平日)3,600円/土・日・祝日4,100円
     ディナー(平日)5,600円/土・日・祝日6,600円

■女子会プラン「3姉妹のおしゃべりディナー」(デュオ フルシエット)

 料理長がストーリーにヒントを得て創作したイタリアンのコース料理を提供する。

料金:6,500円
時間:午後5:30~7:30までの入店
人数:2人~(2.5時間制/要予約)

はとバス共栄会「地方発信」テーマ、“第2の創業期”と位置づけ

2018年1月24日(水)配信

前田伸会長

 はとバス共栄会(会長=前田伸・日本電波塔社長)は1月22日(火)、はとバスグループクルーズ部門「シーライン東京」のクルーズ船「シンフォニー・モデルナ」で賀詞交歓会を開いた。前田会長は参集した会員に「強く団結して今年も観光にうねりを起こしていこう」と呼びかけた。

  前田氏は今年の観光分野のテーマに地方発信を掲げ、「新たな発見と地域の特色を組み合わせて発信しながら、それぞれの地域でのおもてなしが大切」と語った。

 はとバスの中村靖社長は同社が今年創業70周年、シーライン東京が創業30周年を迎えることや、19年1月には銀座キャピタルホテルの3館目が開業することなどを報告。「19年にはラグビーワールドカップ、20年の東京オリンピック・パラリンピックも控えている。この3年間は観光業にとっても、はとバスにとっても大事な3年間。はとバスとしては、第2の創業期と位置づけ、発展と基盤を築いていく」と宣言した。

 会場では鏡開きや旅行新聞新社が主催する「優秀バスガイド」を昨年受賞した松川陽香さんと、今年受賞した吉塚里美さんの紹介、はとバスツアー招待券などが当たる抽選会が行われ、大いににぎわった。

(左から)ガイドの松川さん、中村社長、ガイドの吉塚さん

 

 

 

AKBグループがインスタ映えのグアム発信、キャンペーンやスペシャルライブも

2018年1月24日(水) 配信 

インスタグアム2018プレゼントキャンペーン

グアム政府観光局は9月30日まで、「インスタグアム2018 プレゼントキャンペーン」を実施し、1月22日からは全3タイプの新CMをオンエアする。キャンペーンではJCB商品券5万円分が当たるほか、CMは全3を用意。4月には、現地でのスペシャルライブも決定した。ともにAKB48グループメンバーを起用した取り組み。グアムのインスタ映えするスポットの情報発信をしていく。

 南国グアムは日本から約3時間半とアクセスも良く、気軽に行けるインスタントバケーションに適したデスティネーション。3月25日から10月27日までは既存の直行便に加え、日本航空(JAL)が成田〜グアム間の往復の直行便を1日2便に増便する。利便性の向上に加え、知名度の高いAKBグループを宣伝塔とすることで、さらなる集客をはかる考え。

取り組み概要

 グアムのランドマークや景色、自然、食、アクティビティなど、インスタ映えするスポットを、グアムの“公式インスタグアマー”に任命された「AKB48グループ」のメンバーや、人気のインスタグラマーが実際に撮影した写真とマップで紹介。グーグルマップと連動したアクセス情報も掲載し、でインスタスポットガイドとして利用も可能。公開時は50カ所だが、その後順次スポットを増やし、最終的には100のインスタスポットを目標とする

 期間中は、自身でインスタスポットをSNSで投稿すると、5万円と1万円のJCBギフト券が、毎週抽選で各1人に当たる。(各計36人、合計72人)

 グアム政府観光局の公式インスタグラム( @visitguam_jp )では、同CP期間中「AKB48グループ」のメンバーが自らグアムで撮影した、インスタスポットの写真をあわせて毎週公開していく。

インスタグアム2018 プレゼントキャンペーン概要

公式インスタグアマーのスポット紹介例

 キャンペーン名称: インスタグアム2018 プレゼントキャンペーン

 実施期間: 2018年1月22日(月)~9月30日(日)

 賞品: (1) グアムで撮った写真を投稿してあたる!…JCBギフト券5万円 期間中、毎週1人計36人(2)サイトの中からお気に入りの写真を投稿してあたる!…JCBギフト券1万円 期間中、毎週1人計36人

 応募資格: 日本国内在住で18歳以上、下記グアム政府観光局の公式SNSのいずれかをフォローしている者

Instagram:

Twitter:

Facebook:

応募方法:

(1) キャンペーン期間中にグアムに行って、グアムで撮ったインスタスポットの写真に、ハッシュタグ #instaguam_cp をつけて、 コメント欄に写真のタイトル明記して、グアム政府観光局をフォローしている、または「いいね」している自身のSNSに投稿。 例:恋人岬でポーズ!朝市でごはん!タモン湾に沈む夕日!など。

(2) キャンペーンサイトに掲載されているグアムのインスタスポット写真の中から、自身のお気に入りの写真をコピー。ハッシュタグ #instaguam_cp をつけて、グアム政府観光局をフォローしている、または、「いいね」している自身のSNSに投稿。

 当選発表:厳正な抽選のうえ、(1)については、3月第2週に、初回の当選者6人の投稿写真を特設サイトにて発表。以降、毎月第2火曜日に、前月に投稿した当選者4人の投稿写真を発表。(2)については、賞品の発送をもって発表にかえる。当選者には、順次応募投稿をしたSNS経由で連絡がくる。

 注意事項:自身の応募投稿が一般公開設定していない場合は、抽選対象とならい。当選発表時点で、フォロー、「いいね」を解除している場合は、抽選対象とならない。一人何度でも応募できるが、重複しての当選はない。

 キャンペーン問い合せ先: guam@candlewick.co.jp (午前10:00~午後6:00  土日祝日を除く)

AKBグループメンバーを起用した新CMオンエア

AKBによる新CM

 18年のコミュニケーションキャンペーン「#instaGuam」の一環で、AKB48グループメンバーを起用したグアムのインスタ映えするスポットを紹介する新CMを2018年1月22日(月)からオンエア。CMは全部で3タイプ。併せて、キャンペーン特設サイト、YouTubeのグアム政府観光局公式チャンネルでも全タイプを公開する。

 今回のCMでは、AKB48グループメンバーが、気軽に行けるインスタ映えスポットとしてのグアムを楽しく巡る内容となっている。また、今回の撮影の合間にメンバーたちが実際に撮影したインスタ写真は、グアム政府観光局の公式インスタグラム(@visitguam_jp)で毎週公開していく。

 AKB48グループ選抜メンバー16人でグアムスペシャルライブが4月21日に開催決定。スペシャル特典付オフィシャルツアー、ライブ鑑賞付ツアーも用意し、参加メンバー、ツアーの詳細は後日発表、発売開始の予定。

CM概要

CMカット

 タイトル:「インスタグアム」篇(30秒)、「インスタグアム・ビーチヨガ」篇(15秒)、「インスタグアム・ハンバーガー」篇(15秒)

 放送開始日・放映エリア(視聴可能都道府県):2018年1月22日(月)~2018年2月4日(日)、関西(YTV MBS KTV)、中京(CTV CBC NBN)、福岡(FBS RKB KBC)、仙台(MMT TBC KHB)

 出演者:AKB48グループメンバー:入山 杏奈(AKB)、古畑 奈和(SKE)、山本 彩(NMB)、太田 夢莉(NMB)、朝長 美桜(HKT)、萩野 由佳(NGT)

 CMストーリー:「インスタグアム」篇(30秒)…同局は「思い立ってから、さくっと行けちゃうグアム。荷物をつめて空港から飛行機に乗ってグアムに到着!さくっと行ったグアムで、インスタ映えスポットを巡りながらグアムを存分に楽しむAKB48メンバーたちの素顔をとらえています」と説明。

AKB48グループメンバープロフィール

入山杏奈

入山 杏奈 Iriyama Anna

 生年月日:1995年12月3日(22歳) 生まれ:千葉県

 AKB48チームAのメンバーである。落ち着いた雰囲気と整った顔立ち、目力の強さが特徴であり「クールビューティー」と称される。3月22日に1stソロ写真集『美しい罪』を発売。愛称は、あんにん。

古畑 奈和

古畑 奈和 Furuhata Nao

 生年月日:1996年9月15日(21歳) 生まれ:愛知県

 SKE48チームKIIのメンバー。一時期AKB48のメンバーを兼任していた。「AKB48 49thシングル選抜総選挙」にて14位で選抜メンバー入り。愛称はなお、奈和ちゃん。

 

山本彩

山本 彩 Sayaka Yamamoto

 生年月日:1993年7月14日 (24歳) 生まれ:大阪府

 NMB48チームNのメンバーで、同グループおよびチームではキャプテンを務める。NMB48としてデビュー曲以降、シングル表題曲すべての曲で選抜メンバーとして歌唱している。愛称はさや姉など。

太田 夢莉

太田 夢莉 Ota Yuuri

 生年月日:1999年12月1日(18歳) 生まれ:奈良県

 NMB48チームBIIのメンバー。11thシングル『Don’t look back!』でシングル表題曲選抜メンバーに初めて選出される。NMB48次世代エース。愛称はゆうり。

朝長美桜

朝長 美桜 Tomonaga Mio

 生年月日:1998年5月17日(19歳) 生まれ:福岡県

 HKT48チームKIV、およびAKB48チーム4のメンバーである。2ndシングル「メロンジュース」では、ダブルセンターに選出される。愛称はみお。

 

荻野由佳

荻野 由佳 Ogino Yuka

 生年月日:1996 年2月16日(21歳) 生まれ:埼玉県

 NGT48チームNIIIのメンバー。同チームでは副キャプテンを務める。「AKB48 49thシングル選抜総選挙」の速報結果で1位を獲得。最終結果5位。愛称はおぎゆか。

秋田でご当地レンタカー、体験ツアーも視野に

2018年1月24日(水) 配信

インテリアには、「川連漆器」や「秋田八丈」を取り入れた

秋田県で、レンタカーを観光促進に活用する取り組みが始まった。地元で自動車販売やレンタカー事業に携わるドラグーン(鎌田学代表)が手がけるもので、第1弾として、車内インテリアに秋田の伝統工芸「川連漆器」の技術を取り入れる。

 「走る伝統工芸で、寄り道の旅。」をコンセプトに、ハンドルとコンソールパネルを漆で仕上げた。活用したのは、「川連漆器」で培った漆塗りの技術。艷やかで手触りの良さが特徴だ。天井とシートには「秋田八丈」を用い、職人が仕立てるなど、見えない部分にもこだわる。秋田の伝統工芸を、より手軽に、深くしってほしいという。

 同社は、関連企業とも連携する予定で、車内インテリアに利用した工芸品を購入できる仕組みもつくる。

 なお今後は、第2弾企画としてレンタカーを使ったご当地体験ツアーの開催を予定しており、旅行業への本格な参入に向け準備を進めている。

美術館で動物を愛でる 加島美術が展覧会

2018年1月23日(火) 配信

美術館で動物にを愛でる(画像は、伊藤若冲『箒雙鶏図』)

 美術品の販売などを行う加島美術(東京都中央区)は、2018年2月3日(土)から2月25日(日)まで、「アニマルワールド~日本画の動物ってこんなにかわいい!~」を開く。

円山應挙や伊藤若冲、曾我蕭白、葛飾北斎、上村松園らが描いた50点を超える選りすぐりの動物画をギャラリーに展示。日本美術は難しい、わからないから興味が持てなかったという人にも、日本美術の魅力や観る楽しさを再発見できる機会を提供する。ガラスケースを用いないで展示し、描かれた動物の毛並みやその艶感など、ガラス越しではなかなか感じることのできない独特の味わいと迫力を存分に堪能できるのが魅力。

アニマルワールド~日本画の動物ってこんなにかわいい!~」 開催概要

日時:2月3日(土)~2月25日(日) 、午前10:00~午後6:00 まで。会期中無休。

会場:加島美術 (東京都中央区京橋3-3-2)

アクセス:

東京メトロ銀座線「京橋駅」出口3 徒歩1分。東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩2分。JR「東京駅」八重洲南口 徒歩6分。都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分

【トークイベント】

日時:2月10日(土)、午後3:00~

会場:加島美術1階

定員:40人(申し込み多数の場合は抽選)

料金:無料

ゲスト:杏子さん(歌手)、野地耕一郎氏(泉屋博古館分館 分館長)

申込方法:加島美術HP、メール、電話、FAXまたは店頭にて

【親子でも、1人でも、楽しめるワークショップ。「日本画の画材を使って、簡単に描ける動物画に挑戦してみよう」】

日時:

1回目 2月11日(日)、午後1:00~と午後3:00~の2回

2回目 2月12日(月・祝)、午後1:00~午後3:00~の2回

会場:加島美術

所要時間:約1時間

参加費(材料費):500円

一足早い春を、新潟県が表参道でチューリップイベント

2018年1月23日(火) 配信

春の本格的なシーズンに先駆け、新潟県は「県の花」のチューリップが楽しめるイベントを1~2月に東京・表参道の新潟館ネスパスで開く。

 切り花出荷量全国1位(年間約9億円)を誇る同県。約200㍍に約4千本のチューリップを並べた「チューリップロード」や、馴染の品種から珍しい品種まで50種類以上のチューリップが一度に楽しめる「にいがたチューリップマルシェ2018」、新潟県オリジナル品種などを展示・販売する「新潟発チューリップイノベーション」など一足早い春を届ける。

にいがたチューリップマルシェ2018

日時:1月26日(金)~28日(日)午前10時30分~午後6時

※初日は午後1時から、最終日は午後4時まで

場所:表参道・新潟館ネスパス

内容:日ごろ見かけることのない珍しいチューリップや部屋でも育てられる花芽付き球根(ポット苗)など、50種類以上のチューリップの展示・販売

主催:にいがた園芸農産物宣伝会

※1月22日(月)正午~29日(月)まで、ネスパス正面の表参道約200㍍に、「チューリップロード」として約4千本のチューリップを設置する。

新潟発チューリップイノベーション

日時:2月17日(土)~18日(日)午前10時30分~午後6時※最終日は午後4時まで

場所:表参道・新潟館ネスパス

内容:進化する新潟のチューリップ切り花をさまざまなカタチで提案

○フラワーデザイナーによるアレンジの作成展示、ミニワークショップ

○新潟県オリジナル品種や、香りチューリップなどの展示・販売

○特製グッズ(チューリップ・スタイルブック、カード)プレゼントなど

主催:新潟県花き振興協議会、新潟県新潟地域振興局

〈観光最前線〉小豆島でシェアサイクル

2018年1月23日(火) 配信

自転車シェアリングサービスの実証実験

 香川県・小豆島で「IoT(モノのインターネット)」を活用した自転車シェアリングサービスの実証実験が行われている。

 電動アシスト自転車を約70台導入し、自転車を借用・返却できる「ステーション」を港や観光施設、ホテルなど約30カ所に設置。自転車にIoT技術を搭載していることで、利用予約や決済がウェブ上で簡単にでき、利用時は自転車に取り付けられたパネルを操作して解錠・施錠を行う。ソフトバンクのグループ企業が提供するシステム「HELLO CYCLING」を活用した。

 瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、その美しい風景が映画やCMで取り上げられるなど見どころも多いが、2次交通に課題も。自転車をうまく活用することで旅の幅が広がりそうだ。

【土橋 孝秀】

もてなし研修を手軽に仮想空間で パソナら開発

2018年1月22日(月)配信

仮想空間を利用することで、いつでも、どこでも受講可能

仮想空間内で「おもてなし」研修が可能に。パソナとキャプラン、VR(仮想現実)コンテンツの開発などを行うSynamonはこのほど、 「VR おもてなし研修」を共同開発。宿泊施設や観光協会などのサービス業社に、2月から提供を開始する。

 研修は、 訪日観光客への接遇機会が多い「インフォメーションセンター」と「店内」、「ホテル」「レストラン」の4つの場面を設定。同じ仮想空間内に入った講師がアバターで登場し、基礎的なやり取りから応用まで、受講者のレベルと習熟度合いに応じて最適な学習プログラムを提供する。最大4人まで同時接続が可能。ヘッドマウントディスプレイと通信環境があれば、手軽に受講でき、研修会場の準備などの必要がない。VRを活用することで、遠隔地にいながら研修を受けられるだけではなく、休憩時間など空いた時間も受講可能にした。また、仮想空間内では、カギや資料などの受け渡しも可能で、リアルな場面研修を実施できることも強みになる。

 質の高いもてなし研修プログラムを提供できるのも、サービスの魅力。パソナと共に研修プログラムを開発したグループ会社のキャプランは、これまでも接客応対や異文化コミュニケーションの研修をサービス業関係者に実施。観光列車のトレインクルーなど最上級のサービスが求められる人材研修でも実績を上げている。

サービス概要

サービス開始時期:2018 年 2 月(予定)

料金:初期費用30 万円、月利用料30万円~(税別)

※料金は企業規模・対象者数・利用回数により異なる。

問合せ: パソナ PASONA CAREER COLLEGE 事務局

Tel:03-6734-1060

E-mail:k.kensyuh@pasona.co.jp

UNWTO 雪と文化の世界観光会議に向け、子供達が「歓迎ボード」制作

2018年1月22日(月) 配信 

子供らが歓迎ボードを(画像はイメージ)

山形県は2018年2月1日(木)~2月3日(土)に「UNWTO 雪と文化の世界観光会議」を開催するにあたり、子供達による「歓迎ボード」を制作する。世界各国から来県する参加者への歓迎とおもてなしの気持ちを表すシンボルとする。東北で初の「国連世界観光会議」。「世界に自慢したい山形」をテーマに、「食べ物」や「お祭り」、「観光地」などの絵を描き、歓迎ボードに貼り付けていく。東北芸術工科大学こども芸術大学認定こども園の園児達が行う。

歓迎ボード制作概要

日時:2018年1月24日(水)午前10時30分~午前11時30分

場所:東北芸術工科大学こども芸術大学認定こども園 1階こども劇場(山形市上桜田3―4―5)(℡023‐627‐2280)

参加者:東北芸術工科大学こども芸術大学 年長組園児

内容:「世界に自慢したい山形」をテーマに、子ども達が「食べ物」、「お祭り」、「観光地」などの絵を描き、「歓迎ボード」に貼付

設置場所:1月25日(木)から31日(水)まで、やまがた観光情報センター(霞城セントラル1階)、2月2日(金)「UNWTO 雪と文化の世界観光会議」会場 受付(山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」内)に設置

「UNWTO 雪と文化の世界観光会議」

目的:世界各国の観光関係者が集まる国連世界観光会議の開催を通じて、世界に向けて山形県及び東北地域における雪国文化の多様性や冬の食文化、更には雪を観光資源として活用する「スノーカルチャーツーリズム」を発信し、雪国文化の魅力をPRしインバウンドのさらなる拡大に結び付ける。

日時:2018年2月1日(木)~3日(土) ※ 一部は4日(日)まで

主催:山形県、国連世界観光機関(UNWTO)、観光庁、国連世界観光機関駐日事務所

プログラム

・2月1日(木)午後5:30~午後7:30:県主催歓迎レセプション(山形県郷土館「文翔館」議場ホール)

・2月2日(金)午前9:00~午後6:15: UNWTO 雪と文化の世界観光会議(山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」大会議室)

・開会式(午前9:00~午前9:15:吉村美栄子 山形県知事、ス・ジンUNWTO アジア太平洋部部長、田村明比古観光庁長官

・基調講演(午前9:15~午前9:45):タレブ・リファイ 前UNWTO 事務局長

・セッション1(午前9:45~午後12:00): スノーカルチャーツーリズム~その現状と可能性~

瓦林康人 観光庁審議官、Tobias Luthe 応用化学HTW クール大学(スイス)教授、せいのまゆみ月山和紙あかりアーティスト、庵匡(一社)国際雪合戦連合専務理事

・ランチ(午後12:00~午後1:15):〈東北地域におけるガストロノミーツーリズムの紹介〉※ランチ前に奥田政行氏(イタリアンレストラン「アルケッチァーノ」オーナーシェフ)の講演

・セッション2(午後1:15~午後2:10):アジア・日本におけるスノーデスティネーションの展開

佐藤信幸 日本の宿 古窯 会長、ロス・フィンドレー ㈱NAC(ニセコ・アドベンチャーセンター)代表取締役、張貴海 中国黒龍江省氷雪産業研究院 院長

・セッション3(午後2:10~午後4:35):新たな可能性の発見

パート1:スノーデスティネーションの新たな可能性

Pascal Roux MDP コンサルティング(仏)代表取締役社長/CEO、伊達美和子 森トラスト㈱/森トラスト・ホテルズ&リゾーツ㈱代表取締役社長

パート2:スノーツーリズムを通した持続可能な地域の発展

越川和彦 JICA 副理事長、井口智裕 (一社)雪国観光圏代表理事、Karmen Mentil アルパイン・パールズ理事

・まとめ・閉会式(午後4:35~午後5:25):〈東日本大震災後の東北地域の復興に向けたスノーツーリズムの発展〉

吉村美栄子 山形県知事、タレブ・リファイ 前UNWTO 事務局長、松山良一 日本政府観光局(JNTO)理事長、久保成人 (公社)日本観光振興協会理事長、田川博己(一社)日本旅行業協会会長、清野智 (一社)東北観光推進機構会長、瓦林康人 観光庁審議官《司会》本保芳明 国連世界観光機関駐日事務所代表

・記者会見(午後5:30~午後6:15

・観光庁主催フェアウェルレセプション(山形美術館)(午後7:00~)

2月3日(土) ~2月4日(日)

・観光商談会(2月3日午前9:00~午後12:00):山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」交流サロン

・「テクニカルビジット1」(2月3日午前9:00~午後5:30):やまがた雪フェスティバル、蔵王樹氷、お花見とひな祭り

・「テクニカルビジット2」 (2月3日午後1:00(商談会終了後)~4日午後3:00:)やまがた雪フェスティバル、蔵王樹氷ライトアップ、酒蔵、日本の伝統文化体験