「恋する水族館。Sweet Penguins」開催 すみだ水族館

2018年1月29日(月) 配信 

寄り添い合うペンギンカップル カリン(オス)とカクテル(メス)

すみだ水族館(名倉寿一館長、東京都墨田区)は2018年2月9日(金)から3月14日(水)までのバレンタインデーとホワイトデーの期間中に、「恋する水族館。Sweet Penguins」を開催する。マゼランペンギンのカップルの心温まる恋模様を楽しめるイベント。飼育スタッフの恋のペンギントークやカップル診断も行う。

 同館では現在55羽のマゼランペンギンを飼育。春の産卵に向けてこれから恋の季節のピークを迎えるという。同館は「お互いを羽づくろいし合ったり、夜には寄り添って眠ったりと、ペンギンカップルの仲むつまじい光景をいつもに増して見ることができます」と語る。

 イベントでは飼育スタッフだからこそわかるペンギンたちの恋のエピソードや、カップルの見つけ方などを聞くことができる「スイートペンギントーク」を開催。特別メニューのマシュマロ&クッキー付きカフェモカを飲みながら気軽に楽しめる。

 そのほか、館内ではお客様が自分たちの恋愛タイプと似ているペンギンカップルを見つけられる「ペンギンカップル診断」や、飼育スタッフ手作りのペンギンカップルのアルバムも用意。ペンギンカップルにまつわるクイズにチャレンジすると抽選で賞品がもらえる「愛のペンギンQ」や、ペンギンカフェではイベントと連動した期間限定メニューの販売も行う。

春の産卵に向けてカップルの恋もピークに!

 昨年までに合計5羽を産んだ仲良し夫婦の「カリン(オス)」と「カクテル(メス)」や、ペンギンカップルでは珍しくメスのアプローチから思いが実った「マロン(オス)」と「バナナ(メス)」など、「すみだ水族館のペンギンたちの“恋ばな”は盛りだくさん。思わずほっこりしてしまうペンギンカップルの恋模様をすみだ水族館でぜひお楽しみください」(同館)。

恋する水族館。Sweet Penguins」 概要

「スイートペンギントーク」イメージ
トークイベント限定カフェモカ

・【イベント】「スイートペンギントーク」

  毎日ペンギンカップルを見守る飼育スタッフだからこそわかるリアルタイムなカップルの恋のエピソードを、イベント限定のマシュマロ&クッキー付きカフェモカを飲みながら聞くことができるイベント。

 トークが終わったあとは、飼育スタッフと一緒に実際にペンギンカップルを観察。ホットドリンクと一緒に、ゆったりと恋するペンギンたちを眺められる。

開催期間:2018年2月9日(金)~3月14日(水)の金・土曜日

開催時間:午後6時30分~(約20分)

開催場所:5F アクアアカデミー

参加対象:18歳以上

参加方法:すみだ水族館公式ウェブサイトにて事前受付

参加料金:無料 ※入場料は別途必要

参加定員:各回10人 ※1組2人まで応募可

「ペンギンカップル診断」イメージ

・【展示】「ペンギンカップル診断」

 カップルにちなんだ質問に答えていくと、自分たちと似たすみだ水族館のペンギンカップルのタイプが診断できる。診断後は紹介パネルでカップルの特徴や恋のなれそめを知ることもできる。

 館内にはそれぞれのカップルのお気に入りの場所を知ることができるパネルもあり、自分達に似たタイプのカップルを探してみるのもおすすめ。

開催期間:2018年2月9日(金)~3月14日(水)

開催場所:5F ペンギンプール前

アルバムの写真イメージ

・【展示】「スイートペンギンアルバム」

開催内容:すみだ水族館の飼育スタッフが手作りで作製したペンギンカップルを紹介するアルバム。飼育スタッフがとくにおすすめしたい5組のカップルの恋のエピソードをアルバムで閲覧できる。

開催期間:2018年2月9日(金)~3月14日(水)

開催場所:ペンギンプール周辺特設スペース

スイートペンギンソフト

・【ペンギンカフェ】「スイートペンギンソフト」

  恋の季節のピークを迎えたペンギンをイメージしたマカロンと、カラフルなマシュマロをトッピングした塩バニラソフトクリーム。

販売期間:2018年2月9日(金)~3月14日(水)

販売場所:5F ペンギンカフェ

販売価格:550円(税込み)

スイートペンギンカフェモカ

・【ペンギンカフェ】「スイートペンギンカフェモカ」

  チョコソースたっぷりのカフェモカにペンギンのマカロンをトッピングした寒い季節に合うホットドリンク。

販売期間:2018年2月9日(金)~3月14日(水)

販売場所:5F ペンギンカフェ

販売価格:420円(税込み)

・【すみだ水族館×ポーラ】「愛のペンギンQ

「ポーラ ザ ハンドクリーム」
「愛のハンドトリートメント」イメージ

 ペンギンカップルにまつわるクイズにチャレンジし、全問正解者の中から抽選で100人に「ポーラ ザ ハンドクリーム」をプレゼントする。 その他、6Fテラススペースではペンギンカップルを眺めながら「ポーラ」ビューティーディレクターによるハンドマッサージを体験できる「愛のハンドトリートメント」も実施。

  「愛のペンギンQ」と「愛のハンドトリートメント」は、「ペンギンも人間も、手をつないでみんなHAPPY」をテーマに昨年から始まった化粧品ブランド「ポーラ」とのコラボレーション企画。好評だったため、本年も引き続き行う。

開催期間:2018年2月9日(金)~3月14日(水)

開催場所:5F ペンギンプール前

参加料金:無料 ※入場料は別途必要

※応募は1人1回限り

京都の『Mume』が小規模ホテル部門の世界1位に

2018年1月29日(月) 配信 

世界でも1位に

TripAdvisor®(トリップアドバイザーwww.tripadvisor.jp/)はこのほど、投稿された口コミ評価が高い宿泊施設をランキング化した「トラベラーズチョイス™ ホテルアワード2018」を発表した。「小規模カテゴリー」で世界1位に『Mume』が選ばれた。

 「トラベラーズチョイス™ ホテルアワード」は今年で16回目の発表となる。過去1年間に世界中の旅行者から寄せられた口コミの数と評価点などをもとに、独自のアルゴリズムで集計。同サイトに登録されている世界94カ国と8つの地域で、8095軒が選ばれた。全世界でわずか1%に満たない施設のみが手にできる栄誉となる。

 これまでの「ベストホテル」「B&B、イン(日本では旅館)」「サービス」「ベストバリュー」「ラグジュアリー」「小規模ホテル」「ファミリー」「ロマンティック」「オールインクルーシブ」の9部門に加え、今年は新たに「ベストコストパフォーマンス」を追加。同部門は、4つ星クラス以上で、かつ口コミ評価も4以上を保持し、1泊の年間平均宿泊単価が300㌦(約3万3千円※1月29日現在)以下で、さらに施設所在地エリアの年間平均宿泊単価より20%以上安いなど、いくつかの諸条件に当てはまる施設を対象にしたもの。

 日本は9つの部門で145軒の施設が受賞。「小規模カテゴリー」で日本の宿泊施設が世界1位となったのは初めて。『Mume』代表の柴田尚子氏は「この結果を受けて、誰より一番驚いているのは、恐らく私共自身です」と驚きが覚めないようす。Mumeは開業して9年が経つ。柴田氏は続けて「こうして温かく優しく応援して下さるお客様の尊い御心に深謝し、いつかこの賞に真に相応しい宿として成長できますよう、スタッフ一同想いを新たに精進致します。本当に、本当に、有難うございました」と喜びを語った。

 日本国内では、『ザ・リッツ・カールトン京都』が「ベストホテル」「ラグジュアリー」の両部門で1位に。ザ・リッツ・カールトンは、京都の他にも沖縄、東京、大阪の施設も「ベストホテル」「ラグジュアリー」「サービス」などの部門にランクインした。なお、アジア地域全体のランキングでは、『Mume』の他に、『料理旅館 白梅』『クラブメッド石垣島』もTop10に入選。高い評価を得ている。

各部門のランキング 日本および世界の1位

・ベストホテル

日本:ザ・リッツ・カールトン京都 (京都市/京都府)

世界:ビロース ホテル(カンボジア)

・B&B、イン(日本では旅館)

日本:料理旅館 白梅 (京都市/京都府)

世界:ホテル カサ カンペストーレ(ブラジル)

・サービス

日本:パークハイアット 東京 (新宿区/東京都)

世界:リヤド ケレディン(モロッコ)

・ベストバリュー

日本:河口湖ビジネス&リゾート SAWAホテル(富士河口湖町/山梨県)

世界:ホテル ヴィラ シレーナ(イタリア)

・ラグジュアリー

日本:ザ・リッツ・カールトン京都 (京都市/京都府)

世界:バロス モルジブス(モルディブ)

・小規模ホテル

日本:Mume (京都市/京都府)

世界:Mume (京都市/京都府)

・ファミリー

日本:クラブメッド石垣島 (石垣市/沖縄県)

世界:カヴァリーノ ビアンコ ファミリー スパ グランド ホテル(イタリア)

・ロマンティック

日本:Mume (京都市/京都府)

世界:メゾン スケ(フランス)

・オールインクルーシブ

日本:※ランキングなし

世界:イコス オリヴィア(ギリシャ)

・ベストコストパフォーマンス

日本:パークホテル東京 (港区/東京都)

世界:ハノイ エメラルド ウォーターズ ホテル & スパ(ベトナム)

日本の各部門1位の宿泊施設紹介

2部門で1位に

 日本の「ベストホテル」「ラグジュアリー」1位は『ザ・リッツ・カールトン京都』

 2017年12月に発表した「外国人に人気の日本のホテル 2017」でも堂々の1位に輝いた。“The best Ritz Carlton Ever(これまでのリッツ・カールトンの中で1番)”、“Best hotel in the world – I do not say that lightly(軽い気持ちでいうのではなく、世界で1番のホテル)”、「ホテルスタッフの教育は徹底され、親切&フレンドリーに接してくれました。それぞれのスタッフにホテルマンの何たるか!その誇りを感じます。前の日はレストランのロ・カンタにいたスタッフが、翌日はラウンジにいて『昨日もお会いしましたね』と声をかけてきました(流石です)」、とそのサービスやホスピタリティなど、建物や食事も含め絶賛した口コミが多く寄せられた。

日本の「旅館」部門1位は『料理旅館 白梅』

7年連続受賞

 日本の「旅館」部門では7年連続で『料理旅館 白梅』が1位に。今年はアジアでも3位と人気だ。投稿される写真で目立つのは食事の写真。口コミでも“The food is very good and you can choose between different options such as kaiseki and Kobe dinner. The display of the food is marvelous!(食事がとてもよくて、会席や神戸ディナーなど幾つかオプションがあり選ぶことができます。料理の盛り付けは、実に素晴らしいです!)”。

 “It was my 3rd stay at Shiraume. I invited my father this time because I know the excellent food and services. My father lost his wife and I lost my mother in June. I had a wonderful time with my father. Thank you for the good memories.(今回で3度目の宿泊です。父と訪れました。最高の食事とサービスが受けられるからです。この6月に父にとっては妻、私にとっては母親を亡くしました。父と素晴らしい時間を持てたと思います。良い思い出をありがとう)”と、リピーターの口コミも。おもてなしの心が旅行者の心を深くつかんでいる。

日本の「サービス」部門1位は『パークハイアット 東京』

安定したサービスが売り

 昨年の2位からランクをあげ堂々の1位に輝いた『パークハイアット 東京』は、毎年上位にランクインする安定したサービスが定評のホテル。“By far the best hotel I have ever stayed in. Exceptional staff!!(これまで滞在したホテルの中で1番最高。非常に優れたスタッフ!)”、“staff of the hotel is extremely professional and friendly, rooms are beautiful, food is great and the view is amazing.(ホテルスタッフは大変プロフェッショナルでフレンドリー、部屋もきれいで食事も素晴らしく、そして景観も最高)”。

 「西新宿のホテルにはいろいろ泊まりましたが、贅沢な時間をゆったり過ごすには最高なホテルだと思います。以前泊まったときより、すべての点でグレードアップしていました。静かで落ち着いた客室、丁寧な接客、朝のビュッフェ、シャトルバスでの送迎、どれも素晴らしかったです。とくに感心したのは、部屋に入ってすぐプライバシーボタンを押して過ごしていたのですが、いつの間にか、ドアの下に必要事項を記した紙や、新聞などが差し入れてあり、電話などで邪魔されることがなかったことです」と、施設設備や景観はもちろん、高いサービスへの口コミが国内外から多く寄せられた。

日本の「ベストバリュー」部門1位は『河口湖ビジネス&リゾート SAWAホテル』

ロケーションが人気

 日本の「ベストバリュー」部門で1位に選ばれた『河口湖ビジネス&リゾート SAWAホテル』は施設設備の他、客室から富士山を望めるなどロケーションについての口コミも寄せられた。「部屋は充分広く簡単なキッチン、フロントでワイングラスも貸して頂きリラックスできます。何より部屋にベランダがあり外へ出て富士山を見てリフレッシュ!とても快適な休日になりました。また、利用したいです。フロントの方々もにこにこしていて話しかけやすい雰囲気ですよ」。

日本の「小規模ホテル」「ロマンティック」両部門1位は、世界も認めた『Mume』

世界でも1位に

 昨年に引き続き『Mume』が、今年も「小規模ホテル」「ロマンティック」部門で1位を獲得。さらに小規模ホテル部門では今年世界で1位を獲得した。またロマンティック部門は、日本国内で5年連続の1位となる。祇園に佇む全客室が7室の『Mume』は、“The miracle of the Hotel Mume is that its small size and top quality staff guarantees that each guest receives the utmost personalized attention for their travel plans and stay.(Mumeの驚くべきところは、そのこじんまりした施設と最高の資質をもつスタッフが、個々のゲストに対して旅程や滞在など細部にわたり最上級の気配りを約束できるところだろう)“、‟Beautiful and convenient though Hotel Mume is, the real draw is the spectacularly helpful staff.(美しくて便利、だけど最大の魅力は本当に素晴らしいサービスを提供してくれるスタッフ)”とスタッフのサービスについて評価した口コミが多い。

 ‟We stayed for five nights but sampled three different rooms.(5泊したけど、3つのタイプの部屋に宿泊した)”、“I stayed in the Butterfly Room & Moon Room for two days each.(バタフライルームとムーンルームに各2泊した)”と、一度の滞在で内装の違う部屋を幾つか楽しんだとの口コミなどもあった。カップルで滞在したという口コミも多く、評価も5をつける宿泊者が圧倒的に多いのも特徴の1つ。

日本の「ファミリー」部門1位は『クラブメッド石垣島』

人気の石垣の施設が1位に

 日本の「ファミリー」部門1位は、「2018人気上昇中の観光都市」ランキングで世界1位に輝いた石垣市にある『クラブメッド石垣島』。アジア地域のランキングでも18位にランクインしている。

 「子供も大満足!また行きたいです!!」、「家族5人(夫婦+10歳、4歳、0歳)で初めてのクラブメッド滞在でした。12/6~9の3泊4日、あいにくのお天気でしたが、子ども達はミニクラブで楽しい時間を過ごし、飽きることはありませんでした。GO の皆さんがとっても優しく、帰りの日にお見送りしてくれたのは、本当に感動でした。」、「4年ぶりの滞在でした。2歳だった子が6歳になりミニクラブをとても楽しんでいて、毎日フルに利用させていただきました。おかげで夫婦でゆったりとした時間も持てました」。家族で滞在しながら、子供も大人もそれぞれが時間を楽しめることや、GOと呼ばれるスタッフのサービスについても評価する口コミが多かった。なお、『クラブメッド石垣島』は、アジア地域の「オールインクルーシブ」ランキングでも10位にランクインした。

日本の「ベストコストパフォーマンス」部門1位は『パークホテル東京』

お得な宿泊施設

 今回より新たに加わった「ベストコストパフォーマンス」部門で1位となったのは『パークホテル東京』。約9割が外国語の口コミで、“Great location and value for money(素晴らしい立地と金額に見合う価値)”、“Million dollar views for a reasonable price(リーズナブルな価格で百万ドルの景観)”と、その立地や景観の素晴らしさに対して、宿泊費がお得であるとの声が太宗を占めた。

 “Staff were very friendly and polite with an ever willing to serve attitude. All had a good understanding of English which was great.(スタッフやフレンドリーでありながら礼儀正しく、積極的にサービスをしてくれます。みんな英語も通じるので素晴らしいです。)”や‟We stayed in the Bamboo room on the 31st (artist) floor and it was beautifully painted and cozy.(31階のアーティストフロアーでバンブールームにとまりました。とてもきれいな作品で居心地も良かったです)”など、サービス面や施設を評価する口コミも多数あった。

 受賞施設の詳細は下記URLから。

・世界のベストホテル

・アジアのベストホテル

・日本のベストホテル

成田国際空港、2020年に向け大規模リニューアル実施

2018年1月29日(月)配信

東京オリンピック・パラリンピックに向け、空港をリニューアル

成田国際空港はこのほど、2020年までに第1・第2ターミナルの大規模リニューアルを行うと発表。ファストトラベル(手続きの自動化など)の推進、案内表示の刷新をはかり、アジア主要空港との競争に備える。

 今後も増加が予想される訪日外国人旅客に対しては、液晶ディスプレイなどを用いた空間演出を行い、「歓迎ムード」を作り出す。また東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が策定した「Tokyo 2020 アクセシビリティ・ガイドライン 」をふまえた高水準のユニバーサルデザインにも対応する。

よりわかりやすく、利便性を向上させる

札幌にラーメンタクシー登場 認定受けた乗務員が案内

2018年1月29日(月)配信  

タクシーに貼られたステッカーが目印

北海道札幌市内にこのほど、「さっぽろラーメンタクシー」が登場した。札幌ラーメンを食べ歩き、認定を受けた乗務員が乗客の好みなラーメン店へ案内してくれる。

 札幌商工会議所に事務局を置く実行委員会による認定事業。日本人観光客のみならず、増加する外国人観光客に対して、おすすめのラーメン店をタクシードライバーから乗客に紹介してもらい、地域活性化と「さっぽろラーメン」の知名度アップをはかる。

3月末までに、50人程度を認定する。

 現在、参加ラーメン店は約40店で、50店程度まで拡大する。このうち半数以上のラーメンを実際に食べ、レポートを提出した乗務員18人を認定した。今年度(2018年3月末)中に50人程度、今後100-200人にまで増やす計画だ。認定を受けたドライバーは、乗客の好みなどを聞き、おすすめのラーメン店を紹介する。事業を通じて、タクシー業者、ラーメン業者の双方の売上貢献につなげたいとしている。

 さっぽろラーメンタクシーの依頼は、下のホームページに掲載されている各事業者へ。

 

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(156)」真の「観光ルネサンス」を求めて

2018年1月27日(土) 配信

日本遺産「鎮守府4市」の事業創出に取り組む「くれ観光未来塾」

 本特集タイトルの「観光ルネサンス」は、2005年に始まった「国際競争力のある観光地づくり」のための国土交通省支援施策の呼称である。その意味を、当時の観光立国懇談会は「文化を、魅力を再活性化させ、『光』の輝きに磨きをかけ直し、心と体にいい旅を創造すること」と定義した。

 そのタイトルのもとにスタートした本稿も、すでに13年を経過した。この間、08年に発足した観光庁をはじめ、数多くの地方創生施策が投入されてきた。

 その成果について語るのは本稿の目的ではないが、多くの地方が依然として厳しい状況に置かれていることは疑いない。

 観光に関して言えば、昨年末に訪日外国人旅行者数が2400万人を超え、当初の目標を早々とクリアした。このこともあって、政府としても観光に大きな期待を寄せている。

 20年までに4千万人の訪日外国人旅行者の誘致を目標とした「明日の日本を支える観光ビジョン」(16年3月策定)では、これまでは十分に生かされてこなかった「観光資源」、とりわけ「文化財」などの歴史的文化資源の大胆な活用策や、観光資源としての新たな景観計画の策定などを提言した。

 同年9月にスタートした「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」や「日本遺産」なども、こうした地域の埋もれた文化資源の活用を目的としている。

 しかし、こうした地方創生策には、我が国固有ともいえる大きな欠陥が潜んでいる。地方と中小企業が元気なイタリアや欧州諸国のグリーンツーリズムなどにかかる政府支援の考え方や手法から、我が国も多くのことを学ぶ必要がある。

日本遺産「足袋蔵のまち」の実現に向けた「行田未来創造塾」

 グリーンツーリズム施策の草分けともいえるイギリスでは、公的支援の考え方として、(1)農家による主体的活動が成熟してから支援する(自主性・自助努力の尊重)(2)複数の団体が共同で支援する(特定の機関の考え方に縛られない)(3)プロジェクト形式による継続的支援(組織としての自立ができるまで長期継続)する――という3つの原則が徹底している。補助金が切れたら活動が停止、補助金の考え方(補助要件)に縛られる、単年度だけの支援で事業が継続しないといった状況が続けば、結局は税金の無駄遣いになってしまう。そればかりか、地域やこれらを支える事業体の相次ぐ失敗は、ますます地域の自信を喪失してしまいかねない。

 筆者が3年前からかかわっている「日本遺産」は今年4年目を迎える。まさに正念場でもある。日本遺産という地域の歴史文化ストーリーを具体的な事業に結実させるために、文化庁は昨年10月、フォローアップ委員会を発足させた。

 地方創生で何よりも重要なのは、地域を元気にするプレーヤーたちの存在であり、彼らの自主・自立の精神である。草の根の人材発掘と志・スキル磨き。これこそが真の観光地域ルネサンスの源であろう。

(東洋大学大学院国際観光学部 客員教授 丁野 朗)

変なホテル銀座開業へ、初の人型ロボットがお出迎え

 2018年1月26日(金) 配信 

東日本初の人型ロボット導入

HISホテルホールディングス(澤田秀雄社長)による都市宿泊型の「変なホテル東京 銀座」が2月1日(木)に開業する。全国で5店舗目、訪日需要が高い東京都内中心エリアは初出店。東日本では初めて人型ロボットを導入した。運営は7人体制で、1日2~3人の従業員と4種14台のロボットで営業を行う。年内には全国7棟建設予定で、訪日客受けの良い「変なホテル」が新たな観光の目玉となりそうだ。

 全98室で室内はモダンな造りに仕上げた。うち61室はシングル―ムとし、ビジネス客にも対応する。レジャー観光客は6割、ビジネス客4割を想定し、稼働率は8~9割を見通す。

 1室料金はデラックスシングルルームで7千円から。「すでに予約は満室に近い」(同社)と消費者の関心は高い。1階ラウンジは午後5時から、ラム酒など300種類の酒が楽しめる本格的なバーになる。

 これまでの変なホテルと異なる点は「人」と「ロボット」を組み合わせるサービス展開。チェックインは有人で、清算などはロボットが行う。言語は日、英、中(繁・簡)、韓に対応。とくに訪日客に人気の銀座エリアで、ロボットだけでは難しい部分は人がサポートする考え。

 最新設備も導入する。全室に自動クリーニング機と4K49㌅テレビ、無料無制限の貸し出し携帯端末「handy」を設置した。ハンディはアプリを入れるとルームキーにもなる。

 オープンに先立ち1月26日に行われた内覧会で、同ホテルマーネージャーの中村孝宏氏は「銀座という特色ある土地柄に合わせ、さまざまな工夫を施した」と説明。「訪日客がとくにロボットは関心が強い。既存のホテルとの差別化はできており、引き続き“変化し続ける”を追求していく」(中村氏)と強調した。

 折からの訪日客増加を受け、変なホテルは続々と都心部に進出する。今年4月に浜松町、7月に浅草橋と赤坂、9月に羽田、12月は博多・心斎橋北・心斎橋の計7エリアに建設を計画。19年3月には京都エリアも予定している。「東アジア地域への展開も検討している」(同社)とさらに勢いは続きそうだ。

内覧会ギャラリー

 

「人」と「ロボット」でサービスを

 

目の前に立つと、ロボットが反応
本格的なバーも併設
モダンな室内
変ホテル銀座 外観

未来のおもてなしを具現化 一の湯本館×日産自動車

2018年1月26日(金) 配信

老舗旅館のおもてなしに、自動駐車システムを導入!? ユニークな企画に取り組んだのは日産自動車と神奈川県・箱根にある「一の湯本館」。新型日産リーフに搭載された「プロパイロット パーキング」を宿の備品に組み込み、未来のおもてなしを具現化した。

スリッパが、車のように列にならぶ(上記動画より)

 動画を見ると、スリッパや座布団、テーブル、リモコンがあるべき場所に吸い込まれていく。利用したのは日産自動車の最新技術。スイッチ操作1つで駐車をアシストする「プロパイロット パーキング」を応用した。宿の玄関や客室の天井に設置した専用カメラなどを通じ、備品の位置確認や測距を行い、進行方向を決定する仕組みとなっている。

 方向転換や、隣接する備品との間隔調整など、そのさまは車そのもの。自動車技術のコンセプトムービーではあるものの、3月には撮影地である「一の湯本館」で体験宿泊ができる。2月10日(土)の午後6:00まで、ツイッター上で「#PPP旅館 #wanttostay」のハッシュタグを付け、宿泊希望人数を書き込んで投稿するだけで応募は完了(公開設定必須)。招待されるのは、1組だけとなる。

ホテル雅叙園東京の「百段雛まつり」 3月11日(日)まで

2018年1月26日(金) 配信 

飛騨高山 本陣平野屋花兆庵のお雛さまと土野家のお雛さま(漁樵の間)

ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)は2018年3月11日(日)まで、館内の東京都指定有形文化財「百段階段」で「百段雛まつり 近江・美濃・飛騨ひな紀行」を開いている。

 日本各地の時代雛が集結する「百段雛まつり」は、過去8回の開催で、延べ47万人の来場者数を記録した都内最大級の雛人形展。9回目の今回のテーマは初となる、近江・美濃・飛騨地域のお雛さま。岐阜県と滋賀県の2県9地域より約500体の人形がそろう。

 貴重な大名家の姫君の婚礼調度や、近江商人として栄えた旧家に伝わる逸品をはじめ、関東では珍しい西の雛文化である御殿飾りから指先ほどの小さな郷土玩具まで、岐阜と滋賀の地域に息づく百花繚乱なお雛さまたちが文化財にお目見え。雛人形と展示会場である絢爛豪華な文化財とのコラボレーションを楽しめる。

「百段雛まつり」の見どころ

(1)西の文化“御殿飾り”が過去最多の8点登場!

圧巻のスケールを誇る近江日野商人 正野家の御殿飾り(十畝の間)

 京都御所を模した御殿の中に雛人形を飾る“御殿飾り”は、西の雛文化の1つとして知られ、関東では見る機会の少ない貴重な雛飾り。同展では、近江商人として栄えた近江八幡や日野の旧家に伝わる、6畳分もの広さを要する大型の御殿飾りや板葺きのもの、屋根部分にしゃちほこが乗せられ絢爛豪華な装飾を施したものなど、さまざまな特徴を持った御殿飾り8点を一挙公開する。その他、さまざまな種類の雛道具など、圧巻のコレクションを展示する。

(2)井伊家のお姫様の雛や雛道具が関東初公開!

関東初公開となる井伊家の七女 砂千代姫の古今雛(静水の間)

 彦根藩主・井伊直弼の七女、砂千代姫の古今雛と雛道具が関東地域で初の特別公開となる。江戸時代のものと伝わる一対の古今雛は、現在では長浜城歴史博物館で保管されている貴重なもの。雛道具は黒漆に牡丹唐草文が配され、小さいながら実物と遜色ない精巧な作りを間近で見ることできる。

(3)雛展史上初の一部写真撮影OK!ギネス登録もされた郷土人形コレクション

写真撮影も可能な日本土鈴館を再現した展示(星光の間)

 岐阜県郡上市白鳥町に位置する日本土鈴館は、日本全国の土鈴や土雛をはじめ、世界各国の郷土玩具のコレクションでも知られる博物館。ギネスにも登録されているコレクションの数は10万点を超える。同展では、指先ほどの小さな郷土玩具から地域に伝わる土雛など、日本土鈴館からよりすぐりのコレクションを展示する。

 今回は、雛展史上初となる一部の部屋のみ写真撮影が可能となった。(星光の間・第8番目に位置する部屋・頂上の間)心安らぐ展示とともに撮影を楽しむことができる。

(4)ご当地郷土玩具を身近に楽しめる!中川政七商店の郷土玩具ルームが登場

中川政七商店の郷土玩具の雛段(第8番目に位置する部屋)

 百段階段内の「第8番目に位置する部屋」を雛展では初開放し、人気雑貨店 中川政七商店との特別コラボレーションルーム「中川政七商店の郷土玩具の雛段」が登場する。同社の「日本全国まめ郷土玩具蒐集」(海洋堂とのコラボレーション)シリーズは、精巧な仕上がりで人々を魅了し、現在第7弾まで続く人気シリーズ。

 今回は漆の雛段に配した「日本全国まめ郷土玩具蒐集」全シリーズをはじめ、こけしやだるまなどの郷土玩具が一堂に並ぶ。写真撮影も可能。

ホテル内は雛まつりモード一色!食事や宿泊も楽しめるプランが登場

お雛さまルーム(イメージ)

 ホテル内のレストランや宿泊では「百段雛まつり」の開催に伴い、期間限定の雛メニューやプランを提供している。部屋でゆったり楽しみたい方にお薦めなのが「お雛さまルーム」。浅草の老舗“原孝洲”の雛人形をはじめ、可愛らしい吊るし飾りなどを飾った部屋を1日1室限定で特別に用意する。部屋の一角に琉球畳のスペースを設け、和と洋が融合した和洋室は80平方㍍以上のスイートルーム。広々とした空間で、ゆったり4人まで利用できるので家族や友人などのグループも楽しめる。

【期間限定プラン概要】

販売期間:2018年1月19日(金)~3月10日(土)

客室:和洋室(80平方㍍)※禁煙タイプ

料金:1室4人利用 1人1万8,528円~※日にちにより料金は変動する

内容:4名様でもゆったり宿泊できる和洋室での雛まつり

(1)原孝洲の雛人形と、つるし飾りのスペシャルお雛さまルーム

(2)「百段雛まつり」入場券(ご宿泊人数分)

(3)「エグゼクティブラウンジ」の朝食和洋ブッフェ(午前7:00~11:00)

予約・問い合わせ:03-5434-3837(フロント)

 レストランでは、期間限定の雛メニューを提供。まるで雛御殿のような美しいしつらえが特徴的な日本料理「渡風亭」では、見た目も華やぐ雛まつり会席が登場。早春を感じるメニューは、菱餅に見立てた椀物をはじめ、花びらのような百合根や雪洞のような盛り付けのお造りなどまさに雛まつりにふさわしい内容。

 部屋には愛らしい原孝洲のお雛さまのほか、雛まつり気分をさらに盛り上げてくれる雅な打掛などの装飾も。ホテル内の各レストランのランチと、雛まつり展の入場券がセットになったお得なプランもお薦め。

【雛メニュー概要】

雛まつり特別会席膳(イメージ)

期間:2018年1月19日(金)~2018年3月11日(日)

場所:日本料理「渡風亭」 雛まつり会席膳

価格:1人 3,600円(消費税・サービス料別)

※席は相席となる。

※雛まつり特別会席膳 5,600円もあり。

【入場券付ランチプラン】

日本料理「渡風亭」:4,900円

中国料理「旬遊紀」:平日/3,900円、土日祝/5,700円

RISTORANTE“CANOVIANO”:4,900円

New American Grill“KANADE TERRACE”:大人/4,900円、シニア/4,600円

Cafe&Bar結庵:3,800円

※価格はすべて消費税・サービス料込

※営業時間などはホームページを参照。

<企画展概要>

展覧会名:「百段雛まつり 近江・美濃・飛騨ひな紀行」

開催期間:2018年1月19日(金)~3月11日(日)会期中無休

開催時間:午前10:00~午後5:00(最終入館4:30)

入場料:1,500円(学生800円※要学生証呈示)※小学生以下無料

会場:ホテル雅叙園東京内 東京都指定有形文化財「百段階段」

問い合わせ:03-5434-3140(午前10:00~午後6:00 イベント企画)

アクセス:電車…目黒駅(JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線)より徒歩3分

主催:百段雛まつり展実行委員会

(ホテル雅叙園東京、長浜市、東近江市、日野観光協会、一般社団法人近江八幡観光物産協会、美濃市、美濃市観光協会、美濃市教育委員会、一般社団法人飛騨・高山観光コンベンション協会、公益財団法人日本大正村、郡上市、郡上市観光連盟、日本土鈴館)

後援:外務省・観光庁・岐阜県・滋賀県・目黒区・一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会

※展示品保護のため、暖房を控えている。

 

展示一覧:

十畝の間(じっぽ) 近江商人のお雛さま(滋賀・東近江市、近江八幡市、日野町)

漁樵の間(ぎょしょう) 飛騨高山の雛まつりI(岐阜・飛騨高山)

草丘の間(そうきゅう) 御殿飾りとお雛さま(岐阜・個人コレクション)

静水の間(せいすい) 井伊家・砂千代姫の婚礼調度のお雛さま(滋賀・長浜城歴史博物館、大通寺)

星光の間(せいこう) 郷土玩具と土雛の世界(岐阜・日本土鈴館)

清方の間(きよかた) 飛騨高山の雛まつりII(岐阜・飛騨高山)

頂上の間(ちょうじょう) 美濃のお雛さまと大正村のお雛さま(岐阜・美濃市、日本大正村)

第8番目に位置する部屋 特別コラボレーション/中川政七商店の郷土玩具の雛段

北海道コンテンツ追加 地域活性支援サイト「ふるコミュ」

2018年1月26日(月) 配信

さっぽろ羊ヶ丘展望台(イメージ)

ネオジャパン(神奈川県横浜市)は、「その先の、道へ。北海道」というキャッチフレーズのもと日々進化を続ける北海道の魅力を、今までにない角度から、より広く人々に伝えるため、地域活性支援サイト「ふるコミュ」に、北海道の各種コンテンツを追加した。

 「ふるコミュ」は、「情報共有で地方を活性化」をコンセプトに、各都道府県が持つ魅力を発信する「ふるさとコミュニケーションサイト」。情報共有を加速させるグループウェア「desknet’s NEO(デスクネッツ ネオ)」を開発・提供しているネオジャパンが、各地域の情報を共有する場として開設した。ユーザー目線の多彩なコンテンツが読者の興味を喚起し、地域内外の人と人をつないでいる。

北海道コンテンツ概説

北海道について

 かつて、蝦夷地(えぞち)と呼ばれた広大な大地が「北海道」と命名されてから、2018年で150周年を迎える。北海道は、四方を太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれ、雄大かつ変化に富む山岳、広大な湿原、美しい景観の天然湖沼などにより形成され、日本トップの観光地として人々を魅了し続けている。

 北海道の先住民アイヌは、自らが住む島を「アイヌモシリ」、すなわち「人間の住む大地」と呼び、人と自然が一体となる文化を形づくってきた。天然資源の豊かさから紡がれた、命あるもの・命を育むものすべてを尊重するアイヌの思想は、後世に伝えゆくべき財産。

 その「人間の住む大地」に、道外から多数の人が移住し、短日月のうちに近代化が遂げられたのは明治期以降のこと。冷涼低湿の気候にもかかわらず、道民は開墾に尽くし、米作やワイン用ぶどう栽培などに挑戦。日本一の「農業王国」(都道府県別食料自給率〈2015年度、カロリーベース〉、農業算出額〈2016年〉ともに全国1位)とも言われる現在を築いた。

 北海道の自然が生み出す恵みは、ウニ、イクラ、鮭、カニ、昆布、じゃがいも、かぼちゃ、牛乳、メロンなど多彩だ。世界自然遺産の「知床」をはじめ、数多くの景観が人々の目を楽しませてくれる。

進化する北海道の「今」を伝えたい

 圧倒的な知名度を誇る北海道だが、そのイメージは、もしかしたら古いものになっているのかも。北海道は、常に進化を続けている。

 例えば、進取の気性に富んだ農業への挑戦が盛んで、「十勝ブランデー」「エゾシカ肉」「ゆめぴりか」などの製品や、高品質ナチュラルチーズ、純国産日本ワインなどのブランディングに成功し、従来の名産に加え、新たな食品分野でもシェアを拡大している。

 加えて、「子育てがしやすい」ことでも評価を高めている。ふるさと納税の収益を子育て支援に転用している上士幌町をはじめ、各自治体には子育てに関するユニークな制度が多数存在している。道全体としても、若者の海外挑戦を応援するために、企業・団体と行政が一体となって「ほっかいどう未来チャレンジ基金」を設立。留学など海外での活動を後押しし、グローバル化の最先端を走っている。現在、同基金の利用者が世界レベルのファッション、ダンス、料理等を学び、帰国後にその技術を地元・北海道へ還元する流れもできつつある。

 「地域に人を呼び込む」という点でも北海道は異彩を放っている。NPO法人が移住の案内役を担い、潤沢なサポートを実施したり、無料職業紹介所を町で運営し、仕事を探す移住者と地元企業のマッチングに力を入れている自治体があるなど、新しい人材への手厚い支援も行われている。こうした取り組みが、移住者にとって、また従来の居住者にとって「住みやすい」町をつくることに結実している。

 北海道がグローバル化や移住者支援を先駆的に実施できるのは、多くの新来者を受け入れ、開拓をしてきた明治以降の経験があるからと言われている。

 「ふるコミュ」では、こういった北海道の最新の魅力を、「次世代の名産」「グローバル人材育成」に「開拓の歴史とアイヌ文化」を加えた3つのテーマを軸に、12の記事で紹介する。

サイト運営企業・ネオジャパンについて

 ネオジャパンは、グループウェア「desknet’s NEO」、ビジネスチャットツール「ChatLuck(チャットラック)」、カスタムメイド型 業務アプリ作成ツール「AppSuite(アップスイート)」など、コミュニケーションの活性化や業務効率化を促進するビジネスソリューションを提供している。desknet’s NEOは363万人を超えるユーザーに支持され(2017年8月実績)、各種製品は、企業、自治体、学校、公共団体、官公庁など幅広い分野で導入されている。

ビットコインで決済可能なホテル、大阪に誕生

ビットコイン決済可能なホテルが大阪にオープンした

2018年1月26日(金) 配信

ビットコイン(BTC)で宿泊代金を支払えるホテル「Hotel Amaterrace 縁 -よすが-」がこのほど、大阪にオープンした。大阪でWeb制作や民泊代行、ホテル運営を担う、STAYGOLD(髙橋靖和CEO)とSANTAVEL(松永泰成代表)の2社が手がけた。議論が続くIR施設解禁も視野に入れる。

 投機目的での保有がまだまだ多いビットコイン。現時点での1BTCは約120万円。昨年11月、60万円台(1BTC)から上昇基調が続き12月には200万円を突破した。年明けごろまで160~170万円で推移していたが、16日に反転。一時持ち直したものの、12月中旬と比べ価値は半減している。

 相場の振り幅が大きく、日常の決済で使うにはまだまだ時間がかかりそうだが、国外を中心に、カジノで利用する活用する事例が増えている。ビットコインをはじめとした暗号通貨の利点は匿名性にある。取引記録の管理には「ブロックチェーン」を用い、内容の改ざんがほぼ不可能だからだ。「ブロックチェーン」では、取引に参加する者それぞれが台帳を管理し、相互に認証する分散型台帳の仕組みを採用するため、問題が発生した際には遡って当事者を探せば良い。

 STAYGOLD(髙橋靖和CEO)とSANTAVEL(松永泰成代表)は、BTCとカジノの相性の良さに着目。まだ普及が難しいと思われる今、BTCでの決済を一足先に実現することで先行者利益の獲得を狙う。

 大阪府は16年末に「IR推進局」を立ち上げ、大阪市と一体となってIRリゾート施設の誘致に向けた取り組みを始めている。昨年3月には、有識者による「IR推進会議」の運営を開始し、誘致に向けた活動を加速させた。海外カジノ大手からの注目も高いエリアとして知られている。