大手キャリアから格安SIMへ移ると、料金は下がっても「地下鉄で地図が開かない」「職場のビルで電話が鳴らない」という失敗が起きるのではないか、と心配する人は少なくありません。
実際には、つながりやすさは会社の名前ではなく、その会社がどの回線の、どの設備で通信しているかでほぼ決まります。
「格安SIM つながりやすい」と調べている人の多くは、電波最強の1社を探しているように見えて、本当は「安さを取ったせいで後悔したくない」という不安を抱えています。
そこでこの記事では、掲載10社を総務省の基地局数と各社公式の記載だけで見分け、建物の中や地下、昼休みの混雑といった場面ごとに向き不向きを整理しました。
最後まで読めば、自分の生活圏で不満なく使える1社を選んで申し込めます。
つながりやすさで選ぶなら大手と同じ設備で通信する会社が有力

格安SIMの中でつながりやすさを重視するなら、まず候補を大手が自ら運営するブランドに絞るのが近道です。
ahamo・UQモバイル・povo・ワイモバイル・LINEMOの5社は、ドコモ・KDDI・ソフトバンクが自分の基地局と設備で提供しており、大手キャリアと同じエリアで使えます。
一方で、MVNOと呼ばれる会社(大手から回線を借りて提供する事業者)は、エリアこそ大手と同じでも、借りた通信の通り道を利用者で分け合う仕組みのため、平日の昼休みや夕方に混雑しやすくなります。
楽天モバイルは自社の基地局を持つ携帯会社ですが、建物の中に届きやすい周波数の基地局はまだ少ない状態です。
- 昼休みや夕方にも地図・SNS・決済を使うなら、大手と同じ設備で通信するブランドがおすすめ
- ビルの奥や地下で使うことが多いなら、プラチナバンドの基地局が多い回線を選ぶ
- 不安が残るなら、お試しや8日以内のキャンセルで自分の生活圏を確かめてから決める
快適に使えるかはエリアの広さと混雑時の安定性の2つで決まる
スマホが快適につながるかどうかは、「電波が届くか」と「混み合う時間でも通信が途切れないか」の2つで決まります。
前者はエリアの広さと周波数の性質の話で、後者は基地局から先の設備にどれだけ余裕があるかの話です。
エリアの広さは、格安SIMが使う大手の回線でほぼ決まります。
UQモバイルとpovoはau、ahamoはドコモ、ワイモバイルとLINEMOはソフトバンクのエリアをそのまま使うため、同じ回線の大手キャリアから乗り換えるならエリアは変わりません。
混雑時の安定性は、同じエリアの中でも会社によって差が出ます。
エリアが同じでも、設備の型が違えば昼休みの使い心地は変わるため、つながりやすさは2つを分けて見る必要があります。
ランキングと3場面の早見表も、この2つの軸で整理しています。
ahamoやUQモバイルなら昼休みも大手キャリアに近い品質で使える
ahamoやUQモバイルのような大手の料金ブランドは、親会社と同じ基地局と設備で通信します。
MVNOのように大手との接続点の容量を借りて分け合う形ではないため、昼休みに利用者が増えても大手キャリアの利用者と同じ設備の上で通信できます。
さらに、ahamo・UQモバイル・povoの3社は、5G SA(5G専用の設備だけで通信する方式)に申し込めます。
ahamoとpovoは月額料金がかからないと公式に書いています(SIMの交換や再発行に手数料がかかる場合があります)。
ドコモは公式サイトで、5G SAなら混雑しやすい4Gの影響を受けないと説明しています。
ただし、大手の料金ブランドにも混雑時の速度制御はあります。
ワイモバイルとLINEMOは、混雑したときに同じ設備を使う回線のうち通信量の多い回線から順に一時的に制御する場合があると公式に書いています。
「大手キャリアとまったく同じ」ではなく「大手キャリアに近い」と考えておくと、乗り換え後に期待とのずれが起きにくくなります。
地下や建物の中で使うことが多い人はプラチナバンドを持つ回線が安心
地下の駅やビルの奥でつながりやすいかは、プラチナバンドと呼ばれる700〜900MHz帯の電波を、その回線がどれだけ使えるかに左右されます。
低い周波数の電波は、建物の中や地下まで届きやすいとされています。
総務省の「令和7年度携帯電話及び全国BWA等に係る電波の利用状況調査」(令和7年3月末時点)を見ると、プラチナバンドの基地局は4G・5G合わせてKDDIが124,429局、ドコモが98,142局、ソフトバンクが89,053局でした。
一方、楽天モバイルの700MHz帯の基地局は27局で、ほかの3つの回線とは桁が3〜4つ違います。
つまり、建物の中や地下での使い心地を重視するなら、au・ドコモ・ソフトバンクのいずれかの回線を使う会社が安心です。
楽天モバイルは、自社の基地局が届かない場所でauのパートナー回線につながるほか、自宅向けに屋内用の小型基地局を無料で貸し出しています。
基地局数の内訳は、記事の後半にある「10社のつながりやすさは場面ごとに強みが分かれる」でくわしく紹介します。
【2026年10月】つながりやすい格安SIMのおすすめ人気ランキング10選

ここからは、つながりやすさで選ぶ格安SIMのおすすめ10社をランキング形式で紹介します。
10社は、当サイトが2026年10月15日に調べた「格安SIM つながりやすい」の検索上位の記事で、取り上げられることが多かった会社です。
順位は、各社の公式サイトに書かれた回線の仕組みと、総務省が公表している基地局数をもとに決めました。
速度の実測値や料金の安さは、順位の根拠に使っていません。
各社の紹介では、強みに加えて「向いている人」と「向いていない人」を並べ、向いていない場合に代わりに合う会社も示しています。
ランキングは通信設備の型とプラチナバンドの基地局数で順位を決めた
- 混雑への強さ:大手と同じ設備で通信するブランドを上に、自社回線の楽天モバイルを次に、回線を借りるMVNOを下に置きました
- 建物の中や地下への届きやすさ:同じ型の中では、使う回線のプラチナバンドの基地局数(総務省、令和7年3月末時点)が多い順に並べました。KDDI、ドコモ、ソフトバンクの順です
- 生活圏での確かめやすさ:同じ回線どうしは、店舗での相談やお試しなど、自分の生活圏で確かめる手段が手厚い会社を上にしました
MVNOの4社は、混雑への備えを公式に示している順に並べています。
専用の帯域を持つNUROモバイルのNEOプランが最も上で、3回線から選べてお試しもあるmineo、ドコモ網とau網を2回線で持てるIIJmio、ドコモ回線1つで通話品質を重視する日本通信SIMの順です。
1位のUQモバイルが最も優れているという意味ではなく、つながりやすさの不安が大きい人ほど上位から選ぶと失敗しにくいという並びです。
人気の高さではなく、つながりやすさの仕組みで並べた順位です。
郊外や山あいのように場所による差が大きい人は、順位よりも自分の生活圏に強い回線を優先してください。
ランキング10社の回線の種類とプラチナバンドの有無は一覧表で確かめられる
10社の回線の種類と、建物の中に届きやすい周波数の使い方を一覧にまとめました。
プラチナバンドの基地局数は各回線(大手)の数字で、格安SIM各社の数字ではありません。
| 順位 | 会社 | 回線の型 | 使う回線 | プラチナバンドの基地局数(回線全体) | 生活圏で確かめる手段 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | UQモバイル | 大手の料金ブランド | au | 124,429局 | 全国の店舗で相談 |
| 2位 | povo | 大手の料金ブランド | au | 124,429局 | 基本料0円で契約 |
| 3位 | ahamo | 大手の料金ブランド | ドコモ | 98,142局 | 8日以内キャンセル |
| 4位 | ワイモバイル | 大手の料金ブランド | ソフトバンク | 89,053局 | 2か月目まで基本料0円のお試し |
| 5位 | LINEMO | 大手の料金ブランド | ソフトバンク | 89,053局 | 8日間キャンセル |
| 6位 | 楽天モバイル | 自社回線 | 楽天(届かない場所はau) | 27局(700MHz帯) | 初期契約解除(8日以内) |
| 7位 | NUROモバイル | MVNO | ドコモ・au・ソフトバンク | 選んだ回線による | NEOトライアル |
| 8位 | mineo | MVNO | ドコモ・au・ソフトバンク | 選んだ回線による | お試し200MBコース |
| 9位 | IIJmio | MVNO | ドコモ・au | 選んだ回線による | データeSIMで2回線目を追加 |
| 10位 | 日本通信SIM | MVNO | ドコモ | 98,142局 | 初期契約解除(8日以内) |
※ 基地局数は総務省「令和7年度 電波の利用状況調査」の700・800・900MHz帯の4Gと5Gを足した値です(令和7年3月末時点。屋内小型基地局とフェムトセルは含みません)。楽天モバイルのパートナー回線エリアでは、au回線の電波を使います。
店舗で相談しながら決めたい人には、UQモバイルとワイモバイルがおすすめです。
自宅や職場でのつながり方を事前に試したい人には、お試しやキャンセルの制度があるワイモバイル・LINEMO・mineo・NUROモバイルが向いています。
UQモバイル|au回線を全国のUQスポットやauショップで相談しながら契約できる

画像出典:UQモバイル公式サイト
概要UQモバイルはKDDIが運営するブランドで、auの5Gと4G LTEのエリアをそのまま使います。
エリアの確認先もauと同じマップです。
総務省の調査(令和7年3月末時点)では、KDDIのプラチナバンドの基地局は4G・5G合わせて約12.4万局あり、4つの回線の中で最も多い数でした。
5G SAにも申し込めます(対応機種と対応SIMが必要で、料金は要問い合わせ)。
UQスポットやauショップなど全国の店舗で手続きでき、つながり方の不安を対面で相談してから決められます。
店頭で相談しながらつながりやすさを確かめたい人におすすめで、ランキングでは1位にしました。
- auと同じ基地局につながり、エリアの確認もauのマップで済む
- 4G・5Gのプラチナバンドの基地局数は、4つの回線の中でKDDIが最も多い
- 5G SAに申し込める(対応機種と対応SIMが必要。店頭の手続きなどでは事務手数料がかかる場合がある)
- UQスポット・au Style・auショップで契約や相談ができる
- 職場や自宅でauの回線がよく入る人:auと同じ基地局につながり、4G・5Gのプラチナバンドの基地局数が4つの回線で最も多いKDDIの回線を使えます
- 乗り換える前につながり方の不安を店頭で相談したい人:UQスポットやauショップで契約と相談ができます
- 昼休みや夕方にも地図や決済を使う人:大手と同じ設備で通信するため、MVNOのように借りた帯域を大勢で分け合う仕組みではありません
- 契約前に自宅や職場で実際のつながり方を試したい人:お試しの仕組みは公式に見当たりません。代わりに、2か月目まで基本料0円で試せるワイモバイルが合います
- 自宅の屋内のつながりを専用の機器で改善したい人:UQモバイル向けのauフェムトセルなどは新規受付を終えています。代わりに、屋内用の小型基地局を無料で借りられる楽天モバイルが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| トクトクプラン2で月5GBまで2,948円(基本使用料4,048円から5GB以下の月に自動で1,100円引き。そのほかの割引は使わない額) | 3GBは2,948円、20GBは4,048円(どちらもトクトクプラン2) | 通話料は30秒ごとに22円。1回10分までの通話放題ライト880円、時間制限なしの通話放題1,980円、月60分の通話パック660円 | オンラインは契約事務手数料3,850円、店頭は4,950円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | au回線(KDDI) |
| データの繰り越しと追加料金 | 使い残しは翌月へくりこし、翌月末まで使える。データチャージは1GB 1,100円・3GB 3,300円・5GB 5,500円(チャージ日から62日間有効) |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 2025年10月1日以降に契約した場合、1年以内に解約すると契約解除料が最大1,100円 |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは口座振替 |
※ 公式のエリアページには、屋内・車の中・地下・トンネル・ビルの陰・山間部では、エリア内でも通信できなかったり速度が落ちたりする場合があると書かれています。5Gは4G LTEより建物の中に届きにくく、4G LTEでの通信になる場合があります。屋内のつながりを改善する機器(auフェムトセルなど)のUQモバイル向けの新規受付は終了しています。
povo|基本料0円でau回線を持てるため他社と2枚持ちにする予備の回線におすすめ

画像出典:povo公式サイト
概要povoはKDDIが提供するプランで、auと同じ回線を使います。
基本料は0円で、データ容量や通話の定額は「トッピング」として必要なときだけ買い足す仕組みです。
公式サイトも副回線としての使い方を案内しており、今のスマホの回線とは別にau回線をeSIMで持っておけば、片方がつながらない場所や通信障害のときに切り替えられます。
「通話+データ」の契約なら5G SAも月額料金なしで使えます。
店舗はなく、手続きはアプリとWebで行います。
今の回線に予備を足したい人におすすめで、ランキングでは同じau回線のUQモバイルに次ぐ2位です。
- 基本料0円のままau回線を持っておける
- eSIMに対応し、今の回線と1台で2枚持ちにしやすい
- 「通話+データ」の契約なら5G SAを月額料金なしで使える
- 必要な月だけデータを買うため、予備の回線として持ちやすい
- 今の回線とは別の会社の回線を予備に持っておきたい人:基本料0円のまま、au回線をeSIMで1台に足せます
- auの回線が生活圏で入るかを少ない負担で確かめたい人:基本料0円で契約し、試したい月だけデータを買えます
- 5G SAで4Gの混雑の影響を受けにくくしたい人:「通話+データ」の契約なら5G SAを月額料金なしで使えます
- つながり方の相談を店頭でしたい人:店舗はなく、窓口はチャットとFAQです。代わりに、同じau回線を店舗で相談できるUQモバイルが合います
- 予備の回線として持つだけで有料トッピングを買わない人:180日間買わないと利用停止になります。代わりに、データeSIMを足してドコモ網とau網をそろえられるIIJmioが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 基本料0円(180日のうちに有料トッピングを1回以上買う必要がある) | 3GBは990円(30日間)。20GBのトッピングは2025年10月20日で提供を終えており、30日間の30GBが2,780円 | 通話料は30秒ごとに22円。5分以内の通話がかけ放題になるトッピング550円、時間制限なしは1,650円 | 0円(同じ名義で6回線目からは3,850円) |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | au回線(KDDI) |
| データの繰り越しと追加料金 | 繰り越しはなく、買ったトッピングの有効期間内に使い切る。追加の例は1GB(7日間)390円 |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 縛りはない。180日間有料トッピングを買わないと利用停止になり、その後30日間買わないと契約が解除される |
| 支払い方法 | クレジットカード、あと払いのペイディ |
※ 「通話+データ」の契約は、180日間の国内通話料やSMS料などが合計660円を超えていれば利用停止の対象になりません。データが0GBのときの速度は最大128kbpsです。店頭や電話の窓口はなく、問い合わせは自動応答のチャットとFAQです。
ahamo|ドコモ回線の5G SAを申し込めて4Gが混み合う主要駅でも影響を受けにくい

画像出典:ahamo公式サイト
概要ahamoはNTTドコモの料金プランで、ドコモの5Gと4G(LTE)のエリアで使えます。
総務省の調査(令和7年3月末時点)では、ドコモのプラチナバンドの基地局は4G・5G合わせて約9.8万局ありました。
ドコモの5G SAも申し込めば月額料金なしで使え、ドコモは5G SAなら混雑しやすい4Gの影響を受けないと説明しています。
ドコモは5G SAのエリアを、主要駅・スタジアム・大学・商業施設など人の多い場所を中心に広げていると説明しています。
手続きは原則オンラインで、ドコモショップでのサポートは有料です。
ドコモの料金プランで、地下鉄で通勤する人にもおすすめです。
- ドコモと同じ5G・4Gのエリアで使え、地下鉄の駅ごとの対応状況もドコモのページで確かめられる
- ドコモの5G SAを月額料金なしで申し込める(対応SIMが必要)
- 1回5分以内の国内通話は料金に含まれている
- 地下鉄で通勤する人:ドコモは地下鉄の駅ごとに5G・LTEが使えるかを路線別に公開しており、通勤路を事前に確かめられます
- 人の多い駅や商業施設でよく使う人:ドコモの5G SAを月額料金なしで申し込め、ドコモは主要駅や商業施設を中心に5G SAのエリアを広げていると説明しています
- 店頭で無料の相談を受けたい人:ドコモショップでのサポートは有料です。代わりに、店舗で契約と相談ができるUQモバイルが合います
- 契約前に生活圏でつながり方を試したい人:お試しの仕組みはありません。代わりに、お試し200MBコースでドコモ回線も試せるmineoが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 2026年11月30日までは30GBで2,970円、12月1日からは40GBまで3,135円 | 3GBと20GBのプランはなく、最も小さいのが30GBの2,970円 | 5分以内の国内通話は無料で、超えた分は30秒ごとに22円。かけ放題オプションは1,100円 | オンラインで申し込むと事務手数料は0円(量販店などで契約すると4,950円) |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | ドコモ回線(NTTドコモ) |
| データの繰り越しと追加料金 | 使い残しは繰り越せない。1GBの追加は550円 |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 2025年7月1日以降の新規契約と乗り換えは、365日以内に解約すると契約解除料1,100円 |
| 支払い方法 | 契約する本人名義のクレジットカードまたは口座振替 |
※ ドコモのエリアマップには、トンネル・地下・建物の中・高層階ではエリア内でも使えない場合があると書かれています。5G SAは今後有料の任意サービスになる場合があります。お試しの仕組みはなく、eSIMは当日から3日前後で使い始められます。
ワイモバイル|2か月目まで基本料0円のお試しで自宅や職場の電波を確かめられるのがおすすめ

画像出典:ワイモバイル公式サイト
概要ワイモバイルはソフトバンクが運営するブランドで、公式サイトに「ソフトバンクと同じネットワーク」と書かれています。
駅や繁華街のように人が集まる場所には、多くの通信を同時にさばくMassive MIMOという技術を使っていると説明しています。
2026年10月8日からは、オンラインストアの専用ページでSIMかeSIMだけを申し込むと、2か月目まで基本料が0円になる「SIM無料お試し」を始めました。
自宅や職場で実際につながるかを確かめ、合わなければ契約解除料なしでやめられます。
全国のワイモバイルショップでも相談できます。
店舗とお試しの両方がそろうため、乗り換えに慎重な人におすすめです。
- ソフトバンクと同じネットワークにつながる
- 2か月目まで基本料0円のお試しで、生活圏でのつながり方を試せる
- VoLTE(HD+)の高音質通話に対応している(対応機種どうし)
- 対象プランなら申し込みなしでSoftBank Starlink Directを使え、圏外でも空が見えればメッセージを送れる
- 自宅や職場でのつながり方を実際に試してから決めたい人:2か月目まで基本料0円のお試しがあり、合わなければ契約解除料なしでやめられます
- 駅や繁華街など人が集まる場所でよく使う人:公式は、人の多い場所に多くの通信を同時にさばくMassive MIMOを使っていると説明しています
- 山や海など圏外になりやすい場所へ出かける人:対象プランならSoftBank Starlink Directを申し込みなしで使え、空が見えればメッセージを送れます
- 5G SAで4Gの混雑の影響を避けたい人:ワイモバイルの5GはNSA方式だけです。代わりに、ドコモの5G SAを月額料金なしで申し込めるahamoが合います
- ソフトバンク回線が入りにくい地域に住んでいる人:選べるのはソフトバンク回線だけです。代わりに、同じ料金で3つの回線から選べるmineoが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| シンプル3のS(5GB)で3,278円(割引を使わない額) | 3GBならS(5GB)の3,278円、20GBならM(30GB)の4,378円 | 通話料は30秒ごとに22円。1回10分までの定額880円、時間制限なしの定額1,980円 | ウェブで新規契約すると3,850円、店頭は4,950円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
| データの繰り越しと追加料金 | 翌月まで繰り越せる(上限はSが5GB、Mが30GB、Lが35GB)。データ増量オプションは550円 |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 提供開始月から12か月以内に解約すると、SとMは858円、Lは1,100円の契約解除料 |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは口座振替 |
※ SIM無料お試しは2026年10月8日開始で終了日は未定です。対象プランはシンプル3のS・M・Lで、新規契約・乗り換え・番号移行はオンラインストアの指定ページからSIM・eSIMのみで申し込みます(SかLにしたい場合は、Mで申し込んだあとMy Y!mobileで変更)。プラン変更はMy Y!mobileで申し込み、番号移行とプラン変更は申し込んだ日に専用フォームでのエントリーも必要です(1名義1回線まで)。3か月目から自動で料金がかかります。ワイモバイルの5GはNSA方式のみです。
LINEMO|自宅や勤務先の電波が不十分なら8日以内にキャンセルできる

画像出典:LINEMO公式サイト
概要LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドで、ソフトバンクの回線を使います。
公式のエリアページには、プラチナバンドにあたる4Gの900MHz帯と5Gの700MHz帯が対応周波数として載っています。
重要事項説明には、自宅・勤務先・通学先の電波状況が不十分な場合などに使える「8日間キャンセル」が書かれており、eSIMなら最短即日で開通できるため、届いてすぐ生活圏で試せます。
契約と相談はオンラインだけで、店舗では申し込めません。
オンラインの手続きに慣れていて、届いてすぐ生活圏で試したい人におすすめです。
- ソフトバンクと同じ回線で、4Gの900MHz帯のエリアを周波数ごとの地図で確かめられる
- 電波が不十分なら、提供開始から8日以内にキャンセルできる
- eSIMなら最短即日で開通できる
- ベストプランとベストプランVなら、SoftBank Starlink Directを2026年冬(予定)まで月額料金の全額割引で使える(申し込みが必要)
- 届いてすぐ自宅や勤務先でつながり方を試したい人:eSIMなら最短即日で開通し、電波状況が不十分なら8日以内にキャンセルできます
- 建物の中に届きやすい周波数のエリアを確かめたい人:4Gの900MHz帯のエリアを、周波数ごとの地図で見られます
- 圏外になりやすい屋外へ出かける人:ベストプランとベストプランVなら、SoftBank Starlink Directを2026年冬(予定)まで月額の全額割引で使えます(申し込みが必要)
- 店頭で相談しながら契約したい人:契約と相談はオンラインだけです。代わりに、同じソフトバンクのネットワークを店舗で相談できるワイモバイルが合います
- 5G SAで4Gの混雑の影響を受けにくくしたい人:LINEMOの5GはNSA方式だけです。代わりに、5G SAを月額料金なしで使えるpovoが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| LINEMOベストプランは3GBまで990円 | 3GBは990円、20GBを使うならベストプランV(30GB)の2,970円 | 通話料は30秒ごとに22円。5分の通話準定額550円、時間制限なしの通話定額1,650円(ベストプランVは5分以内が無料で、時間制限なしは1,100円) | 契約事務手数料3,850円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
| データの繰り越しと追加料金 | 使い残しは繰り越せない。データの追加は1GBで550円 |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 回線の提供開始月から12か月以内に解約すると、ベストプランは990円、ベストプランVは1,100円の契約解除料 |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは口座振替 |
※ 8日間キャンセルでは、月額は日割りで、通話料などの従量料金は全額かかります。5GはNSA方式のみで、待ち受けで「5G」と表示されていても通信時は4Gになる場合があります。混雑時は、同じ設備を使う回線のうち通信量の多い回線から順に一時的に速度を制御する場合があると公式に書かれています。
楽天モバイル|自宅の電波が弱いときは屋内用の小型基地局を無料で借りられる

画像出典:楽天モバイル公式サイト
概要楽天モバイルは自社の基地局を持つ携帯会社で、自社の基地局が届かない「パートナー回線エリア」ではau回線につながります。
2023年6月からはパートナー回線エリアでもデータ高速無制限です。
プラチナバンドの700MHz帯は2024年6月27日に提供を始めましたが、総務省の調査(令和7年3月末時点)では楽天モバイルの700MHz帯の基地局は27局で、ほかの3回線とは大きな差があります。
自宅でつながりにくい場合は、自宅のネット回線につなぐ屋内用の小型基地局「Rakuten Casa」をレンタル料無料で借りられます。
つながる地下鉄の駅・駅間の一覧も公開しています。
ランキングでは、自社回線を持つ会社として6位に置きました。
- 自社の基地局が届かない場所ではauのパートナー回線につながる
- 屋内用の小型基地局「Rakuten Casa」をレンタル料・事務手数料なしで借りられる
- つながる地下鉄の駅と駅間を一覧で公開している
- Rakuten Linkアプリから発信すると国内通話が無料になる
- 自宅でつながりにくいが家にネット回線がある人:屋内用の小型基地局Rakuten Casaを、レンタル料と事務手数料なしで借りられます
- 地下鉄で通勤する人:楽天モバイルは、つながる地下鉄の駅と駅間を一覧で公開しています
- 楽天回線のエリアの外へもよく出かける人:自社の基地局が届かない場所では、auのパートナー回線につながります
- ビルの奥や地下で建物に届きやすい周波数に頼りたい人:700MHz帯の基地局は令和7年3月末時点で27局でした。代わりに、プラチナバンドの基地局数が4つの回線で最も多いKDDIの回線を使うUQモバイルが合います
- 地下と屋外を行き来するときの通信の途切れが困る人:楽天回線とパートナー回線の境目や地下と屋外の移動で切れる場合があると公式に書かれています。代わりに、ドコモ回線を1つで使い続けるahamoが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| Rakuten最強プランで3GBまでなら1,078円 | 3GBまでは1,078円、20GBまでは2,178円 | Rakuten Linkアプリからの国内通話は無料(アプリを使わないと30秒ごとに22円)。15分(標準)通話かけ放題は1,100円 | 0円(同じ名義で累計5回線目からは3,850円) |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | 楽天回線(自社の基地局が届かない国内の一部はau回線のパートナー回線エリア) |
| データの繰り越しと追加料金 | 繰り越しはない。使ったデータ量に応じて月額が3段階で自動的に決まる |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 最低利用期間はない。利用開始から1年以内に解約すると、月額最低利用金額の1か月分(最大1,078円) |
| 支払い方法 | クレジットカード、デビットカード、口座振替(引き落としごとに手数料110円)、楽天ポイント・楽天ペイ残高 |
※ 公式のエリアページには、楽天回線とパートナー回線の境目、地下と屋外、大型商業ビルと屋外を行き来するときに、通信や通話が切れたり一時的に使えなくなったりする場合があると書かれています。パートナー回線エリアでは5Gは使えません。Rakuten Casaは5Gに対応しておらず、速度はつなぐネット回線に左右されます。
NUROモバイル|NEOプランは3回線のどれでも専用の帯域を使うため昼の混雑に備えたい人におすすめ

画像出典:NUROモバイル公式サイト
概要NUROモバイルは、運営会社をソニーネットワークコミュニケーションズとするMVNOで、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を借りて提供しています。
NEOプラン(35GB)とNEOプランW(55GB)は、どの回線を選んでも「NEOプラン専用の帯域」を使うと公式に書かれており、ほかのプランの利用者と帯域を分けることで混雑の影響を抑える仕組みです。
ただし速度の品質を保証するものではないと注記されています。
ほかのプランの利用者は「NEOトライアル」で専用の帯域を100MB 110円で試してから変更できます。
申し込みはWebだけです。
MVNOの中で、昼の混み合いへの備えを重視する人におすすめです。
- NEOプランとNEOプランWは、3回線のどれでも専用の帯域を使う
- NEOトライアルで、専用の帯域を100MB 110円から試せる
- 音声のバリュープラスは、ドコモ・au・ソフトバンクのどれでも同じ料金
- 利用開始月の月額基本料が0円で、解約金とMNP転出手数料もかからない
- MVNOを選びつつ昼休みの混雑の影響を抑えたい人:NEOプランとNEOプランWは、ほかのプランとは別の専用の帯域を使います
- 専用の帯域が生活圏で役に立つかを先に確かめたい人:NEOトライアルで、100MB 110円から試してからプランを変えられます
- 住んでいる場所で強い回線を選びたい人:ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べます
- 店頭で相談して決めたい人:申し込みはWebだけです。代わりに、全国の店舗で相談できるmineoが合います
- 5Gにすれば混雑が解消すると考えている人:公式は、5Gは4Gと設備を共有するため混雑時の速度は4Gと同じだと書いています。代わりに、大手と同じ設備で通信し5G SAにも申し込めるUQモバイルが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| バリュープラスのVSプラン(3GB)で792円。NEOプランは35GBで2,699円、NEOプランWは55GBで3,980円 | 3GBは792円。20GBのプランはなく、近いのは15GBの1,790円か35GBのNEOプラン2,699円 | NUROモバイルでんわで国内通話が30秒ごとに11円(自動で適用)。5分490円・10分880円・1回120分までの1,430円のかけ放題(1,430円のかけ放題はドコモ・au回線だけ) | 登録事務手数料3,300円とSIMカード準備料440円で3,740円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | ドコモ・au・ソフトバンクから選ぶ(NEOプランは音声通話付きのみ) |
| データの繰り越しと追加料金 | 翌月に繰り越せる(お試しプランは除く)。3か月ごとにGigaプラスで容量が付く(VM 3GB・VL 6GB・VLL 9GB・NEO 15GB) |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 最低利用期間・解約金・MNP転出手数料はない |
| 支払い方法 | 本人名義のクレジットカードだけ(デビットカードと口座振替は使えない) |
※ 公式サイトには、5Gオプションは4Gと設備を共有するため混雑時の速度は4Gと同じで、5Gで速度が改善するわけではないと書かれています。NEOプランLite(D)は新規受付を終えています。NURO 光・So-net 光の会員向けの割引は、表の月額には含めていません。
mineo|ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べて200MBのお試しでつながり方を確かめられる

画像出典:mineo公式サイト
概要mineoはオプテージが運営するMVNOで、au回線のAプラン、ドコモ回線のDプラン、ソフトバンク回線のSプランから選べます。
料金は3回線とも基本的に同じなので、生活圏で強い回線を料金を気にせず選べます。
「mineoプチ体験(お試し200MBコース)」は、公式が実際のつながりやすさや通信速度を確かめられると案内している少容量のSIMで、最大2か月使えます。
契約後に回線を変えることもでき、全国の店舗で申し込みと相談を受け付けています。
人気のMVNOで、住む場所でどの回線が強いか分からない人におすすめです。
- ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から、同じ料金で選べる
- お試し200MBコースで、契約前につながり方を確かめられる
- 契約後でも、手数料を払えば別の回線のプランに変えられる
- 全国のサポート店・販売店で申し込みや相談ができる
- 住んでいる地域でどの回線が強いか分からない人:ドコモ・au・ソフトバンクの3回線を、基本的に同じ料金で選べます
- 契約前に生活圏でつながり方を試したい人:お試し200MBコースを最大2か月使えます
- 引っ越しや職場の変更で生活圏が変わりそうな人:契約したまま別の回線のプランに変えられます
- 平日の昼休みにデータ通信を使い、マイそくを選ぼうとしている人:マイそくは月〜金曜(祝日を含む)の12〜13時に通信が大きく制限されます。代わりに、大手と同じ設備で昼も通信するUQモバイルが合います
- eSIMでソフトバンク回線を使いたい人:mineoのソフトバンク回線(Sプラン)はeSIMを提供していません。代わりに、ソフトバンク回線をeSIMで使えるLINEMOが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| マイそく スーパーライト(最大32kbps)で250円 | マイピタ3GBは1,298円。20GBのコースはなく、15GBが1,958円、30GBが2,178円 | 通話料は30秒ごとに22円(mineoでんわアプリなら10円)。10分かけ放題550円、時間制限なし1,210円、10分の通話パック110円 | 契約事務手数料3,850円とSIMカード発行料440円で4,290円(eSIMは発行料なし) |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | au・ドコモ・ソフトバンクから選ぶ(eSIMはauとドコモのみ) |
| データの繰り越しと追加料金 | マイピタは翌月に繰り越せ、パケットシェアで最大10回線と分け合える。追加のパケットチャージは100MBごとに55円 |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 最低利用期間・解約手数料・MNP転出手数料はない |
| 支払い方法 | 本人名義のクレジットカード(eo光で口座振替を使っている人は口座振替も可) |
※ マイそくは月〜金曜(祝日を含む)の12〜13時に最大32kbps(プレミアムは最大200kbps)に下がります。昼休みにデータ通信を使う人はマイピタを選んでください。お試し200MBコースはWebの申し込みだけで、2か月が過ぎると3GBのコースに自動で切り替わります。回線を変えるプラン変更には、変更事務手数料3,850円とSIMカード発行料440円(eSIMは無料)がかかります。
IIJmio|同じ会員IDでドコモ網とau網の回線を持てて障害時の切り替え先まで用意できるのがおすすめ

画像出典:IIJmio公式サイト
概要IIJmioはインターネットイニシアティブが運営するMVNOで、ギガプランはドコモ網のタイプDとau網のタイプAから選べます。
eSIMを組み合わせると、1台のスマホでドコモ網とau網の2回線を持て、公式も通信障害などに備えて2社の回線を持つ使い方を案内しています。
ドコモ網のデータeSIMは2ギガ月440円から足せ、IIJmioの回線どうしならデータを分け合えます。
利用者の増加に合わせて毎月複数回の増速を行っているとFAQに書かれています。
家電量販店の即日開通対応店舗でも契約できます。
- タイプD(ドコモ網)とタイプA(au網)から選べる
- ドコモ網のデータeSIMを月440円から足して、1台で2回線にできる
- 回線をまたいでデータ容量を分け合える
- ビックカメラなどの即日開通対応店舗で、その場で契約できる
- 通信障害のときも別の網でつながる状態にしておきたい人:同じ会員ID(mioID)でドコモ網とau網の回線をそれぞれ契約でき、データ容量も分け合えます
- 地域によってドコモとauのどちらが強いか分からない人:タイプD(ドコモ網)とタイプA(au網)から選べ、データeSIMを足して両方を試せます
- 昼休みや夕方の混雑時も通信が安定してほしい人:公式FAQは、混雑する時間帯や場所では時間や場所を変えるよう案内しています。代わりに、大手と同じ設備で通信するUQモバイルが合います
- 2つ目の回線でも5Gを使いたい人:ドコモ網のデータeSIM(タイプI)は5Gに対応していません。代わりに、基本料0円でau回線の5G SAも使えるpovoを2枚目にする方法が合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 音声通話付きのギガプラン2ギガで850円(データeSIMのドコモ網2ギガなら440円) | 3GBと20GBのプランはない。近いのは5ギガ950円、15ギガ1,600円、25ギガ2,000円 | 通話料は30秒ごとに11円。5分かけ放題500円、10分700円、時間制限なし1,400円 | 初期費用3,300円とSIMカード発行手数料433.4円(タイプD)で3,733.4円。タイプAの発行手数料は446.6円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | ドコモ網(タイプD)とau網(タイプA)から選ぶ |
| データの繰り越しと追加料金 | 翌月に繰り越せる。追加は1GBで220円(その月の末日まで有効で、繰り越せない) |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 最低利用期間は利用開始月の末日まで。契約解除料とMNP転出手数料は0円 |
| 支払い方法 | クレジットカードのみ(デビットカードは使えない) |
※ 月額は公式サイトの表示どおり1円未満を省いています。ドコモ網のデータeSIM(タイプI)は5Gに対応していません。公式FAQは、混雑する時間帯や場所で遅いときは時間や場所を変えるよう案内しています。期間限定の月額割引は表の月額に含めていません。
日本通信SIM|標準の電話アプリでドコモと同等のVoLTE通話ができ通話が多い人におすすめ

画像出典:日本通信SIM公式サイト
概要日本通信SIMは日本通信が提供するMVNOで、使えるのはドコモ回線だけです。
通話は標準の電話アプリから発信し、番号の前に特別な番号を付ける必要もありません。
公式サイトは「ドコモの通常の電話と同等の通話品質(VoLTE対応)」と説明しています。
合理的みんなのプランには5分かけ放題か月70分の無料通話が含まれます。
ドコモのバンド3と19に対応した端末ならより繋がりが良いと案内しています。
店頭で契約できる店舗はなく、日本通信アプリでマイナンバーカードを読み取って申し込みます。
- 標準の電話アプリで、ドコモと同等の品質のVoLTE通話ができる
- 合理的みんなのプランは20GBに5分かけ放題か月70分の無料通話が付いて1,390円
- ドコモのバンド3・19に対応した端末ならつながりやすいと公式が案内している
- eSIMは申し込みから最短20分で使える
- 仕事の電話が多く、通話のつながり方を重視する人:標準の電話アプリから発信し、公式はドコモの通常の電話と同等の品質(VoLTE対応)と説明しています
- ドコモの回線がよく入る地域に住んでいる人:使える回線はドコモだけで、エリアはドコモの案内ページで確かめられます
- ドコモのバンド3と19に対応したスマホを使っている人:公式は、この2つに対応している端末ならより繋がりが良いと案内しています
- 昼休みのデータ通信もドコモと同じように安定してほしい人:公式FAQは、ドコモより速いときもあれば遅いときもあると書いています。代わりに、ドコモの料金プランとしてドコモの5G SAも使えるahamoが合います
- 店頭で相談して契約したい人:店頭で契約できる店舗はありません。代わりに、ドコモ網のタイプDを家電量販店の即日開通対応店舗で契約できるIIJmioが合います
| 最安の月額(税込) | 3GBと20GBの月額(税込) | 通話料とかけ放題(税込) | 初期費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 合理的シンプル290プランの1GBで290円 | 3GBはシンプル290で3GB使った月に730円、20GBは合理的みんなのプランで1,390円 | 通話料は30秒ごとに11円。シンプル290は5分かけ放題か月70分無料通話を各390円で、時間制限なしを1,600円で付けられる。みんなのプランは5分かけ放題か月70分無料通話が込み | 初期手数料3,300円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用回線 | ドコモ回線のみ |
| データの繰り越しと追加料金 | 繰り越しはない。基本の容量を超えると1GBごとに220円かかる(上限は自分で決められる) |
| 最低利用期間と解約時の費用 | 最低利用期間・解約金・MNP転出手数料はない |
| 支払い方法 | 本人名義のクレジットカードと一部のデビットカード(口座引き落としとコンビニ決済は使えない) |
※ 運営会社の日本通信は2026年7月27日にドコモの音声網・SMS網との相互接続協定を結び、新しいサービス「blue mobile」を2026年11月24日に始める予定と発表しています。日本通信は、日本通信アプリを使えば今の日本通信SIMの利用者も新サービスへ円滑に移れると発表しています(2026年3月24日)。移行後の料金や条件は要問い合わせです。お試しの仕組みはありません。
格安SIMのつながりやすさは回線の種類と周波数帯の仕組みで決まる

格安SIMがどこでつながりやすいかは、会社の知名度ではなく、使う回線の種類と周波数帯で決まります。
回線の種類は、自社で基地局を持つ携帯会社、大手が自ら運営する料金ブランド、大手から回線を借りるMVNOの3つです。
種類が違えば、昼休みや夕方に通信が混雑したときの影響の受け方も変わります。
周波数帯では、建物の中や地下まで届きやすいプラチナバンドの基地局をどれだけ持つかが差になります。
ランキングの順位を見る前にこの2つの仕組みを押さえておくと、各社をおすすめする理由が読み取りやすくなります。
- 掲載10社が、自社回線・大手の料金ブランド・MVNOのどれにあたるか
- 昼休みや夕方に遅くなりやすい回線と、その仕組み
- 建物の中や地下、郊外でつながるかを左右する周波数帯と基地局の数
自社回線と大手の料金ブランドとMVNOの違いは設備を持つかどうかにある
3つの種類を分けるのは、基地局などの通信設備を自社で持っているかどうかです。
総務省の携帯電話ポータルサイト「格安スマホ/格安SIMってなに?」は、ドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルのように自社でネットワークを整える会社をMNO(移動体通信事業者)と呼んでいます。
一方、通信設備を持つ会社からネットワークを借りてサービスを出す会社がMVNO(仮想移動体通信事業者)で、格安SIMは一般にこのMVNOのサービスを指すと説明しています。
大手の料金ブランドは格安SIMとして紹介されることが多いものの、設備の面ではMNOそのものです。
ahamoはドコモ、UQモバイルとpovoはKDDI、ワイモバイルとLINEMOはソフトバンクが自ら運営しており、他社から回線を借りてはいません。
掲載10社を当てはめると次のとおりです。
| 掲載社 | 回線の種類 | 使う回線 |
|---|---|---|
| UQモバイル | 大手の料金ブランド | au(KDDI) |
| povo | 大手の料金ブランド | au(KDDI) |
| ahamo | 大手の料金ブランド | ドコモ |
| ワイモバイル | 大手の料金ブランド | ソフトバンク |
| LINEMO | 大手の料金ブランド | ソフトバンク |
| 楽天モバイル | 自社回線(MNO) | 楽天回線(一部はau回線) |
| NUROモバイル | MVNO | ドコモ・au・ソフトバンクから選ぶ |
| mineo | MVNO | ドコモ・au・ソフトバンクから選ぶ |
| IIJmio | MVNO | ドコモ・auから選ぶ |
| 日本通信SIM | MVNO | ドコモ |
※ MVNOの電波の届く範囲は、借りている大手の回線と同じです。差が出るのは、通信が集中する時間帯の詰まりやすさです。
MVNOは大手から借りた帯域を分け合うため昼と夕方に混雑しやすい
MVNOが昼休みや夕方に遅くなりやすいのは、大手から借りた通信の通り道(帯域)を、その会社の利用者全員で分け合っているからです。
MVNOが使える通信の幅には上限があるため、平日の12時台や帰宅時間の夕方のように多くの人が一斉にスマホを開く時間は、1人あたりの取り分が細くなります。
総務省も前述のページで、ネットワークの一部を借りているため、お昼休みや通勤時間帯、夜間などはデータ通信の速度が下がる場合があると説明しています。
- IIJmio:公式FAQで、混み合う時間帯や場所で遅いときは時間や場所を変えるよう案内し、利用者の増加に合わせた増速も毎月複数回行うとしています
- NUROモバイル:重要事項説明に、通信が著しく輻輳(ふくそう:通信が集中して詰まること)したときは利用を制限することがあると記載があります。NEOプランとNEOプランWは「NEOプラン専用の帯域」を使いますが、速度の品質は保証しないという注記付きです
- mineo:「マイそく」は月〜金曜の12〜13時に速度が大きく下がり、混み合う時間帯は「マイピタ」の契約者の通信が優先される場合もあります
5Gにすれば解決するわけでもありません。
NUROモバイルとmineoは、5Gは4Gと設備を共用するため、混雑時の速度は改善しないと明記しています。
昼休みに地図や決済を使う人には、専用の帯域があるプランか、借りた回線を分け合わない種類がおすすめです。
MVNOの中でも、混み合う時間への備えを公式に示しているかどうかで、昼の使い心地は変わります。
大手の料金ブランドは親会社と同じ基地局と帯域で通信している
大手の料金ブランドは、親会社と同じ基地局と同じ帯域で通信しているため、MVNOのように借りた幅を契約者で分け合う仕組みではありません。
ワイモバイルは公式サイトで「ソフトバンクと同じネットワーク」と明記し、LINEMOもソフトバンクの回線を使います。
UQモバイルとpovoはエリアの確認先をauのエリアマップにしており、ahamoはドコモの5G/4G(LTE)のエリアで使えると書いています。
ランキング上位の大手の料金ブランドは、つながる場所も通信の通り道も親会社と共通です。
ただし、混み合ったときの速度の制御がないわけではありません。
ワイモバイルとLINEMOは、通信が混雑したとき、同じ設備を使う回線のうち通信量の多い回線から順に一時的に速度を制御する場合があると公表しています。
UQモバイルとpovoも、一定期間に大量の通信をした利用者には、混む時間帯の速度を制限する場合があるとのことです。
ahamoもFAQで、ネットワークの混み具合で速度が落ちる場合があると説明しています。
UQモバイルは、これとは別に混み合うときに加入者の通信速度を一時的に制限する場合があるとも書いています。
大手の料金ブランドでも、混み合う時間に速度が落ちることはゼロではありません。
差が出るのが5G SAです。
5G SAは、4Gの設備を使わず5G専用の設備だけで通信する方式で、4Gが混んでいても影響を受けにくくなります。
ahamo・UQモバイル・povo(「通話+データ」の契約)は申し込めば使え、ahamoとpovoは月額料金が無料です(どちらも今後は有料になる場合あり。
UQモバイルの料金は要問い合わせ)。
ワイモバイルとLINEMOの5Gは、4Gの設備と組み合わせて通信するNSA方式だけです。
人の多い駅や商業施設でよく使うなら、5G SAを使えるかも確かめておきましょう。
楽天モバイルは自社の基地局が届かない場所でパートナー回線を使う
楽天モバイルは自社の基地局を持つMNOですが、自社の電波が届かない場所では「パートナー回線」としてau回線につながります。
公式のエリアマップは、自社の基地局を使う「楽天回線エリア」と、au回線にローミング(他社の基地局を借りて接続すること)する「パートナー回線エリア」に分かれています。
パートナー回線エリアの範囲はKDDIのマップで確認するよう案内されており、2023年6月からはこのエリアでもデータ通信が高速無制限になりました。
ただし、パートナー回線エリアでは5Gは使えません。
公式のエリアページには、2つのエリアの境目付近、地下と屋外、大型商業ビルと屋外を行き来するときに、通信や通話が切れたり一時的に使えなくなったりする場合があるとの注意があります。
通勤で地下鉄を使う人は、公式の「つながる地下鉄の駅・駅間」の一覧ページで自分の路線が載っているかを確かめてから申し込むのがおすすめです。
自宅でつながりにくい場合は、自宅のネット回線につないで小さな楽天回線エリアを作る屋内用の小型基地局「Rakuten Casa」を、レンタル料と事務手数料なしで借りられます(5Gには対応していません)。
建物の中に届きやすいプラチナバンドの700MHz帯は、2024年6月27日に提供が始まりました。
しかし総務省の調査では、令和7年3月末時点で楽天モバイルの700MHz帯の基地局は27局で、ほかの3つの回線のプラチナバンド全体(約9万〜12万局)とは大きな開きがあります。
プラチナバンドは障害物を回り込みやすく建物の中や地下まで届く
プラチナバンドとは700〜900MHz帯の低い周波数のことで、高い周波数より障害物の裏側へ回り込みやすく、建物の中や地下まで電波が届きやすい帯域です。
一般に周波数が低い電波ほど遠くまで飛び、壁やビルの角で弱まりにくい性質があります。
反対に3.7GHz帯などの高い周波数は一度に多くのデータを運べる半面、まっすぐ進む性質が強く、建物の陰に入ると届きにくくなります。
UQモバイルの重要事項説明にも、5Gは4G LTEより屋内に電波が届きにくく、エリア内でも4G LTEの通信になる場合があると書かれています。
総務省「令和7年度携帯電話及び全国BWA等に係る電波の利用状況調査の調査結果の概要」の資料から、4つの回線のプラチナバンドの基地局数をまとめました。
数字は資料の表にある700・800・900MHz帯の4Gと5Gの値を足したものです。
| 回線 | プラチナバンドの基地局数(4G+5G) | この回線を使う掲載社 |
|---|---|---|
| KDDI(au) | 124,429局 | 5社 |
| ドコモ | 98,142局 | 5社 |
| ソフトバンク | 89,053局 | 4社 |
| 楽天モバイル | 27局 | 1社 |
au回線を使うのはUQモバイル・povo・NUROモバイル・mineo・IIJmioです(楽天モバイルのパートナー回線もau回線)。
ドコモ回線はahamo・NUROモバイル・mineo・IIJmio・日本通信SIM、ソフトバンク回線はワイモバイル・LINEMO・NUROモバイル・mineo、楽天回線は楽天モバイルが使います。
基地局の数が多い回線ほど、低い周波数で通信できる拠点を多く持っていることになります。
ただし、実際に自宅や職場でつながるかは、基地局の置き場所と生活圏の重なり方で決まります。
数字は回線を絞り込む目安として使い、最後はエリアマップで確かめてください。
※ 令和7年3月末時点の数字で、屋内用の小型基地局とフェムトセルは含みません。これは各回線(大手)の基地局の数で、格安SIM各社の数字でも、エリアの広さそのものでもありません。
郊外や山あいで使う人は回線ごとのエリアの広さに差が出やすい
郊外や山あいで使う人は、回線ごとにつながる範囲の差が出やすいため、生活する場所を1か所ずつ公式のエリアマップで確かめる必要があります。
同じ集落でも、回線によって入る・入らないが分かれることがあります。
どの回線が全国で一番広いかを示す公的な根拠は見当たらないため、地図で自分の場所を見るのが唯一の確実な方法です。
各社のエリアマップには、確かめるときに役立つ機能と注意書きがあります。
ドコモのエリアマップは2か月後・5か月後の予定エリアも表示し、別ページでは地下鉄の駅ごとに5GとLTEが使えるかを路線別に確認できます。
注意書きとしては、ドコモがトンネルや地下、建物の中や高層階を、auのエリアを使うUQモバイルが屋内・車中・地下・トンネル内・ビルの陰・山間部を、エリア内でも使えない場合がある場所として挙げています。
MVNOの中では、mineoとNUROモバイルがドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べます。
実家や職場でよく入る回線がわかっているなら、その回線を選べる会社がおすすめです。
mineoは、契約後に回線を変える場合、原則として変更事務手数料3,850円とSIMカード発行料440円(eSIMは無料)がかかります(いずれも税込。
Aプランでnano SIM・micro SIMを使っている人などは無料になる場合があります)。
IIJmioはドコモ網とau網から選べるうえ、eSIMを使えば1台のスマホで両方の回線を持てると公式に案内しています。
片方の回線が入りにくい場所でも、もう一方に切り替えて使えます。
人気の高い会社かどうかより、自分の生活圏に合う回線かどうかを基準にするのが、乗り換えで失敗しないおすすめの選び方です。
つながりやすさで失敗しない選び方は4つのポイントをチェック

格安SIMに乗り換えてから「職場で圏外になる」「昼休みに地図が開かない」と困る人の多くは、料金と評判だけで契約先を決めています。
つながりやすさを左右するのは、使う場所のエリア、使う時間帯、電話の方式、手持ちのスマホが対応する周波数の4つです。
人気の会社でも、このうち1つが自分の生活に合っていなければ不便を感じます。
ここでは契約前に自分で確かめられる4つのポイントを、公式サイトのどこを見ればよいかまで含めて順に説明します。
- 自宅・職場・通勤路(地下鉄の駅を含む)が、使う回線の公式エリアマップに入っているか
- 昼休みや夕方に使うなら、大手と同じ設備のブランドか、混み合う時間への備えがある会社か
- 電話が多いなら、電話番号を使う通常の音声通話で発信・着信できるか
- 今のスマホが、乗り換え先の周波数帯(バンド)に対応しているか
職場と自宅と通勤路が公式エリアマップの範囲に入っているかを見る
契約前に、自宅・職場・通勤路の3か所を、乗り換え先が使う回線の公式エリアマップで1つずつ確かめます。
格安SIMのエリアは運営会社ではなく、使っている回線(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)のエリアで決まるからです。
見るべきマップは回線ごとに決まっています。
ドコモ回線のahamoはドコモのエリアマップと、地下鉄の駅ごとに5G・LTEの対応を並べた地下鉄のエリア一覧を使います。
au回線のUQモバイルとpovoはauのエリアマップ、ワイモバイルはワイモバイルのエリアページ、LINEMOは周波数ごとに分かれた地図で確かめます。
楽天モバイルにはエリアマップと、つながる地下鉄の駅・駅間の一覧があります。
MVNO(大手から回線を借りて提供する会社)のmineo・NUROモバイル・日本通信SIMは各大手の「MVNOのお客様向け」ページへ、IIJmioはFAQからドコモの「通信・エリア」とauの「エリアマップ」へ案内しています。
乗り換え先がドコモ・au・ソフトバンク・楽天のどの回線を使うかを公式サイトで確かめます。
mineoとNUROモバイルは3回線、IIJmioは2回線から選ぶため、候補の回線ごとに調べます。
その回線のマップに住所を入れ、5Gだけでなく4G(LTE)のエリアに入っているかも見ます。
5Gの色が付いていなくても、4Gのエリアなら通話とデータは使えます。
よく使う駅や乗り換え駅を地図でたどります。
地下鉄を使う人は、ドコモと楽天モバイルが公開している駅ごとの一覧で、毎日乗り降りする駅を1つずつ確かめます。
マップの下にある屋内・地下・高層階についての注意書きを読み、職場や自宅の条件に当てはまるかを考えます。
マップは毎月のように書き換わるため、見た日付も気にしておきます。
ドコモのエリアマップは2か月後・5か月後までの予定エリアも表示し、UQモバイルのマップも拡大予定を示しています。
楽天モバイルはエリアのデータの時点(2026年10月時点の表示では9月30日時点)を明記し、基地局を新しく置いた市区町村を半月ごとに公開しています。
引っ越しや転勤の予定がある人は、移る先の住所も同じ手順で見ておきます。
見落としやすいのは、マップの下にある注意書きです。
ドコモのエリアマップは、トンネルや地下、建物の中、マンションなどの高層階では、エリア内でも使えない場合があると明記しています。
UQモバイルのエリアページも屋内・車の中・地下・ビルの陰を挙げ、楽天モバイルは楽天回線とパートナー回線(自社の基地局が届かない場所で使うauの回線)の境目や、地下と屋外を行き来するときに通信が切れる場合があると書いています。
マップで色が付いていても、ビルの奥や地下のフロアでつながる保証にはなりません。
職場がビルの中や地下にある人は、次の章にある「建物の中・地下」の欄もあわせて見るのがおすすめです。
自宅の室内で入りにくい場合は、ドコモが室内や高層階・半地下でつながりにくいときの相談窓口を、ソフトバンクが自宅など屋内のつながりを改善する相談窓口を設けています。
昼休みや夕方にスマホを使う人は大手の料金ブランドを選ぶ
平日の昼休みや帰宅時間に地図・SNS・決済を使う人には、大手と同じ設備で通信する料金ブランドがおすすめです。
掲載10社では、UQモバイル・povo・ahamo・ワイモバイル・LINEMOがこの型にあたります。
理由は回線の借り方にあります。
MVNOは大手の回線の一部を借りてサービスを提供しており、総務省「格安スマホ/格安SIMってなに?」も、お昼休みや通勤時間帯、夜間など通信が混み合う時間はデータ通信の速度が下がる場合があると説明しています。
借りた回線の太さには限りがあるため、利用者が一斉にスマホを開く時間ほど影響が出やすくなります。
一方、大手の料金ブランドは大手本体と同じ基地局と設備につながります。
ワイモバイルは公式に「ソフトバンクと同じネットワーク」と明記しており、UQモバイルもauの5G・4G LTEのエリアをそのまま案内しています。
MVNOを選ぶ場合は、混み合う時間への備えがあるかを確かめます。
NUROモバイルのNEOプランとNEOプランWは、ほかのプランと分けた「NEOプラン専用の帯域」を使うと公式に書かれています(速度の品質を保証するものではないとの注記つき)。
反対に、mineoの「マイそく」は、月曜から金曜(祝日を含む)の12〜13時に通信が大きく制限される設定です。
昼休みに決済アプリや乗り換え案内を使う人には向きません。
IIJmioは公式FAQで、利用者の増加に合わせて毎月複数回の増速を行っていると説明しており、回線の太さを足していく運用を公開しています。
「5Gに対応しているから昼も平気」と考えるのは早計です。
NUROモバイルは、5Gは4Gと設備を共有するため混み合うときの速度は4Gと同じで、5Gオプションで速度が改善するものではないと公式に書いています。
mineoも、5Gエリアでも混み合う時間の速度改善は保証しないと明記しています。
MVNOでは、5G対応かどうかより、混み合う時間への備えを公式が示しているかを見るのがおすすめです。
なお、大手の料金ブランドでも制御がまったくないわけではありません。
ワイモバイルとLINEMOは、混み合ったときに同じ設備を使う回線のうち通信量の多い回線から順に、一時的に速度を制御する場合があると公式に書いています。
普段の使い方で大量の通信をしなければ、影響を受けにくい仕組みです。
電話の着信を逃したくない人は音声通話とアプリ通話の違いを知っておく
仕事や家族からの電話を確実に受けたい人は、電話番号を使う通常の音声通話で発信・着信できる会社がおすすめです。
データ通信を使うアプリ通話は、電波の弱い場所や回線が混み合う時間に音が途切れやすくなります。
2つの通話は、声を運ぶ道が違います。
通常の音声通話は、VoLTE(4Gの回線で音声を送る方式)のように携帯会社の音声の仕組みを使います。
LINE通話や楽天モバイルのRakuten Linkのようなアプリ通話は、データ通信の上で声を送ります。
そのため、昼休みにデータが遅くなる回線では、アプリ通話の品質も同じように落ちます。
かけ放題や無料通話の条件だけでなく、どちらの道で通話するのかを見ておくと、乗り換え後の「電話が聞き取りにくい」を避けられます。
各社の公式サイトでは、通話の方式が次のように書かれています。
| 会社 | 通話の方式 | 公式に書かれていること |
|---|---|---|
| 日本通信SIM | 標準の電話アプリ | ドコモの通常の電話と同等の品質(VoLTE対応)で、IP電話アプリの品質ではない |
| IIJmio | 標準の電話アプリ | 発信側と受信側がともにVoLTE対応端末で、4Gにつながっているときに使える |
| LINEMO | VoLTE | Wi-Fiにつながっていても、VoLTEの通話時は4Gへ自動で切り替わる |
| ワイモバイル | VoLTE・VoLTE(HD+) | VoLTEの通話はデータ容量に数えない |
| NUROモバイル | NUROモバイルでんわ | 発信時に番号を自動で付ける方式(オートプレフィックス)で、専用アプリは不要 |
| mineo | mineoでんわ | 専用アプリから発信すると番号を自動で付けて通話料を下げる方式 |
| 楽天モバイル | Rakuten Link(アプリ通話) | 通話はデータ利用量に数えない(iPhoneでiCloud+のプライベートリレーをオンにしている場合を除く)。Android版には4Gを優先して通話する設定がある |
※ ahamo・povo・UQモバイルも、FAQや対応機種のページでVoLTEに触れています(ahamoはVoLTEをオンにする方法、povoはVoLTE非対応の機種は使えないこと、UQモバイルはauのVoLTE対応端末の扱い)。
楽天モバイルのRakuten Linkは国内通話が無料になる一方、アプリ通話なので、データ通信の状態に左右されます。
Android版の設定で、4GとWi-Fiの両方につながるときに通話を4G側へ優先して流せます。
今のスマホが乗り換え先の周波数帯に対応しているかを確かめる
今のスマホを使い続けるなら、乗り換え先の回線が使う周波数帯(バンド=周波数ごとに付いた番号)に端末が対応しているかを確かめます。
端末が対応していない周波数の電波は、エリアの中にいてもつかめません。
特に大事なのがプラチナバンドです。
プラチナバンドは700〜900MHz帯の電波で、周波数が低いため建物の中や遠くまで届きやすい性質があります。
端末がこの帯域に対応していないと、屋外ではつながるのに屋内で急に弱くなる、ということが起こります。
大手で買ったスマホは、別の回線の周波数にすべて対応しているとは限りません。
各社は公式サイトで、使う周波数を示しています。
日本通信SIMは4G LTEでバンド1・3・19・21・28・42、5Gでn78・n79・n257を提供し、「バンド3、19に対応しているとより繋がりが良い」と案内しています。
IIJmioの対応周波数は、ドコモ網のタイプDとau網のタイプAに分けてFAQで確かめられます。
UQモバイルは全国で使える4G LTEの対応機器を「4G LTE(800MHz)対応機器」と書いており、auの公式サイトには1.7GHzと2.0GHzの4G LTEのエリアマップもあります。
ワイモバイルとLINEMOのエリアページでは、5Gの700MHzや4Gの900MHzなど、使う周波数の一覧を見られます。
5Gについても、屋内では過信しないことが大切です。
UQモバイルの重要事項説明書は、5Gは4G LTEより屋内に届きにくく、5Gのエリア内でも4G LTEでの通信になる場合があると書いています。
日本通信SIMのFAQにも、屋内では5Gが使えないことがあるという案内があります。
建物の中で頼りになるのは4Gのプラチナバンドなので、端末の仕様では5Gの対応よりも先に4Gの対応バンドを見ます。
乗り換え先の公式サイトのエリアページやFAQで、使う周波数やバンドの番号を書き出します。
スマホの正式な機種名で、メーカーの公式サイトの仕様(スペック)ページを開き、対応バンドや対応周波数の欄を探します。
書き出した周波数が仕様に入っているかを1つずつ確かめます。
特に700〜900MHz帯や、日本通信SIMが名前を挙げるバンド3・19が入っているかを見ます。
照らし合わせで足りないバンドが見つかったら、端末を買い替えるか、端末が対応する回線の会社を選ぶのが確実です。
mineoやNUROモバイル、IIJmioのように回線を選べる会社なら、端末に合う回線を選ぶ方法もおすすめです。
10社のつながりやすさは場面ごとに強みが分かれる

この章は、掲載10社を「屋外のエリア」「建物の中と地下」「昼と夕方」の3つの場面で見分けた結果です。
材料は各社の公式サイトと総務省の資料に書かれた事実だけで、速度を測った結果ではありません。
おすすめランキングの順位は総合的な目安ですが、どの会社にも得意な場面と苦手な場面があります。
自分の生活で一番困る場面に強い会社を選ぶと、乗り換え後の後悔を減らせます。
この見分け方は、記事のおすすめランキングの順位の付け方とも対応しています。
ランキングでは、混み合う時間への強さを決める通信設備の型を第一に見て、大手の料金ブランドどうしは使う回線のプラチナバンドの基地局数が多い順に、MVNOどうしは混雑への備えを公式に示している順に並べています。
まず建物の中への届きやすさに関わる基地局の数を見て、次に10社を3つの場面で並べます。
- プラチナバンドの基地局は、KDDIのau回線が約12.4万局で最も多く、楽天モバイルは27局
- 建物の中・地下の欄では、au回線を使うUQモバイルとpovoが◎
- 昼と夕方の欄では、大手と同じ設備で5G SAも使えるUQモバイル・povo・ahamoが◎
プラチナバンドの基地局数は4つの回線で大きく違う
建物の中に届きやすいプラチナバンドの基地局は、KDDI(au回線)が124,429局で最も多く、楽天モバイルは27局でした。
同じ「大手の回線」でも、数には大きな開きがあります。
この数は、総務省が令和8年1月13日に公表した総務省「令和7年度携帯電話及び全国BWA等に係る電波の利用状況調査の調査結果の概要」にあります。
本体の資料(別紙2のPDF)の8ページ「基地局数の調査結果」に、令和7年3月末時点の基地局の数が周波数帯ごとに載っています。
下の表は、そのうち700・800・900MHz帯の4Gと5Gを抜き出し、合計は資料の表の数字を足した値です。
| 回線 | 700MHz帯(5G) | 700MHz帯(4G) | 800MHz帯(4G) | 900MHz帯(4G) | プラチナバンド計 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドコモ | 8,295 | 14,868 | 74,979 | — | 98,142 |
| KDDI(au) | 17,470 | 21,632 | 85,327 | — | 124,429 |
| ソフトバンク | 20,752 | 4,307 | — | 63,994 | 89,053 |
| 楽天モバイル | — | 27 | — | — | 27 |
表から読み取れることは3つあります。
1つ目は、KDDIの基地局数がドコモの約1.3倍あることです。
KDDIは800MHz帯の4Gだけで8.5万局を超えています。
2つ目は、ソフトバンクは900MHz帯の4Gが中心で、700MHz帯は5Gの局が2万局を超えている点です。
3つ目は、楽天モバイルの700MHz帯は27局で、ほかの3回線とは桁が違う点です。
楽天モバイルが700MHz帯の提供を始めたのは2024年6月27日です。
この数字は、格安SIM各社の数ではなく、各社が使う回線の数です。
UQモバイルとpovoはKDDI、ahamoと日本通信SIMはドコモ、ワイモバイルとLINEMOはソフトバンクの数を見ます。
mineo・NUROモバイル・IIJmioは、選んだ回線の数を見ます。
同じ資料には、帯域ごとの詳しいページもあります。
700MHz帯の人口カバー率(ドコモ・KDDI・ソフトバンクは4Gと5Gの合計、楽天モバイルは4G)は、14ページでドコモ89.10%・KDDI 98.77%・ソフトバンク96.72%、115ページで楽天モバイル4.33%でした。
楽天モバイルの700MHz帯はほかの3社と別の区分で、使える範囲がまだ限られていることがここからもわかります。
※ 基地局の数は、エリアの広さや通信の品質そのものを表すものではありません。資料の注記どおり、陸上移動中継局を含み、屋内小型基地局とフェムトセル基地局は含みません。数字は令和7年3月末時点で、3Gの局は除いています。
屋外と建物の中と混雑時の3つの場面で見ると向き不向きがわかる
3つの場面で並べると、建物の中に強いのはau回線を使うUQモバイルとpovo、昼と夕方に強いのは大手と同じ設備で5G SA(5Gの設備だけで通信する方式)も使えるUQモバイル・povo・ahamoです。
屋外では、回線を選べるmineo・NUROモバイル・IIJmioが生活圏に合わせやすくなります。
- 屋外のエリア:使う大手の回線のエリアがそのまま使える会社は○。楽天モバイルは自社回線とauのパートナー回線で○(境目で切れる場合あり)。3回線から選べるmineo・NUROモバイルと、2回線から選べるIIJmioは、生活圏に合う回線を選べるため◎
- 建物の中・地下:使う回線のプラチナバンドの基地局数が9万局前後以上なら○、KDDIの回線(約12.4万局)は◎。楽天モバイルは基地局27局のため△。回線を選べるMVNOは、選んだ回線しだいとして○
- 昼と夕方:大手と同じ設備で5G SAも使えるUQモバイル・povo・ahamoは◎。大手と同じ設備で5GはNSA方式(4Gの設備を土台にする方式)だけのワイモバイル・LINEMOは○。自社の設備を持つ楽天モバイルは○。MVNOは△で、NUROモバイルはNEOプランの専用帯域があるため○(NEOプランの場合)
| 会社 | 回線の型 | 屋外のエリア | 建物の中・地下 | 昼と夕方の混雑 |
|---|---|---|---|---|
| UQモバイル | au回線の料金ブランド | ○ auのエリアを使う | ◎ KDDIの約12.4万局 | ◎ 5G SAに対応 |
| povo | au回線の料金ブランド | ○ auのエリアを使う | ◎ KDDIの約12.4万局 | ◎ 5G SAは月額無料 |
| ahamo | ドコモ回線の料金プラン | ○ ドコモのエリアを使う | ○ ドコモの約9.8万局 | ◎ 5G SAは月額無料 |
| ワイモバイル | ソフトバンク回線の料金ブランド | ○ ソフトバンクと同じ | ○ ソフトバンクの約8.9万局 | ○ 5GはNSA方式のみ |
| LINEMO | ソフトバンク回線の料金ブランド | ○ ソフトバンクと同じ | ○ ソフトバンクの約8.9万局 | ○ 5GはNSA方式のみ |
| 楽天モバイル | 自社回線 | ○ 境目で切れる場合あり | △ 700MHz帯は27局 | ○ 自社の設備 |
| NUROモバイル | MVNO(3回線) | ◎ 3回線から選べる | ○ 選んだ回線しだい | ○ NEOプランの専用帯域 |
| mineo | MVNO(3回線) | ◎ 3回線から選べる | ○ 選んだ回線しだい | △ 借りた回線を使う |
| IIJmio | MVNO(2回線) | ◎ 2回線から選べる | ○ 選んだ回線しだい | △ 借りた回線を使う |
| 日本通信SIM | MVNO(ドコモ回線) | ○ ドコモのエリアを使う | ○ ドコモの約9.8万局 | △ 借りた回線を使う |
※ 5G SAは3社とも申し込みと対応機種・対応SIMが必要で、povoは「通話+データ」の契約だけが対象です。UQモバイルの5G SAの料金は要問い合わせです。楽天モバイルは、自宅のネット回線につなぐ屋内用の小型基地局「Rakuten Casa」を無料で借りられ、つながる地下鉄の駅の一覧も公開しています。NUROモバイルの○はNEOプランとNEOプランWの場合です。
昼と夕方の欄で5G SAを重く見たのは、仕組みの違いがはっきりしているためです。
ドコモは公式に、5G NSAは混み合いやすい4Gの影響を受けて速度が落ちることがある一方、5G SAは5Gの設備だけで通信するので4Gが混んでいても影響を受けないと説明しています。
主要駅やスタジアム、商業施設など人の多い場所を中心にエリアを広げているとも書いています。
MVNOを△にしたのは、総務省が説明しているとおり、借りた回線では昼休みや通勤時間帯に速度が下がる場合があるからです。
建物の中・地下の欄で楽天モバイルを△にしたのは、プラチナバンドの基地局が27局にとどまるためです。
ただし、楽天モバイルは地下鉄の駅・駅間を4Gで使えるようにする取り組みを進めており、つながる駅の一覧を公開しています。
毎日使う駅が一覧に入っているなら、地下での不安は小さくなります。
同じ回線を使う会社どうしでも、欄によって差が付きます。
ahamoと日本通信SIMはどちらもドコモ回線ですが、ahamoはドコモの料金プランとして同じ設備と5G SAを使え、日本通信SIMはドコモから回線を借りるMVNOです。
建物の中の届きやすさは同じでも、昼休みに使う人にはahamoがおすすめです。
- ビルの奥や地下のフロアで圏外になるのが不安な人:建物の中・地下が◎か○の会社から選びます。職場が地下にある人には、◎のUQモバイルとpovoがおすすめです
- 昼休みに地図や決済が止まるのが不安な人:昼と夕方が◎の会社から選びます。混雑時の安定性を重く見るなら、UQモバイル・povo・ahamoの3社が候補です
- 郊外の実家や旅行先でよく使う人:屋外のエリアの欄を見たうえで、行き先の住所を公式マップで確かめます。回線を選べるmineoやIIJmioなら、行き先に強い回線を選べます
- 仕事の電話が多い人:昼と夕方の欄に加えて、前の章の通話の方式も確かめます。標準の電話アプリで発信できる日本通信SIMやワイモバイル、LINEMOがおすすめです
この判定は、公式と総務省の資料をもとにした記事の目安です。
実際のつながり方は、同じ街でも建物や階数によって変わります。
最後は、契約前後に生活圏で試せる仕組みで確かめるのが確実です。
| 会社 | 試せる仕組み | 公式に書かれている条件 |
|---|---|---|
| ワイモバイル | 2ヵ月目までSIM無料お試し | シンプル3(S・M・L)の基本料が2か月0円(1名義1回線まで)。新規・乗り換え・番号移行はオンラインストアの指定ページから、プラン変更はMy Y!mobileから申し込み、番号移行とプラン変更は申し込んだ日に専用フォームでエントリーする。3か月目から料金がかかる |
| mineo | お試し200MBコース | 実際のつながりやすさを確かめられる少容量のSIMで、最大2か月使える。期間が終わると3GBコースへ自動で移る |
| NUROモバイル | NEOトライアル | バリュープラスとかけ放題プランの利用者が、100MB 110円でNEOプラン専用の帯域を試してからプランを変えられる(契約前に試すなら0.2GBのお試しプランがある) |
| LINEMO | 8日間キャンセル | 自宅・勤務先・通学先の電波状況が不十分な場合などに、8日間はキャンセルできる。月額は日割り |
※ 楽天モバイルも初期契約解除制度の対象で、8日以内なら書面で解除でき、違約金はかかりません(使った分の料金は請求されます)。
自宅のリビング、職場の自席、毎日乗る地下鉄の駅の3か所で、昼休みの時間帯に地図と決済アプリを開いてみると、生活圏での入り方がはっきりします。
順位の高い人気の会社を選ぶ場合も、この確認をしておくと乗り換え後に困りません。
格安SIMがつながりにくいときの対処法は端末の確認から始める

乗り換えた直後や、急に圏外が続くときの原因は、回線そのものではなくスマホ側の接続や設定にあることがよくあります。
解約を考える前に、手元でできる確認を順に試すと、数分で元に戻る場合があります。
確かめる順番は、①基地局のつかみ直し、②APNなどの設定、③特定の場所だけ圏外になるときの2枚目のSIM、④通信障害の確認、の4段階です。
上から順に進めれば、端末の問題か、場所の問題か、回線側の問題かを切り分けられます。
ここでは機種ごとの細かい操作ではなく、どのスマホにも共通する考え方と手順をまとめます。
機内モードの切り替えや再起動で電波をつかみ直せる
圏外の表示が消えないときや、アンテナは立っているのに通信が止まるときは、機内モードのオン・オフと再起動が最初の手です。
各社の公式FAQも、つながらないときの対処として機内モードのオン・オフや再起動を挙げています。
機内モードをオンにすると、スマホの無線の接続はいったんすべて切れます。
オフに戻すと、スマホがもう一度電波をつかみに行きます。
再起動は通信を受け持つ部品ごと立ち上げ直すため、機内モードで戻らないときに効きます。
設定画面やコントロール画面から機内モードをオンにし、少し待ってからオフに戻します。
電源を切ってから入れ直し、アンテナ表示が戻るまで様子を見ます。
eSIM(スマホに内蔵された書き換え式のSIM)の場合は、モバイル通信の設定で回線がオンになっているか、データ通信に使う回線が正しく選ばれているかを見ます。
mineoはeSIMを削除しないよう注意を呼びかけているため、eSIMは消さずに設定だけを確かめます。
何度も同じ場所で起きる場合は、次の設定の確認へ進みます。
APNやネットワークの設定が乗り換え前のまま残っていないか確かめる
乗り換えてから一度もデータ通信ができないときは、APNや前の会社の設定が残っていないかを確かめます。
APNは、スマホがどの会社の通信網を通ってインターネットにつなぐかを決める設定です。
この設定が新しい会社のものになっていないと、アンテナが立っていてもデータ通信は始まりません。
大手の料金ブランドは、SIMを入れるだけで設定が自動で済むことが多くあります。
一方、mineo・IIJmio・NUROモバイル・日本通信SIMのようなMVNO(大手から通信網を借りてサービスを提供する会社)では、機種によってAPNの手入力や設定ファイルの導入が必要になる場合があります。
正しい値は各社のサポートページに機種別で載っているので、そこで確かめます。
iPhoneでは、前の格安SIMで入れた構成プロファイル(APNなどをまとめた設定ファイル)が残っていると、新しいSIMの設定とぶつかって通信できなくなります。
乗り換えたら、設定アプリから古いプロファイルを削除してから新しい会社の手順に沿うのが確実です。
あわせて、モバイル通信の設定にある通信方式の選択(Androidでは優先ネットワーク、iPhoneでは「音声通話とデータ」の5G・LTEなど)も見ておきます。
特定の場所だけ圏外になるなら別の回線のSIMを2枚目に足す
自宅の奥の部屋や職場の特定のフロアなど、決まった場所でだけ圏外になるなら、別の回線のSIMを2枚目に足す方法があります。
1台のスマホに2つの回線を入れて使い分けるデュアルSIMなら、メインの回線の電波が届かない場所で、もう一方に切り替えられます。
ポイントは、2枚目にメインと別の大手回線を選ぶことです。
同じ回線を2枚持っても、その回線が届かない場所では両方とも圏外のままです。
2枚目に向く2社の公式の案内は、次のとおりです。
| 社名 | 2枚目として使える内容 | 公式の記載 |
|---|---|---|
| IIJmio | 同じ会員ID(mioID)でドコモ網とau網の回線をそれぞれ契約して持てる。ドコモ網のデータeSIM 2ギガは月440円 | 通信障害など万が一のときも2社の回線なら安心と案内 |
| povo | 基本料0円でau回線を持てる。データは必要なときだけ買う | 原則として180日間有料トッピングの購入がないと利用停止になる(通話料やSMS料などが660円を超えた場合などは対象外) |
組み合わせの例として、ソフトバンク回線のワイモバイルやLINEMOをメインにするなら、2枚目はpovoのau回線がおすすめです。
au回線のUQモバイルをメインにするなら、IIJmioのドコモ網データeSIMを足せば、月440円で別の大手回線を持てます。
※ デュアルSIMやeSIMに対応しているかは機種によって違います。申し込む前に各社の対応機種ページで確かめてください。
通信障害が起きたときは各社の公式の障害情報で状況がわかる
アンテナ表示はあるのに急にどこにもつながらないときは、端末ではなく回線側の障害を疑い、公式の障害情報を開きます。
MVNOは大手の通信網を借りているため、大手の回線で障害が起きると、その回線を使うMVNOも同時に影響を受けます。
たとえばドコモで障害が起きれば、ahamoだけでなく、IIJmioのドコモ網やmineoのDプラン、日本通信SIMも影響を受けます。
いざというときに慌てないよう、自分の会社の確認先をブックマークしておくのがおすすめです。
| 社名 | 障害情報の確認先 |
|---|---|
| UQモバイル | https://www.uqwimax.jp/information/maintenance/ (auの障害情報へ案内) |
| povo | https://povo.jp/important_news/important/disability/ |
| ahamo | https://www.docomo.ne.jp/info/network/ (ドコモの障害情報) |
| ワイモバイル | https://www.ymobile.jp/info/failure/ |
| LINEMO | https://www.linemo.jp/info/failure/ |
| 楽天モバイル | https://network.mobile.rakuten.co.jp/information/failure/ |
| NUROモバイル | https://www.nuro.jp/emerge/ (NURO共通。モバイルの区分あり) |
| mineo | https://support.mineo.jp/mt_ac_list/ (大手3社側の情報も掲載) |
| IIJmio | https://www.iijmio.jp/info/trouble/ (ドコモ・KDDIの障害情報へのリンクあり) |
| 日本通信SIM | https://www.nihontsushin.com/ (トップページ下部の「障害情報」欄) |
大規模な障害への備えも、一部の会社が用意しています。
ワイモバイルの「JAPANローミング」は、災害や通信障害でソフトバンクの回線が使えなくなったときに、ドコモ・KDDI・沖縄セルラー・楽天モバイルの回線で通話などができる仕組みです。
提供されるのは障害が起きている地域だけです。
日本通信SIMも、利用規定に非常時の事業者間ローミング(JAPANローミング)の規定を設けています。
圏外そのものへの備えとしては、ワイモバイルとLINEMOで「SoftBank Starlink Direct」が使えます。
空が見える屋外なら、ソフトバンクの圏外でもメッセージを送れるサービスです。
ワイモバイルは対象プランなら申し込み不要・追加料金なし、LINEMOはベストプランとベストプランVの利用者が申し込めば、通常月1,650円を2026年冬(予定)まで全額割引としています(ほかのプランは月1,650円)。
LINEMOの案内では、通話と緊急通報には使えないと書かれています。
格安SIMの電波でよくある質問

乗り換えを迷っている人から多く出る疑問を5つ取り上げます。
人気の会社を選ぶ前に気になりやすい点を中心にしています。
つながりやすさは会社名だけで決まるものではなく、使う回線、通信設備の型、5Gの方式、生活圏の地形や建物の組み合わせで変わります。
そのため、どの質問にも「この会社なら必ず大丈夫」という答え方はしていません。
代わりに、公的な資料と各社の公式の記載をもとに、判断の手がかりになる事実を示します。
ランキングで人気の会社を選ぶ前に、自分の使い方に当てはめて読んでみてください。
最後の質問では、契約前に生活圏で試す方法もまとめています。
どこでも最強といえる1社は決められません。
つながりやすさは、住む地域、建物の造り、よく使う駅や路線によって入れ替わるからです。
目安にしやすいのは、建物の中や郊外まで届きやすいとされるプラチナバンドの基地局数です。
この記事では700・800・900MHz帯をプラチナバンドとして数えています。
総務省「令和7年度携帯電話及び全国BWA等に係る電波の利用状況調査の調査結果の概要」の資料によると、令和7年3月末時点でプラチナバンドの基地局が最も多いのはKDDIで、表の数字を足すと約12.4万局(124,429局)でした。
ドコモは98,142局、ソフトバンクは89,053局です。
UQモバイルとpovoは、このKDDIの設備を使うau回線のブランドです。
※ 数字は大手各社の回線の基地局数(4G・5Gの合計)で、格安SIM各社の数字ではありません。屋内小型基地局とフェムトセルは含みません。
同じ回線の中で乗り換えるなら、つながるエリアは変わりません。
UQモバイルとpovoはau、ahamoはドコモ、ワイモバイルとLINEMOはソフトバンクの料金ブランドで、親会社と同じ設備とエリアを使います。
たとえばauからUQモバイルへ移っても、自宅や職場での電波の入り方はそのままです。
MVNOは、借りている網のエリアこそ大手と同じですが、借りている通信の幅には限りがあります。
昼休みや夕方のように利用が集中する時間帯は、大手の料金ブランドより影響を受けやすくなります。
気をつけたいのは、別の回線の会社へ移るときです。
ドコモからソフトバンク回線のLINEMOへ移るような場合はエリアそのものが変わるため、生活圏でつながるかを事前に確かめるのがおすすめです。
5G対応というだけでは、つながりやすさは決まりません。
5Gには2つの方式があり、5G NSA(4Gの設備をもとに5Gを上乗せする方式)は、4Gが混んでいると影響を受ける場合があります。
5G SA(5Gの設備だけで通信する方式)はその影響を受けにくく、ahamo・UQモバイル・povoでは申し込めば使えます。
どの会社も対応機種と5G SA対応のSIMが必要で、povoは「通話+データ」プランのみです。
ahamoとpovoは月額料金が無料で、povoはSIMの再発行に、UQモバイルは店頭などの手続きに手数料がかかる場合があります。
一方で、5Gは届き方にも注意が必要です。
UQモバイルの重要事項説明書には、5Gは4G LTEより屋内に届きにくく、エリア内でも4G LTEになる場合があると書かれています。
MVNOでは、NUROモバイルが5Gについて「混雑時の通信速度は4Gと同等」と明記し、mineoも5Gエリアでの速度改善は保証しないとしています。
建物の中での使いやすさを重視するなら、5Gより4Gの届く範囲で選ぶほうが確実です。
つながるエリアは同じでも、利用が集中する時間帯の通信は会社ごとに違います。
違いが生まれる理由は2つあります。
1つ目は通信設備の型です。
大手の料金ブランドは親会社と同じ設備で通信しますが、MVNOは大手から借りた通信の幅を、自社の利用者で分け合っています。
同じドコモ回線でも、ahamoと、ドコモ網を借りるMVNOとでは、混み合う時間の通り方が変わります。
2つ目は、MVNOごとの帯域の持ち方です。
NUROモバイルのNEOプランは、ドコモ・au・ソフトバンクのどの回線でも専用の帯域を使います(速度の保証はなし)。
IIJmioは利用者数の増加に合わせて毎月複数回の増速をしているとFAQに書いています。
mineoの「マイそく」は、月〜金曜(祝日を含む)の12〜13時は最大32kbps(プレミアムは最大200kbps)です。
昼の通信を重視するなら、こうした公式の記載で選ぶのがおすすめです。
試せます。
公式に用意されている主な方法は次のとおりです。
- ワイモバイル:「2ヵ月目までSIM無料お試し」で基本料が2か月0円(新規・乗り換え・番号移行はオンラインストアの指定ページから、プラン変更はMy Y!mobileから申し込み。番号移行とプラン変更は申し込んだ日に専用フォームでのエントリーも必要)
- mineo:お試し200MBコース(最大2か月、満了後は3GBコースへ自動で移行)
- NUROモバイル:0.2GBのお試しプラン(データ+SMS 495円・データ専用330円)。契約後は、バリュープラスとかけ放題プランの利用者がNEOトライアル(100MB 110円)でNEOプランの専用帯域を試せる
- LINEMO:自宅や勤務先の電波状況が不十分な場合などに使える8日間キャンセル
- povo:基本料0円でau回線を持てる
携帯電話の契約には、法律にもとづく初期契約解除制度もあります。
楽天モバイルの重要事項説明にも、8日以内なら書面で解除でき違約金はかからないと書かれています(使った分の料金は請求されます)。
生活圏で確かめるときは、乗り換え候補と同じ回線のお試しを選ぶのがおすすめです。
まとめ 生活圏で強い回線を選べばつながりやすさで後悔しない

格安SIMのつながりやすさは、会社名や人気よりも、使う回線と通信設備の型で決まります。
ここまでの要点を整理します。
- 大手の料金ブランドは親会社と同じ設備とエリアを使い、同じ回線の中で乗り換えるならエリアは変わらない
- 4G・5Gのプラチナバンドの基地局数は、令和7年3月末時点でKDDIが約12.4万局と最も多い(総務省の資料)
- 5G対応だけで判断せず、建物の中では4Gの届く範囲も見る
- つながらないときは、機内モード・再起動→APN→2枚目のSIM→障害情報の順に確かめる
- 契約前に生活圏で試せる仕組みを使えば、乗り換えの失敗を避けられる
ランキング1位のUQモバイルは、KDDIの設備をそのまま使うau回線のブランドで、全国のUQスポットやauショップで相談しながら契約できます。
迷ったときに最初の候補としておすすめです。
昼休みや夕方の通信が気になる人には、大手の料金ブランドがおすすめです。
MVNOを選ぶなら、NUROモバイルのNEOプランのように専用の帯域を持つプランが候補になります。
建物の中での使いやすさが不安な人には、プラチナバンドの基地局数が多いau回線のブランドが合います。
まず試してから決めたい人には、2か月目まで基本料0円で試せるワイモバイルがおすすめです。
障害や圏外に備えて2枚持ちにしたい人には、基本料0円のpovoや、同じ会員IDでドコモ網とau網の回線を持てるIIJmioがおすすめです。
ランキングの順位は目安の一つです。
人気ランキングの上位から選ぶ場合も、エリアマップとお試しの仕組みで自宅・職場・通勤経路を確かめれば、つながりやすさで後悔しない1社が選べます。

