ahamoへのMNPはいつがお得?乗り換えのタイミング・事務手数料・審査を徹底解説!

今の電話番号のままahamoへ移ると決めたものの、店員に頼れないオンライン専用の手続きで本当に最後までやり切れるのか、不安に感じていないでしょうか。

電話が使えない時間は出ないのか、料金を二重に払わされないか、申し込みが通らなかったらどうなるのか。

この記事は、ahamoとドコモの公式ページ、総務省の資料を読み込み、2026年10月16日時点のahamo MNPの仕組みを整理しました。

予約番号がいる人といらない人の見分け方、損をしない開通日、事務手数料がかかる場合、手続きが止まる原因まで、申し込む前に知っておきたいことを順に解説します。

開通日ごとの初月の料金も、具体的な金額で示しました。

金額はすべて税込です。

目次

ahamoへのMNPはワンストップ方式なら予約番号なしで申し込める

携帯電話番号ポータビリティ(MNP)は、携帯電話の会社を変えても電話番号をそのまま使い続けられる制度です。

手続きには2つのやり方があり、今の会社によってどちらを使うかが決まります。

1つは2023年5月24日に始まった「MNPワンストップ方式」で、乗り換え先のahamoで申し込むだけで済みます。

もう1つは、今の会社でMNP予約番号を取ってからahamoで申し込む従来の方式です。

総務省の携帯電話ポータルサイト「Q1」にも、この2つの手順が並べて説明されています。

大手キャリアやサブブランド、主な格安SIMから移る人の多くは、予約番号を取らずに申し込めます。

対応する会社なら今の会社のサイトで転出に同意するだけで済む

ahamoの他社からの乗り換えの案内には、2026年3月時点でワンストップ方式に対応している会社・ブランドが26件載っています。

主な会社は次のとおりです。
  • au・UQ mobile・povo
  • ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO
  • 楽天モバイル
  • IIJmio・mineo・イオンモバイル・BIGLOBEモバイル・NUROモバイル・OCN モバイル ONE・日本通信(b-mobile)・メルカリモバイルなど

申し込みの画面で今の電話番号を入れ、予約番号は「取得していない」を選び、今の会社を指定します。

すると途中で今の会社のサイトに自動で切り替わるので、ログインして解約にあたっての重要事項を確かめれば、ahamoの画面に戻って入力を続けられます。

予約番号をメモして打ち込む手間がなく、番号の期限切れで手続きが止まる心配もありません。

ただし、今の会社のサイトがメンテナンス中だと画面が表示されず、時間をずらして申し込み直すことになります。

セット割などの契約が原因でエラーになった場合は、予約番号を取る方式に切り替えて申し込みます。

今の会社のログインIDとパスワードは、申し込む前に確かめておきましょう。

対応していない会社からは今の会社で予約番号を先に取る

この一覧に載っていない会社から移る場合は、先に今の会社でMNP予約番号を取ります。

予約番号は、多くの会社でマイページか電話から発行できます。

発行した時点では今の契約はまだ続いていて、スマホもそのまま使えます。

予約番号の取り方は会社ごとに違い、Webなら24時間受け付けていても、発行そのものは日中だけという会社もあります。

たとえばahamoの案内では、ソフトバンクはWebの受付が24時間で予約番号の発行は午前9時から午後8時まで、povoは発行が午前7時から午後9時半までと紹介されています。

夜遅くに思い立っても、その日のうちに番号が出ないことがある点は覚えておきましょう。

ワンストップに対応している会社でも、契約の内容によってワンストップが使えず、予約番号が必要になる場合があります。

画面にエラーが出たら、その会社のマイページで予約番号を取るのが近道です。

有効期限が10日以上残っていないとahamoでは申し込めない

予約番号には有効期限があり、多くの会社では取得した日を含めて15日間です。

政府広報オンラインも、有効期限は多くの場合15日間で会社によって異なると説明しています。

そしてahamoでは、申し込む時点で有効期限の残りが10日以上なければ受け付けてもらえません。

つまり、予約番号を取ってから5日以内に申し込まないと受け付けてもらえません。

さらに、開通の手続き(回線の切り替え)も有効期限のうちに済ませる必要があります。

商品が届いたあとに期限が切れた場合は、自分で予約番号を取り直し、ドコモ インフォメーションセンター(0120-800-000、午前9時〜午後8時)に電話して開通の手続きを進めます。

期限が切れたまま放っておくと、商品の受け取りから1か月後に申し込みは取り消されます。

予約番号は「申し込む当日か前日に取る」と決めておけば、期限の心配はほぼなくなります。

ドコモからの変更はMNPではなく料金プランの変更になる

ドコモのeximoやirumoなどからahamoへ移る場合は、会社が同じNTTドコモのため、MNPではなく料金プランの変更として扱われます。

予約番号もワンストップも関係なく、申し込みの流れで「ドコモからahamoにプラン変更」を選び、dアカウントでログインして手続きします。

解約金や事務手数料はかかりません。

ただし、料金の扱いはMNPと違います。

ドコモの別のプランからahamoへ変えた月は日割りにならず、原則として変更前のプランかahamoのどちらかの月額が満額で請求されます。

ドコモからahamoへの変更が2回目以降の場合は、変更前と変更後の両方のプランの月額がかかります。

このあと説明する「月末近くに開通すると安く済む」という考え方は、他社から移る人のためのものです。

ahamoへの乗り換え手順は準備さえ済めば数日で終わる

ahamoの乗り換え手順は、準備・申し込み・商品の受け取り・開通の4つの段階に分かれます。

日数がかかるのはSIMカードの配送や申し込みの確認で、自分で操作する場面は申し込みと開通の2回に集まります。

ここでは全体の流れと日数をつかめるように要点だけをまとめます。

乗り換え元の会社ごとの画面の操作は、会社別の乗り換え手順の記事で詳しく解説しています。

申し込む前に準備するものは5つある

申し込みの途中で手が止まらないように、次の5つをそろえておきます。

スクロールできます
準備するもの内容
本人確認書類マイナンバーカード・運転免許証・在留カード・特別永住者証明書のどれか。住所が今の住所と同じもの(2026年6月14日以降に交付された第二世代の在留カード・特別永住者証明書などは、ahamoのサイトでは使えない)
ICチップを読めるスマホ本人確認は書類のICチップをahamoアプリで読み取る方式。マイナンバーカードなら署名用電子証明書の暗証番号(英数字6〜16桁)も必要
支払い方法本人名義のクレジットカード(3Dセキュア2.0対応)か口座振替
使うスマホ対応端末の一覧に載っていて、SIMロックが解除されていること
今の会社のログイン情報ワンストップで使う。対応していない会社なら予約番号

dアカウントは、持っていなければ申し込みの時点で作らなくてもかまいません。

開通後に自動で発行されます。

すでに持っている場合は、登録しているメールアドレスがキャリアメールだと申し込めないため、Gmailなどに変えておきます。

申し込みから開通までの流れは4ステップで進む

全体の流れは次の4つです。

STEP
準備をそろえる

本人確認書類・支払い方法・使うスマホ・今の会社のログイン情報を手元に用意します。

ワンストップに対応していない会社なら、ここで予約番号を取ります。

STEP
ahamoのサイトで申し込む

乗り換え(MNP)を選び、今の電話番号と会社を入力します。

本人確認書類をアプリで読み取り、支払い方法を登録すれば申し込みは完了です。

STEP
SIMカードかeSIMの案内を待つ

手続きの状況は、ahamoのサイトにログインすると確認できます。

eSIMのみで申し込んだ場合は、原則として「eSIM利用開始手続きのご案内」のメールが届いてから開通に進みます(スマホを同時に買った場合は、スマホが届いてから)。

STEP
開通手続きをして使い始める

ahamoのサイトかアプリで回線を切り替え、SIMカードを差し替えるかeSIMをダウンロードします。

最後に111へ発信して、つながることを確かめます。

申し込みの内容に誤り(本人確認書類との住所の違い、名義の違い、予約番号の期限切れなど)があると注文はキャンセルされ、その理由がメールで届きます。

理由を確かめて申し込み直せるよう、申し込みから数日はメールをこまめに確認しましょう。

SIMカードは届くまで数日かかりeSIMなら最短で当日に開通する

かかる日数は、SIMカードかeSIMかで大きく変わります。

ahamoのFAQでは、SIMカードは申し込みから最短4日程度で届き、eSIMは最短で当日から3日程度で使い始められると案内されています。

ただし、いずれも申し込みの内容に不備がない場合の最短の日数です。

年末年始や申し込みが集中する時期は、SIMカードの発送まで1週間ほどかかることがあります。

離島や悪天候の影響でも配送は遅れます。

月末に間に合わせたい人ほど、SIMカードより配送のないeSIMのほうが日程を組みやすくなります。

eSIMを選べるのは、eSIMに対応したスマホを使う場合だけです。

反対に、eSIM専用のスマホではSIMカードでの契約ができません。

乗り換えのタイミングは月末近くに開通させると損をしない

ahamoへ移る月は、乗り換え元とahamoの料金が両方かかります。

避けられない重なりですが、開通する日を選べば重なる金額を小さくできます。

理由は、乗り換え元の多くが解約月を満額で請求する一方、ahamoは初月を日割りにするからです。

ahamoのFAQも、月末近くに開通すると費用を抑えられると案内しています。

ここでは、乗り換えのタイミングを決めるための材料を、金額と日付で示します。

乗り換え元の多くは解約月の料金が日割りにならない

主な会社の公式サイトを確かめると、他社へ移った月の月額料金は、ほとんどの会社が日割りせずに満額を請求します。

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乗り換え元解約月の月額料金
au・UQ mobile満額(日割りなし)
ソフトバンク・ワイモバイル満額(一部の料金プランなどを除く)
LINEMO満額(日割りなし)
IIJmio満額(月末までの料金がかかる)
楽天モバイル日割りではなく、解約までに使ったデータ量で決まる料金
mineo日割り(2025年6月12日以降の申し込みで、課金開始の翌月末までに解約した場合などは満額)
povo2.0基本料が0円のため日割りの考え方がない(継続購入のトッピングは満額)

満額の会社では、5日に移っても30日に移っても、乗り換え元に払う金額は同じです。

だからこそ、ahamoを開通させるタイミングを月の後半に寄せるほど、重なる期間の料金がそのまま浮きます。

一方で、mineoのように日割りの会社や、povo2.0のように基本料のない会社から移る人は、開通のタイミングにこだわる理由がほとんどありません。

楽天モバイルも、その月に使ったデータ量で料金が決まるため、日付より「その月にどれだけ使ったか」が効いてきます。

ahamoの初月は日割りになるため遅い日の開通ほど安く済む

ahamoのFAQ(料金の日割り)によると、他社からMNPで移った月の月額料金は、開通日から月末までの日数分だけが請求されます。

料金がかかり始めるのは申し込んだ日ではなく、自分で開通手続きをした日です。

eSIMの場合は、回線の切り替え手続きを終えた日が起点になります。

つまり、20日に申し込んでも、SIMカードが届いて28日に開通手続きをすれば、料金は28日からしかかかりません。

5分を超える通話の定額(かけ放題オプション、月1,100円)も、申し込みと同時に付ければ初月は日割りになります。

注意したいのは、契約した月のうちにahamoを解約したり、ドコモの別のプランへ変えたりすると、日割りにならない点です(月末予約での変更を除く)。

また、開通手続きをしないまま予約番号の期限を過ぎると手続きが止まります。

日割りの得を取りにいくにしても、期限のうちに開通することが前提です。

開通日ごとの初月の料金は早見表で比べるとわかりやすい

ahamoの初月の料金が開通日でどれだけ変わるかを、月額2,970円を暦日数で日割りした目安で計算しました。

ドコモの約款は、日割りを暦日数で行い、1円未満を切り捨てると定めています。

公式の計算例ではないため、実際の請求とは数円の差が出ることがあります。

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開通日 10月に開通(31日の月) 11月に開通(30日の月)
1日 2,970円 2,970円
10日 約2,110円 約2,080円
15日 約1,630円 約1,580円
20日 約1,150円 約1,090円
25日 約670円 約590円
28日 約380円 約300円
月末日 約100円 約100円

※ 基本料金2,970円(税込)を、開通日から月末までの日数で日割りした目安です。12月1日以降の段階制の料金で初月をどう日割りするかは、公式に記載がありません(要問い合わせ)。初月に使えるデータ量が日割りになるかも公式に記載がありません。

10日に開通するのと28日に開通するのとでは、ahamo側だけで1,700円前後の差が出ます。

乗り換え元が満額の会社なら、この差がそのまま節約になります。

ただし、月末日の開通を狙って日付を越えてしまうと、乗り換え元の料金をもう1か月分払うことになります。

狙うタイミングは月末ちょうどではなく、数日の余裕を残した25日から28日ごろの開通が現実的です。

申し込みの期限は乗り換え元の締め日とSIMの受け取り方で変わる

乗り換え元の請求の締め日は、下の表に挙げた会社ではすべて月末です(povo2.0は通話・SMSの料金の締め日)。

ソフトバンクの公式FAQも、2026年10月時点で「請求締め日は末日」と案内しており、自分の締め日はMy SoftBankで確認できます。

月末締めの会社なら、その月の末日までにahamoへの開通を終えれば、乗り換え元の請求はその月で終わります。

逆算の起点になるのは、SIMカードかeSIMかです。

ahamoのFAQは、月末に開通したいなら各月17日ごろまでに申し込むよう勧めています。

SIMカードの配送に最短4日程度、混み合う時期は1週間ほどかかるためです。

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乗り換え元 ワンストップ 解約月 締め日 SIMカードで月末に開通する申し込みの目安 eSIMの申し込みの目安
au・UQ mobile 対応 満額 月末 17日ごろまで 25日ごろまで
ソフトバンク・ワイモバイル 対応 満額 月末 17日ごろまで 25日ごろまで
LINEMO 対応 満額 月末 17日ごろまで 25日ごろまで
IIJmio 対応 満額 月末 17日ごろまで 25日ごろまで
楽天モバイル 対応 使ったデータ量で決まる 月末 日付より使い方で決める 日付より使い方で決める
mineo 対応 日割り 月末 いつでもよい いつでもよい
povo2.0 対応 基本料0円 月末(通話・SMSの料金) いつでもよい いつでもよい

※ 「17日ごろまで」はahamoのFAQの案内です。eSIMの「25日ごろまで」は、eSIMの開通が最短で当日〜3日程度という案内に、不備や混雑で遅れたときの余裕を数日足した目安で、公式の案内ではありません。povo2.0は、ワンストップで解約の予約をしてから5日以内にahamo側の手続きを終える必要があります。

eSIMでも、申し込みの内容に不備があれば開通は延びます。

月末の数日前に申し込むなら、本人確認書類と支払い方法を前もって確かめておくことが、日程を守るいちばんの近道です。

12月1日の料金改定は申し込む月をずらしても避けられない

2026年12月1日から、ahamoの料金は、その月に使ったデータ量で決まる段階制に変わります。

ドコモの料金改定の案内によると、11月30日の時点で契約している人には、12月1日から新しい料金が自動で適用されます。

10月や11月に乗り換えても、改定前の料金で使えるのは11月分までです。

改定後の月額は、使ったデータ量が40GB以下なら3,135円、60GB以下なら4,125円、120GB以下なら5,115円と3段階に分かれます。

今の2,970円(11月末まではキャンペーンで40GB)と比べると、毎月40GB以内に収まる人は月165円の値上げになります。

改定前の月をどれだけ使えるかで迷うより、毎月のデータ量と乗り換え元の料金を比べて、移るかどうかを判断しましょう。

乗り換えでもらえる特典は、ahamoの乗り換えキャンペーンの記事で詳しく整理しています。

ahamoの事務手数料はオンラインで申し込めば0円になる

ahamoは、オンラインで申し込めば契約の事務手数料がかかりません。

ahamoの料金プランのページでも、事務手数料と送料はどちらも0円と案内されています。

一方で、乗り換えに伴う費用はahamo側だけで決まるわけではありません。

店頭で手伝ってもらう場合の料金と、乗り換え元で発生する費用を分けて確認しておくと、想定外の出費を防げます。

総務省の携帯電話ポータルサイトでも、乗り換えにかかる費用として、乗り換え元と乗り換え先の両方の項目が挙げられています。

ドコモショップで手伝ってもらうと料金がかかる

ドコモショップでもahamoの相談はできますが、店員に操作を手伝ってもらう場合は有料です。

ahamoのFAQ(店頭サポート)によると、新規契約や他社からのMNPの申し込みを手伝う「ahamo Webお申込みサポート」は3,300円です。

来店の予約が必要で、スマホの操作は本人が行います。

注意したいのは、サポートの範囲です。

申し込みの手伝いには、初期設定やデータの移行は含まれず、頼むなら別料金の初期設定サポートになります。

契約後の手続きを手伝う「ahamo Webお手続きサポート」も3,300円で、2つを組み合わせるとそれぞれに料金がかかります。

量販店などで開かれる「ahamo乗り換え・新規契約フェア」で店頭契約をする場合は、事務手数料4,950円がかかります。

チャットでの相談は無料なので、わからない部分はチャットで聞き、手続きは自分で進めるのがいちばん安上がりです。

MNPの転出手数料は大手の多くで無料になっている

乗り換え元に払うMNP転出手数料は、今はWebで手続きすれば原則0円です。

総務省のガイドラインが2021年4月1日の改正で手数料を原則無料にしたためで、店頭や電話で予約番号を出してもらう場合でも上限は1,100円です。

ワンストップ方式なら、そもそも予約番号を出す手続きがありません。

各社の公式サイトでも、auは2021年4月1日から無料、ソフトバンクは転出手数料がかからないと明記しています。

楽天モバイルは手数料の一覧で0円、IIJmioとmineoはMNP転出料なしとしています。

そのほかの会社から移る場合は、乗り換え元のマイページで解約時の請求項目を確かめておきましょう。

乗り換え元の解約金や端末の残りの代金は別にかかる

乗り換え元の契約が1年以内だと、解約金がかかる会社があります。

auでは、新規契約が2025年10月1日以降の回線を契約から1年たたずに手放すと、契約解除料は最大1,100円です。

ソフトバンクも、加入が2026年7月1日以降で12か月以内に解約する場合に、同じく最大1,100円がかかります。

楽天モバイルも、2025年4月1日以降に申し込んで利用を始め、1年以内に解約すると解約事務手数料がかかり、Rakuten最強プランなどは最大1,078円、Rakuten最強U-NEXTは1,100円です。

解約金そのものは、2019年10月以降の新しい料金プランなら1,100円がルール上の上限だと、総務省が携帯電話ポータルサイトの「乗換えのチェックポイントは?」で示しています。

大きな金額になりやすいのは、むしろ乗り換え元で分割で買ったスマホの残りの代金です。

残りの代金は乗り換えたあとも分割で払い続けるのが基本なので、月々の支払いが続くことを前提に、ahamoに移ったあとの毎月の合計額を計算しておきましょう。

ahamoの審査は回線の契約と端末の分割払いの2種類で行われる

申し込みを受け付けるかどうかを決める審査は、大きく2つに分かれます。

1つは回線の契約そのものの審査、もう1つは、ahamoでスマホを分割払いで買う場合に加わる分割払いの審査です。

SIMのみで乗り換える人が受けるのは前者だけです。

ドコモの約款には、料金の未払いがある場合や契約数が上限を超える場合などに、申し込みを断ることがあると定められています。

審査の基準や結果の理由は個人情報として扱われ、チャットや電話でも教えてもらえません。

だからこそ、自分で防げる原因を申し込む前につぶしておくことが大切です。

携帯の審査全般のしくみは、審査なしの格安SIMを扱った記事で詳しく解説しています。

申し込みの情報と本人確認書類が食い違うと手続きが止まる

申し込みが止まる原因として多いのは、審査以前の入力の食い違いです。

ahamoのFAQ(注文のキャンセル)には、本人確認書類と申し込みの住所が違う、予約番号の期限が切れている、乗り換え元の名義や電話番号が申し込みと違う、といった理由が並んでいます。

特に見落としやすいのが、乗り換え元とahamoの名義です。

ahamoへのMNPは、乗り換え元の契約者とahamoの申込者が同じ名前でないと受け付けてもらえません。

家族名義のスマホを自分の名前でahamoに移すことはできず、先に乗り換え元で名義を変えてから申し込み直すことになります。

引っ越したのに運転免許証の住所を変えていない場合も、書類の住所と今の住所が合わずに止まります。

マイナンバーカードか免許証の住所が今の住所になっているかを、申し込む前に確かめましょう。

支払い方法は申し込む本人の名義でしか登録できない

ahamoで使える支払い方法は、クレジットカードか口座振替だけです。

ahamoのFAQ(支払い方法の名義)によると、どちらも契約者本人の名義に限られ、家族名義のカードや口座は登録できません。

申込者と支払いの名義が違う場合も、注文はキャンセルされます。

クレジットカードは、本人認証サービスの3Dセキュア2.0に対応しているものだけが使えます。

クレジットカードを持っていない人は、口座振替を選べば申し込めます。

家族にまとめて払ってもらいたい場合は、家族がドコモかahamoの契約者であれば、契約したあとに「一括請求」を申し込む方法があります。

まずは自分の名義で契約を通し、支払いの集約は後から整える、という順番で考えましょう。

携帯料金の未払いや回線数の上限で断られることがある

入力に問題がなくても、過去の支払いの状況で断られることがあります。

ドコモは、契約が終わったあとも携帯料金が未払いになっている人の情報を、他の携帯電話会社と交換して加入審査に使っています。

電気通信事業者協会(TCA)の「不払者情報の交換」によると、交換されるのは契約解除後5年以内の情報で、料金を払い終えれば対象から外れます。

乗り換え元以外の会社に未払いが残っていないかも、思い出しておきましょう。

回線の数にも上限があります。

ahamoは1人の名義で最大5回線までで、ドコモで持っている回線や、電話番号を保管中・利用休止中の回線も数に入ります。

また、ahamoはdアカウント1つにつき1回線までしか契約できません。

ahamoでスマホを分割払いで買う場合は、携帯料金の支払い状況に加えて、信用情報機関(CIC)への照会結果なども見られます。

分割払いの審査が通らないと、購入画面に一括払いだけが表示されます。

SIMのみで乗り換えれば、この分割払いの審査は受けずに済みます。

申し込みが通らなくても乗り換え元の回線と電話番号はそのまま残る

審査に通らなかったときに、今のスマホまで使えなくなるのではと心配する人もいるでしょう。

しかし、乗り換え元の契約が解約されるのは、ahamoの開通手続きをした時点です。

申し込みが受け付けられなかった段階では開通手続きまで進まないため、乗り換え元の回線と電話番号はそのまま残ります。

総務省のポータルサイトも、予約番号を発行しただけでは乗り換え先の契約が終わるまで元の契約は解約されないと説明しています。

受け付けられなかった場合は、「ドコモからのご連絡(ご注文キャンセルについて)」などの件名のメールで知らされます。

原因が名義や住所の食い違いなら、直してから申し込み直せます。

予約番号を取っていた場合は、期限が残っているかも確かめましょう。

ただし、ahamoは審査に落ちた理由を教えてくれません。

なお、審査に通らなかった場合の乗り換え元の扱いを直接説明した記載は、ahamoの公式ページにはありません。

不安なときは、乗り換え元のマイページで契約が続いているかを確認しておくと安心です。

乗り換えで損をしないための注意点は申し込む前に確かめておく

番号を移す手続きそのものは単純でも、移ったあとに「知らなかった」となりやすい点がいくつかあります。

電話番号を失う操作、使えなくなるメールアドレス、外れる割引、契約できる年齢の4つは、申し込む前に確かめておきたい注意点です。

どれも事前に手を打てば防げるものばかりです。

今の会社を先に解約すると電話番号を引き継げなくなる

MNPでは、乗り換え元で自分から解約の手続きをする必要はありません。

ahamoで開通手続きをすると、乗り換え元の契約は自動で解約されます。

先に乗り換え元を解約してしまうと、その時点で電話番号が使えなくなり、ahamoに引き継げなくなります。

ahamoの乗り換えの解説(コラム)でも、この点ははっきり注意されています。

「新しい会社に移る前に、古い会社を片付けておこう」と考えがちな人ほど気をつけてください。

予約番号を取るのも、解約ではありません。

予約番号を取ったあとに乗り換えをやめても、期限が切れるだけで今の契約は続きます。

キャリアメールは持ち運びを申し込まないと使えなくなる

ahamoには、ドコモメールのようなキャリアメールがありません。

乗り換え元のメールアドレス(@au.comや@softbank.ne.jpなど)は、乗り換え元を解約した時点で使えなくなります。

各社が用意している有料の「メールアドレス持ち運び」を乗り換え元で申し込めば残せますが、その条件や料金は乗り換え元の会社に確かめる必要があります。

キャリアメールで登録しているネットのサービスがあるなら、乗り換える前にGmailなどへ変えておきましょう。

ahamoの申し込み時の連絡先やdアカウントにも、キャリアメールは使えません。

乗り換え元の家族割や光回線のセット割は外れる

総務省の番号ポータビリティの説明にあるとおり、MNPをすると乗り換え元との契約は解約され、料金プランや割引も終わります。

自分の回線の割引がなくなるだけでなく、家族割の人数が減って、残った家族の料金が上がる場合もあります。

光回線とのセット割も同じです。

自宅のインターネットの割引がスマホの契約とつながっている場合、自分が抜けることで家族のスマホ代や光回線の料金が変わることがあります。

乗り換え元のマイページで、自分の回線にひも付いた割引を一度確かめてから申し込みましょう。

ahamoは18歳未満の名義では契約できない

ahamoのFAQ(未成年の契約)によると、ahamoを契約できるのは18歳以上の人だけで、未成年の名義では契約できません。

18歳未満の子どものスマホをahamoに移す場合は、親が契約者になり、子どもを利用者として登録します。

ここで気をつけたいのが、先に説明した名義の決まりです。

乗り換え元で子ども本人の名義になっている場合は、そのままではahamoへ移せないため、乗り換え元で親の名義に変えてから申し込みます。

電話が使えない時間は段取りしだいで短くできる

「乗り換えの途中で電話がつながらなくなるのでは」という不安は、回線が切り替わる瞬間を知っておけば小さくできます。

ahamoへのMNPでは、申し込んでからSIMが届くまでの数日は、今のスマホをそのまま使えます。

電話やデータが使えなくなるのは、開通手続きをしてから新しいSIMで通信できるようになるまでの、ごく短い間だけです。

その間をどれだけ短くできるかは、手続きの順番と時間帯で決まります。

乗り換え元の回線は開通手続きを終えた時点で止まる

ahamoのFAQ(開通前の利用)によると、開通手続きが終わるまでは、今のスマホで通話も通信もできます。

回線の切り替えを行うと、今まで使っていたSIMはキャリアの回線で通信できなくなり、同時に乗り換え元の契約は自動で解約されます。

つまり、電話が使えない時間が始まるのは、ahamoのサイトで回線の切り替えを押したときです。

SIMが届いた日にすぐ切り替えるのではなく、自分が数十分スマホを触れる時間を選んで切り替えるのが、不通の時間を短くする基本です。

仕事の連絡を待っている時間帯は避けましょう。

SIMカードは差し替えの準備を済ませてから開通手続きをする

SIMカードの場合、回線を切り替えてからSIMを差し替えて設定を終えるまでが、電話の使えない時間になります。

この時間を短くするには、切り替えの前にできることを先に済ませておきます。
  • SIMピン(SIMトレイを開ける道具)と新しいSIMカードを手元に出しておく
  • 新しいスマホに移るなら、データの移行を先に終えておく
  • Androidなら、原則として必要なAPN設定(通信の設定。機種によっては自動で設定される)の手順を確かめておく
  • Wi-Fiにつながる場所で作業する

準備が済んでいれば、切り替えたあとはSIMを差し替えて再起動するだけなので、電話が使えない時間を最小限にできます。

差し替えたら111(通話料無料)に電話をかけ、試験のガイダンスが流れれば開通は完了です。

eSIMは受付時間内に手続きを始めて当日中に開通まで終える

他社からのMNPの開通手続きは、ahamoのFAQ(開通の受付時間)によると、SIMカードもeSIMも午前9時から午後9時までの受付です。

新規契約は24時間受け付けていますが、MNPは時間が限られています。

受付時間外に手続きするとエラーになるため、遅くとも夜の早い時間までに始めるのが安全です。

eSIMの流れは、Wi-Fiにつないで回線を切り替え、切り替えが終わる(または「開通のご連絡」のメールが届く)とeSIMをダウンロードし、再起動して111に発信する順番です。

eSIMのダウンロードが終わるまでは通信できないため、切り替えの前にWi-Fiの環境を必ず確保しておきます。

時間内でも、会社間のシステムの都合でエラーになる場合があるとahamoは案内しています。

午後8時台に始めて手間取ると、その日のうちに終わらない可能性があります。

時間に余裕のある日中か夕方に始めれば、不通の時間を最小限にしたまま、その日のうちに乗り換えを終えられます。

ahamoのMNPでよくある質問

予約番号を取ったあとに乗り換えをやめたらどうなる?

何もしなければ、予約番号の期限が切れて無効になるだけです。

予約番号を取っただけでは乗り換え元の契約は解約されず、今のスマホはそのまま使えます。

やめたことを乗り換え元に連絡する必要もありません。

あとで改めてahamoに移るときは、予約番号を取り直します。

申し込んだあとにキャンセルはできる?

できます。

ahamoのサイトの「返品・交換・キャンセル」から手続きします。

ただし、商品を受け取ってから9日以上たった場合や、受け取ったあとに開封した場合は、キャンセルや返品ができません。

開通したあとのahamoは、初期契約解除ではなく「確認措置」の対象で、電波の状況が不十分な場合などに限り、手続きの日を含む8日以内に契約を解除できます。

総務省の確認措置の説明でも、ドコモの5Gサービス(ahamoを含む)が対象に挙がっています。

この場合も、元の会社に自動で戻るわけではない点に注意してください。

今のスマホをそのまま使える?

ahamoの対応端末の一覧に載っていて、SIMロックが解除されていれば使えます。

購入時からSIMロックがないスマホや、すでに解除しているスマホは手続き不要です。

他社で買ったスマホの一部や、ドコモで2013年以前に発売されたスマホは動作の確認がされていないため、一覧で機種名を探してから申し込みましょう。

乗り換えと同時に家族の分もまとめて申し込める?

ahamoは1つのdアカウントで1回線しか契約できず、MNPは乗り換え元と申込者の名義が同じであることが条件です。

そのため、家族の回線は1回線ずつ、乗り換え元でその回線を契約している人の名義で、回線ごとに別のdアカウントを使って申し込むことになります。

支払いを1つにまとめたい場合は、契約後に一括請求を申し込みます。

まとめ ahamoのMNPは開通日と支払い名義を先に決めれば迷わない

ahamoへのMNPは、乗り換え元がワンストップ方式に対応していれば予約番号もいらず、自分一人で最後まで進められます。

予約番号が必要な会社から移る人は、有効期限が10日以上残っているうちに申し込むことだけを守りましょう。

事務手数料はオンラインなら0円です。

ドコモショップで申し込みを手伝ってもらうとサポート料3,300円、量販店などのフェアで店頭契約すると事務手数料4,950円がかかります。

損をしないタイミングは、乗り換え元が解約月を満額で請求するかどうかで決まります。

満額の会社から移るなら、SIMカードは17日ごろまでに申し込み、25日から28日ごろに開通させると、初月の重なりを数百円まで小さくできます。

申し込みで止まる原因の多くは、名義・住所・支払い方法の食い違いです。

本人名義の書類と支払い方法をそろえ、時間に余裕のある日に開通手続きをすれば、電話が使えない時間もほとんど出ません。

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