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10月1日から全国140カ所の近代化遺産を公開 近代化遺産フォーラムは東京都内と下関市で

2021年9月30日
営業部:後藤 文昭

2021年9月30日(水) 配信

日本の近代化遺産 ポスター

 全国近代化遺産活用連絡協議会(会長=多々見良三舞鶴市長)は10月1日(木)から11月30日(月)まで、「日本の近代化遺産 ―自然の力と美を引き出す技―」を行う。

 同企画は「近代化遺産全国一斉公開2021」と近代化遺産の魅力を紹介するプロモーションイベント「近代化遺産フォーラム2021」で構成する。プロモーションイベントは例年開催している東京に加え、初の地方開催として山口県下関市でもさまざまな企画を用意。10 月1 日(金)~10 日(日)は国指定の重要文化財旧下関英国領事館 附属屋ギャラリー(下関市唐戸町)を会場に、全国の近代化遺産をパネルや動画で紹介するほるほか、同館で使用されていた刻印煉瓦、白洲灯台(福岡県北九州市)で実際に使用されていた第6等不動レンズなどを展示する。

 10 月24 日(日)には、第七管区海上保安本部と門司海上保安部の協力のもと、関門海峡の西側に建つ六連島灯台と、東側の部埼灯台の点灯150 年と重要文化財指定を記念した「講演会」を下関市民会館大ホール(下関市竹崎町)で行う。

 「近代化遺産」は、幕末から第2次世界大戦期までの間に建設され,日本の近代化に貢献した駅舎や橋梁、公共施設など産業・交通・土木に係る建造物。17回目となる一斉公開では、重要文化財や登録有形文化財を含む、全国140カ所の近代化遺産が公開されるほか、現在、保存修理工事で休館中や通常非公開の近代化遺産の特別公開、近代化遺産を巡るガイドツアーなどの参加型イベントも全国10市町で行われる。

 2回目となる都内プロモーションイベントは10 月14 日(木)~17 日(日)、千代田区丸の内・東京シティアイ パフォーマンスゾーン(KITTE地下1 階)で行われる。会場では、「鉄道」や「水道」、「鉱山」など近代化遺産にまつわるテーマを専門家らが語るトークセッションを実施。大正時代に建てられた洋館で実際に使用されていた照明器具や、旧小坂鉄道で使用されていた工具類、歴史資料(複製)などを展示する予定という。

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“10月1日から全国140カ所の近代化遺産を公開 近代化遺産フォーラムは東京都内と下関市で” への 1 件のフィードバック

  1. 昨年としまえんが閉園しましたが、1926年の開園当時から存在するとされる古城の塔も公園化に伴い解体されるようです。
    近代化遺産と言うほどの物では無さそうですが、愛されたとしまえんを後世に伝える建物として、調査、保存してもらえないでしょうか。

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