JTB、新春用「おせちの鉄人」の販売開始 今年はスイーツおせちも仲間入り
2021年8月20日（金） 配信
JTB（山北栄二郎社長）は8月19日（木）から、2022年新春用の「おせちの鉄人」を売り出した。全国の旅館やホテル、料亭のおせちのほか、新たにスイーツおせちもラインナップに加え、JTB販売限定16商品を含めた全185商品を展開する。コロナ禍で続く巣ごもり需要や法人需要に対応するとともに、販売を通して宿泊施設や食事施設を応援していく。
エースJTBが取り扱うこれらの商品は、北海道から九州エリアまで、日本各地のおせちが自宅で楽しめる。商品数は昨年の159商品から185商品と大幅に増やした。
一例として、能登の海や山の幸を取り入れた、加賀屋（石川県・和倉温泉）の「和風三段重と酒肴3品付」3万6720円（消費税・送料込）や、JTB限定商品で章月グランドホテル（北海道・定山渓温泉）の「章月 祝膳 和風一段重」2万円（同）などがある。
また、今年からデザートやケーキを重箱に詰めておせちを模したスイーツおせちを追加。「『パティスリーモンシェール』×『SA3ND』コラボスイーツおせち」の1万260円（同）のほか、ギフトコーナーにスイーツ特集を設けた。
昨年度の「おせちの鉄人」の販売実績は、売上高が前年比115％増、販売個数が同137％増と、2002年の商品発売以降で過去最高を記録。巣ごもり需要のほか、企業が従業員の慰労を兼ね、また社員旅行のなどの社内イベントの中止を受け、法人単位で購入する動きが販売数を押し上げた。
例年の売れ筋は、1～2万円の価格帯が全体の7割を占めるが、3～5万円台の高額おせちも堅調に推移しているという。
今年度の申込受付は、12月14日（火）午後7時（一部商品は12月10日）まで。9月30日（木）までの早期申込割引もある。配送は12月29日（水）～12月31日（金）となる。
