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気仙沼・久慈・福島 朝ドラの3市が連携 東京に情報発信拠点開設

2021年7月24日
営業部:野村 一史

2021年7月24日(土)配信

「おかえり館」がオープン

 宮城県気仙沼市と岩手県久慈市、福島県福島市の3市は共同で東京都・有楽町駅前の交通会館内に「情報ステーション おかえり館」を開設した。観光情報の提供や物産品販売を通して、東日本大震災の被災地の復興現状を伝えるとともに移住・定住の相談にも乗る。

 3市はおかえりモネ(気仙沼市)、あまちゃん(久慈市)、エール(福島市)とそれぞれNHK連続テレビ小説の舞台であることから、菅原茂気仙沼市長が連携した事業を2市に提案し実現した。

 おかえり館では日本酒やビールなどの酒類から果物や海産物を使った加工品の販売のほか、観光パンフレットや動画などで3市の観光スポットを紹介する。営業時間は午前10時―午後8時。開設期間は2024年3月まで。

 7月10日には開館式が行われ、菅原市長のほか遠藤譲一久慈市長、木幡浩福島市長がそれぞれあいさつに立った。菅原市長は「おかえりモネは現在放映中で、より観光振興に結びつけるために同じく舞台だった2市にお話しさせていただいた。ここが全国の自治体のロールモデルになるよう頑張りたい」と意気込んだ。

 また、2市の市長は「1市では東京都内への出店は難しいが、朝ドラの舞台の3市が連携することで実現できた。年内には仙台―八戸をつなぐ復興道路も全線開通する」(遠藤市長)、「朝ドラは地元に力を与えてくれた。ここで3市の魅力を知ってもらい、新型コロナウイルス感染症が落ち着いた段階でぜひ、現地に足を運んでほしい」(木幡市長)とPRした。

 来賓の平沢勝栄復興大臣は「3市がこの場所をフルに活用し、地域活性につなげ、全国の模範となってほしい」と祝辞を述べた。

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