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JR旅ホ連、渡邉会長が再任 21年度は書面総会

2021年7月16日
編集部:木下 裕斗

2021年7月16日(金) 配信

今年度のDCに設定した東北は、復興状況のアピールも強化する

 JRグループ協定旅館ホテル連盟(渡邉宗男会長、1898会員)の2021年度総会は、新型コロナウイルス拡大防止のため、書面で行った。任期満了に伴う役員改選では、渡邉会長をはじめ、全役員が再任した。

 今年度は、連盟の解散を検討する。同連盟は旧国鉄の民営化以降、JR旅客6社と旅館・ホテルのパイプ役を担ってきた。送客スタイルが変わったことや、コロナ禍による会員減少などで、連盟の運営維持が困難となった。今後はクーポンの役割を果たす旅館券の契約満了となる「23年3月に、解散する」ことを議論していく。

 JR側は同連盟の運営終了が決まった場合も、デスティネーションキャンペーン(DC)や、6社共同宣伝などで、誘客に努める。

 佐藤栄司専務理事は「JR各社と会員施設の地域を盛り上げるパートナーとしての関係性は、変わらない」と強調した。

 今年度のDCは、新型コロナウイルスの影響をとくに受けた地域の魅力発掘・発信に努める。このうち、4月1日(木)~9月30日(木)に設定した東北は、東日本大震災から10年の節目を迎えたことを受け、復興状況のアピールも強化する。このため、通常3カ月の期間を延ばした。

 10月1日(金)~12月31日(金)までは四国、22年1月1日(土)~3月21日(月)には京都市を予定する。

 また、20~21年度の本部定額会費8000円の免除も決定した。

     ◇

 再任した役員は次の各氏。

 【会長】渡邉宗男【副会長】金道太朗▽林雅子▽髙橋弘行▽有巣秀司▽杉浦雅也▽前田健二▽室博▽藤本正孝▽藤本聡▽木村大成▽上符友則【専務理事】佐藤栄司【監事】定居康夫▽伊藤茂夫▽高島陽二

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