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エクスペディア、ウェブサイト刷新 旅程すべてを確認可能に

2021年4月21日
編集部:長谷川 貴人

2021年4月21日(水)配信

新しい日本サイトのホーム画面

 エクスペディアは4月20日(火)、新たなブランド戦略を発表した。同社ウェブサイト、アプリなどのプラットフォームを刷新し、明快でシンプルなレイアウトを採用。旅行に関するすべての情報をプラットフォーム1カ所で確認できるように、旅程の構築機能を強化した。

 モバイルアプリでは、前回の検索や予約を中断した箇所から再開できる「キーププランニング」機能を実装。この旅行計画履歴により、利用者が旅を簡単に組み立てられるようサポートする。

 さらに新たなパッケージ商品として、航空券と宿泊施設に、現地ツアーを組み合わせた「おすすめパッケージプラン」を導入した。旅行プランの追加や削除の変更が簡単にでき、数多くある選択肢から選ぶストレスを軽減できるという。

 あわせて、オンラインチャットで利用者をサポートする「バーチャルエージェント」機能が、今後数カ月以内に英語圏以外でも利用可能になると述べた。同機能は、ワンクリックで旅程全体をキャンセルできるほか、旅行について問い合わせることも可能。特定の宿泊施設の新型コロナウイルス感染症対策なども確認でき、待ち時間なくスムーズに利用者の要望や疑問が解決できるという。

 また、旅先で多くの発見や体験ができるよう、宿の詳細ページに宿泊施設周辺で人気の現地ツアーを表示する。これら現地ツアーは、予約後や旅行中でも利用できる。

 このほか、すべてのエクスペディア会員は「エクスペディア会員プログラム」に統合。最適なフライトや運賃プランなどの情報提供や、宿泊施設をアメニティ別に予約ができる機能を始める。

同日にオンライン会見、「旅のパートナー」に

シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのシブ・シン氏

 今回のエクスペディアの新たな方針は、新型コロナウイルス感染症の影響で、旅行業界が苦戦を強いられた経験の中で生まれたもの。同日にオンライン会見が行われ、同社ブランドのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのシブ・シン氏が登壇した。

 シン氏は新型コロナウイルス感染症により、自分らを見つめ直し、ブランドとしての在り方や、それがお客にとってどのような意味を持つのかを考えさせられる機会となったと説明。新たな方針の展開について、「これは単なるキャンペーンではなく、エクスペディアをブランドとして刷新する動き。ブランドとしては過去5年で最もマーケティング費用を投資した」と強調。そのうえで「会社の歴史の中でも新たなページの幕開けとなる。皆様に寄り添い、『最高の旅のパートナー』となることを目指していく」と力を込めた。

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