3密避けた屋外空間の有効活用を タカノが耐久性に優れたパラソル受注開始
2021年1月21日(木) 配信
エクステリア製品などを製造・販売するタカノ(鷹野準社長、長野県・宮田村)はこのほど、耐風性に優れたパラソル「ステラ」シリーズの新製品で、センターポール仕様の「ステラCP(シーピー)」の受注を開始した。感染防止対策に取り組む飲食やレジャー産業などに、3密を避けた屋外空間の活用を提案していく。
同製品の特徴は、独自の特許技術である「ベンチレーションシステム」(風抜き機構)を取り入れ、強風時は風抜き機構が自動開閉することでパラソルの転倒や破損を防止する。
また、おもりで固定するベース部分には、木目調の専用ベースを採用。和風・洋風のどちらの雰囲気にも合うデザインとなっている。キャンバスはオフホワイト色のほか、別途料金で防炎素材のキャンバス全25色から選ぶこともできる。
サイズは、傘の直径3.2㍍、全高2.63㍍。料金は本体一式が39万4800円、ウェイト一式が2万円、防炎キャンバス(オプション)が12万4000円(いずれも税別)となっている。
従来の片持ち式の大型パラソル「ステラ」は、各地の飲食店やリゾート施設のテラス席などで採用されている。以前から、センターポール仕様のパラソルを望む声が多く、今回の開発・販売につながった。