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韓国へ300万人目指す、菊間会長らが韓国訪問(JATA)

2014年2月21日
編集部

 日本旅行業協会(JATA)は2月4―6日の2泊3日で、韓国に訪問団を派遣した。菊間潤吾会長を団長にJATA役員ら18人が参加し、韓国側と2014年の韓国への日本人渡航者数300万人を目指すことを確認した。

 韓国観光公社のデータによると、2013年の日本から韓国への渡航者数は、円安や政治問題などで前年比21・9%減の約275万人と大幅に減少。観光市場への打撃はさらに大きいことから、JATAは韓国観光公社の協力のもと、昨年11月から韓国一般旅行業協会(KATA)と韓国旅行の再興に向けた話し合いを開始。協議を重ねるなかで、今回の訪韓が実施された。

 訪韓団は文化体育観光部や韓国観光公社、KATA、ソウル市などとそれぞれ会談の場を設置。300万人の日本人渡航者を送客できるよう双方が努力することや、そのために韓国側に国・行政のトップから日本人旅行者を歓迎するメッセージの発信や具体的な歓迎策などを要請した。日本側としても、できるだけ早期に韓国キャンペーンを展開し、旅行需要の喚起をはかっていくことを報告した。

 また、KATAとは地方都市観光など新たな商品の開発で合意し、今回の訪問では釜山コースと済州コースに分かれて観光素材を視察した。

 訪韓に参加した中村達朗理事長は2月12日に開いた定例会見で、菊間会長が各会談で「安心安全を実感した」と発言したことや、歓迎メッセージの要請について韓国側から前向きな回答があったことなどを報告。メッセージが得られれば各社のパンフレットに盛り込み、日本人旅行者に韓国から歓迎されていることをアピールするという。

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