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七尾の4大祭り紹介 「和倉温泉お祭り会館」開館

2020年6月2日
関西支社:塩野 俊誉

2020年6月2日(火) 配信

実物の山車を展示

 石川県・和倉温泉で、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開館が延期されていた「和倉温泉お祭り会館」が6月1日にオープンした。

 和倉温泉観光協会の事務所が入る和倉温泉観光会館を改修し、新たな観光拠点施設とする。ユネスコ無形文化遺産に登録されている「青柏祭」をはじめ、「石崎奉燈祭」「お熊甲祭」、「能登島向田の火祭」と、七尾市が誇る4大祭について、巨大な山車の実物展示や体験コーナー、映像などで、その魅力を紹介する。

 天井高17㍍の展示空間には、青柏祭の「でか山」、石崎奉燈祭の「奉燈」、お熊甲祭の「枠旗」と、それぞれ高さ10㍍以上になる巨大な山車の実物を展示。向田の火祭りの「柱松明」については、実物が高さ30㍍にもなるため、天井から柱松明を写したバナー(垂れ幕)を吊るし、スケール感を伝える。

 また、巨大スクリーンでは、単に祭りの動画を上映するだけでなく、スクリーン下部から伸びた綱を引くと、映像内の山車が動きだすなど、実際に祭りを体感しているかのような仕掛けも、それぞれに用意されている。

 このほか、無料のエントランスホールには、グッズショップや情報発信コーナー、休憩スペースなどを備える。

 開館時間は午前9時から午後5時まで。毎月第2・第4水曜と年末年始は休館。展示ホール入館料は、高校生以上800円、小中学生400円、幼児無料。20人以上は団体割引あり。駐車場は普通車89台、大型バス5台が収容可能。屋外トイレも完備する。

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