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東京観光財団、「観光教育の効果」を説明 寺本教授が講演

2019年12月11日
編集部:木下 裕斗

2019年12月11日(水) 配信

玉川大学教育学部教授の寺本潔氏

 東京観光財団(前田新造理事長)は12月9日(月)、東京都内で旅行会社やホテル、観光関連団体を対象に、観光教育の効果を説明するセミナー「子供たちへの観光教育のススメ」を開いた。同会では、早期の観光教育を訴える玉川大学教育学部教授の寺本潔氏が講師として登壇した。 

  寺本氏は、小学校の社会科の教科書には自動車産業や農業など記載がある一方で、観光については、ほぼ書かれていない現状を紹介。「優秀な人材が観光業以外に興味を持つ可能性がある」と危機感を示した。そのうえで、「観光産業の成長を継続するためには、小学生の段階から観光産業に興味を持ってもらう必要がある」と早期の観光教育の重要性を説明した。 

 さらに、観光への興味を持ってもらうための策として、観光産業の現場で働く人が、学校を訪れる案を示した。やりがいを話すことで、「子供が持つ観光業界へのイメージが変わる」と強調した。

 観光教育の導入が進まない理由の1つとして、「教える側が観光を知らない。観光の指導法が分からない」と指摘。そこで、寺本氏は来春、教師用の手引書を発行する考えを示した。

 初等中等教育の観光教育は今年3月に初めて、東京都中央区でシンポジウムを行ったことから寺本氏は「2019年は初等中等教育の観光教育元年にあたる」との認識を示した。

 参加者に向けて「観光教育の導入事例は少ない。今日のセミナーを踏まえて、観光業界からも観光教育の重要性を広げてほしい」と訴えた。

 東京観光財団は観光教育の普及へ、今後も同様のセミナーをシリーズ化して実施する予定となっている。

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