ピーチ、成田国際空港を拠点に　第3ターミナル国内、国際線の運航をスタート

2019年10月30日（水） 配信

　ピーチ・アビエーション（井上 慎一CEO）は10月27日（日）、成田国際空港を拠点化し、第3ターミナルでの運航を開始した。今後、同社の成田発着の国内線と国際線はすべて第3ターミナルから運航される。

　同社は成田を拠点空港にすることで夜間駐機での成田発着のネットワークをより柔軟かつ積極的に組めるようになることから、首都圏の玄関口として今後さらなるネットワーク拡充をはかる。

　空港内には運航乗務員、客室乗務員のベースを設置するとともに、地域に根ざし関係機関との連携・協力体制のもと円滑に事業を推進するため、11月1日（金）に「成田オペレーションサポートセンター」を開設する。

　ピーチは昨年12月、同じANAホールディングス傘下のバニラ・エアとの統合を発表。バニラの路線網の引き継ぎを段階的に進め、10月27日に引継ぎを完了させた。なお、バニラの運航は10月26日（土）に終了した。

　初便出発後に行われたセレモニーで井上CEOは、「ピーチは成田空港を中心に、首都圏からのネットワークをどんどん広げてまいります。首都圏にお住まいの皆さまにも、日本やアジア各地にもっと気軽にお出かけいただき、『空飛ぶ電車』の旅を楽しんでいただきたい」と語った。