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「あいうえお五十音図発祥の地」PR 大阪で説明会開く(山代温泉)

2019年7月23日
関西支社:塩野 俊誉

2019年7月23日(火) 配信

あいさつする萬谷正幸会長

 石川県加賀市の山代温泉観光協会(萬谷正幸会長)は6月24日、大阪市内のホテルで関西圏の旅行会社の担当者やマスコミを招き、観光情報説明会を開いた。

 萬谷会長は「山代温泉にとって関西圏は一番のマーケット。約4年後に北陸新幹線の敦賀延伸を控えるが、関西圏からも時間短縮となる。新幹線に乗ってみたいという客層をうまく取り込んでいきたい」とあいさつした。

 また「温泉街では『あいうえおの郷』をテーマに、まちづくりを進めている。来年はJR加賀温泉駅開業50周年として、さまざまなイベントも計画中だ。今日は、これら新しい話題を持ち帰り、今後の商品造成につなげていってほしい」と呼び掛けた。

 山代温泉では、温泉街にある薬王院温泉寺の中興の祖、明覚上人が、現在の日本語の五十音図の基礎を考案した人物とされることから、「あいうえお五十音図発祥の地」を掲げ、新たなまちづくりに取り組んでいる。

 昨年秋からは、明覚上人の偉業や、山代温泉の開湯伝説などを紹介する「『あいうえお』五十音図と明覚さんを巡る旅」と題したガイドツアーを開始。4月からは「あいうえお」にちなんだヒントをもとに、謎を解きながら温泉街を巡る、リアル宝探しプログラム「謎解き あいうえお」を実施するなど、滞在メニューの整備も進む。宝探しは、個人はもちろん、グループでの参加も可能で、アフターコンベンションや企業研修の素材としても売り込みをはかる。

 会場では、このほか、MICE送客に対する助成制度を紹介。「永平寺おでかけ号」や金沢と結ぶ特急バスなどの2次交通、レンタル着物プランや食べ歩きクーポンといった温泉街の話題もアピールした。

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