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若者の興味を引く灯台へ 海保、有識者懇談会開く

2019年5月23日
営業部:後藤 文昭

2019年5月23日(木) 配信

有識者が活発に意見を交換

 海上保安庁はこのほど、灯台活用に関する2回目の有識者懇談会を開き情報発信と地域連携の具体策を検討した。併せて、地域活性化には“若者”の取り込みが重要になるとし、必要な施策について意見を交換。祭りなどの各種イベントの開催や、映画やドラマのロケ地、ネット動画などの背景としての活用を促進し、灯台に若者を集めるプランを示した。

 情報発信の面では、全国の灯台で開催されるイベント情報などを集約して掲載するポータルサイトを開設し、周辺地域の観光施設情報や祭り情報なども併せて発信する。一方の地域連携では、地域の特性を生かし、市町村などを中心に、地域の商店街や観光事業者、灯台の関係団体、地元海上保安部など関係者による協議会組織の設立を提案した。

 座長を務める東京工業大学の名誉教授藤岡洋保氏は、「灯台を観光地とするためには、地方自治体や民間の協力が必要だ」と強調。また、観光や飲食業などに携わる事業者やボランティア団体をつなぐことがカギだとし、「関係者を結び付ける役を誰が担うかが重要になる」と力を込めた。

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