ＡＮＡグループ、「東海・北信越」の魅力を国内外にＰＲ

2019年5月9日（木） 配信

　ANAグループはこのほど、誘客を目的とした地域活性化プログラム「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」の特集地域を「東海・北信越」に決定した。機内や空港ラウンジでの食事、機内誌、旅行商品など、グループ全体で「地域」の魅力を国内外にＰＲしていく。期間は6カ月間で、2019年6月から開始する。

　同プログラムの前身は、13年9月に始まった「Tastes of JAPAN by ANA」で、都道府県単位で特集を組んできた。17年12月から特集の範囲を「地域」とし、現プログラムに移行。これまでに北海道、九州、中国・四国を取り上げてきた。特集期間も3カ月から6カ月に延長し、各地の魅力をさらに詳しく紹介している。

□プログラムの一例

【空港ラウンジで提供する日本のお酒 “國酒”】

　羽田･成田･関西の各空港のANAラウンジで、6カ月間で合計76銘柄の東海・北信越の國酒（※）を提供する。

・羽田空港（国内線、国際線）、成田空港（国際線）→6カ月間で計72銘柄

・関西空港（国際線）→6カ月間で計4銘柄

※國酒とは、日本を代表する酒で、日本酒、焼酎、泡盛のこと。

[国際線ファーストクラス]

・伊佐木塩焼き 三河赤鶏の白味噌焼き（愛知）→欧米路線（日本発）※一部路線を除く／2019年6月～2019年8月

・鮑のもどしゼリー掛け（静岡）→欧米路線（日本発）※一部路線を除く／2019年6月

・合鴨治部煮とすだれ麩（石川）→欧米路線（日本発）※一部路線を除く／2019年7月～8月

・ヨーロピアンオマールブルーのロースト 長野県産塩尻メルローワインソース→欧米路線（日本発）※一部路線を除く ／2019年6月～8月

[国際線ビジネスクラス]

・三重県産鱸のオリーブクルート シャンパンソース→欧米路線（日本発）※一部路線を除く／2019年6～8月

・富山県産悠牧豚のバジル味噌焼き→東アジア路線（日本・外地発）※一部路線を除く／2019年6月

・新潟県産妻有ポークソーセージとフリッタータ→欧米・東アジア路線（日本発） ※一部路線を除く／2019年6～8月

[羽田空港国際線 ANA SUITE LOUNGE 内 DINING h]

・岐阜県産飛騨牛のカツレツと夏野菜 もろこしソース餡とともに→2019年7月

・福井県産黒龍吟醸豚2種の調理法で オリーブのコンディメンツと共に→2019年6月

[国内線プレミアムクラス]

　羽田空港発の夕食時間帯（午後5時以降出発便）に、東海・北信越地方の名店監修の食事を提供する。

2019年6～8月 富山県「日本料理 山崎」、2019年 9～11月 岐阜県「たか田八祥」

【旅行商品】

　Tastes of JAPAN by ANAと連携したダイナミックパッケージ「旅作」ならびに「素材」単品として、東海・北信越各地のTastes of JAPANオリジナルプラン（観光・グルメ・体験メニュー）を発売する。

設定期間：2019年6月1日（土）～11月30日（土）出発

【Webでの通販･空港販売】

　インターネット通販サイト「ANAショッピング A-style」特設ページで、各県の名産品・特産品を販売する。

【機内番組 『SELECTRAVEL』】

　「SELECT（選択）」と「TRAVEL（旅）」を掛け合わせて、旅のおすすめルートを特集する番組。外国人タレントが同じエリア内の2パターンの地元ならではの旅を紹介する。外国人にとっては新発見、日本人にとっては再発見の完全オリジナルな旅を紹介する。

【機内誌『翼の王国』『TSUBASA GLOBAL WINGS』での特集】

　各月でテーマを設定し、東海・北信越の多様な資源を感じられる食材や観光地などを特集する。

（例） 翼の王国5月号 ：愛知県 モーニング（食）
TSUBASA GLOBAL WINGS 5月号：東海・北信越 世界遺産