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阪急交通社で入社式 松田社長が新入社員74人にエールを送る

2019年4月2日
編集部:入江千恵子

2019年4月2日(火) 配信

松田社長(左から6番目)と新入社員(大阪新阪急ホテルにて)

阪急交通社は4月1日(月)、大阪新阪急ホテルで2019年度の入社式を実施した。松田誠司社長は平成最後となる新入社員74人に対し、エールを送った。以下、あいさつ全文を紹介する。

松田誠司社長のメッセージ

 皆さん、入社おめでとうございます。本日、新元号の発表がありました。「令和」の令は良いという意味、和は和むという意味です。新年度がそういった新しい年になれば良いと思っています。このように総勢74人の新入社員の皆さんを迎えられたことは、大変喜ばしいことであります。感謝いたします。

 皆さんに、私が一番お伝えしたいこと・心がけていただきたいことを3つ申し上げます。それは「自ら汗をかいて動くことを好きになる」「現状に安住せず常に変化を求める」「新たなことを聞く力をもつ、つまり頭の中に『白紙の部分』をもつ」ということです。「耳二つに口ひとつ」というように、聞くことを大切にしていただきたいと思います。

 ヒット商品を生み出した場合も、ひとつの方程式にとらわれず、「常に答えはいろいろなところにある」と変化を求めてほしいと思います。勤続年数が経てば経つほど、この3つが薄れていきがちになります。今後、常に心がけていただきたいと思います。

 さて、次に旅行業界ですが、皆さんの多くが生まれた1996年代からこの22年の間に大きく変わってきています。旅行者数では、海外渡航者数が1,669万人から1,895万人へと200万人しか増えていない一方で、訪日外国人旅行者数は384万人から8倍強の3,119万人に増えています。ここが大きな変化と言えます。

 また、以前は旅行代理店という業態が主流だった業界が、今やインターネット上から簡単に飛行機、ホテルが手配できるようになり、さらに最安値のツアーや自分なりの旅程が組めるようになってきました。いわゆるデジタル革命の時代です。

 そのような近年のIT化の流れの中において、従来の旅行代理店という立ち位置から、「旅行商品メーカー」「旅行アドバイザー」「旅行企画プレゼンター」として、より一層顧客に寄り添う企業へと進んでいきたいと考えています。それは募集型企画旅行に限らず、法人団体旅行、業務渡航、訪日旅行などすべての業態で通じるものであると思います。

 皆さんは、これから社会人として研修を受けていただきます。一番留意していただきたいことは、自分自身を大切にすることです。自らが健康で、充実していればこそ、普段の仕事も面白いと思えてくるものです。そのことを大切にして、一緒に阪急交通社を盛り上げてください。

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