JFC、国内唯一の商談会開催 地域のロケ地を売り込め
2019年1月31日(木) 配信
ジャパン・フィルムコミッション(JFC)は1月24日(木)、東京都内で「JFC全国ロケ地フェア2019」を開いた。JFCは映像制作者と撮影を支援するFC担当者らを束ねる組織となる。同フェアは国内唯一の地域ロケ撮影の商談会。地域で撮影を希望する制作者とFC担当者をマッチングさせる。同日は全国66会員100人以上が参加し、来場者に地域のロケ地を売り込んだ。
日本の年間映画撮影数は20年前と比べ、約3倍の600本近くに増えるなど勢いがある。近年は映画やドラマはもちろん、アニメの舞台となった地域に観光客が訪れることも増えてきている。一方、全国のFCはおよそ300団体あり、各地域は呼び込みに躍起だ。
兵庫県・淡路島のFC担当者は「ロケでは100人単位で宿泊してもらえる場合もある。地域の人もエキストラなどに協力的で地域が盛り上がる」と誘致に熱が入っていた。