来秋から熊本城一部公開へ くまもと観光説明会 DCなどもPR
2018年12月14日(金) 配信
熊本国際観光コンベンション協会と熊本県は11月14日、大阪市内のホテルで旅行会社や報道機関を集め、「くまもと観光説明会」を開いた。例年、同協会単独の説明会だったが今回は県と共催し、県内広域の観光情報を発信した。
冒頭のあいさつで同協会の黒木三奈子事業推進課長は、大河ドラマ「いだてん」放送や熊本デスティネーションキャンペーン(DC)、ラグビーワールドカップ熊本開催など2019年のビッグイベントに触れ、「復興に向け前進する姿を皆様に感じとっていただける1年になる。熊本の素材が一つでも多く旅行商品につながることを期待している」と述べた。
説明会では熊本市と県全体の観光素材が紹介された。
熊本市では今年12月1日に熊本博物館がリニューアルオープン。展示スペースや内容を一新し、子供から大人まで楽しめる施設に様変わりするという。
復旧工事が進む熊本城は来年のラグビーワールドカップ熊本開催に合わせ、来年10月5―14日までの10日間、大天守を間近で観賞できる特別公開を実施。同期間後は工事が休みとなる日曜日・祝日に継続して公開する予定だ。
県全体のプレゼンテーションでは、来年7―9月開催の県とJRグループによる大型観光キャンペーン「熊本DC」を紹介。自然や歴史、食などの素材を生かした着地型旅行商品がすでに100メニューそろい、さらにDC本番までに随時追加していくという。
説明会後は県内の宿泊・飲食・観光施設関係者との個別商談会と懇親会が行われた。