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観光を成長させる社会へ――未来志向の「夢」を語ろう(6/21付)

2011年6月21日
編集部

 21世紀は「環境」「健康」「観光」の時代といわれ、国の成長分野としても期待されていた。しかし、このたびの東京電力福島第一原発事故によって、そのいずれも大きく損なわれる結果となった。 「原子力発電所は安心・安全」と言い続けた国の原発推進政策に、大きな疑問を投げ掛けることのなかった現在に生きる世代の1人として、次世代に取り返しのつかない禍根を残してしまったと今更ながら悔いている。だが、この期に及んで原発推進の維持を今も叫び、「脱原発」や「自然エネルギーへの転換」を主張する国民を笑う、前政権与党の議員もいる。
 東電原発事故を受けた「原発賠償支援法案」が14日に閣議決定された。今も収束していない原発事故の被害は長期化が予想され、賠償額は天文学的な金額となるだろう。腑に落ちないが、間接的な国民負担で、おそらく電気料金は値上げされる。
 しかし、どのみち電気料金が値上げされるのなら、原発事故の賠償額負担のためではなく、新たな自然エネルギー利用の開発コストや普及拡大のために支払いたいというのが、大多数の国民の感情ではないだろうか。
 日本の高い技術力を結集して、自然エネルギーの分野で“世界のトップリーダー”になるという大きな夢と希望を抱きたい。それによって明るい未来も開けるはずだ。地震や津波、テロ予告が起こるたびに、日本国中が怯えて生活をしなければならない、そんな未来は暗い。
 政治家や企業人にも古い考えに縛られている層がいるが、いずれ駆逐されると、そう悲観はしていない。早く価値観を転換して、21世紀当初に想い描いた「環境」「健康」「観光」を成長させる社会に戻そう。そして、それぞれの分野で夢のある未来の社会について語りたい。
 観光業界を見渡すと、たとえば旅行会社は、インターネット宿泊予約サイトの出現によって活力を失っているが、旅の素晴らしさを熱く語れる社長や社員がどれほどいるだろうか。旅行会社が旅の魅力を語れなくて、未来があるわけがない。「旅行店舗のスタッフは、素人よりも観光地を知らない」と揶揄されて、きっと悔しいはずだ。旅行に何の期待も関心も持たない若者にも「旅の楽しさや魅力」を熱く訴えてほしい。旅に限らず、未来志向の「夢」を語っていきたい。

(編集長・増田 剛)

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