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「観光を考える会」設立、北海道の200社・団体で組織

2013年11月1日
編集部

会長はJTB北海道の古田社長

旅行会社や宿泊施設、運輸機関など約200社・団体で組織する「北海道観光を考えるみんなの会」の設立総会が10月17日、札幌市内で開かれた。2015年度末の北海道新幹線開通を控えるなか、民間意見の集約や行政との連携に力を入れる。

観光資源に恵まれた北海道だが、外国人観光客への観光案内整備など、課題も多い。会では今後、観光関連予算の増額なども求めていく。会長に就任したJTB北海道の古田和吉社長は「(行政からの支援を受けていない)民間団体として観光産業が抱える問題や改善点を政治にも届けたい」という。

北海道新幹線の開業効果を「高く、長く、広く」享受するためには、官民一体となった「オール北海道」での取り組みが必要。北海道観光振興機構や道、札幌市などとも連携・協力をはかり、観光立国としての北海道の地位向上を目指す。

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